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犬から人へ、感染疑い

こんにちは!

往診専門の動物病院 あさくさワンニャン保健室の江本宏平です。

当院は完全予約制ですので、忙しい飼い主様でもご都合に合わせて診療予約をすることで、時間を無駄にすることがありません。何時までには出なければいけないなどのご要望がりましたら、事前にお伝えくださいますようお願いします。待ち時間は待合室ではなくご自宅ですので、生活リズムを崩すことなくペット(愛犬・愛猫)へ獣医療を提供することができます。

また、急患にもできる限り対応するため診療スケジュールを調整させていただきますが、移動時間などによってはすぐに対応できないことがあるかと思いますのでご了承ください。中央区江東区では、夜間も比較的柔軟に対応できるようになっております。

往診としては、東京台東区を中心に、中央区や江東区までバイクや車、自転車などを用いて往診しています。ご自宅から動物病院までの交通が不便であったり時間がかかったりする場合(タワーマンションや湾岸沿いなど)には、まずは往診で状況を確認し、必要に応じて通院するといった診療形態の選択を行うご家族様も増えてきました。

 

さて。ここからが本題です。

台東区や中央区などの周辺では、マダニに感染しているペット(犬・猫)をあまり見かけませんが、つい最近流れたニュースによってマダニが注目されています。理由は、犬から人に感染した疑いがあるからです。

マダニを介して(媒介)感染するウイルス性疾患「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)を発症した犬の飼い主が、同ウイルスに感染したと新聞で取り上げられています。犬を介して人に感染するのは、日本国内では見られなかったことです。現在は、飼い主も犬も状態改善しているようですので一安心ではありますが・・・

詳しい声明が発表されるまでは、まだまだ本件についてネットで騒がれることと思います。

 

今できること、それはマダニに基本的なお話しをすること^^

今回はマダニの特徴や感染した場合の症状、予防法について書いていきます。

 

マダニの特徴

マダニの特徴として、血を吸う(吸血)こと、他のダニと比較して大きめであることで、寄生部位は顔周りやお尻周りが多いです。また、時期としては暖かい季節である春から夏にかけて多く発生しますが、年間通して活動しているので気を抜くと寄生されます。

ちなみに、よく屋内で見かけるダニはチリダニやツメダニで、彼らは吸血しません。

 

マダニ感染の症状

症状としては、吸血部位周囲から最悪全身性のアレルギー性皮膚炎(かゆみ、腫れ、貧血)、病原菌を媒介された場合にはダニ麻痺症やバベシア症、エールリヒア症なども考えなければなりません。これらの病気に感染した場合には、明らかな体調不良を見せますので、その時は緊急で獣医師に相談しましょう。

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マダニを見つけたときの対処法

マダニが犬に付いていたとしても、無理に手で取り除こうとしないでください。もしそのマダニがメスであれば体内に虫卵を大量に持っていることもあり、それが部屋中に飛び散ったり、針の部分が体表(皮膚)に残って炎症を起こしてしまうことがあるからです。マダニを見つけましたら、こちらもすぐに獣医師に相談するようにしましょう。アルコールを湿らせる方法もありますが、自己判断は危険ですのでご相談ください。

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マダニの予防法

マダニの予防では、まずは毎月行う予防薬の投与が重要です。予防薬には、飲み薬やおやつタイプのものや、首の後ろに垂らすスポット対応のものなどがあります。予防薬の投与をしっかりと行った上で、環境要因とグッズを考えましょう。

環境からの予防としては、草むらには入らないことです。草むらには少なからずマダニが生息している可能背雨があります。散歩はコンクリートや砂や土の上のみ、などとすることでマダニ予防ができます。

また、予防薬を毎月使用することで、ある程度であれば予防できますマダニから犬へ、犬から人へと病気がうつってしまう可能性があるのであれば、迷うことなく毎月予防してあげることを考えましょう。往診でも、予防薬をお渡しすることができますので、お気軽にご相談ください。

 

つい最近、中央区と江東区のタワーマンションにお住いの飼い主様から往診のときに、『家から出ない子でも感染することはありますか』との質問をいただきました。中央区や江東区は水場や緑に囲まれた地域が多いので、草むらからたまたま洋服に付いてしまい、家の中(タワーマンションも含む)に連れて帰ってしまうこともあります。しかし、飼い主様の意識しだい、例えば帰宅時にはご自身の体にマダニが付いていないことを確認するなどを行えれば、マダニに感染する可能性は低いと考えます。(ノミ感染症はよくみかけます。)

 

散歩から帰ってきて、体の一部または複数部を痒がっているまたは気にしているなどの症状が見られましたら、すぐに獣医師にご相談ください。

 

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