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2023年5月アーカイブ

往診専門動物病院の存在を知ってもらう上で大切なことは、「一体何ができるのか」ですよね。

 

当院は犬猫の往診専門動物病院なため、今回は犬猫を専門とする往診(当院)と通常の動物病院を比較しながらお話しさせていただきます。

 

通常の動物病院をどう標準化してお話しするかですが、小規模の動物病院(獣医師1人、動物看護師2〜4人、血液検査機器、X線検査機器、超音波検査機器まで)を比較対象としていきます。

 

ちなみに、内視鏡を保有している動物病院は一般的ではないので、かかりつけの動物病院で内視鏡対応ができなければ、できる病院がどこにあるのか獣医師に事前確認しておきましょう。

 

万が一誤食してしまった場合、胃腸切開ではなく、内視鏡が備わっていれば、内視鏡下による摘出が選択肢に生まれてくるかもしれません^^

 

では、比較していきましょう。

 

【人数規模】

スタッフ数の差はないです。(※往診専門動物病院わんにゃん保健室の場合のみ)

 

当院の場合、獣医師(私)が1人、愛玩動物看護師が3人、動物ケアスタッフが1人の計5人体制ですので、今回比較する動物病院の規模と比較してもほぼほぼ一緒です。

 

ただ、通常の往診専門動物病院では、獣医師1人で運営しているところが大多数を占めていますので、当院がむしろ特殊なのかもしれません。

 

どんな診察においても、常に万が一の事態が起きることを想定していなければいけません。

 

その時のことを考えれば、ある程度のスタッフ人数規模が安全性の指標にもつながると、私個人としては強く考えています。

 

外回りと言われる、フリーな状態で臨機応変に動けるスタッフが1人、その場にいられるかどうかで、緊急時の初動速度に大きな差が生まれてきます。

 

もちろん熟練度は必須ですが、そこは外部からでは見ることができないため、比較しようがないため、客観的な数字だけで、まずは評価していきましょう。

 

 

【保定技術】

保定技術は、求められる能力によって異なりますが、基本的に相違ないです。

 

獣医師も保定に参加しますが、基本は補助スタッフである愛玩動物看護師にお願いすることが多く、彼らの保定能力は専門技術と言えるくらい高度なものです。

 

押さえ方一つで犬猫を興奮させてしまったり、不安にさせてしまったり、痛い思いをさせてしまったり...

 

そして、状態の悪い犬猫の保定はさらに難易度が高く、採血の保定一つをとっても、血圧も低く血管も細く潰れやすくなってしまった老体に対して、ゆっくりと十分量を採取するため、数分間全く動かさないくらいの覚悟ある保定が必要です。

 

令和5年4月1日に、動物看護師さんの資格が国家資格化したこともあり、ようやくこの専門的な能力を理解していただけるような社会になったんだなと思っています。

 

保定をご家族様にお願いすることは基本的にはないのですが、お母さん、お父さん抱っこの方が落ち着いて診察させてくれる場合もありますので、その際にはお声かけさせていただきます。

 

その場合にも、ご家族様の隣には必ず動物看護師が付きますので、安心して取り組んでいただけますので、一緒に頑張っていきましょう。

 

【問診】

往診は、飼い主様の声をヒアリングする問診に、特に力を入れています。

 

通常の動物病院では、初診時問診であって15分程度であることに対し、往診では1時間以上かけて、今までの経緯の全てをお伺いさせていただきます。

 

過去の検査結果がお手元にあれば、参考資料として、その場で見させていただきます。

 

当院の往診は、特にターミナルケアという終末期の医療としてご依頼いただくことが多いため、今までどんなことがあって、その時何をして、どうなったのか、その時どう感じたのかなど、時系列に沿ってできるだけ多くの情報をヒアリングさせていただき、今何ができるのかを考えていきます。

 

ご家族様のお話を最後まで伺い、やってあげたいことは何なのか、誰がそれをできるのか、現実問題実施可能なのか、などなどを一緒に考えていきます。

 

とはいうものの、緩和ケアやターミナルケアではなく、単純な処置のみでのお伺いを希望されることもありますので、状況次第で変化させていきます。

 

【検査】

大きな違いで言えば、X線検査と内視鏡検査は施設がある通常の動物病院でなければ実施できません。血液検査、尿検査、便検査など、その場に大型医療機器がなければ実施不可能ではない検査の多くは実施可能です。

