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2018年2月アーカイブ

フィラリア予防について

こんにちは!

中央区勝どきの分院が出来て早半年、多くの飼い主様の生活環境に合わせた定期往診獣医療をご提案させていただいております。今年引っ越してきたばかりのご家族様から往診を依頼されることが多く、その際には通院できる環境であればご家族様にあった近隣の動物病院をご紹介させていただいております。往診獣医師によるその子その子に合った獣医療をプランニングすることで、より快適で幸せなペットライフを送れるよう、往診獣医師として全力でサポートさせていただきます。

 

さて、コラムに入っていきます!今日のテーマは『犬のフィラリア症』です。

 

『犬のフィラリア症』

フィラリア感染症予防のシーズンがやってきましたね!

フィラリア感染症について、かかりつけの動物病院の獣医師からはどんな風に伺っているでしょうか?動物病院はフィラリア感染症予防のシーズンが狂犬病予防ワクチン接種のシーズンと、そして猫ちゃんの繁殖期とぶつかってしまうため、この時期は繁忙期で院内はまさに戦場のようになります。そのために、なかなか1件1件のペットに対してフィラリア感染症予防について、診察室でゆっくりお話しすることができないかと思います。

あさくさワンニャン保健室の往診による予防医療(ワクチン接種、フィラリア予防など)では、往診獣医師がご自宅にお伺いし、予防における必要な知識を1件1件十分な診療時間をとり丁寧にお話しさせていただきます。犬猫の予防医療で最も大切なことは、飼い主様が予防医療の意義を理解することです。往診獣医師として、ご家族様の予防医療に対する知識レベルの向上に貢献できればと思います。往診獣医師によるご自宅での予防医療では、基本的は健康診断としての身体検査や血液検査、糞便検査から尿検査、そして各種ワクチン接種やフィラリア予防、ノミダニ予防など、従来では動物病院でしかできないと考えられていた内容もほとんど全てを在宅にて行うことができます。大型医療機器を持ち込めないので、避妊去勢手術は往診獣医療では対応しておりません。しかし、動物病院に連れて行って手術してくれるところもありますので、ご希望の場合にはご紹介させていただきます。その際には、往診のときに獣医師にその旨をお伝えください。

 

前置きが長くなりましたが、今日のテーマである『犬のフィラリア症』について書いてきます。

 

犬のフィラリアフィラリア感染症は、犬にとっては致命的な結果を及ぼすほどの疾患のひとつに分類される、気をつけなければいけない病気です。最近では、猫でもフィラリア感染症が言われていますので、一概に犬だけの病気とはいかなくなってきました。猫の飼い主様には、レボリューションを毎月塗布してもらうことをおすすめしています。レボリューションにはセラメクチンという成分が入っており、フィラリア症に有効であるとされています。今回は割愛させていただきますので、詳しくはレボリューションの製造元であるファイザー製薬にお問い合わせください。

 

そもそも、フィラリアって?

大切・フィラリア予防.png

参考:大切・フィラリア予防

 

フィラリアは寄生虫の一種で、糸状の形状をしています。成虫では数十cmほどになるとも言われています。

 

どうやって感染するの?

フィラリアの感染には、『蚊』の存在が必須です。フィラリア症の犬から血を吸った蚊が、他の犬の血を吸ったときに感染が成立する可能性があります。ここは少し詳しくお話ししていきます。フィラリアの一生はミクロフィラリアに始まり幼虫(L1→L2→L3→L4→L5)になり、その後成虫となって、またミクロフィラリアを産出していきます。フィラリアを保有している犬の体内で産出されたミクロフィラリアを蚊が吸い上げます。蚊の体内に入ったミクロフィラリアは、蚊の中でミクロフィラリア→L3まで成長します。その後、他の犬の血を吸いに行き、蚊から犬へと感染します。この時はL3の状態であり、そのままL5まで成長しながら皮膚から筋肉へと移行し、血液中にはいっていき成虫となります。成虫は血行にのり心臓まで達したところで詰まり、肺動脈や心臓の右側に多量のフィラリア成虫の虫体が溜まります。

 

感染するとどうなるの?

