わんにゃん保健室 03-4500-8701

2019年7月アーカイブ

こんにちは!!

 

中央区晴海と江東区豊洲では週末にお祭りがあったようで、浴衣を着た人がたくさんいました!夏が来たなという気持ちになった風景でした!

最近は中央区晴海や江東区豊洲といった臨海地区からの往診依頼が増えています。ご自宅まで訪問すると、結構このあたりはおっきなマンションが立ち並んでるなと圧巻にとらわれてしまいます。勝どき、豊洲、晴海エリアはオリンピック村建設予定地が近いためか、どんどん開拓されていて、文明の力を感じています。

 

夏も本番となり、どんどん暑くなってきましたね。私はついに家のクーラーを解禁してしまいました。

犬猫、特に高齢犬・猫(シニア犬・シニア猫)とお家で一緒に暮らしている方は、すでに夏の暑さ対策を始められているかと思いますが、もしまだ夏の暑さ対策をしていない方がいらっしゃれば、ぜひ室温を下げる、湿度を下げるなどして、暑さ対策をしてあげてください!

繰り返しますが、特に、高齢犬、高齢猫を飼っていらっしゃる方は、動物も高齢になると体温調節が苦手になっていくので、冷房で調節して、湿度も低めにすることをお勧めします。

もし、帰宅後、冷房をつけ忘れていたことに気づき、わんちゃん、猫ちゃんがぐったりしている場合は熱中症の可能性が高いです。どうぞお気を付けください。

 

最近気温が上がってきて、何か元気がない、いつもと違う感じがする、という場合には、いつでも往診専門動物病院わんにゃん保健室までご相談ください。動物病院への通院が大変、動物病院に通院すること自体がストレスになってしまい行く勇気がない、という方も、往診専門動物病院わんにゃん保健室ではご自宅まで往診専門獣医師が訪問しますので、お家で待ち時間なく、安心して診察させていただけます!

 

それでは、今回は猫ちゃんが口を開けている時のお話をさせていただこうと思います。

 

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早速ですが、みなさん、猫ちゃんの口が開いているのはあまりイメージがないかと思いますが、どうでしょう??

 

猫ちゃんが口を開けているときに考えなければならない病気がいくつかありますが、今回は代表的な病気をご紹介させていただこうと思います。

 

・心臓病

・甲状腺機能亢進症

・呼吸器疾患

の3つはまず考えていかなければいけません。

 

犬は暑いときや興奮したときに、口から熱を逃がすために、パンティングといって、口を開けて呼吸することがよく見られますが、猫ちゃんは通常口を開けて呼吸することはありません。

ではどういう時に口を開けて呼吸するのかというと、呼吸が苦しいときや、鼻が詰まっていて鼻呼吸出来ないときに口呼吸をしてしまいます。

それでは、上に書いた3つの疾患についてお話させていただこうと思います。

 

猫の心臓病

どんな病気??

高齢の猫で多い心臓病は、肥大型心筋症といって、心臓の筋肉がどんどん内側に分厚くなっていき、心臓がうまく拡張できないという疾患です。心臓は通常、拡張して、肺から血液を受け取り、その血液を、心臓が収縮することで全身に送り出す働きをします。

ところが、心臓がうまく拡張できないと、肺からの血液をうまく受け取ることが出来ず、全身に血液を送り出すことができません。

 

そうなると、身体は酸素不足になってしまい、息が苦しくなってしまうので、

症状としては

・口を開けて呼吸する

・舌の色がきれいなピンク色でなく、紫っぽい

・運動量が減ってじっとしている

などの症状が出ますが、初めはなんとなく元気がないかな?という感じで気付きにくいです。

では、どうように診断をするのかというと、本来心臓の超音波検査を行い、診断することが多いですが、それでも心臓に明らかな変化が起こっていなければ、はっきりと診断することは難しいといわれています、

そこで、往診専門動物病院わんにゃん保健室では、ご自宅に訪問し血液を採取(採血)し、血液検査で心臓に変化が起こっているかを見ていきます。

 

甲状腺機能亢進症

どんな病気???