検査結果はその場で出るものもあれば、持ち帰って検査結果を得られるものもあり、その場で結果を見て急ぎ方針を立てなければいけない病態を急性期といいますが、急性期であれば往診を待つのではなく、入院覚悟で急いで通院させましょう。

 

【処置と処方】

処方できる医薬品は動物病院の方針に依存しているため差はなく、全身麻酔をかけた処置を除いた内容では、できることに大きな差はないです。ただ、あえて書かせていただきたい大きな違い、それが「リスク」です。

 

万が一の時に挿管して人工呼吸器に繋ぐという一連の動作は、動物病院で設備が整っていなければいけません。

 

往診でのリスク説明が必須となってくると考えられる処置に、胸水抜去があります。

 

胸水抜去は、肋間に針を刺して胸腔から貯留してしまった液体を抜去してあげるのですが、肋間を針が通過する時に強い痛みがあり、ペットが大きく動いてしまうことが想定されます。

 

また、この状態の犬猫では呼吸状態が悪いことが予想されるため、当院では酸素環境を整え、信頼できる動物看護師を2人以上揃えてから、胸水抜去に挑んでおります。

 

万が一ペットが動いてしまって、肺を切ってしまうようなことが起こらないよう、準備できるものは万全にしておくことで、往診専門動物病院として7年目となる2023年現在においても、安全に胸水抜去が行えております。

 

まとめ

今回は、往診専門動物病院と小規模の動物病院とを比較して、往診専門動物病院とは一体どんなものなのかを説明させていただきました。

 

とどのつまり、ご家族様が動物病院選びをするときに必要なことは、外からしか判断ができないことを考えると、まずは医療設備がどんなものがあるのか、スタッフ体制や人数、といったことを病院のwebページで確認しましょう。

 

先生の力量は私たちから見てもわからないため、そこを判断基準に入れて考えると、きっと迷走してしまうと思われます。

 

治療を求めるのであれば通院、緩和を求めるのであれば往診。

 

診断を求めるのであれば検査が必要で、X線検査を含めた検査を希望するならば通院、猫の腎臓病などで血液検査と尿検査が必要なだけであれば、往診で十分対応可能です。

 

ペットの性格を加味して、診療形態を通院にするか、往診にするかを選んであげましょう。

 

まだまだ書き足りないことが山ほどあるので、これからもどんどん描いていきますので、お楽しみ^^

 

前回のブログ

往診専門動物病院を知る①(往診の現状と保定は専門技術ということ)

 

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当院の往診は、一過性の症状に対する治療にも対応しております。

在宅医療特化型の犬猫往診を東京23区を中心に近隣地区までお伺いし、慢性疾患に対する検査-処方コントロール、および緩和ケアと看取りまでのターミナルケアに対しては、専門的に取り組んでおります。

わんちゃん、猫ちゃんの在宅医療でお困りのご家族様、まずはご相談ください。(03-4500-8701 / 10:00-19:00 / 不定休)

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休診のお知らせ(東京/犬/猫/往診)

代表獣医師の江本です。

 

5月22日(月)、23日(火)は、社内総会のため休診とさせていただきます。

 

4月以降、終末期ケアを希望される診察で混み合ってしまい、通常の時間枠での予約が取りづらい状況となっております。

 

可能な限り診療時間外の枠も開放し、順次対応させていただいておりますので、診療をご希望される飼い主様は様子見してからではなく、お早めにご連絡ください。

 

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当院の往診は、一過性の症状に対する治療にも対応しております。

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皆さんは、往診専門動物病院を利用されたことはございますか?

 

そもそも往診という診療形態は、従来から存在しており、人間では専門分野として確立されていますが、獣医療業界では、まだまだ通常の動物病院の診療サービスのオプションとして存在している程度でしか浸透していません。

 

施設を有する通常の動物病院の往診は、基本はずっと通院していたペットに対し、もう通院が難しいからと判断した時に、診療時間の合間を縫って処置のみで伺うことが多いとされています。

 

ポータブルの検査機器を準備されていれば、飼い主様のご自宅にて検査を実施することは可能ですが、通常診療の中で往診を求められる頻度が極端に少ないこともあり、ポータブルに特化した検査機器を完備しているところは少ないです。

 