フィラリアが肺動脈に寄生することから肺高血圧という症状を呈し、肺性心と言われる心機能不全を起こすことがあります。また、右心不全に伴う肝腫大や腹水、フィラリア虫体が排泄する物資による刺激で肺動脈硬化症、そして全身循環の低下によって肝硬変や腎不全などの多臓器不全を発症し、亡くなることが多いです。

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症状としては咳、体重減少、貧血、腹水などで、よくあるのは『散歩に行きたがらない』や『なんか呼吸が荒い』、『ゼェゼェしている』、『食欲がないのに太ってきた』というがよく聞かれます。

そして、フィラリア感染症でもっとも怖いのが、フィラリア感染症に伴う大静脈症候群です。突然、赤ワインのような尿をしたり虚脱状態になったりすることがあります。これは肺動脈に寄生していたフィラリア成虫が移動し、右心房と右心室をまたいで寄生状態に落陥ることによって生じる三尖弁閉鎖不全が原因であると考えられています。この場合には、フィラリア虫体の摘出術が必要となります。

 

感染しているかどうかは検査しましょう

フィラリア感染症の感染の有無は採血でわかります。あさくさワンニャン保健室では、フィラリア抗原検査キットを用いており、感染の有無を素早く診断することができます。その他にもさまざまな検査方法がありますが、検出率を考える上で、当院ではフィラリア抗原検査を推奨しています。感染を見逃していて予防薬を飲んでしまうと、一気に大量のフィラリア虫体(ミクロフィラリアを含む)が死んで血管塞栓を起こしてしまうことあります。必ず予防薬の投与前には、獣医師に相談するようにしましょう。

 

フィラリア感染症は予防できる!

フィラリア感染症は予防できます。毎月1回のフィラリア予防薬を投与することで、上記のような怖い症状から愛犬を守ることができます。蚊に刺されてから最短で45日で心臓までの寄生が成立することから、毎月1回でできる限り投与間隔を空けすぎないように注意して投与するようにしましょう。投与期間は蚊が飛び始める(活性化する)時期から、見かけなくなる頃からさらにもう一回の投与が必要です。地域にもよりますが、都内の多くの動物病院では5月から12月までの8回の投与を推奨していることかと思います。この方法で予防をされているペットは、飲み始める前には必ず検査するようにしましょう。あさくさワンニャン保健室では、通年投与を推奨しています。理由は『蚊が飛び出す気温』にあります。蚊は15度を超えると活性化し、吸血を始めるとされています。真冬を除き、冬でも暖かい日があるのが最近の気候であるかと感じており、せっかく予防していても、冬の予防期間外に万が一刺されてしまったら悲しい思いをする可能性があります。ちなみに、地域や気候に差はありますが、予防しないで一夏越えると14%、二夏で90%が感染しているとされています。多くのフィラリア予防薬の特徴が、『投与した段階で感染しているフィラリア虫体を駆除する』ということです。飲んだら1ヶ月間ずっと効果があるわけではないので要注意です。フィラリア感染症で最も大切なことは、蚊に刺されないように気をつけるのではなく、刺されたとしても毎月のフィラリア予防薬の投与をすることで、愛犬に入ってきていたフィラリアを全て駆除してあげることです。

つまり、地域にフィラリア感染症の子がいるからって警戒したり避けたりするのではなく、常に愛犬が蚊に刺されている環境にあることを前提に考え、毎月の予防薬の投与を忘れないことを心がけてください。飼い主様の的確な判断で、愛犬・愛猫を危険から守ってあげましょう。

 

 

予防できる病気はしっかり予防し、少しでも安心安全なペットライフを送れるように心がけましょう!あさくさワンニャン保健室の往診獣医療では、ご自宅にお伺いし身体検査、採血、血液検査を行い、問題がなければフィラリア予防薬をお渡しさせていただきます。その際に、飼い主様にペット(犬、猫)予防医療について詳しく往診獣医師のほうからご説明させていただきます。普段から行っている何気ない予防医療から、しっかりとしたエビデンスに則った予防医療を、最愛のペットに提供してあげましょう。

これからいろんなところでペットの予防についての話があるかと思いますが、インターネットの情報や噂で惑わされずに、きちんとした見解を獣医師に確認するようにしましょう!

 

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あさくさワンニャン保健室〜銀座〜 OPEN

往診専門獣医の江本宏平です。

東京都内を中心に往診獣医師としてご自宅にお伺いし、在宅医療に特化した往診獣医療を行っております。

本日は、分院開設のお知らせを兼ねて、往診獣医療について少し書かせていただきます。まずは、往診専門動物病院あさくさワンニャン保健室の分院開設のお知らせです!

