わんにゃん保健室 03-6315-8048

東京都中央区 ペット往診の最近のブログ記事

こんにちは!

ハロウィーンも終わり、街ではすっかりクリスマスムードですね❄️

 

どうも!往診専門動物病院わんにゃん保健室の動物看護師です!

往診専門動物病院では、ご自宅まで往診車で往診専門獣医師がご自宅までご訪問させて頂き、ペット(犬・猫)の診察を完全プライベートで行っていきます。また、完全予約制ですので、十分な時間でゆっくりとお話を聞くことができます。

最近は、目黒区自由が丘中目黒の方からのペット往診依頼が急に増えてきました。少しずつですが周知されてきて、それに伴い困っているご家族様のお力になれる機会が増えてきました!

 

本日は、ペット(犬・猫)往診で最も多い、腎機能と腎臓病について書いていきます!

 

腎不全とは

腎臓機能が低下し、その機能が低下し続け、機能不全を起こすことを「腎不全」と呼びます。

腎不全は、高齢の猫では非常に多い病気の1つで、往診依頼の最初の電話で最も多いのが、『ここ1週間くらい食欲がなくて、3日前くらいから全く食べなくなった。毎日複数回吐き戻していて、今日は立てない』という感じです。

当院では、腎不全として診断するペットの年齢はある程度幅はありますが、犬猫でおおよそ10歳以上の子が多い傾向がありますので、やはり高齢期(シニア期)に発症しやすい病気であると考えています。

では、そもそも腎臓って何をしているところなのでしょうか。

 

腎臓の仕組みと働き

・ソラマメの形をした(大体、縦12cm×横5~6cm、重さ150gほどの)臓器

・お腹の中の背側で腰の上部に左右1個ずつ

・24時間365日、絶え間なく大量の血液が送り込まれている処理工場

 

腎臓の主要な機能

①  体内の老廃物の排泄

腎臓は体内の老廃物を血液から濾し出して、尿として排出します。

たんぱく質が体内で代謝・分解されてできた窒素化合物(尿素やクレアチニン、尿酸)、体内で行なわれる新陳代謝で生じた老廃物、体内に入った不要な薬物や毒物もみんな尿の中に溶けて排出されます。

これらが腎臓に負担をかけてしまうことが懸念されるので、ペット往診のときにはできる限りタンパク量の少ないご飯をおすすめしています。もちろん、状態によってはそんなことを言ってられない場合がありますので、臨機応変に状態に合わせた診療プランを組んでいきます。

 

②  体液の恒常性の維持

体内には水分やナトリウム、カルシウム、リン、カリウム、重炭酸イオンといった電解質が決まった割合で含まれていますが、この体の中の環境(内部環境)を常に一定に保つよう、腎臓からの排泄量を調整しています。腎機能低下を伴う場合には、脱水などに陥っている場合がほとんどです。

ペット(犬・猫)往診では、ご自宅で皮下点滴をすることができます。

また、点滴パックの中に薬剤を混ぜ、一回の注射で必要な薬剤を投与することができ、内服が苦手な場合や、そもそも内服できない状態の犬猫の往診では、皮下点滴が絶対的に必要になってきます。

 

③  ホルモンの産生

血圧の調節や赤血球の成熟、骨の代謝に関連した骨粗しょう症を予防するビタミンDの代謝などに関与するさまざまなホルモンを産生しています。

腎不全の犬猫では、腎臓でのエリスロポエチンが十分量産生できないことから、腎性貧血を起こしていることがあります。この場合には、1〜2週に1回の増血作用を目的とした注射を行なっていきます。ホルモン製剤ですので、接種したあとの体への負担を考えると、あまりに状態が悪い場合には、対応できません。いくつかの動物病院では輸血環境が整っているところもありますので、輸血が必要な場合にはご紹介させて頂きます。

 

腎不全ってどんな病気なの?

「腎不全」は腎臓の病気ですが、具体的にどういう状態を言うのでしょうか。

腎臓病と一口にいっても、原因や症状が違い、さまざまな病状があります。

 

表1 犬猫の慢性腎臓病の病期分類      
ステージ 残存 血液検査 尿検査 臨床症状※ 医学的観点では
分類 腎機能 (血清CREA値) (尿比重)
ステージ1 33% 正常 正常~ 目立った変化はありません。
なんとなく食が細くなったかな?と感じる方がいるようです
・臨床症状は全くみられず、血液検査も異常を示さない。
・尿検査で尿比重(※)の低下(ワンちゃん1.030以下、ネコちゃん1.035以下)や蛋白尿、腎臓の形状の異常が認められることがある。
・腎機能は、すでにこの段階で正常の3分の1程度にまで低下。
(犬:<1.4 mg/dl 低比重尿・蛋白尿 ※尿中の水分と、尿素や塩化ナトリウムなど、水分以外の物質の割合を算出した数値が尿比重です。腎機能を調べるための指標の一つです。
(猫:<1.6 mg/dl 1.0281.050  
ステージ2 25% 正常~軽度上昇 低比重尿・蛋白尿 目立った変化はありません。
●気づくこと
・ちょっと食が細くなったかな?
・お水をよく飲む(がぶ飲みしたり、お水を飲む回数が増える)
・おしっこの回数が増えた  …など
感じる方が多いようです
慢性腎臓病で最初に見られる症状
・「多飲多尿」が起きる。
・腎機能が低下してくるとオシッコを濃縮できなくなるため、薄いオシッコを大量にするようになる。
・多尿のため水分不足になり、水をたくさん飲むようになる。
・この段階ではまだ食欲や元気が普通にある

腎機能は正常の4分の1(30〜25%前後)にまで低下しています。
(犬:1.42.0mg/dl 1.0171.032
(猫:1.62.8mg/dl  
ステージ3 10% 軽度~中等度上昇 低比重尿・蛋白尿 さまざまな臨床症状 腎機能の低下が進んでくると、見られる病状
・老廃物や有害物質の排泄ができなくなり、尿毒症が進行
・血液中をめぐる尿毒素により口腔粘膜や胃粘膜が荒れて、口内炎や胃炎になりやすい
・「食欲がない」、「吐く」などの症状がみられて多くの飼い主さんが異常に気付くのがこの段階
・貧血が起きることがある
(腎臓は赤血球の成熟に必要なエリスロポエチンというホルモンを産生している、慢性腎臓病になるとエリスロポエチンの産生が減少するため、貧血が起きることがある)
(犬:2.15.0mg/dl 1.0121.021 (食欲不振・嘔吐・脱水など)が見られる
(猫:2.95.0 mg/dl   ●気づくこと
・ごはんを食べない
・おやつの食いつきも悪い
・おしっこが強い臭いを放つようになった
・お水をがぶがぶ飲む
・よだれが目立つ
・気持ち悪そうにしている
・ごはんを食べなくなる
・ごはんを食べる時に食べづらそうに顔を傾けて食べる
・吐くことが増える
・一定の場所からあまり動きたがらない
・舌の色や歯茎の色が白っぽい
ステージ4 5% 重度上昇 低比重尿・蛋白尿 ●気づくこと
・動かない、ずっと寝ている
・元気が無く、活力を感じない
・ごはんやお水を取らない
・トイレすらも行かなくなる
・ぐったりしている
・呼吸がひどくゆっくり
・口を開いて呼吸している
・尿毒症がさらに進行
・積極的な治療なしでは生命維持が困難になる
(犬:5.0< mg/dl 1.0101.018
(猫:5.0< mg/dl  
(IRIS:国際獣医腎臓病研究グループ)   ※当院で感じた所見に基づいて作成しています  

