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フィラリア予防について

こんにちは!

中央区勝どきの分院が出来て早半年、多くの飼い主様の生活環境に合わせた定期往診獣医療をご提案させていただいております。今年引っ越してきたばかりのご家族様から往診を依頼されることが多く、その際には通院できる環境であればご家族様にあった近隣の動物病院をご紹介させていただいております。往診獣医師によるその子その子に合った獣医療をプランニングすることで、より快適で幸せなペットライフを送れるよう、往診獣医師として全力でサポートさせていただきます。

 

さて、コラムに入っていきます!今日のテーマは『犬のフィラリア症』です。

 

『犬のフィラリア症』

フィラリア感染症予防のシーズンがやってきましたね!

フィラリア感染症について、かかりつけの動物病院の獣医師からはどんな風に伺っているでしょうか?動物病院はフィラリア感染症予防のシーズンが狂犬病予防ワクチン接種のシーズンと、そして猫ちゃんの繁殖期とぶつかってしまうため、この時期は繁忙期で院内はまさに戦場のようになります。そのために、なかなか1件1件のペットに対してフィラリア感染症予防について、診察室でゆっくりお話しすることができないかと思います。

あさくさワンニャン保健室の往診による予防医療(ワクチン接種、フィラリア予防など)では、往診獣医師がご自宅にお伺いし、予防における必要な知識を1件1件十分な診療時間をとり丁寧にお話しさせていただきます。犬猫の予防医療で最も大切なことは、飼い主様が予防医療の意義を理解することです。往診獣医師として、ご家族様の予防医療に対する知識レベルの向上に貢献できればと思います。往診獣医師によるご自宅での予防医療では、基本的は健康診断としての身体検査や血液検査、糞便検査から尿検査、そして各種ワクチン接種やフィラリア予防、ノミダニ予防など、従来では動物病院でしかできないと考えられていた内容もほとんど全てを在宅にて行うことができます。大型医療機器を持ち込めないので、避妊去勢手術は往診獣医療では対応しておりません。しかし、動物病院に連れて行って手術してくれるところもありますので、ご希望の場合にはご紹介させていただきます。その際には、往診のときに獣医師にその旨をお伝えください。

 

前置きが長くなりましたが、今日のテーマである『犬のフィラリア症』について書いてきます。

 

犬のフィラリアフィラリア感染症は、犬にとっては致命的な結果を及ぼすほどの疾患のひとつに分類される、気をつけなければいけない病気です。最近では、猫でもフィラリア感染症が言われていますので、一概に犬だけの病気とはいかなくなってきました。猫の飼い主様には、レボリューションを毎月塗布してもらうことをおすすめしています。レボリューションにはセラメクチンという成分が入っており、フィラリア症に有効であるとされています。今回は割愛させていただきますので、詳しくはレボリューションの製造元であるファイザー製薬にお問い合わせください。

 

そもそも、フィラリアって?

大切・フィラリア予防.png

参考:大切・フィラリア予防

 

フィラリアは寄生虫の一種で、糸状の形状をしています。成虫では数十cmほどになるとも言われています。

 

どうやって感染するの?

フィラリアの感染には、『蚊』の存在が必須です。フィラリア症の犬から血を吸った蚊が、他の犬の血を吸ったときに感染が成立する可能性があります。ここは少し詳しくお話ししていきます。フィラリアの一生はミクロフィラリアに始まり幼虫(L1→L2→L3→L4→L5)になり、その後成虫となって、またミクロフィラリアを産出していきます。フィラリアを保有している犬の体内で産出されたミクロフィラリアを蚊が吸い上げます。蚊の体内に入ったミクロフィラリアは、蚊の中でミクロフィラリア→L3まで成長します。その後、他の犬の血を吸いに行き、蚊から犬へと感染します。この時はL3の状態であり、そのままL5まで成長しながら皮膚から筋肉へと移行し、血液中にはいっていき成虫となります。成虫は血行にのり心臓まで達したところで詰まり、肺動脈や心臓の右側に多量のフィラリア成虫の虫体が溜まります。

 

感染するとどうなるの?

