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2019年1月アーカイブ

こんにちは!往診専門動物病院わんにゃん保健室の往診獣医師です。

ペット(犬、猫)の往診専門動物病院では、ご自宅まで往診専門獣医師が訪問し、愛犬・愛猫にワクチンなどの予防接種も行うことができます。診療範囲は東京台東区をはじめ中央区、品川区を含む23区全域、そして近隣地区まで訪問させていただきます。日曜祝日も診療しておりますので、事前のご連絡の上、ご予約時間に往診専門獣医師がご自宅までご訪問させていただきます。

だいきちくん.jpg

 

 

今日はワクチンについてのお話ですが、今年もインフルエンザが猛威を振るっていますね。動物たちも体調を崩しやすい季節です。愛犬や愛猫に何かいつもと違う様子があるときには、すぐにかかりつけの動物病院に相談しましょう。

 

いろいろな事情で動物病院に連れて行くのが困難なわんちゃんやねこちゃんのために、往診専門動物病院わんにゃん保健室ではご自宅まで訪問して診察する往診を行っております。完全予約制で十分なお時間を確保して対応いたします。

わんちゃんやねこちゃんの性格や、生活環境、ご家族のご希望を考慮して、皆様それぞれに合わせた診療プランを提供いたしますので、動物病院に行くことができずお困りの際には、ぜひ一度お電話にてご相談ください。

 

寒い冬場は、体温の低下により免疫力も下がります。また、乾燥によりウイルスが体内に侵入しやすくなります。愛犬や愛猫に何かあった時に万全のケアをしてあげられるように私たちも体調管理に気を付けなければならない季節ですね。

 

少し時期は過ぎましたが、インフルエンザの予防のためにワクチンを接種した人も多いのではないでしょうか。わんちゃんやねこちゃんにも感染症の予防のためのワクチンがあることは多くの人がご存知でしょう。ワクチンで予防できる感染症の中には、命を脅かす可能性のある恐ろしい感染症もあります。今日は、当院でも取り扱っている狂犬病ワクチン、犬6種混合ワクチン、犬9種混合ワクチン、猫3種混合ワクチンで予防することの出来る感染症について簡単にご紹介します。

 

犬のワクチンと予防できる疾患

犬のワクチンには、日本では法律で接種することが義務付けられている狂犬病ワクチンと、任意で接種する混合ワクチンがあります。

 

〇狂犬病ワクチン

その名の通り、“狂犬病”を予防できます。

狂犬病は、犬だけでなくヒトを含む全ての哺乳類に感染する可能性がある感染症で、動物もヒトも発病するとほぼ100%死に至る恐ろしい感染症です。主に発病した動物に咬まれることで感染します。日本国内では、1957年以降狂犬病の発生はありませんが、アジアの国々やアメリカなど、日本と深く関わりのある国々では現在も発生しており、狂犬病ウイルスが日本国内に持ち込まれる可能性は多いにあります。その際に愛犬を守るため、そして日本国内で狂犬病を蔓延させないために年に一度、狂犬病ワクチンを接種しましょう。

 

〇混合ワクチン

その名の通り、複数の感染症を予防出来るワクチンを組み合わせて混合してあるため、組み合わされた種類によって予防できる感染症が変わってきます。
 

〈犬6種混合ワクチン〉

犬6種混合ワクチンで予防できるのは以下に挙げる感染症です。

①   犬ジステンパー

犬ジステンパーウイルスの感染により、発熱や食欲不振、鼻水や結膜炎、下痢など様々な症状を引き起こします。けいれん発作や震えなどの神経症状が現れることもあり、ワクチンを接種していない子犬で神経症状が現れた場合には、ほとんどの場合で亡くなってしまうとの報告があります。完治した場合でも、神経症状などの後遺症が残ることがあります。

 

②   犬パルボウイルス感染症

犬パルボウイルス2型の感染により、発熱や食欲不振、激しい下痢や嘔吐、白血球の減少などを引き起こし、重症化すると亡くなってしまうこともあります。生後2か月以内の子犬が発症すると、突然死してしまう場合もあります。妊娠中の感染は、流産や死産の原因にもなります。

