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犬の予防接種(混合ワクチン)

こんにちわ!

往診専門動物病院 あさくさワンニャン保健室

往診専門獣医師の江本宏平です^^

 

最近は中央区勝どき、銀座、晴海にお住いの飼い主様、そして江東区豊洲にお住いの飼い主さまからの往診獣医依頼が多くなっています。中央区勝どき・江東区豊洲という土地柄なのか幼齢動物への予防接種で往診に出向くことが多くなっています。新しく命を迎えられて楽しい気持ちの反面、これから始まるパワフルでファンタスティックなペットライフに期待と不安を抱えられている飼い主様が多く見受けられています。そんな飼い主様向けに今日から少しの間は、ペットライフの基本知識である『予防医療』について書いていきます。

 

2月もいよいよ後半を迎え、3月から考えなければいけないこと。。。それは、『予防医療』です。ちなみに、狂犬病予防ワクチン接種は3月2日から年度変更が行われますので、最速で平成30年の狂犬病予防ワクチン接種済票は2018年3月2日にもらえますよ!狂犬病予防ワクチン接種を愛犬に受けさせることは、犬を飼われているご家族様にとって法律で定められた『義務』です。持病など、理由があって狂犬病予防ワクチン接種をしない場合には、かかりつけの動物病院の獣医師とよく相談するようにしましょう!

予防シーズンを迎えるにあたり、まずは往診獣医師として往診での予防医療内容を書いていこうと思います。

予防医療の一つである予防接種を大きく分けると、猫の混合ワクチン接種、犬の混合ワクチン接種、狂犬病予防ワクチン接種があります。文書のボリュームが多くなりますので、今日は犬の混合ワクチン接種について書いていきます。①混合ワクチン接種の意義、②犬用混合ワクチンの種類、③5種、6種と9種の違い、④混合ワクチンを接種するメリットとデメリット、⑤子犬の混合ワクチン接種の時期についての順で送ります^^

 

①混合ワクチン接種の意義

 混合ワクチン接種を行う最大の目的は、ペットを予防可能な病気から守ってあげることです。

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 混合ワクチンに含まれている予防対象の病原体は、感染すると重篤な症状を呈したり、ジステンパーウイルスやパルボウイルスように、最悪亡くなってしまったりするような怖いものも含まれています。また、それらの感染力が強いことも懸念されます。ちなみに、通常ウイルスは体外に出ると感染能を失うのですが、パルボウイルスのように体外でも感染能を有し、飼い主の靴の裏について屋内に持ち込まれることもあります。その場合には、屋外に出ない犬(ちなみに猫もです。)でもウイルスに暴露される(感染する)リスクが生じてしまいます。他の犬と触れあう可能性があるなしに関わらず、しっかりと予防してあげましょう。

 

②犬用混合ワクチン種類

 犬用の混合ワクチンでは、含まれている病原体株(数)が数個から10個を越えるものなど、現在の日本ではたくさんの種類のワクチン製剤が扱われています。当院では、比較的安全性の高い5種混合ワクチンと、遠出をよくする犬用に9種混合ワクチンを使用しております。では、5種と6種、それ以上の9種などではなにが違うのでしょうか。

 

③5種、6種と9種の違い

 5種混合ワクチンと6種混合ワクチン、そして9種混合ワクチン(当院では9種混合ワクチンを扱っているので、ここでは9種混合ワクチンを取り上げます)の違いは、単純に含まれている株数だけでなく、ウイルス株だけなのか、それとも細菌株も含むのかです。

 5種混合ワクチンと6種混合ワクチンの違いはコロナウイルスがあるかないかです。幼齢犬では5種混合ワクチンか6種混合ワクチンを接種するのが基本的には推奨されていると思います。9種混合ワクチンなどの7種以上の混合ワクチンではレプトスピラと呼ばれる細菌が含まれており、含まれているレプトスピラの菌体種数によって7種、8種、9種・・・と増えていきます。生活環境によって、愛犬に何種混合ワクチン接種が必要なのかは、かかりつけの動物病院の獣医師にご相談してください。

 

④混合ワクチンを接種するメリットとデメリット

 混合ワクチンを接種するメリットは、予防できる病気から体を守ることです。いろんなペット可施設で『1年以内の混合ワクチン接種証明書の提示』や『本年度の狂犬病予防ワクチン接種証明書の提示』を求められるかと思います。これには、未然予防の啓蒙と病気の蔓延防止を目的として定められているのかなと思います。接種することで、気兼ねなくお出掛けできかと思います。そして、デメリットについてです。最大のデメリットは体への負担です。ワクチン接種では、少なからず体に負担がかかり、中には下痢嘔吐、かゆみや顔の腫れなどを認めます。しかし、ワクチンアレルギーの中で最も重篤なアナフィラキシーショックではそんな悠長なことはいってられません。アナフィラキシーショックが起こった場合に、すぐに処置をしなければ致命的になることが懸念されます。代謝性疾患や神経性疾患、循環器系疾患などの持病を抱えている場合には、ワクチンアレルギーによって重篤な症状を発症してしまう可能性があるため、ワクチン接種を勧められない場合がございます。ワクチン接種の前に、必ず担当獣医師に相談しましょう。当院の往診獣医療での混合ワクチン接種では、接種の時間はなるべく午前中を推奨しており、接種後30分万が一の体調の変化に早急に対応できるように状態を見させていただきます。予防接種は、少なからずペットに負担がかかりますので、可能な限り安心できる環境を整えてあげるようにしましょう。

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⑤子犬の混合ワクチン接種のタイミング

 諸説ありますが、当院では、生後2ヶ月齢、3ヶ月齢、そして最終混合ワクチン接種日から1年後、以後1年おきの接種を推奨しております。あまり早すぎる接種では、母犬からもらった移行抗体があるために、混合ワクチンを接種しても移行抗体に弾かれてしまうことが考えられます。もし、2ヶ月齢前に1回目を接種している場合には、その1ヶ月後に2回目、さらにその1ヶ月後に3 回目を接種することをお勧めします。

 

まとめ

 愛犬への混合ワクチン接種は、愛犬を様々な病気から守ってあげるために行います。予防接種にはメリットもデメリットもありますので、かならず予防接種を受ける前に、担当獣医師とペットの健康状態について相談するようにしましょう。あさくさワンニャン保健室では、5種混合ワクチンと9種混合ワクチンを扱っております。往診専門動物病院では、往診獣医師がご自宅にお伺いし、愛犬へ予防接種を行います。往診獣医療では、周囲の人やペット達を気にすることなく、愛犬への予防医療を提供することができます。また、初めて犬を飼うというご家族様には、往診時にペットのお世話の仕方やしつけ相談など、ペットに関する幅広い質問にもできる限りお応えさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

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