 

この度、中央区銀座にて都内で3ヶ所目となる分院を設けることになりました。

 

『あさくさワンニャン保健室 銀座』

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中央区銀座は世界的にも有名な商業施設が連なる素敵な街ですが、ペットを飼われている方からすれば、なかなか生活しづらい街であるかもしれません。人通りが多いので散歩などでペットを連れ出すのも大変であり、そんな中を外出すること自体がストレスになりうる猫ちゃんを連れ出すのはかなり厳しいかと思います。そんなご家族様にとって、中央区銀座エリアで具合の悪いペットを動物病院に連れていくのは難しいかもしれません。そんな環境に住まれているご家族様の力になりたいと思い、中央区銀座に分院施設を構えることにしました。

分院といっても、そこに動物病院があるわけではなく、基本的には、こちらは獣医療会議やペットグッズ販売促進会議などを行う施設です。こちらの施設で今後の往診獣医療の発展をサポートしていきます。往診依頼の時には、中央区晴海の分院から往診獣医師が診療に向かいます。

 

晴海分院に併せて銀座分院を構えることによって多くの方に往診専門獣医師がいることを知っていただければと思います。現在の獣医療において、なかなか手を届けることができなかった『通院できないペットたち』に、最後砦として手を届けることができる獣医療形態こそが往診獣医療であり、この獣医療形態を東京都内から発信し、ゆくゆくは日本全体まで広げていければと考えています。

 

獣医業界にようやく浸透し始めてきた往診獣医療ですが、なかなか飼い主様に往診獣医療を知ってもらえる機会は少ないのが現状です。動物病院と違って視認性に欠けてしまうため、『通院するのは難しいけど、どうしたらいいのかな・・・』悩まれている飼い主様がインターネットで検索して、始めて私たち往診獣医師の存在にたどり着く事ができるくらいです。

 

往診獣医療は先進国では主流であり、かかりつけの動物病院と並列して、家庭環境まで把握してくれる往診獣医師をホームドクターとして携えているご家族様が多くいます。獣医療内容を大別するとこんな感じです。

『ちょっとした症状やワクチン接種、フィラリア予防、ノミダニ予防などのときは往診獣医師(ホームドクター)に連絡し、日程調整をして往診に来てもらう』

『往診獣医師(ホームドクター)から動物病院での各種検査を勧められ、街の動物病院に通院して検査を行う』

『街の動物病院での検査結果からさらなる精査が必要であると判断され、街の動物病院から2次医療施設を紹介され、後日紹介受診する』

場合によっては、往診獣医師(ホームドクター)が2次医療施設を直接紹介する事もあります。

このように、ペット(犬、猫)を守るには1つの動物病院に全部を委任する形ではなく、セカンドオピニオンやサードオピニオンとしての獣医療機関を知っておく必要があります。かかりつけの動物病院では、なかなか担当の獣医師にセカンドオピニオンが欲しいという旨を伝える事は、心情的に難しいかもしれません。しかし、獣医師も人間ですので完璧ではありません。緊急時を除き、複数の獣医師に意見を仰ぐ事は決して間違ったことではありませんので、悩んだときにはインターネットで情報を集めるのではなく、他の動物医療機関に相談するようにしましょう。往診でのセカンドオピニオンのやり方として、まずは電話にて状況を簡単にお伺いし、往診獣医師がご自宅まで往診し、診察を行います。そのときに、今までかかられていた動物医療機関での検査結果をご用意しておいていただければ、それらのデータを往診診療の参考にさせていただきます。中には、『かかりつけの動物病院の獣医師には大学病院などの2次医療機関を紹介して欲しいと言いづらくて・・・』という飼い主様がいらっしゃいます。当院では、往診獣医師による往診診療後に、ご家族様のご希望があれば紹介状を作成し、2次医療機関をスムーズにご紹介させていただいております。病気が悪化してからの紹介ではなく、悪化することを防ぐための先制紹介受診を推奨しております。

 

往診獣医療は今後もっと広がっていき、多くの飼い主様の支えとなることと思います。あさくさワンニャン保健室では、往診獣医療普及の第一人者としてペットライフでお困りの飼い主様をサポートできる獣医療体制をとっていきます。

 

通院できないわんちゃん、猫ちゃんと暮らしている飼い主様、まずはご連絡ください。その子その子にあった診療プランを一緒に考えていきましょう。

 

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犬の予防接種(混合ワクチン)

こんにちわ!