甲状腺とは、のどにあるすごく小さな臓器で、身体の代謝をつかさどっています。甲状腺機能が亢進すると、体内の代謝がすごく上がってしまい、

症状としては、

・よく食べているのに痩せてきた

・毛艶が悪くなってきた

・痒みはなさそうなのに毛が抜ける

・多飲多尿

・よく鳴くようになった

・よく嘔吐するようになった

など様々です。中には、嘔吐が多くて食欲がなくなる猫もいます。

診断は、血液検査で甲状腺ホルモンを測定することで診断できます。また、すごく興奮しやすくなったり、心拍数や血圧が上がるので、心臓にも負担がかかり、その影響で元から心臓が悪い子や、心臓に負担がかかりすぎてしまった子は呼吸が苦しくなることもあります。また、心臓に負荷がかかりすぎてしまった結果、血栓ができて、それが肺に詰まってしまうと急激に呼吸が悪くなってしまいます。

 

呼吸器疾患

呼吸器とは、口・鼻~肺までの疾患のことです。肺炎や肺腫瘍、肺血栓症、鼻の腫瘍など、呼吸器に疾患が起こった場合には呼吸が苦しくなります。

その結果、口呼吸になってしまうことがよくあります。

これらの多くはレントゲン検査での診断となります。

 

口を開けて呼吸をしている高齢猫では、主に以上のような疾患を考えて、原因特定のために検査を行い、治療を考えていく必要があります。

しかし、こうした猫ちゃんたちにはもちろん検査や病気に合ったお薬が必要ですが、最も必要なのは『酸素』です。

空気中には、実は、酸素は20%程度しかありません。

そこで、もっと高い濃度で酸素をかがせてあげることで、呼吸が楽になり、口呼吸を止めてあげることができます。

お家で酸素をかがせてあげるために、酸素室というものをレンタルで設置されることをおすすめします。

呼吸が楽になることで、根本的に治っているわけではないですが、元気になったり、食欲が出たりします。また、最初は酸素室を嫌がっていても、その中に入ると楽になることが分かると嫌がらなくなることも多いです。

 

そのように呼吸が悪くなってしまっている猫ちゃんは、外に出したり、ストレスをかけると余計に呼吸状態が悪くなってしまうことが多いので、動物病院に連れていけない、逆に興奮してしまって心配、というご家族の方も多いかと思います。

たしかにそのように、呼吸が悪い子は、興奮させないようにしなければなりません。

 

そこで、往診専門動物病院わんにゃん保健室では、お家に獣医師が訪問し、検査・処置をさせていただくので、終わればすぐに自分のいつもの居場所にもどることが出来ます。

また、往診なので、猫ちゃんを連れて外に出る必要がなく、興奮も少なく処置をすることが出来ます。

 

最近口を開けて息をしているけど、どうしよう、という場合には、諦めず、一度往診専門動物病院わんにゃん保健室にお気軽にご相談ください。

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、ご家族様、動物たち、それぞれの性格、生活環境に合ったオーダーメイドで無理のない治療を提案させていただきます。

 

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こんにちは!

往診専門動物病院わんにゃん保健室の往診獣医師です。

 

台風が近づいてきている今日この頃、往診専門動物病院わんにゃん保健室では、雨の中でも変わらず往診による診察が続いております!

病院が苦手なわんちゃん・猫ちゃん、持病があり負担をかけたくないわんちゃん・猫ちゃん、高齢になり今後の通院に不安のあるシニア犬・シニア猫さん、ペットの診療には通院以外にも往診という形もあります。

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(※こちらは千代田区のギンタカちゃん。甲状腺機能亢進症を内服でコントロール中!)

 

当院は、ご自宅を訪問し、ご自宅を診察室にさせていただき、安心できるお家の中で出来る限りの医療を提供させていただく往診を専門とする動物病院です。

東京23区内を中心に、周辺地域まで対象範囲としております。不定休のため、診療スケジュールに関しましては、HPにてご確認をお願いいたします。継続治療中の患者様に関しては、必要に応じて休診日の診察も行っておりますのでご安心ください。

 

それでは、どんな犬猫さん達が当院の往診をご利用されているか、ご紹介させていただきます。

本日ご紹介させていただくのは、甲状腺機能亢進症という高齢期の猫ちゃんに比較的発症の多い疾患を治療中のみーちゃんです!