 

腎不全は大体ステージ3〜4辺りを示します。

症状としては、食欲がない、ふらつきがある、嘔吐、下痢など、さらには昏睡状態になることもあるので、状態は決して軽度とは言えません。

とっても辛そうにしている状態なので、辛さをいかにして緩和してあげられるかを考える必要があります。

方法は、大きく2つです。

1つ目は薬や注射による投薬治療と2つ目は腎臓への負担を配慮した食事を与える食事療法です。失った腎臓機能を治すことはできないため、腎臓病の治療は進行を抑え、遅らせることが大切になってきます。残った腎臓機能を助けるために、腎臓が働きやすくするために腎臓の負担を減らすことなどを目的として治療を行い、できるかぎり辛い症状を緩和させてあげることを目指します。

また、食べなくなったことで体を動かすためのエネルギーがありません。けれど、なんでも良いわけではなく腎臓に負担が少ないごはんを選択していきます。

 

慢性腎臓病は、何らかの原因で腎臓の機能が長期間にわたって低下していく病気です。高齢犬・猫に多く見られますが、若い子でも発症することがあります。また、一部の純血種のワンちゃん(ラサ・アプソ、シー・ズー、バーニーズ・マウンテンドッグなど)やネコちゃん(アビシニアン、ロシアンブルー、ペルシャ、チンチラ、シャム猫、ヒマラヤンなど)、その血統をひく雑種の犬猫で遺伝的な腎疾患が認められることがあります。

 

先にあげた一覧表を見る限り、腎臓病は徐々に進行していき、腎臓の機能の75%が障害されるまでは 目立った臨床症状を引き起こさないことがほとんどです。そのため、腎臓病がわかったときには、すでにかなり進行した状態になっていることが多いです。

腎臓病を患うと、どうしても長期的な治療と経過観察が必要となります。

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、ペットと飼い主様の日常生活と、現状のペット(犬・猫)の状態を考慮した上で、今後どう向き合うべきか一緒に考え、ご提案しています。

 

慢性腎不全になってしまうと、どうしても週3回以上の動物病院への通院治療が必要となることが多くなります。わんちゃんならまだしも、猫ちゃんにとっては通院することがストレスとなります。そのため、通院治療を断念してしまう飼い主様が多いのですが、それだと目の前でどんどん状態が悪化していくのを見ているしかできません。

往診では、通院を断念したけど、何かできることはないかというご相談をいただくことが多いです。できる限りストレスを減らし、ペットが最後の日までその子らしく過ごせるようサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

 

大丈夫です。(^^)一人じゃありません。ぜひ一緒に考えていきましょう。

ご相談はこちらまで✉️

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往診専門動物病院 わんにゃん保健室

獣医師の江本宏平です。

 

中央区・港区を中心に、東京23区、そしてその近隣地区まで往診車で訪問させていただき、犬・猫の往診診療を行っています。動物病院への通院でお困りの飼い主様は、まずはご相談で構いませんので、お気軽にお問い合わせください。ペット(犬・猫)の体調が悪そうだなと感じてから、明日になれば治るだろうと決めずに、まずは獣医師に相談するようにしましょう!

 

 十一月に入り、これからの季節はクリスマスなど楽しいイベントが続きますね。最近は犬用の仮装グッズもいろいろありますし、楽しまれるご家庭も多いのではないでしょうか。

 

 今回は、犬が食べてはいけないものの中でも比較的有名な「チョコレート」についてお話ししようと思います。子犬でも、成犬でも、高齢犬でも、どんなわんちゃんの身にも起こる可能性のある中毒ですし、これからの季節手にする機会も増えるお菓子でもあると思いますので是非ご一読ください。

 

dog_vs_chocoloate-e1474897359384.jpg

http://lovewanko.net/chocolate/

 

 「チョコレート中毒」は有名ですので、「犬にチョコレートは食べさせてはいけない」という認識を持っている方は多いのではないでしょうか。ただ、チョコレートを食べるとどういった症状がでるのか、どういった治療がおこなわれるのか、まではご存知ではないのではないでしょうか。今回は、チョコレート中毒の症状、治療法について簡単にまとめてみました。

 

チョコレート中毒の原因

 チョコレートに含まれている中毒成分は、テオブロミンとカフェインが挙げられますが、大半のチョコレートではカフェインの濃度はかなり低く、テオブロミンが主要な毒性成分です。猫ちゃんでもチョコレートを摂取すれば中毒症状はあらわれますが、雑食性のわんちゃんと比べて口にする機会が少ないため、犬の病気として有名になっています。

 

チョコレート中毒の症状

 症状は一般的にチョコレートを食べた後、6~12時間以内にあらわれます。ただし、紙やビニールで包装されたものをそのまま食べてしまった場合はもっと遅れる場合があります。初期症状としては多飲(お水をたくさん飲む)、嘔吐、下痢、落ち着きがなくなる、が挙げられます。その後活動過剰(特に理由もなくうろうろする、興奮した様子になる)、多尿、運動失調、震え、痙攣、昏睡へと進行します。その他に、外見からはわかりづらいですが頻脈、不整脈、頻呼吸、チアノーゼ、高血圧、高体温が認められます。また、多くのチョコレート製品は脂肪の含有量が多いため、続発症として膵炎が摂取後42~72時間後に発生する可能性があります。

 

チョコレート中毒の治療

 残念なことに、犬のチョコレート中毒に対する有効な解毒薬はないため、その時々の状況に合わせた治療が行われます。胃洗浄や嘔吐を促す処置、痙攣発作を抑える治療、その他それぞれの症状に合わせた治療が行われます。状態によってはしばらく入院が必要な場合もあります。

 