往診専門動物病院 あさくさワンニャン保健室

往診専門獣医師の江本宏平です^^

 

最近は中央区勝どき、銀座、晴海にお住いの飼い主様、そして江東区豊洲にお住いの飼い主さまからの往診獣医依頼が多くなっています。中央区勝どき・江東区豊洲という土地柄なのか幼齢動物への予防接種で往診に出向くことが多くなっています。新しく命を迎えられて楽しい気持ちの反面、これから始まるパワフルでファンタスティックなペットライフに期待と不安を抱えられている飼い主様が多く見受けられています。そんな飼い主様向けに今日から少しの間は、ペットライフの基本知識である『予防医療』について書いていきます。

 

2月もいよいよ後半を迎え、3月から考えなければいけないこと。。。それは、『予防医療』です。ちなみに、狂犬病予防ワクチン接種は3月2日から年度変更が行われますので、最速で平成30年の狂犬病予防ワクチン接種済票は2018年3月2日にもらえますよ!狂犬病予防ワクチン接種を愛犬に受けさせることは、犬を飼われているご家族様にとって法律で定められた『義務』です。持病など、理由があって狂犬病予防ワクチン接種をしない場合には、かかりつけの動物病院の獣医師とよく相談するようにしましょう!

予防シーズンを迎えるにあたり、まずは往診獣医師として往診での予防医療内容を書いていこうと思います。

予防医療の一つである予防接種を大きく分けると、猫の混合ワクチン接種、犬の混合ワクチン接種、狂犬病予防ワクチン接種があります。文書のボリュームが多くなりますので、今日は犬の混合ワクチン接種について書いていきます。①混合ワクチン接種の意義、②犬用混合ワクチンの種類、③5種、6種と9種の違い、④混合ワクチンを接種するメリットとデメリット、⑤子犬の混合ワクチン接種の時期についての順で送ります^^

 

①混合ワクチン接種の意義

 混合ワクチン接種を行う最大の目的は、ペットを予防可能な病気から守ってあげることです。

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 混合ワクチンに含まれている予防対象の病原体は、感染すると重篤な症状を呈したり、ジステンパーウイルスやパルボウイルスように、最悪亡くなってしまったりするような怖いものも含まれています。また、それらの感染力が強いことも懸念されます。ちなみに、通常ウイルスは体外に出ると感染能を失うのですが、パルボウイルスのように体外でも感染能を有し、飼い主の靴の裏について屋内に持ち込まれることもあります。その場合には、屋外に出ない犬(ちなみに猫もです。)でもウイルスに暴露される(感染する)リスクが生じてしまいます。他の犬と触れあう可能性があるなしに関わらず、しっかりと予防してあげましょう。

 

②犬用混合ワクチン種類

 犬用の混合ワクチンでは、含まれている病原体株(数)が数個から10個を越えるものなど、現在の日本ではたくさんの種類のワクチン製剤が扱われています。当院では、比較的安全性の高い5種混合ワクチンと、遠出をよくする犬用に9種混合ワクチンを使用しております。では、5種と6種、それ以上の9種などではなにが違うのでしょうか。

 

③5種、6種と9種の違い

 5種混合ワクチンと6種混合ワクチン、そして9種混合ワクチン(当院では9種混合ワクチンを扱っているので、ここでは9種混合ワクチンを取り上げます)の違いは、単純に含まれている株数だけでなく、ウイルス株だけなのか、それとも細菌株も含むのかです。

 5種混合ワクチンと6種混合ワクチンの違いはコロナウイルスがあるかないかです。幼齢犬では5種混合ワクチンか6種混合ワクチンを接種するのが基本的には推奨されていると思います。9種混合ワクチンなどの7種以上の混合ワクチンではレプトスピラと呼ばれる細菌が含まれており、含まれているレプトスピラの菌体種数によって7種、8種、9種・・・と増えていきます。生活環境によって、愛犬に何種混合ワクチン接種が必要なのかは、かかりつけの動物病院の獣医師にご相談してください。

 