 

甲状腺機能亢進症を治療中の猫ちゃん(15歳、仮名:みーちゃん)との出会い

 

東京中央区に在住のみーちゃん(高齢猫、シニア猫)との出会いは、今年の3月でした。

 

ご家族様からいただいた最初のお電話では、「元々は中央区勝どき付近にある動物病院に通院していたのですが、みーちゃんがどうしても動物病院への通院が苦手で、検査のために鎮静薬を使わなければいけないこともある」とのお話でした。

 

実際に初めてみーちゃん(中央区)に会いに行くと、ひとまず顔を出してあいさつはしてもらえました!

しかし、手の匂いをくんくんしてから、「シャー!!」を浴びせられました(^-^;

まぁ、こんなことはいつものことです。あいさつしてくれるところを見ると、やはり動物病院への通院は難しくても往診専門動物病院ならば、動物病院への通院が苦手なみーちゃんでも大丈夫かもしれないという印象を受けました。

 

ご家族様は、年に1度はなんとか通院を試みてくださっており、その度に、興奮、嘔吐、排尿、排便の大騒ぎで、動物病院への通院の他に方法はないかということで往診専門動物病院わんにゃん保健室に往診による訪問獣医療についての相談で連絡をくださったとのことでした。

最後に動物病院へ通院した際、血液検査ですでに甲状腺機能亢進症を指摘されてはいたのですが、この病気の治療はずっと継続しなければいけないことや1年に1回よりも短いスパンでの血液検査(動物病院への通院必須)が必要なことから、なかなか本格的な治療に踏み込めないでいたそうです。

 

初日はまず、ご家族様から今までの経過をじっくりと聞くことと、今後の方針についてのご相談をすること、ご高齢な猫ちゃんであるみーちゃんにあまり興奮・警戒してもらわないことを第一に考え、採血などの詳しい検査はせず、聴診や身体検査のみをさせていただくこととしました。

 

中央区に在住で、動物病院への通院時には気が動転してしまうみーちゃんは、訪問によるご自宅での往診獣医療では、ご家族様のひざの上で、シャーとは言いつつも聴診をさせてくれました。

 

過去の検査結果データでも確かに甲状腺の数値が高いこと、性格が変化し、落ち着きがなくなっていること、体重が減少していること、多飲多尿があること、しつこくグルーミングをしていること、毛艶が良くないことなど、確かに猫の甲状腺機能亢進症を疑うポイントが多く認められました。

 

ご家族様はやはり、動物病院でのみーちゃんの姿をトラウマに思っていたため、訪問による往診獣医療で採血が出来るのかを心配なさっていましたが、2回目の往診時に血液検査を試みることとしました。

 

みーちゃん(東京中央区、高齢猫)、家での採血に挑戦

 

2回目の往診(訪問)で東京中央区のご自宅に訪問すると、やはりお顔は見せてくれるみーちゃんでしたが、何か感じ取ったのか、テレビと窓の間に逃げ込んでしまいました。

ご家族様とお話しし、少し抑えての検査にはなるけれども、採血を試みることにしました。

 

聞いていた通り、興奮し、排便もしてしまうみーちゃん(東京中央区、シニア猫)でしたが、きちんとした保定をしてあげることで、文句は言いつつも、採血はスムーズにさせてくれました。

身体検査や爪切り(爪切りは月一回を基本とし、猫の巻き爪を予防しよう!)なども実施し、みーちゃんを開放!