チョコレートを食べてしまった時のおうちでの対処法

 まずは食べてしまったチョコレートにどれくらいカカオが含まれているのかをパッケージなどを見て確認します。食べたのがホワイトチョコレートなのか、ダークチョコレートなのかで、含有されるテオブロミンの量にかなりの差があります。また、どのくらいの量を食べたのかも把握しておきましょう。それらを確認したら(もしくはパッケージを持って)、かかりつけの病院などにすぐ向かうか、電話で相談しましょう。「少ししか食べていないから大丈夫だろう。」などと安易に決めつけないで、病院に確認する方が安心です。犬は、というより、その子その子によって中毒を起こすチョコレートの量には個体差があり、同じ体格・同じ犬種でも、同じ量のチョコレートを摂取して中毒症状を起こす子もいればけろりとしている子もいます。何時にどれくらいの量のチョコレートを食べ、今どういった状況なのか、をしっかり把握しましょう。食べた量やチョコレートの種類、食べてからの時間によってその後の治療方針(すぐに処置が必要か、しばらく様子をみても大丈夫そうか、使う薬剤など)が変わってきます。

 

チョコレートを食べたかもしれない時の対処法

 まずお口を開けて、臭いを嗅いでみてください。チョコレートを食べていると、高確率でお口から甘い香りが漂ってきます。香りがしない場合でも、食べた可能性がある場合は、食べた可能性のあるチョコレートのカカオ含有量と食べた可能性のある料を把握しておき、半日は変わった様子がないかよく観察すると安心です。この時も、必ずかかりつけの獣医師に電話し、どうすべきかを確認してから、様子見でいいのか緊急で通院するべきかのご相談ください。夜間で繋がらないから仕方ないは、仕方なくありません。緊急の場合に備えて、近隣で受け入れ態勢のある動物病院を知っておきましょう。いつも行っている動物病院が夜間対応してくれない、または休診日がある場合には、必ずそこをカバーできる動物病院をセカンドとして確保しておきましょう。

 

チョコレートを食べてしまうタイミング

 よく聞くのは、

 ・上着のポケットにいれたまま脱いでおいておいたら、見つけ出して食べてしまった。

 ・鞄の中にいれたままおいておいたら、見つけ出して食べてしまった。

 ・こどもが自分のおやつを分けて与えてしまった。

 ・机の上に置いていて、少し目を離した隙に食べてしまった。

 ・届かないと思っていた棚の上に置いていたら、イスなどを使ったのか届いてしまった。

 などです。いずれも「ついうっかり」が多いですね。後は、普段チョコを食べないご家庭で、「頂きもののチョコレートをうっかりわんちゃんのお口の届くところに置いてその場を離れてしまった。」というのもハロウィン、クリスマス、バレンタインなどイベントの時期によく耳にします。

 

 チョコレート中毒は、場合によっては命に係わることもあります。

 こんなに怖い中毒を起こすチョコレートですが、脂肪分も糖分も豊富に含まれており、あまーい香りがしてわんちゃんにとってはとっても魅力的です。かつ、食べてもまた甘くておいしいので大好物です。チョコレートの誤食は、気を付けないと何度も繰り返してしまうことも多いので、飼い主様が十分に気を付けてチョコレートを管理する必要がありますね。

 

往診では、中毒性があると電話で判断した場合に、緊急で入院管理できる動物病院をご紹介させていただいています。また、どうしても緊急で通院することができない場合には、往診獣医師がご自宅まで緊急往診を行い、訪問先で催吐処置を行い、適宜必要な処置を行います。この他にも、〇〇を食べちゃったんだけど大丈夫ですか?という質問をよく受けます。犬・猫にとって、人の食べ物が中毒性物質となってしまうことがありますので、事前に『ペット』『犬』『猫』『中毒』『あげちゃダメなご飯』『誤食』『誤飲』などで検索し、知識をつけておきましょう!

 

 

では、また!

 

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往診専門動物病院 わんにゃん保健室の往診獣医師です。

港区・中央区・台東区を中心に東京23区までエリアを拡大して、ご自宅まで訪問させていただき獣医療を提供しています。また、わんにゃん保健室は犬・猫専門ですので、他の動物種のペットはお受けすることができません。何卒ご了承ください。

前回、9月7日に「高齢猫の病気①」を描いてから早1ヶ月半ほど経ちましたが、今回は「高齢猫の病気②」をお送りさせていただきます。

 

往診専門動物病院は、診察・治療に必要な医療資材・医療機器を、訪問の際にご自宅まで運んでいき、ペット(犬・猫)が普段生活している家の中で診察を行います。

 

往診獣医療では、わんちゃんより猫ちゃんの方が診察数として圧倒的に多いです。理由は、やはり「猫」だからです

 

往診獣医療のご予約にはそれぞれのご家族様ごとに違っていますが、その中で特に多いケースとして、やはり猫ちゃんの通院トラブルがあります。キャリーに入ってくれない、キャリーに入っても異常に怖がって鳴いてしまう、待合室でほかのペットが鳴くたびに怖がってしまうので、といったような繊細な猫ちゃんと暮らしているペットオーナー様からすると、動物病院に連れて行くこと自体が高いハードルになってしまい、飼い猫との死闘の末、結局断念してしまうといったことが多いようです。

 

しかし、もう少し早ければ・・・ということも多々あります。この回では、高齢猫を飼っている飼い主様向けに、高齢猫の気をつけたい症状について書いてみます!まずは、前回のおさらいです。こんな症状ありませんか?

 

腎臓機能、大丈夫ですか? 

・トイレに行く回数が多くなった

・毎回ちゃんと尿量は出ている

・尿の色が薄くなったような気がする

・尿の臭いが、なんとなく薄くなった気がする

・お水をよく飲むようになった

 

口内炎かも・・・

こんな症状ありませんか?

・ご飯が食べづらそう

・食事の時に頭を振る

・食事の時に口を気にする

・涎が増えた

・口臭が強い

・前肢が汚れていて臭い

 

ここまでは前回書いた内容です。もう一度読み返したい!場合には、ココをクリックしてください^^

 

 

プレゼンテーション1.jpg

写真は、嘔吐と食欲不振を主訴に診察したすももちゃん16歳です。検査の結果、腎機能低下症であることがわかりました。

定期的な点滴と内服薬で、現在(写真右)はコントロール中です。

 

では、今日の内容に入ります!こんな症状、ありませんか?