④混合ワクチンを接種するメリットとデメリット

 混合ワクチンを接種するメリットは、予防できる病気から体を守ることです。いろんなペット可施設で『1年以内の混合ワクチン接種証明書の提示』や『本年度の狂犬病予防ワクチン接種証明書の提示』を求められるかと思います。これには、未然予防の啓蒙と病気の蔓延防止を目的として定められているのかなと思います。接種することで、気兼ねなくお出掛けできかと思います。そして、デメリットについてです。最大のデメリットは体への負担です。ワクチン接種では、少なからず体に負担がかかり、中には下痢嘔吐、かゆみや顔の腫れなどを認めます。しかし、ワクチンアレルギーの中で最も重篤なアナフィラキシーショックではそんな悠長なことはいってられません。アナフィラキシーショックが起こった場合に、すぐに処置をしなければ致命的になることが懸念されます。代謝性疾患や神経性疾患、循環器系疾患などの持病を抱えている場合には、ワクチンアレルギーによって重篤な症状を発症してしまう可能性があるため、ワクチン接種を勧められない場合がございます。ワクチン接種の前に、必ず担当獣医師に相談しましょう。当院の往診獣医療での混合ワクチン接種では、接種の時間はなるべく午前中を推奨しており、接種後30分万が一の体調の変化に早急に対応できるように状態を見させていただきます。予防接種は、少なからずペットに負担がかかりますので、可能な限り安心できる環境を整えてあげるようにしましょう。

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⑤子犬の混合ワクチン接種のタイミング

 諸説ありますが、当院では、生後2ヶ月齢、3ヶ月齢、そして最終混合ワクチン接種日から1年後、以後1年おきの接種を推奨しております。あまり早すぎる接種では、母犬からもらった移行抗体があるために、混合ワクチンを接種しても移行抗体に弾かれてしまうことが考えられます。もし、2ヶ月齢前に1回目を接種している場合には、その1ヶ月後に2回目、さらにその1ヶ月後に3 回目を接種することをお勧めします。

 

まとめ

 愛犬への混合ワクチン接種は、愛犬を様々な病気から守ってあげるために行います。予防接種にはメリットもデメリットもありますので、かならず予防接種を受ける前に、担当獣医師とペットの健康状態について相談するようにしましょう。あさくさワンニャン保健室では、5種混合ワクチンと9種混合ワクチンを扱っております。往診専門動物病院では、往診獣医師がご自宅にお伺いし、愛犬へ予防接種を行います。往診獣医療では、周囲の人やペット達を気にすることなく、愛犬への予防医療を提供することができます。また、初めて犬を飼うというご家族様には、往診時にペットのお世話の仕方やしつけ相談など、ペットに関する幅広い質問にもできる限りお応えさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

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猫の巻き爪

こんにちわ!

犬猫の往診専門動物病院

あさくさワンニャン保健室の江本宏平です。

往診獣医師として、東京都内を中心に往診しています。

往診動物病院の出張診療所として中央区晴海3丁目に勝どき出張診療所を開設したことで、中央区・江東区は比較的スムーズにお伺いできるようになりました。

 

今回は、猫ちゃんについてのコラムを書いていきたいと思います。

 猫は環境に住み着く生き物ですので、家の中は決して外界の敵と戦う必要がない安全かつ至極快適な空間です。ご飯を食べてはゴロゴロして、気が向いたら爪のお手入れ、高いところに登っては下界を見下ろしながらのお昼寝タイム。その光景をみていると、猫の爪は勝手に研ぎ落ちていくので放っていても大丈夫だと考える飼い主様が多いと思いますが、実は猫の爪、放っておくと大変なことになるかもしれませんよ。

 

猫の爪研ぎ

 『猫は自分で爪研ぎするから放って置いても爪が伸び過ぎることはない。』

 従来の猫の生活といえば、飼い猫であっても家の中と外を自由に行き来し、ご近所でご飯をもらったり、喧嘩して帰ってきたりしていました。魚をくわえた猫が街を走り、ネズミを見つけては追いかけ回すなどという光景を懐かしく思う方も多いかと思います。猫にとって爪は最大の武器であり、争いをしなくなった家猫でも、本能に従い日々鋭く尖らせています。爪を定期的に研ぐことによって、伸びすぎて運動に支障がでたり自分や大切な人たちをむやみに傷つけたりしないようにしています。しかし、猫みんなが上手に爪研ぎをできるとは限りません。単純に爪研ぎが下手な子もいますが、大多数がなんらかの疾患や身体の老化によって爪研ぎが上手にできなくなってしまった子も多く見られます。右肩が痛いので、右の爪は伸びっぱなしだったり、なぜか親指の爪だけが残ってしまっていたりなど、その子その子によって状況は異なります。もし可能であれば、飼い主様が猫の爪を定期的にお手入れしてあげましょう。では、そんな猫の爪のお手入れ、みなさんはどのくらいのペースでどのように行っていますか?