 

③   犬伝染性肝炎

犬アデノウイルス1型の感染により、発熱や食欲不振、鼻水、腹部の痛みや下痢、嘔吐、時に神経症状を引き起こします。ワクチンを接種していない子犬で発症しやすく、発症した犬の10~30%が亡くなってしまうとも言われています。

 

④   犬伝染性喉頭気管炎

犬アデノウイルス2型の感染により、乾いた咳が数日から2、3週間程続きます。発熱や食欲不振、鼻水、扁桃炎など風邪のような症状がみられ、他の感染症を同時に引き起こして重症化することがあります。

 

⑤   犬パラインフルエンザ

犬パラインフルエンサウイルスの感染により、発熱や咳、くしゃみ、鼻水、扁桃炎など風邪のような症状を引き起こします。犬アデノウイルス2型など他のウイルスや細菌の感染を同時に引き起こして重症化することがあります。

 

⑥   犬コロナウイルス感染症

犬コロナウイルスの感染により、主に嘔吐や下痢を引き起こします。子犬が発症した場合には重症化することが多く、大人の犬でもパルボウイルスと同時に感染した場合には重症化することがあります。

 

〈犬9種混合ワクチン〉

犬9種混合ワクチンでは、犬6種混合ワクチンで予防できる感染症に加えて、以下の感染症が予防できます。

 

⑦   犬レストスピラ病

病原性をもつレプトスピラ菌の感染により発症します。レプトスピラ菌には、多くの分類があり、9種混合ワクチンには3種のレプトスピラ菌のワクチンが含まれています。“出血型”と呼ばれ発熱や極度の沈鬱、震え、嘔吐、口内や結膜の出血を生じる場合や、“黄疸型”と呼ばれ肝不全による強い黄疸が見られる場合があります。レプトスピラ菌は、地域によって流行する菌の種類が異なるため、獣医師とご相談の上でわんちゃんの活動範囲に合わせてワクチンの種類を検討してあげると良いでしょう。

 

◎猫のワクチンと予防できる疾患

 

猫には犬の狂犬病ワクチンのように法律で接種が義務付けられているワクチンはありませんので、ワクチンの接種は完全に任意です。

 

〈猫3種混合ワクチン〉

猫3種混合ワクチンで予防できる感染症は以下の通りです。

 

 ①猫ウイルス性鼻気管炎

 猫ヘルペスウイルス1型の感染により、目やにを伴う結膜炎やくしゃみ、鼻水や咳などを引き起こします。発熱や食欲不振も見られ、他のウイルスや細菌が同時に感染することで重症化することがあります。眼の症状が悪化すると、失明してしまう可能性もあります。

 猫ヘルペスウイルス1型は、一度感染すると症状が改善されてもウイルスが体内に残り、ストレスなどにより免疫力が低下した際に症状が再発してしまうため、生涯付き合っていく必要があります。

 

 ②猫カリシウイルス感染症

 猫カリシウイルスの感染により、発熱や元気消失、くしゃみ、鼻水、涙などを引き起こします。治療により約2~3週間で治癒することが多いですが、他のウイルスや細菌が同時に感染すると重症化して肺炎を引き起こす場合もあります。

 

 ③猫汎白血球減少症

 猫汎白血球減少症ウイルスの感染により、子猫の運動失調症や、老齢猫の嘔吐や下痢などを引き起こします。妊娠中に感染すると流産や死産の原因となります。

 

ワクチン接種の必要性

わんちゃんやねこちゃんを苦しめ、時に命をも脅かす可能性のある感染症の予防のためにワクチンの接種はとても有効な手段です。ご自身の愛犬や愛猫にはどのワクチンの接種が必要なのか、獣医師とご相談いただきワクチンを接種することをお勧めいたします。

 

わんにゃん保健室では、往診による各種ワクチンの接種にも対応しております。通院することが出来ないためにワクチン接種を諦めてしまっている方も、ぜひ一度お電話にてご相談ください。

 

次回は、実際にワクチンを接種する際に気をつけることなど、ワクチン接種の前に知っておきたいことをお伝えいたします。

 

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熱っぽい/寝てることが多い/子猫/東京

こんにちは

わんにゃん保健室の看護師です。

先週は都心にも今年始めての雪が降りましたね!