 

歩くときにびっこをひく、よく手足の先を舐めている

人間もそうですが、猫ちゃんも高齢になると関節に痛みがでることがあり、びっこをひいたりジャンプができなくなったりすることがあります。そういった場合は痛み止めや炎症止めのお薬、サプリメントで改善することがありますので獣医師に相談してみましょう。

往診では、その症状が関節炎からくるものなのか、または違う病気からくるものなのかを判断し、必要な処置をご自宅で行います。猫ちゃんの多くが内服薬を飲むことが苦手なので、この場合には長期間効く注射を打つことが多いです。

 

その他にも、家具の配置や足場などを工夫することによって高齢になっても暮らしやすいお家にしてあげることも大切です。お気に入りのソファにのぼりやすいように足場になるようなクッションなどを床においてあげたり、階段の上り下りをしなくてもトイレや食事、水飲み場に行けるように猫ちゃんのものを配置してあげたりしてみると良いでしょう。往診では、直に生活環境を見ることができますので、細かい部分までアドバイスしていきます。ペットとご家族様にとって最善なアレンジメントを一緒に考えていきます。

 

また、若い猫ちゃんと比較して高齢猫ちゃんで多いのが「巻き爪」です。

若い頃は頻繁に爪とぎをしているので爪が伸びすぎてしまうことは少ないのですが、高齢になり関節炎などがあって爪とぎをすると関節に痛みを感じるため爪とぎの回数が減り、爪がどんどん伸びてしまいます。猫ちゃんの爪は鉤状に曲がっているため、伸びすぎると肉球に刺さってしまい、出血したり化膿したりします。そうなると、刺さった爪を抜いて消毒をし、化膿しないように注射をしたりお薬を飲んだりすることになります。嫌がってしまって一連の処置が出来ない場合には、麻酔をして治療をすることもあります。そうなる前に、定期的に手足の爪のチェックをして、伸びすぎているようならば爪切りをしてあげましょう。ただし、爪切りについても今までしていなかった猫ちゃんですととっても嫌がって暴れてしまうかもしれません。そんな時は獣医師に切ってもらった方が早いし安全です。

 

いぼ、しこりのようなものができた

人間と同じように、猫ちゃんも高齢になるとガンを含む腫瘍・腫瘤(出来物)ができやすくなります。体の中にできてしまうものについてはお家で見つけることは困難ですが、皮膚の表面にできるものについては比較的簡単に見つけることができます。全身毛で覆われていますので、見ただけでは見つけることは難しいことが多いですが、全身くまなく触れば出来物ができていればわかりますので、頭や背中だけでなく、普段あまり触らないような部位についても定期的に触って何か出来ていないか確認するようにしてみましょう。ただし、何かできていたからと言ってそれがすべて悪いものということはありません。怪我をしてかさぶたになっているだけのこともありますし、にきびのようなもののこともあります。何か見つかった場合はその場所をしっかり覚えておいて、獣医師に相談してみましょう。

往診では、体表(触ってわかるできもの)の腫瘤には針をさして細胞診を行うことができます。しかし、場所によっては細胞を取ること(針を刺すこと)の危険性が高くなることもあり、その場合にはご相談させていただいております。その他にも、超音波検査機器を訪問のときに家に持ち込み、お腹の中に何かあるかどうかを検査することもできます。お腹の中は自然には知ることができませんので、見た目上健康で元気なうちに、一度検査しておくことをお勧めします。

 

夜中に吠える、用事がないのにうろうろしている、粗相をする

何か不調を訴えている可能性もありますので、他にも気になることがあれば病院で検査をした方が良いですが、特に異常が認められない場合、もしかしたら認知症(痴呆症)かもしれません。猫ちゃん達も高齢になってくると認知症の症状がでてくることがあります。

夜中に大きな声で吠えるようになるとご近所迷惑になってしまったり、夜ぐっすり眠ることが難しくなってきたり…、症状によっては一緒に穏やかに暮らすことが難しくなってくることもあります。認知症ならば仕方ないとあきらめてしまいがちですが、お薬やサプリメント、食事療法で改善することもありますし、その症状ごとに工夫して暮らしやすくする方法もあります。方法がないとあきらめてしまう前に、今の症状と、一緒に暮らしていくうえで困っている内容を具体的に相談することとで猫ちゃんにとっても家族にとっても暮らしやすくなる方法が見つかる可能性がありますので、ぜひ獣医師に相談してみてください。

往診で訪問させていただいたご家族様には、日々の変化や異常行動を写真と動画で残してもらえるようお伝えしています。いつ、どんな症状が、どのくらいの時間起きたのか、また、その症状の前後に変わったことはなかったなどを訪問のときにお聞きしますので、そのときに写真や動画があると診察の参考になります。動物病院に通院できる場合でも、ペットの異常行動は口で説明するより動画で見せた方がしっかりと伝えられますので、常に心がけることをお勧めします。

 

今回は、高齢猫で多い爪の問題、出来物(腫瘤)、問題行動とそれにともなう仕草について書きました。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、通院できない全ての犬猫へ、必要な獣医療を届けられる社会構築を目指します^^

 

では、また!

 

 

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こんにちは!

往診専門動物病院わんにゃん保健室の動物看護師です。

 

先日、ペットの新しい獣医療分野としての往診によるご自宅まで獣医師が訪問し、ペットの緩和ケアやターミナルケアを行う往診専門動物病院について、朝日新聞社様から取材を受けました!!

取材に協力いただきましたわんちゃん・猫ちゃんの飼い主様におかれましては

お忙しい中、誠にありがとうございました!

 

今回は、ペット(犬・猫)の往診のご相談で多いケースをお話ししていきたいと思います^^

 

お問い合わせNo1!猫ちゃんで「ごはんを食べない」、「元気がない」

 

猫ちゃんは食べムラがあったり、ごはんを選り好みしたりしますね

けれど、ごはんを1、2日ほど食べなくなって…「うん?おかしいな」と

気づいてお電話されることが多いです。

 

先日、同様のお問い合わせがありました。

・猫ちゃんが数日前から食べない

・うんちが出ていない

・元気がない

とご連絡を受け、ご自宅まで訪問し診察してきました。=33

 

静かに猫ちゃんのいるお部屋に入室をし、早速診察です。

 

眠そうな猫(老猫).jpg

※診察で撮り忘れてしまい、写真はイメージです

 

普段は人見知りで初めての人が来ても

物陰から見つめるタイプのシャイガール^^

(猫ちゃんには多いタイプです)

負担をあまりかけないように

タオルでお顔を隠して(★1)、手早く診察

 

★1 タオルでお顔を隠してあげる

猫ちゃんは顔を隠すを落ち着かれることが多いです。

猫ちゃんにとって、初めての人はとってもドキドキしている状態(緊張状態)

のため少しでも負担を減らしてあげるため

タオルなどで顔を隠し、目からの情報でパニックにならないようにしてあげます。

 

お母様からの問診(★2)と

猫ちゃんの診察、血液検査(★3)を行いました。

 

★2 往診では問診が一番大事!