 

もちろん検査後はとても不機嫌そうでしたが、後日話を聞いたところ、翌日あたりからいつもの様子であったとのことで安心しました。

 

気になる検査結果は、甲状腺ホルモンの数値が高く、症状も併せて考えやはり甲状腺機能亢進症であると診断されました。

甲状腺機能亢進症は、高齢の猫ちゃんでは比較的多い病気です。甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが大量に作られてしまうことにより、代謝の亢進が起きてしまう疾患です。そのことにより、毛質が悪くなり脱毛が見られたり、ご飯を食べていても体重が減ってしまったり、血流が増すことにより心臓やその他の臓器にも負荷がかかってしまいます。

ご高齢なみーちゃん(東京中央区在住のシニア猫)の場合も、甲状腺ホルモンの数値の上昇以外に、肝臓に関する数値の上昇、心臓に関する数値の上昇、聴診時の雑音が認められていました。

 

検査結果を確認し、すぐに治療を開始しました。

幸いにも東京中央区在住のみーちゃんは、薬の内服は出来るとのことでしたので、甲状腺機能亢進症と心臓に対するお薬の2種類の内服薬を開始することにしました。

 

みーちゃんのその後の経過(中央区、高齢猫/猫の甲状腺機能亢進症)

 

内服薬を始めて2週間後の再診で、ご家族様から、「内服薬を始めてから、以前のような落ち着きが戻ってきた」とのお話をお聞きできました。

2度目の採血では、さらにスムーズに検査を進めることが出来、血液検査結果上も経過は良好でした。

 

さらに1か月後の往診(訪問)で、やや甲状腺ホルモンの上昇が見られたため、再度内服薬の量を検討しなおし、先日行った血液検査では、甲状腺ホルモンの数値も正常値になり、肝臓の数値も順調に低下してきました。

 

動物病院への通院では、血液検査に鎮静薬が必要だった人見知りな猫ちゃんも、往診専門動物病院によるご自宅での訪問医療に切り替えてから4度の採血を難なくこなしてくれました。

人見知りで外出が苦手なみーちゃん(東京中央区、通院できない猫ちゃん)の負担も考慮し、今後は1か月に1回の再診と3か月に1回の血液検査を予定しています。

 

昔のような落ち着きが戻り、グルーミングも減り毛艶もよくなった高齢猫のみーちゃん。

甲状腺機能亢進症は、見えないところで心臓など臓器への負担もかけつづけてしまう疾患ですので、ご家族様が訪問による往診獣医療を選択してくださり治療を始められて良かったです。

 

猫ちゃんの通院にお悩みの方へ

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室での訪問による往診獣医療では、わんちゃんに比べ猫ちゃんが圧倒的に多いです。猫ちゃんの性格上、動物病院への通院が苦手であることから訪問による往診獣医療を選択される方が多いように感じます。

猫ちゃんの動物病院への通院でお悩みのご家族様、ぜひお気軽に当院までご相談ください。定期的な健康診断やワクチン接種から、猫ちゃんでは多い腎不全に対する緩和ケアとしての在宅療法、高齢猫さんの在宅介護や緩和ケアなど、幅広くご相談をお受けすることが可能です。

十分な時間を確保するために完全予約制で診察に伺いますので、まずはこちらからお問い合わせください。

 

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こんにちは!往診専門動物病院わんにゃん保健室の獣医師です。

 

当院は、ご自宅を訪問しご自宅で診療を行う往診を専門とする動物病院です。

 

往診をご利用されるご家族様にはそれぞれの理由がありますが、多くお聞きする理由としては、①ペットが通院が苦手である②ペットが高齢である③持病のあるペットに負担をかけたくないといったものがあります。

 

往診では、ご自宅にお伺いしますので、外出するという負担をなくすことが出来、待ち時間という時間の無駄もなくすことが出来ます。

また、わんちゃんや猫ちゃんが一番ストレスを感じる診察や検査、処置の後にはすぐに安心できるいつもの居場所に戻ることが出来るため、ストレスも軽減してあげることが出来ます。

 

往診においても、身体検査だけでなく、血液検査や、超音波検査などある程度の検査や処置を実施することが可能です。必要に応じて、専門の二次診療施設をご紹介させていただくこともあります。

 

当院の診療範囲は、台東区や中央区を中心とした東京23区全域および周辺地域です。まずはお気軽にお問い合わせください。

 

