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猫の誤飲誤食

こんにちは!

犬猫の往診専門動物病院 あさくさワンニャン保健室

代表の江本です。

 

台東区を中心に、中央区や江東区あたりまで往診しています^^

夜も23時まで夜間往診診療しています。時間外の深夜診療もできる限り対応できるようにしていますが、診療状況などによって対応できない場合もありますので、ご了承ください

 

今日は往診の症例をご紹介します。

今回の主訴は猫がレーズンパンを食べてしまったというものでした。

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猫はもともと注意深い子ですので、誤飲誤食はあまり目立ちませんが、中には好奇心旺盛な猫ちゃんたちもいます。

今回は、そんな猫ちゃんの飼い主様へ向けた内容となっています^^

猫ちゃんを飼われている方は是非一読し、何かあった時にはすぐにアクションをとれるとうにしましょう!

 

症例紹介

猫を3頭の飼い主様から、夜間の時間帯の少し前にご連絡をいただきました。

 

飼い主様からの問診では、仕事から帰ってくると、棚の上の方に置いてあったレーズンパンがなくなっていることに気づいたとのことでした。その後近くに固くなったパンが落ちていたのを発見し、食べてしまった可能性が高いので緊急で往診に電話をしたとのことでした。多頭飼育では、病院に連れて行くのが容易ではないため、往診で多く遭遇するケースの1つです。

 

〜ここで、レーズンやブドウをなぜ食べちゃダメなのかについて簡単に解説いたします。〜

 

ぶどうレーズンを食べてしまった場合には、犬猫では急性腎不全を起こす可能性があります。ちなみに、どの成分が反応するのかという詳しいデータはまだでていません。症状としては、摂取後2~3時間後に嘔吐・下痢などの消化器症状、そして3~5日後に腎不全を起こすと言われています。摂取量についてのガイドラインに、ブドウでは最小中毒量は体重1kg当たり約19.6g、レーズンでは体重1kg当たり約2.8gなどとありますが、実際は少ないからといっても安心というわけではありません。腎障害が進むと尿量の減少または消失が認められます。

 

もし食べてすぐ気付いた場合には、催吐処置(吐かせる処置)、活性炭や下剤の経口投与などを行います。吐き出せればいいのですが、猫の場合にはなかなか催吐処置に反応してくれません。もし腎不全症状を認めた場合には血液検査を行い、必要に応じて入院点滴管理を行います。

 

今回の往診では、全身状態がいいこと、おおよその摂取量、摂取してから時間が経っていることから、皮下点滴処置にて様子見としました。翌日のご連絡で状態安定の確認をもらい、良好な経過となりました。

 

もし誤食してしまった場合には、まずはお電話にて、いつ何をどのくらい食べたのかを教えてください。往診では、犬猫の状態はもちろんのこと、飼い主様の事情を汲んだ診療方針を立てることに尽力させていただきます。飼い主様にとって難しいこと(家庭事情やお仕事事情など)を強いることはせずに、できる範囲で何をするべきなのかを一緒に考え実施していきます。

 

誤飲誤食(異食)をした経験のある犬猫は、間違いなくまたやります!

 

大変だと思いますが、ご家族がみんな家から出払ってしまう時には、食べ物が必ずしまってあることを確認してから出発しましょう。

 

 

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