入院施設がある動物病院とは異なり、検査方法に限りがあります。

そのため、基本的なご住所のみならず、普段の生活の状況や、猫ちゃんの生活

異変に気付いた印象、時期、時間等を細かくお伺いします。

 

★3 当院ではご自宅で検査を受けることができます

当院では一番安心できるご自宅で、血液検査やエコー検査を受けることが

できます。

 

診察と検査後は

しばらくゴハンを食べれていないこともあり、状態安定のために点滴を行いました。

 

お利口さんに検査を頑張ったあんずちゃん

診察から解放されると大好きな机の下へ

緊張のため、呼吸が荒げていましたが、

しばらくするとお喋りしてくださいました^^頑張りましたね!

 

血液検査は即日~数日で結果がわかります。

原因がわかると具体的な治療をすることができ

その子とご家族にあった在宅ケアをご提案が可能です。

些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

 

当院は、往診専門動物病院として港区・渋谷区・中央区・目黒区・台東区を中心に東京23区までエリアを拡大して、ご自宅まで訪問させていただき獣医療を提供しています。

また、わんにゃん保健室は犬・猫専門ですので、他の動物種のペットはお受けすることができません。何卒ご了承ください。

 

検査の結果

あんずちゃんは腎機能低症と診断されました。

 

次回は「腎不全」のおはなしです。

 

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こんばんは!当院は、往診専門動物病院として港区・渋谷区・中央区・目黒区を中心に東京23区までエリアを拡大して、ご自宅まで訪問させていただき獣医療を提供しています。また、わんにゃん保健室は犬・猫専門ですので、他の動物種のペットはお受けすることができません。何卒ご了承ください。

 

往診獣医療のご予約理由にはそれぞれのご家族様ごとに違っていますが、その中で特に多いケースとして、やはり猫ちゃんの通院トラブルがあります。キャリーに入ってくれない、キャリーに入っても異常に怖がって鳴いてしまう、待合室でほかのペットが鳴くたびに怖がってしまうので、といったような繊細な猫ちゃんと暮らしているペットオーナー様からすると、動物病院に連れて行くこと自体が高いハードルになってしまい、飼い猫との死闘の末、結局断念してしまうといったことが多いようです。

 

そんな猫ちゃんにとっても、やっぱり定期的な健康診断は必要です。若い時は健康診断をなぁなぁにしがちですが、子猫の頃からずっと一緒にいる可愛い愛猫も、気づけばおじいちゃん・おばあちゃんの仲間入りをしていたりします。

 

さて今日は、高齢猫を飼っている飼い主様向けに、高齢猫の気をつけたい症状について書いてみます!文量が多くなってしまうので、複数回に分けていこうかなと考えてます^^

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こんな症状を認めたら、かかりつけの動物病院の獣医師に相談しましょう!そして、連れて行くことが難しければ、諦めずに往診専門動物病院に往診依頼です!

 

腎臓機能、大丈夫ですか? 

こんな症状ありませんか?

・トイレに行く回数が多くなった

・毎回ちゃんと尿量は出ている

・尿の色が薄くなったような気がする

・尿の臭いが、なんとなく薄くなった気がする

・お水をよく飲むようになった

 

若い頃と比べてお水を飲む量が増えた、おしっこの量が増えた、という症状(多飲多尿)がある場合は、もしかしたら腎臓の機能が弱ってきているかもしれません。

猫ちゃんは高齢になると腎臓の機能が弱ってくることが多い動物です。症状が進むと食欲が落ちたり、どんどん痩せきたりなど命に係わることもありますので、異常を感じたら尿検査や血液検査で腎臓の機能のチェックをしてみましょう。腎臓は一度悪くなってしまうと完治は難しい臓器ですが、早めに発見できると食事療法やお薬、点滴注射などで管理しながら症状の進行を遅らせることが可能なため、早期発見が大切です。少しでも思いつく点がありましたら、できるだけ早めに獣医師の診察を受けるようにしましょう!

 

当院の訪問による往診獣医療では、高齢猫の腎機能評価として、一番無理のない尿検査をメインで行っています。トイレにいくときに専用の採尿スティックをご準備いただき、狙いを定めて採尿してもらい、往診の時に採取した尿で尿検査を行います。もちろん、猫ちゃんの性格や状態に応じて採血を行い、血液検査を行うこともできます。しかし、多くの猫ちゃんで押さえられることが大嫌いなので、本当に必要な時以外は無理に血液検査を行ないません。飼い主様が健康診断を兼ねた採血をご要望であれば、専用の猫袋を使用して採血を行います。当院の往診獣医療で大切にしていることは、ペットのご家族様とわんちゃん・ねこちゃんにとって最大限ストレスがないように診察を行うことです。

 

口内炎かも・・・

こんな症状ありませんか?

・ご飯が食べづらそう

・食事の時に頭を振る

・食事の時に口を気にする

・涎が増えた

・口臭が強い

・前肢が汚れていて臭い

 

このような症状がある場合は、歯周病の可能性があります。歯石がたくさんついていたり、歯肉炎や口内炎があったりするかもしれません。また、口の中にしこりが出来ていて、それに違和感を感じている可能性もあります。ただ、猫ちゃんはなかなか口の中を見せてくれないことも多いですし、口の中が痛い場合には口の周囲に触れることすら嫌がることがあります。試してみて、嫌がるようであればお家で無理に確認せずかかりつけの動物病院に連れて行き、担当獣医師にチェックしてもらいましょう。

往診では、状況や状態などを包括的に把握することができるので、治療方法もより的確になります。この場合、多くの猫ちゃんで内服薬を嫌って全く飲めないので、注射による症状の緩和と治療を行ないます。2週間おきに行う治療になることが多いですが、猫ちゃんでこのような症状である場合には、生涯ずっとということになりやすいです。何もしなければ口が痛くてご飯が食べられず、徐々に痩せていってしまいますが、症状の緩和を行うことで今まで通りご飯を食べることができるようになることが多いです。

諦めずに、まずは専門家に相談しましょう!

 

今回は、高齢猫で多い腎機能低下とそれに伴う症状(多飲多尿)、口内炎とそれにともなう仕草について書きました。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、全ての猫ちゃんに必要な獣医療が届く社会の構築を目指します^^

 

では、また明日!

 

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往診専門動物病院わんにゃん保健室 中央区銀座スタッフです。

いよいよ本格的に暑い日が続いています。日中は40度を超える地域がそこら中に認められ、地面の温度は60度以上とも言われています。この温度の地面を、素足で歩くのかと考えただけでゾッとしまうね。散歩の時間には注意しましょうね!

さて、ペット(犬、猫)と暮らしていると、春になれば狂犬病予防、暖かくなってくるとフィラリア予防、そして夏になるとこの話題。そうです、熱中症です!今回は実例から学び、なにが悪かったのかについて考えていきましょう^^

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港区・中央区エリア/ペット往診/トイプードル/トイ君奮闘記

今回の登場ペットは、港区赤坂のタワーマンションに住んでいる元気なトイプードルの男の子のトイ君8歳です!