空気が冷たいせいか、お散歩に行かれる飼い主様とペットちゃんの足取りが

速く感じました。本当に寒い日でした(^^;)

 

先日は血小板減少により、身体の中の血小板がなくなってしまったさくらちゃんのお宅に往診にお伺いしました。

自宅で余生を過ごすことを期に自宅療養、酸素ハウス、加湿、栄養のあるごはん、注射を続けています。

pet_tenteki_cat.pngSakura(顔写真)

 

●血小板減少症とは

血小板減少症は、骨髄でつくられる血小板が少なくなった状態で、非常に出血しやすく、一度出血すると血がとまらなくなります。

血小板数低下の最初の徴候は、皮膚の内出血で皮下出血やあざがみられます。

例えば、体の一部に皮膚に小さな赤い斑点(点状出血)が多数現れ、ちょっとした打ち身であざ(斑状出血)が広がることがあります。

他にも、歯ぐきから出血する場合や、便や尿に血液が混じる場合があります。月経の出血が多量になることもあります。また、出血が止まりにくくなります。

その血小板の減少が進むと、こうした出血傾向が悪化します。血小板数が非常に少なくなると、消化管から多量の血液が失われたり、外傷がなくても生命を脅かす脳内出血を起こしたりします。とても怖い病気です。

この病気の場合、治療方法の一つに「輸血」があります。

さくらちゃんは高度医療の病院にて輸血を行いましたが、

一時状態が持ち直しつつも、時間と共に悪化し始め

危篤状態までになりました。


そんな、さくらちゃん!
ここからがすごい✨
自宅療養として、酸素室ではありますが、新しい治療方法を試したところ
自力でトイレにいくだけでなく、ごはんを催促するまでになりました(^^)

帰宅二日目、片目をつむり、子猫なのに身体に力が入らずだらんと…

新しい治療を始めてからは
目力と手足に少し力が戻っていきました!!

大変な時期を堪えた昨年。

年越しも無事終え、治療は2ヶ月目に突入しております(^^)

 

診察した日は、お調子が悪いようで
出してくれー!!おねだり遊びもせず、
ベットで過ごす時間が多いとのこと。

診察をすると
お熱が高く、呼吸も早め。

必要なお薬に加えて、抗生物質をしばらく飲むことになりました。

同居猫のすももお姉ちゃんとあんずお姉ちゃんの診察も終わり、ご褒美タイム✨

おやつをあげると…

一心不乱に食べるさくらちゃん

あれ?

お調子悪いって、
お熱もあるんじゃ…(笑)

不安も吹っ飛ぶほどのたべっぷりで
おやつを完食しました‼️ このお調子で
早く本調子になってね(*^^*)

猫(アメショ、完食)

往診エリア拡大中!
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明けましておめでとうございます。

旧年出会えた多くのわんちゃん・ねこちゃん、そしてそのご家族様には大変親切にしていただきましてありがとうございました。本年もより一層の往診獣医療を強化していき、動物病院への通院で困っているより多くのご家族様のお力になれるよう、スタッフ一同全力で取り組ませていただきます。

 

2018年は47頭のわんちゃん・猫ちゃんが緩和ケア・ターミナルケアの末、静かに見送ることができました。みんながみんなとまではいきませんでしたが、最後はゆっくりとした時間をご自宅で過ごすことができ、ちゃんと愛すべきご家族様みんなに挨拶をして、家の中で一番好きな場所だったり、大好きなご家族様の腕の中で眠りにつくことができました。

 

出会った命を送り出すことは、決して簡単ではありません。獣医療面に加え、介護・看護面だけでなく、何より心を費やします。しかし、最期まで一緒に向き合えたご家族様からいただく暖かいお言葉は、何にも勝る私たちの心と身体にとってのリカバリー材料です。

 

2019年はスタッフをさらに補充し、診療エリア規模を拡大することで、より多くのご家族様に往診専門動物病院による往診獣医療を届けていくことを目指します。

 

出会えた全ての命に感謝し、2019年もスタッフ一同、わんちゃん・猫ちゃん、そしてそのご家族様と誠心誠意、全力で向き合っていきます!