 

爪切り

 通院できる猫ちゃんの飼い主様は、動物病院に健康診断で通院するタイミング(1ヶ月に1〜2回)で爪切りをお願いしていることが多いです。爪切りは、一見簡単そうに聞こえるのですが、猫の爪切りは相当ハードルが高いと考えてもらったほうがいいです。家の中は猫にとって知り尽くした縄張りであり、その中で爪を一回に全部お手入れすることはかなり難しいです。動物病院では、動物を押さえる(保定する)スペシャリストがいますので、ある程度暴れる子でも対応することができます。しかし、全く手がつけられない子だったり、通院するだけでストレスが多くておかしくなりそうな子だったりする場合には、決死の覚悟でご自宅での爪切りをしなければなければいけません。若いうちならば、多くの子が自分で爪研ぎをしてくれますので安心ですが、6歳以上(高齢期、シニア期)になるとだんだん下手になってくる子が見受けられます。家での爪切りを余儀なくされたならば、寝ている間に切ることがおすすめです。往診では、飼い主様による爪切りのアドバイスとして、『週ごとに爪を切る肢を決め、寝ている間に一本ずつ気長に切りましょう』とお伝えしています。一本お手入れすると大抵の猫ちゃんは起きて逃げると思いますが、そしたら一旦休憩し、また眠ったら狙いに行きます。気長に諦めず、日々の努力が必要になってきます。

 

爪切りしないことによるリスク

 では、爪を切らなかったらどうなってしまうのでしょうか。様々な理由で、猫ちゃんを家に迎えてからまだ一度も爪切りに挑戦したことがないという方も多いのではないでしょうか。もし放りっぱなしにしていると、カーペットや地面などに引っかかって爪が折れてしまったり、または伸びすぎが原因で巻き爪になってしまったりします。折れてしまった場合には止血処置をすれば自然と傷がふさがって回復に向かいますが、巻き爪はそうはいきません。そこで今回は、飼い猫がもし巻き爪になってしまったら、巻き爪の原因は、そしてその対処法についてまとめてみました。

 

巻き爪の原因

 巻き爪の原因はとても単純で、爪研ぎがうまくできずに爪が伸びすぎてしまうことです。こうなる前に、飼い主様による爪のお手入れを行いましょう。

 

巻き爪になるまでの期間と症状

 基本的には半年から1年くらいです。多くの巻き爪の猫ちゃんで、親指の爪が肉球に刺さってしまい、痛さで手を挙上(上げている状態)していることが見受けられます。肉球から出血し、感染症を起こし化膿してしまい、最悪指が腐ってしまうこともあります。

 

巻き爪になってしまったら

 巻いてしまった爪は、いつも通り爪切りで処置するのが非常に難しいです。また、刺さってしまった場合には処置の時にかなりの出血も予想されますので、獣医師に相談するようにしましょう。往診では、状況に合わせた処置方法を考案して、場合によっては一時的に浅めの鎮静処置を行うこともあります。巻いてしまった爪を確認したら、待たないですぐに獣医師に相談しましょう!

 

従来の考え方にあった 『猫は自分で爪研ぎするから放って置いても爪が伸び過ぎることはない。』は、現在の家猫においては完全にあてはまるものではありません。このコラムを見て、爪切らなきゃ!って思ってくれたら嬉しいです。

それでは、素敵なペットライフを過ごしてください。

 

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2月10日 19:00以降は予約診療のみ

犬猫の往診専門動物病院

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休診のお知らせ

2月10日は19:00より予約診療のみの対応となります

診療予約は当院ホームページの問い合わせフォーム、またはメール(house.call@asakusa12.com)までご連絡ください。

翌診療日にご連絡させていただきます。

 

 

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