 

高齢ペット相談会

当院では、診療業務の他、ご家族様向けのセミナーの実施や、ペットに関する各種イベントへの参加も積極的に行っています。

 

5月には、台東区の御徒町駅前で開催された『すまいるフェスin台東区 2019 ~ありがとうのRENSAで人も動物も笑顔に~』に参加させていただき、“高齢ペット相談会”を実施してきました。

多くの方々がイベントにご来場下さり、高齢ペット相談会にも高齢になったペットとの暮らしの中でさまざまな悩みを抱えるご家族様にお立ち寄りいただきました。

 

先程もお話ししましたように、ご自宅に伺い診察する往診という特性から、当院は高齢犬や高齢猫のご家族様からの診療のご依頼を多く受けます。それぞれのご家族様ごとに、オーダーメイドの介護の形を一緒に考えてきました。

そんな経験を踏まえ、高齢ペット相談会を実施いたしました。

 

相談会の中で出てきたお話は、もちろん病気に関するお話が多かったのですが、高齢ペットの行動の変化に関するお話が同じくらい多くあったことが印象的でした。

 

今日は、高齢ペットの行動の変化について少しお話させていただきます。

 

ペットの高齢化

獣医療の発展やペットの飼育環境の改善により、犬猫の寿命はとても長くなりました。

2018年に一般社団法人ペットフード協会が行った全国犬猫飼育実態調査によると、一般家庭で飼育された犬の平均寿命は14.29歳、猫の平均寿命は15.32歳だそうです。

 

ペットの寿命が延びたことにより、以前よりもペットの高齢化による行動の変化を感じるご家族様が増えてきたように感じます。

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人と同じように、犬猫も高齢になると加齢による身体機能の低下や、視力や聴力の衰え、認知機能の低下からさまざまな行動の変化が見られることがあります。

夜鳴きや、徘徊行動、攻撃的な行動、トイレの失敗、昼夜逆転、無駄吠えなど、それはさまざまな形で現れてきます。

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もちろん、その中には何かしら治療が必要な疾患が隠れていることもあるため、原因をきちんと見極めることが大切です。

原因を見極めた上でそれが治療出来る疾患が原因ではなかった場合には、生涯向き合っていくことが必要となります。

 

向き合っていく上で考えるポイントは、

 

①ペットにとってそのことで苦痛があるのか

 

そして、

 

②ご家族様にとって負担となっているかということだと思います。

 

例えば、痴呆で落ち着きなく徘徊し続け、ゆっくり眠ることも出来ていないペットには、気持ちを落ち着かせてあげるお薬を使うことがペットにとって良いこともあります。

トイレの失敗が増えて家中で用を足してしまい、ご家族様にとって大きな心労となってしまう場合には、おむつをつけてあげるという方法が一つの解決策となることもあります。

ちょっと無駄吠えはするけれど、本人に苦痛はないし、ご家族様もそれも可愛さと思って気にならないということであれば、そのままでもいいのです。ご家族様も夜も眠れなくて、体調を崩してしまうようなことがあれば、それは対策を考える必要があります。

 

完全に若い頃と同じような生活が送れなくても、ペットとご家族様がお互いに大きなご負担なく生活できること、高齢ペットとの暮らしで目指す形はこれで十分だと思います。

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(図:徘徊の末、汚れた足)

 

高齢ペットの介護にお悩みのご家族様へ

高齢ペットの介護をされているご家族様、皆さん一人ではありません。

同じような状況の方もたくさんいらっしゃいます。

動物病院でも、治療だけでなく介護に関する相談も出来ます。

 

一人で悩まないでください。

 

頑張りすぎないでください。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、医療面だけでなく、介護に関しても知識が豊富なスタッフが介護に関する相談をお受けすることも出来ます。ペットにとってもご家族様にとっても最後まで幸せな気持ちで日々の生活を送ってほしい、と考えています。

 

以前、落ち着いて眠ることが出来ないわんちゃんのご家族様からご相談を受け、ベットのタオルの敷き方を一工夫することでぐっすり眠ってくれるようになった子がいました。ほんの一工夫で生活の質が大きく変わることもあります。

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在宅介護についてのご相談や、高齢のペットの今後の通院や治療に関するご相談もいつでもお待ちしておりますので、こちらからどうぞお問い合わせください。

 

 

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こんにちは!