 

料金改定のお知らせ

医薬品および検査の価格高騰により、一部の価格が変動します。次回診察の時に、診療内容に改定部が関与していた場合に、担当獣医師からご説明させていただきます。

みなさまのご理解の程、宜しくお願い致します。

 

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肺ガンの高齢猫/千代田区/往診専門動物病院

年末年始は、どこも動物病院がやっていなかったため、初診でご依頼される症例が、どれも病状が深刻です。

年末年始で出会った多くのご家族様で、最後にかかりつけ動物病院を受診したのは、12月29日または12月30日が多く、そのまま内服薬だけをもらって新年の診療開始日(多くが1月4日からのようです)を待っていたそうです。

病状が深刻であり、食欲もなく、そして呼吸も苦しい犬猫に内服薬を飲ませることは非常に困難であり、無理に投薬すれば、それによって亡くなってしまうことだって想定されます。ですので、かかりつけの動物病院がお休みに入ることを前もって知っていれば、その日に急変することを想定し、その間の診察を受けてもらえる動物病院に事前に相談しておくことがとても重要です。

 

本日は、千代田区麹町にお住いの、肺ガンを患ってしまった高齢猫ちゃん、19歳です。

1月2日の早朝、事態は急変しました。

高齢猫(フリー).jpg

 

高齢(シニア)猫の開口呼吸/千代田区/酸素室利用

1月2日の朝4時頃、往診専用の携帯電話が鳴り、お電話先からは混乱している様子の声で緊急往診依頼を受けました。次の診察が朝8時からであったことから、電話の後すぐに訪問することにし、朝5時からの診察を行いました。

こちらの高齢猫ちゃんは、2018年10月26日に近所のかかりつけである動物病院にて肺ガンであることを告げられ、1週間に3回くらい動物病院へ通院し、検査と点滴注射をされていたとのことでした。

全身状態は不良であり、ペット用酸素室の中で深く努力性呼吸(頑張って呼吸している様子)を見せていました。ご家族様は、もっていた内服薬の投与を何度も何度も挑戦した様子でしたが、1度も成功しなかったとのことでした。瞳孔は散大しており、光を当てても反応がなく、また瞼(まぶた)に触れても反応がなかったのですが、最後に何かできることはないかというというご家族様のご要望により、注射による緩和処置を行いました。

その後1時間ほどで、さっきまで意識がなかった猫ちゃんが、顔をあげてお母さんの方に話し掛け始めたとお電話をいただきましたが、その2時間ほど後に、ゆっくりと眠りについたとご連絡をいただきました。

 

高齢ペット(犬・猫)を飼っているご家族様は、かかりつけ動物病院以外に、必ずもう一つ、セカンドドクター(2つ目のかかりつけ動物病院)を持っていてください。もし、かかりつけの動物病院がお休みであった場合に、セカンドドクターで診察を受けられるような環境構築を考えておいてあげてください。また、酸素室を利用している犬猫を連れ出して動物病院にいくことは非常に困難です。すでに酸素室に入っている、または今後すぐに必要になる可能性があるならば、事前に往診専門動物病院の診察を受けておき、何かあった時の対処法などが相談できる環境も整えてあげましょう。ご家族様しか、ペットの命を守ることはできません。

 

『昨日のうちに連絡していれば、少しでも楽にさせてあげられたのではないか・・・』

『もっと早く相談していれば、何かできたんじゃないか・・・』

 

すでに手は尽くし、何も出来ないかもしれません。ただ、それでも寝ている体制や気温、湿度、ご飯のあげ方、お水のあげ方、トイレのさせ方など、獣医療面以外の高齢動物看護・高齢動物介護面で、もしかしたら、残された時間をもっと快適に過ごさせてあげることはできるかもしれません。

 

明日は1月4日で、多くの動物病院で診療を開始します。

まずは、今のペットの状態をしっかりと把握するためにも、かかりつけの動物病院の獣医師にわからないことはわかるまで質問し、愛犬・愛猫に何かが起きた時、万が一かかりつけの動物病院にいけない場合、違う動物病院に駆け込まなければいけません。その時、その動物病院の担当獣医師に病状と既往歴などをちゃんと伝えられるよう、日頃から心がけておきましょう!