トイプードルのトイ君はとってもやんちゃで、飼い主様が出勤のときはいつもはしゃいでしまいます。この日の朝、はしゃぎすぎて水皿を倒してしまったのを飼い主様は気づいていたのですが、仕事に急がなければいけなかったためそのまま出発してしました。もともと飼い主様はクーラーが苦手なタイプであり、しかもその日は曇っていたため、クーラーをつけていかなかったそうです。

昼になるにつれて、天気予報では曇りだったはずでしたが晴れになってしまい、部屋の温度の急上昇を懸念し、急遽会社を早退したそうです。帰宅すると、愛犬のトイ君は尻尾を振って玄関にお迎えに来てくれました。しかしまだ安心はできませんでした。体はとても熱く、部屋の中を見てみると血便吐いた跡が何箇所かあったとのことでした。

近くに動物病院もなく、抱っこするにも呼吸状態が荒いので移動させてくないと考え、往診専門のわんにゃん保健室に緊急依頼されたとのことでした。往診専門動物病院わんにゃん保健室の獣医師がマンションに駆けつけ、身体検査を行い体温を測定すると、39.8度と高く、口腔粘膜(歯茎や唇の裏など)には異常所見はなく、見せていただいた糞便は鮮血が多く出ていました。状況と状態から熱中症の可能性を疑い、往診による在宅での処置を行いました。まずはクーラーを最大まで下げ、数種類の注射薬の注射と皮下点滴を行い、水皿に新しい水を注ぎ飲ませてあげます。体温が下がってくるのを待っている間に、最も重要な生活環境の指導を行いました。

指導させていただいたのは、①空調設定について、②飲み水の位置や量について、の2点です。

 

今回のケースでは、飼い主様の素早いかつ的確な判断によって大事に至りませんでしたが、熱中症は放っておけば致命的な結果になってしまうこともある怖い病気です。飼い主様が会社を早退することを即決し、また愛犬の異常を見過ごさなかったためよかったですが、なかなかこううまく早退できるものでもないかと思います。

経過良好で、今も元気に江東区豊洲のドッグランを走り回っているとのことでした^^

 

考えなければいけないポイントは?

さて、ここからは少し固い文章なってきますが、大切なのでしっかり読んでくださいね!

わんちゃん・ねこちゃんと生活する上で、なんでこう熱中症を強く獣医師が言うのかというと、ペット(犬、猫)は家の中で簡単に熱中症になってしまうからです。その理由の一つに、汗腺の量があります。

汗腺からはその名の通り汗を分泌し、それが蒸発(気化)するときに気化熱として体温を体外に放出します。ちなみに、この時、体内にある水分が使用されます。

人間の場合は全身に汗腺があり、ある程度ならば汗をかくことで高体温から体を守っています。では、犬猫の体はどうでしょうか?

犬猫の汗腺は鼻と肉球にしかなく(例外あり)、人間と比較して圧倒的に汗腺の量が少ないです。そのため、上がってしまった体温は、汗をかくことだけでは十分に下がらないということになります。

 

では、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?

 

1.空調設定

まずは、空調設定についてです。飼い主様からしたら暑くないと感じても、ペット(犬、猫)からしたら暑くてはぁはぁしてしまうかもしれません。動物種や品種によっても適温は変わってきますが、往診でお話しする時には26度〜28度くらいで、人間が一緒にいて不快に感じないくらいの室温と湿度とお伝えしています。場合によっては、時計に室温・湿度の表記がされているものの準備を促すこともあります。もしクーラーがなかった・故障しているとしたら、できる限り風通しを良くして、そして小さな部屋(ダンボールにタオルをかけなど)を一個作って中に大きな氷嚢を桶に入れて設置していただくと、結構涼しい空間が出来上がります。時間にして、4時間がぎりぎりかもしれませんが、何もしないよりはやってあげたほうがいいかと思います。

空調の設定は、ペット(犬、猫)を家に置いて出かけるときには、必ず気をつけてあげましょう。帰ってきたらぐったりしているという、悲しい事態は避けましょう。

 

2. 飲み水の確保

次に、飲み水についてです。

夏場のとっても暑い部屋の中で、水だけ置いておけば元気にしていたという経験はありますでしょうか?ペット(犬、猫)の体温調節の多くは、飲水(+排尿や排便など)によって、行われていると言っても過言ではありません。水を飲むことで口から喉、食道から胃、腸・・・と冷たい水が通過していく間に、水と接している部分では体内から水へと温度を逃しています。飲み水トラブルを起こしやすいのは、①屋内で係留している、またはケージに入っている、②わちゃわちゃな子、です。身体的な拘束があるために水場まで行くことができずに熱中症になってしまったり、自分で間違えて水のお皿をこぼしてしまったため、飲み水が摂取できなかった場合などがトラブルとして見られています。屋内で係留しているならば、少なくとも水まで届く長さまでは調整するようにしてください。また、もし元気すぎる場合には、万が一に備えて、水場を2つ以上設置するようにしましょう。

何事も、備われば憂いなしです。

 

脱水の初期症状は?

脱水が始まるとグッタリし始め、呼びかけても反応しない、脱力した感じがする。

水をあげようとしても飲まないとなると脱水が進行していると思われます。

逆に無理に飲ませると弱っている体に負担をかけてしまい下痢や嘔吐を引き起こしてしまうことがあります。進行が早いもので症状はどんどん悪くなってしまいます。

少しでも脱水症状が見られるようでしたら早急にかかいつけの動物病院に、または当院の往診獣医師までご連絡ください。

 

今年の夏は暑すぎます。飼い主様も気を抜かず、ご自分の水分補給も忘れないでください。

飼い主様ありきのペットの生活です。

熱中症に注意して、快適なペットライフを送りましょう。

 

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中央区銀座の往診専門動物病院『わんにゃん保健室 銀座』のスタッフです。

当院に寄せられる質問に、『夜は何時までやっていますか?』『中央区なのですが、仕事終わりが終電くらいになってしまうのですが診察をしてもらえますか?』などがあり、港区渋谷区中央区江東区にお住まいのわんちゃん・猫ちゃんのご家族様から多くご連絡をいただいております。当院は、朝9時から夜11時までが基本的に往診予約を受け付けております。夜7時から夜11時までが夜間診療、それ以降は深夜診療として受け付けております。往診獣医療の予約状況により、往診予約がとれない場合がありますが、可能な限りペット(犬、猫)に往診獣医療を届けさせていただきます。

東京都内でわんちゃん、猫ちゃんの往診をご検討中の飼い主様は、まずはメール(house.call@asakusa12.com)または電話(03-6315-8048)にて、お気軽にご相談ください。

さて、本日は往診獣医療での症例をご紹介させていただきます。

 