もしかすると、ニーズはたくさんあるにもしても、動物病院では手術や検査などに時間を優先的に割かなければいけないという経営的な観点から、往診に対して消極的な対応となっているという側面が大きいのかもしれません。

 

なお、診察の時には保定」と言って、検査や処置の間できる限り動かないように抑える行為を診療を、専門技術を有する動物看護師にお願いするのですが、診察室にある診察台の上で行う保定と、ご自宅で行う保定では、同じようですが全然違うものを要求されます。

 

写真②(エコー+酸素).JPG

 

基本はご自宅の床上で行うため、体の柔軟性や失禁・脱糞・肛門腺を飛ばしてしまうなどの事象に対し、事前準備と飼い主様への説明であったり、その場合にどうするべきなのかなどを常に意識していなければいけません。

 

また、往診を希望されるペットの状態は、基本的には病気の末期で体力が極端に消耗していたりと、重体であることがほとんどです。

 

ましてや呼吸状態が悪いペットの保定には、どこをどれくらいの力で押さえるべきなのかがとても重要なため、それをご自宅の床上でやりながら、さらに言えば呼吸状態の変化に対して酸素供給の動線確保などを考えなければいけないなど、多岐にわたる意識分散が必要となってきます。

 

この状態のペットの保定を、通常であれば飼い主様に強いるようなことはしないのですが、獣医師が一人でお伺いするような往診診療を行なっている場合には、飼い主様自身でこの保定業務を行わなければいけません。

 

そのようなことが起きる場合には、細心の注意を払うのはもちろん、万が一胸やお腹を圧迫してしまって呼吸困難を引き起こしてしまった時に、どう対処したらいいのかなど、事前に獣医師に確認して万全の体制で臨みましょう。

 

最終的に、全ての判断を委ねられるのは、飼い主であるご家族様です。

 

できれば動物看護師を連れてきてもらえるよう、しっかりとお願いすることをお勧めします。

 

 

このようなことから、普段から在宅での診療を意識した準備をしていなければ、ペットの往診では、いろんなところにトラブルが潜んでいます。

 

しかし、実際の現場では、往診を希望されるシニア期のペットと暮らしているご家族様が多くいて、潜在ニーズとしては、往診を希望されるご家族様が多くいると考えています。

 

ただ、忙しく診療されている担当の獣医師や院長に、往診にきてほしいとなかなか言いづらいために、ペットに鞭打って通院させなければいけないような雰囲気を過ごしてしまっているのもまた、悲しい事実です。

 

そんな中、ペットが病気の末期で、もう動かすことすら厳しい状態になって初めて往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡をいただき、覚悟を持って終末期医療(ターミナルケア)の往診切り替えを希望されています。

 

月間で多い時だと初診数で20件ほどを受けていますが、今後はより診療件数が増えてくることが予想されるため、もし今後往診での緩和ケアやターミナルケアを希望される場合には、早期から一度ご連絡をいただき、カルテ作成と現状把握をさせていただくことをお勧めします。

 

もう少し早くご連絡をいただければという症例も多々ある中で、ご家族様にとって動物病院への通院は日常に存在するものですが、往診は非日常的な存在であると考えています。

 

そのため、ペットの往診専門が存在することすら知らなかったというご家族様が、当院初診時の大半を占めています。

 

写真③(皮下点滴写真).JPG

 

往診専門動物病院が、一体どんな性質の動物病院なのか、何ができるのか、実際の診療の雰囲気はどんなものなのかは、ブログやインスタなどで発信してはいるものの、ご家族様だけでなく、実は動物病院で働く獣医師や動物看護師の方たちもまだまだ知られていないのも事実です。

 

これからも、どんどん往診専門動物病院の実態について発信していきますので、往診を将来的に利用されるかもしれないと考えているご家族様、紹介先として往診専門動物病院を差がされている動物医療関係者の方々は、是非当院のブログを見ていただければと思います。

 

前置きが長くなってしまいましたが、次のブログでは【往診専門動物病院でできることとできないこと】を書かせていただきます。

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緩和ケアをご存知でしょうか?