 

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新年を迎え、元旦一発目は中央区にお住いの腎不全を発症している猫ちゃんでした。

年末に体調を崩し家の近くにある動物病院にて血液検査を行ったところ、腎不全が発覚しました。動物病院に通院して皮下点滴を行って帰ってきたら、その日は食欲が上がってきたが、やはり翌日には食欲がなくなってしまい、具合が悪化してしまったとのことでした。

年末年始は、どこの動物病院もお休みに入ってしまうため、新年の診療開始を待ってしまおうかと悩まれた末、当院にご依頼されました。

 

高齢猫の腎不全/シャム猫MIX/中央区

心拍はやや早めで、呼吸は安定、体型はやや削痩気味ではありますが、高齢猫ちゃんらしい立ち振る舞いでした。可視粘膜(見ることができる粘膜)は蒼白気味でしたが、体温低下はなく、生活環境は最適で、ご飯・お水のお皿も高さを上げてあげられていたので、高齢の猫ちゃんが暮らす環境は整っていました。

プレゼンテーション1.jpg

三が日は飼い主様がずっと一緒にいられるということから、1日3回に分割しての点滴としました。ご自宅での皮下点滴のマニュアルをお渡しし、ゆっくりと一緒に手順を覚えていただき、1回目でスムーズに針を刺して皮下点滴することができました。朝、昼、夜の3回の点滴のメリットは、貧血気味の犬猫にとって1回に大量に投与するより安全性も高い方法として、当院では高齢犬・猫で腎不全を呈し、貧血を起こしている(腎性貧血)場合に行っている診療プランです。しかし、この場合には1日1回の点滴より『労力』が単純に倍近くかかってしまうことが懸念されます。

今後は、お母さんのご都合に合わせて1日2回〜1日おきの点滴まで、猫ちゃんの状態をみて判断していきます。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、ご自宅まで往診獣医師が訪問し、診察をさせていただきます。往診獣医療の最大のメリットは、実際の生活環境を見ることができることから、ペット(犬・猫)の生活環境を踏まえた診療プラン・指導を行うことができること、そして家から連れ出さないで診察を受けられることです。若い頃と比べて、ペットも高齢期(シニア期)になるといろんな問題が日常生活の中ですらでてきます。あまり無理な通院を避け、まずは往診による健康状態のチェックや検査を行い、動物病院での精査が必要だと判断されたときに、頑張って動物病院に通院するという流れが、高齢の、特に猫ちゃんでは検討してみることをお勧めします。

 

当院の往診は、通常の動物病院への通院と比較すると、費用面としてはやや高めかと思います。当院の特徴は、十分な診察時間をとり飼い主様と向き合うことで、本当に困っている飼い主様の力になりたいということをコンセプトに、誠心誠意ご家族様のサポートをさせていただいています初診ではゆっくりと(1時間〜2時間程度)お話をお伺いさせていただき、問題点を一通りお伺いさせていただきます。そして、今のペット(犬・猫)の状態に合わせて診療プランをいくつかご提案させていただき、その中からご家族様にあった診療プランにさらにアレンジさせていただきます。

 

高齢ペット(犬・猫)のことで、もう動物病院に通院させるのが可哀想だなと感じている場合には、お早めにご連絡ください。余生を可能な限り苦痛なく過ごさせてあげることをご希望の場合には、訪問による看護・介護のご提案もさせていただけますので、その点もご相談ください。

 

2019年がすべての皆様において幸せな年でありますように!

頑張っていきましょう〜^^

 

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