1. 家に帰ると、目が・・・(猫ちゃんの結膜浮腫、東京台東区、若齢)

ご家族様が帰宅後に、愛猫の異変に気付き往診の依頼を受けました。左眼は結膜炎や眼瞼痙攣(目をシパシパするなど)などの特別な症状はありませんでした。鼻水やくしゃみもなく、症状としては右眼をシパシパしているとのことだけでした。

下記写真で見るように、猫ちゃんの右眼は涙目となり、目をシパシパさせ、腫れぼったいように見えます。猫ちゃんの右眼の結膜は腫れていて、飼い主様はかなり動揺されていたとのことでした。

この猫ちゃんは、珍しく内服薬が飲める性格でしたので内服薬を処方し、内服薬に併せて点眼薬の頻回投与(1日6〜8回)をお願いしました。

また、今回は点眼の仕方もゆっくりとお伝えし、デモンストレーションを行い、飼い主様だけでも挑戦できるようになりました。

この病気は、もしかすると目がまぶたとくっついてしまう可能性もありますので、なんか変だなとペット(犬、猫)に異変を感じましたら、仕事帰りなどの夜でも翌朝まで待たず、獣医師に相談しましょう。

 

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2. 胆泥症でも食欲旺盛、元気満々!(犬、ダックスフンド、東京足立区、高齢)

 

胆泥症は、最初は内科療法を行っていき、進行してしまった場合には、早期に胆のう摘出術を施すことが多い病気です。

 

近医にて超音波検査をおこなったところ、すでに胆のう内は白く濁っており(おそらく胆泥で充満状態)、外科手術を勧められたとのことでした。

 

・・・ちなみに、胆汁は脂肪などの消化に重要な役割を果たしており、肝臓で生成され、胆のう(胆嚢)内に貯留されます。食事をとると、胆嚢が収縮されて十二指腸内に胆汁を放出します。この胆汁が、なんらかの原因によってうまく排出されなくなってしまい、胆汁内で濃縮し泥状になってしまう病気を胆泥症といいます。(胆汁が結石化してしまった場合には胆石症です。)

 

この子の場合には、肝臓の数値が高いことや年齢、過去に乳腺腫瘍やヘルニアなどで何度も麻酔下での手術を行ってきたため、もうこれ以上は負担をかけたくないというご家族様の意向を大切にし、往診による在宅での内科診療を行っています。

現在も、できる限りペットにも飼い主様にも負担をかけないような診療プランを十分な時間をとって飼い主様と話し合い、適切な診療プランを考案し一緒に頑張っています。

内服薬の数が3種類。食欲旺盛なのに、薬が入ってくるとわかるようで、あの手この手と変えながら、飼い主様に日々頑張ってもらっています。

検査には採血による血液検査と、腹部超音波検査による病変部の経過観察を用いています。

獣医師からすれば、外科手術を勧めたい症例です。しかし、ペットに対する愛情のかけ方や考え方はご家族様ごとに異なります。

当院の往診獣医療では、獣医師としてのアドバイスは行いますが、決して押しけずに、ご家族様の意向を尊重させていただきます。

だからといって、一度決めたら絶対その診療方針というわけではなく、意見が変わるようであれば、その意向を汲んだ診療方針に随時切り替えていきます。

ということで、まずは、内服薬を頑張っていきましょう!

 

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(写真がぶれてしまいました...)

 

往診専門の動物病院「わんにゃん保健室」では、ご家族様の生活環境に合わせた診療内容をご提案させていただきます。

 

在宅ワークをされていて家から出づらい方、お仕事が忙しい方、諸事情により動物病院に通院することが難しい方など、そして、動物病院での待ち時間を無くしたいといったご家族様に、ペットの往診獣医療は多くご依頼されています。一緒に生活されているペット(犬、猫)の往診についてご質問がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。

 

動物病院「わんにゃん保健室」では、東京台東区・中央区にそれぞれ分院があることから、東京都内であれば比較的広く往診にすることができます。台東区浅草周辺や、中央区晴海・中央区銀座近辺でペット(犬、猫)の往診獣医療をご希望の方は、是非お問い合わせください。

 

ペット(犬、猫)と暮らしているご家族様にとって、わんちゃん・猫ちゃんはかけがえのない大切な存在であると思います。

 

大切なペット(犬・猫)の命を守る手段の一つとして、往診獣医療のご相談、お待ちしております。

 

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当院では、銀座を中心に中央区・千代田区・港区等への往診を行っております。
東京都内でワンちゃんやネコちゃんの往診をご検討中の飼い主様は、まずはメール・お電話での無料相談から、お気軽にご相談ください。
 
本日は、「抗生物質」に関するブログを掲載いたします。
皆様はかかりつけの動物病院から処方された薬をきちんと飲み切っていますか? また、あまった薬を後日体調が悪くなった際に飲ませたりしていませんか?
 
「あまった薬を飲ませる」ことや「処方された薬を飲み切らない」ことで、どういったことが起こるのかを掲載させていただきます。普段よく処方される「抗生物質」について、飼い主様のひとりひとりが適切な取り扱いをできるようご紹介します。
 
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動物病院で処方される【抗生物質】について

愛犬・愛猫が体調を壊してしまった場合や、なんとなく具合が悪そうだなと感じたときは動物病院に通院して、必要に応じて薬を処方されます。
パピー期の子犬やキトン期の子猫では、まだ通院させたくないので往診獣医師を呼ばれている方も多いかと思います。また逆に、高齢期ペット(シニアペット)のくくりに入っているわんちゃんや猫ちゃんでは、通院自体が大きなストレスになりかねないので、往診専門の動物病院に往診依頼をしているケースも数多くあります。
 
処方された薬が残ってしまうことは本来ないはずですが、場合によっては手元に残ってしまうことがあります。
 
今回は、もし『抗生物質』が残ってしまった場合に、「次にペットの体調が悪くなってしまった際に、それを飲ませていいのか?」について考える機会になればと思い、『抗生物質の考え方』について書いていきます。
 
 

人やペットにとって【抗生物質】とは、どういうもの?

人の病院では、風邪をひいたり、食あたりを起こしたり、怪我をした時などに抗生物質が処方されます。動物病院でも同様に、抗生物質はよく使われる薬の一つです。
 
そもそも、「抗生物質」は何のために飲むのでしょうか?
 