 

人の医療の方では、十分にその分野が周知されつつありますが、ペットの医療である獣医療業界では、まだまだその認知度は低いです。

 

緩和ケアとは、『慢性疾患やがんなど、もう治すことはできない病気に対して、苦痛をできる限り軽減することを最大の目的とした行為』です。(※個人的な見解ですが、このように考えています。)

 

緩和ケアと治療の違いは、以前ブログで書かせていただきましたので、本ブログの最後にリンクを載せておきます。後ほどご一読いただけたら幸いです。

 

今回は、この『ペットの緩和ケア』について、動物病院への通院と往診による在宅医療では、どんなメリット・デメリットがあるのかを書かせていただきます。

 

愛犬・愛猫が病気になった時、最初はもちろん治療を望みます。

 

治せる病気であれば、治療に踏み切ることを推奨します。

 

もしその病気が急性疾患ならば... 入院治療で良くなるならば...

 

動物病院に通院させ、入院管理による集中的な医療を選択される方は多くいます。

 

ただ、もしその病気が慢性疾患や癌などで、治療ではなく定期的な検診による毎日の投薬によるコントロールが重要とされる状態であれば、もう通院ではなく往診に切り替えたいと考えられるご家族様もいます。

 

通院なのか、往診なのか。

 

選択の参考になれればと思います。

 

今回は、以下のような症例で検討していきます。

 

【症例】

日本猫、16歳、慢性腎臓病(腎不全)。

1ヶ月ほど前からの食欲不振を主訴に動物病院へ通院したところ、慢性腎臓病(腎不全)のステージ4とされ、現在は月1回の血液検査で経過観察し、内服薬2種類と2日に1回の皮下点滴でコントロール中。

 

【通院のメリット】

通院でのメリットは、その場で幅広い検査結果が出るということと、必要に応じてX線検査を実施できることが挙げられます。

また、血液検査結果が大きく悪化していて、静脈点滴を推奨される状況だった場合に、ご家族様の同意のもと、集中的に静脈点滴を入院管理下で実施できるので、急性期には最適と考えられます。

 

【通院のデメリット】

通院と往診の大きな違いに、「通院させなければいけない」という通院ストレスの存在は大きくあります。

緩和ケアのステージでは高い頻度での通院が求められるため、帰宅するとぐったりしてしまうタイプの犬猫には、早期からの往診切り替えを検討するといいかと思われます。

 

【往診のメリット】

往診のメリットは、何といっても「自宅にいながら医療を受けられる」、そして「診療後すぐに好きな場所に隠れられる」です。

血液検査や尿検査などであれば、通院しなくても往診で可能です。

今回の症例で、もしこの猫ちゃんが通院が苦手な性格だとするならば、早期から往診に切り替えましょう。

 

【往診のデメリット】

往診は救急に不適なため、万が一に急変や入院を必要としているような場合には、往診では対応できません。

このような場合に、動物病院へ飛び込むか、もう通院させることがこの子にとって歩単位なるのでさせたくないと考える場合には、事前に今後起こりうる症状に対する対策を打っておくことで、ご自宅でいかにして過ごせるかを議論しておく必要があります。

また、往診は通院と比べて診療費がかかることは忘れてはダメです。

動物病院が家に来て、2時間ほど診療に時間を費やすため、通常の動物病院での診療がおおよそ10分間だとすると、単純に12倍ほどかかる可能性があります。

おそらく、この症例であれば、1ヶ月単位での検査と処方ですので3〜5倍程度かもしれませんが、往診は通院と比べると費用が嵩むことは覚えておきましょう。

ただ、その分色々な相談ができたり、生活環境を加味した最適な診療プランを組んでもらえるという最大のメリットがあることもあるため、ペットの負担を減らしてあげたいと感じた時に、一度往診専門動物病院へ相談してみるといいかと思われます^^

 

まとめ

今回紹介したケース「猫の慢性腎臓病(腎不全)」は、通院よりも往診での検診と処方が最適になりやすい症例です。

 

ただ、同じケースだとしても猫ではなくて犬の場合、費用面や検査設備面などから、往診よりも通院が好まれると考えます。

 

わんちゃんの多くがお散歩に出かける習慣があるため、連れ出すことが容易なことから、通院も難なくこなせる子が多いです。(中には、動物病院が苦手すぎる犬もいます...)

 

一緒に暮らすペットの性質を見極めて、ご家族様が判断してあげましょう。

 

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当院の往診は、一過性の症状に対する治療にも対応しております。

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次回は往診専門動物病院選択の注意点についてです^^

 

 

前回の記事

前回の記事は、以下からお読みいただけます。

・治療と緩和ケアの違い

 

 

 

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