フィラリアが肺動脈に寄生することから肺高血圧という症状を呈し、肺性心と言われる心機能不全を起こすことがあります。また、右心不全に伴う肝腫大や腹水、フィラリア虫体が排泄する物資による刺激で肺動脈硬化症、そして全身循環の低下によって肝硬変や腎不全などの多臓器不全を発症し、亡くなることが多いです。

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症状としては咳、体重減少、貧血、腹水などで、よくあるのは『散歩に行きたがらない』や『なんか呼吸が荒い』、『ゼェゼェしている』、『食欲がないのに太ってきた』というがよく聞かれます。

そして、フィラリア感染症でもっとも怖いのが、フィラリア感染症に伴う大静脈症候群です。突然、赤ワインのような尿をしたり虚脱状態になったりすることがあります。これは肺動脈に寄生していたフィラリア成虫が移動し、右心房と右心室をまたいで寄生状態に落陥ることによって生じる三尖弁閉鎖不全が原因であると考えられています。この場合には、フィラリア虫体の摘出術が必要となります。

 

感染しているかどうかは検査しましょう

フィラリア感染症の感染の有無は採血でわかります。あさくさワンニャン保健室では、フィラリア抗原検査キットを用いており、感染の有無を素早く診断することができます。その他にもさまざまな検査方法がありますが、検出率を考える上で、当院ではフィラリア抗原検査を推奨しています。感染を見逃していて予防薬を飲んでしまうと、一気に大量のフィラリア虫体(ミクロフィラリアを含む)が死んで血管塞栓を起こしてしまうことあります。必ず予防薬の投与前には、獣医師に相談するようにしましょう。

 

フィラリア感染症は予防できる!

フィラリア感染症は予防できます。毎月1回のフィラリア予防薬を投与することで、上記のような怖い症状から愛犬を守ることができます。蚊に刺されてから最短で45日で心臓までの寄生が成立することから、毎月1回でできる限り投与間隔を空けすぎないように注意して投与するようにしましょう。投与期間は蚊が飛び始める(活性化する)時期から、見かけなくなる頃からさらにもう一回の投与が必要です。地域にもよりますが、都内の多くの動物病院では5月から12月までの8回の投与を推奨していることかと思います。この方法で予防をされているペットは、飲み始める前には必ず検査するようにしましょう。あさくさワンニャン保健室では、通年投与を推奨しています。理由は『蚊が飛び出す気温』にあります。蚊は15度を超えると活性化し、吸血を始めるとされています。真冬を除き、冬でも暖かい日があるのが最近の気候であるかと感じており、せっかく予防していても、冬の予防期間外に万が一刺されてしまったら悲しい思いをする可能性があります。ちなみに、地域や気候に差はありますが、予防しないで一夏越えると14%、二夏で90%が感染しているとされています。多くのフィラリア予防薬の特徴が、『投与した段階で感染しているフィラリア虫体を駆除する』ということです。飲んだら1ヶ月間ずっと効果があるわけではないので要注意です。フィラリア感染症で最も大切なことは、蚊に刺されないように気をつけるのではなく、刺されたとしても毎月のフィラリア予防薬の投与をすることで、愛犬に入ってきていたフィラリアを全て駆除してあげることです。

つまり、地域にフィラリア感染症の子がいるからって警戒したり避けたりするのではなく、常に愛犬が蚊に刺されている環境にあることを前提に考え、毎月の予防薬の投与を忘れないことを心がけてください。飼い主様の的確な判断で、愛犬・愛猫を危険から守ってあげましょう。

 

 

予防できる病気はしっかり予防し、少しでも安心安全なペットライフを送れるように心がけましょう!あさくさワンニャン保健室の往診獣医療では、ご自宅にお伺いし身体検査、採血、血液検査を行い、問題がなければフィラリア予防薬をお渡しさせていただきます。その際に、飼い主様にペット(犬、猫)予防医療について詳しく往診獣医師のほうからご説明させていただきます。普段から行っている何気ない予防医療から、しっかりとしたエビデンスに則った予防医療を、最愛のペットに提供してあげましょう。

これからいろんなところでペットの予防についての話があるかと思いますが、インターネットの情報や噂で惑わされずに、きちんとした見解を獣医師に確認するようにしましょう!

 

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