抗生物質は本来、細菌などの病原体が体内で異常増殖しないようにするために使います。
ちなみに、細菌全部が必ず悪さをするわけではありません。私たちやペット(犬、猫)の身体は、常在菌という菌叢で普段から覆われています。また、動物達の体内にも多く存在しています。
 
この常在菌の叢を正常細菌叢といい、外部から他の菌が侵入してきた時に退治してくれる役割も担っています。そして、私たちや犬、猫の身体には免疫機能が備わっており、細菌やウイルス、カビなどの病原体が侵入してきた時には免疫システムが働き、菌を排除または増殖させないようにしています。
 
しかし、何かの拍子に免疫システムを破られ菌が体内で増殖してしまった時や、これから増植してしまう可能性がある場合に、抗生物質を使います。
ちなみに、抗生物質を使うと、悪い菌だけではなく、もともと体の中に住みついていた良い菌も殺してしまう事があり、そのために体の調子を崩してしまうという事もあります。
 
つまり、抗生物質は、使い方次第でメリットもデメリットもあるという事です。
 
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【抗生物質】を使用する時、気を付けるべきこと

抗生物質を使用する際のデメリットについて考えてみましょう。
 
抗生物質を指示されていない用法、用量、対応しない菌のものを使用してしまうと「耐性」を生じて菌が「耐性菌」になってしまいます。
「耐性菌」になってしまった菌は、通常の時に比べて圧倒的に抗生物質が効きにくくなってしまいます。それにより、抗生物質の飲む期間が長くなることや、強い抗生物質に変えざる得なくなってしまい、逆に体に負担をかけてしまうということも考えられます。
 
ですので「とりあえず体調が悪そうだから抗生剤を飲ませる」のではなく、「この病気だからこの抗生剤を飲ませる」という考え方が必要になります。
 
そのため、残薬に抗生剤があっても、決して乱用せずにかかりつけの動物病院の獣医師に相談していきましょう。
かかりつけの動物病院がもし休診日などで連絡が取れなかった時には、決して翌日まで待たないで、他の動物病院に連絡し、指示を仰いでください。
 
ワンちゃんやネコちゃんの病状・状態によっては、判断が一瞬でも遅れてしまうことで症状が大きく悪化してしまう可能性もあります。ペットは人の言葉を話すことができません。一番近くにいる飼い主様が、ペットの体調について細かく気を配ってあげてください。
 
往診専門動物病院 わんにゃん保健室では、無料電話・メール相談も実施しておりますので、もしお困りであればお気軽にご連絡ください。
 
 
 

飼い主様の判断による投薬ストップ

【抗生物質】がどういったものなのか、おわかりいただけたと思います。
それでは、逆に「抗生物質を飲まなかった場合」についても考えてみましょう。
 
動物病院や、おそらく人の病院でも同じだと思いますが、処方された医薬品を飼い主様や患者様の自己判断で、病気が治ったと考え投薬を中止してしまうケースが多々有ります。
 
動物病院で、獣医師は「耐性菌」が生まれないように用法・用量や服用期間を調節して抗生物質を処方します。症状が治まったからといって、途中で抗生物質を止めてしまうことは、「耐性」ができる大きな原因です。
そのため、処方された抗生物質は、用法、用量を守り飲み切るようにしてください。
 
また、処方された薬の投薬により「逆に体調が悪化してしまった」「普段とは様子が異なる」といった状態の場合には、迷わず獣医師に相談してください。
 
 
 

【抗生物質】の投薬に関するまとめ

今日は抗生物質について書いていきました^^
 
抗生物質を処方されたら、
 
1:獣医師に処方された分はきっちりと飲む
2:ペット(犬、猫)のご家族様の判断で途中で投薬中止をしない
3:もし残ってしまった場合でも、自己判断で使用しない
 
飼い主様の自己判断で使用する/中止するのではなく、きちんと獣医師に相談または獣医師による診察を受けるように心がけましょう。
 
もし通院することが難しいようであれば、かかりつけの動物病院に往診を依頼してみましょう。かかりつけの動物病院が往診に対応していない場合は、往診専門動物病院に連絡し、往診獣医師の診察を受けるようにしましょう。
 
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往診専門の動物病院「わんにゃん保健室」では、ご家族様の生活環境に合わせた診療内容をご提案させていただきます。
お仕事などで忙しい方や、諸事情により動物病院に通院することが難しい場合。または動物病院での待ち時間を無くしたいといったご家族様に、ペット往診を多くご依頼されています。ワンちゃんやネコちゃんについて、まずはお気軽にご相談ください。
 
動物病院「わんにゃん保健室」では、東京台東区・中央区へそれぞれ分院がございますので、近隣地域の方からご依頼があった際に、スピーディにお伺いすることが可能です。
台東区浅草周辺や、中央区晴海・中央区銀座近辺でペット往診をご希望の方は、是非お問い合わせください。
 
私たちと一緒に、ペット(犬・猫)の命を守っていきましょう!
 
 
 

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東京都中央区・台東区のペット往診専門 動物病院『あさくさワンニャン保健室』です。
本日のブログでは、あさくさワンニャン保健室の中央区 分院についてご紹介いたします。
 
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あさくさワンニャン保健室がお届けする獣医療

あさくさワンニャン保健室では、ワンちゃんやネコちゃんを専門に往診による獣医療の提供を行っております。
往診を行うメリットとして、「病院での診察待ち時間がない」「住み慣れた場所で診察を受ける事ができる」といった点があげられます。
 
ワンちゃんやネコちゃんにとって『病院(=見知らぬ場所)』に行くこと自体がストレスとなってしまう場合があります。
あさくさワンニャン保健室では『ペットも飼い主も一番安心できる環境で 適切な医療を』というモットーから、往診による獣医療を提供しています。
 
 
また、通院を断念せざるを得ないといった状況にも、ペット往診であれば獣医療を届けることができます。
動物病院に通院できない理由は様々だと思います。
あさくさワンニャン保健室では、ペットとそのご家族の幸せのため、在宅医療に特化した往診という形でサポートを行ってまいります。
 
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あさくさワンニャン保健室 分院 中央区勝どき・銀座

東京中央区勝どき・銀座の分院では、中央区にお住まいの皆様はもちろん、近隣である江東区や豊洲、港区といった様々な地域の飼い主様からペット往診に関するお問い合わせをいただいております。
中央区近隣の飼い主様で、ご家族であるワンちゃんやネコちゃんのことでお困りのことがございましたら、あさくさワンニャン保健室へご相談ください。
 
中央区分院では、午前9時から夜23時まで往診の受け付けを行っております。かかりつけの動物病院での診療が難しいタイミング等での往診対応についても、ご相談を承っております。
 
 
あさくさワンニャン保健室では、ペット往診依頼だけではなくペットに関する様々な悩みをご相談いただく機会がございます。当院は皆様の悩みに寄り添い、解決に向かうための糸口を探すお手伝いをいたします。
 
また、当院では「ペットお悩み相談所:シニアペットライフ」を開設しております。
 
ペットの高齢期(シニア期)にまつわる様々な変化について、飼い主様からのご相談を随時承っております。下記ページの「相談ボックス」から、お気軽にお問い合わせください。
 
 
 
 

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