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梅雨でじめじめした日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

一見寒い日が続いているように感じますが、湿度が高いと暑く感じてしまうため、わんちゃん猫ちゃん、特に高齢犬、高齢猫は体調を崩しやすいです。

何か元気がない、いつもと違う感じがする、という場合には、いつでも往診専門わんにゃん保健室までご相談ください。通院が大変、ストレスになってしまい行く勇気がない、という方も、往診専門わんにゃん保健室では、お家で待ち時間なく、安心して診察させていただけます!

オーナー様の皆様も体調にお気をつけてお過ごしください。

 

さてさて、先日は犬の皮膚病に関して書かせていただきましたが、

今回は猫ちゃんの皮膚病について書かせていただこうと思います。

わんちゃんは、夏になると特に皮膚が悪くなってしまう、という印象が強いですが、猫ちゃんは季節性の場合とそうでない場合があります。

 

それでは猫ちゃんの皮膚病はどういうものがあるのでしょうか?

詳しくお話させていただこうと思います。

 

猫の皮膚病

皮膚病というと、

・皮膚が痒い

・毛が抜けてきた

というイメージをお持ちのご家族様が多いと思います。

しかし、猫ちゃんの皮膚病はそれに加えて、

・ぶつぶつしている

・ジュクジュクの腫瘍のようなものができてきた

・痒くないが毛がごっそりと抜ける

など症状は様々です。

 

猫の皮膚病の原因

 

猫ちゃんの皮膚病の原因もすごく様々で、アレルギーや感染症、寄生虫や自己免疫疾患、腫瘍など多岐にわたります。

 

その中で、比較的よくある疾患をここではご紹介させていただきます。

ノミアレルギー・蚊アレルギー

ノミや蚊に刺されて、その部分がぶつぶつになり、痒みを伴うものです。

アレルギーなので、炎症を抑えてあげると、痒みも皮膚のぶつぶつも消えていきます。

比較的耳の外側などに多く、これからの季節に多い病気です。特に外に愛猫ちゃんが外に行く方は、しっかりノミ予防をしてあげることが重要となってきます。また、お家で買っている場合でも、蚊は入ってきますので、注意が必要です。

主に、ステロイドや抗ヒスタミン剤を使用することが多く、投薬が難しい場合には2週間効果が続く注射もございますので、投薬が難しい猫ちゃんの場合にはぜひご相談ください。

 

糸状菌症

糸状菌と聞くとピンとくる方は少ないかと思いますが、いわゆるカビによる皮膚病です。

猫ちゃんをお家で飼っていらっしゃる場合はほとんど起こらないですが、猫ちゃんが外に行く場合は持ち帰る場合が多いです。

この病気は人にもうつってしまうので、注意が必要です。

症状は

・痒みがほとんどない

・毛がごそっと抜ける

・顔周辺に多い

などがあります。

カビに効くお薬は、飲み薬と塗り薬がありますが、飲み薬は肝臓に負担がかかることが多いため、塗り薬をしようすることが多いです。

 

アトピー・食物アレルギー

多くの飼い主様は、アトピーや食物アレルギーはわんちゃんのイメージが強いかと思いますが、猫ちゃんにもよくある疾患です。

症状は

・顔周囲が痒くて掻いて脱毛

・口の奥やかかと、おなかなどに潰瘍がある

・後肢に線状の盛り上がりがある

など、これも症状がたくさんあります。

治療としては、アトピーであればステロイドがよく効果を示してくれますが、食物アレルギーの場合は、ステロイドが効くこともあれば、飲み薬で免疫抑制剤を飲む場合もあります。

 

甲状腺機能亢進症

これは高齢猫に多い病気で、

・最近すごくよく食べるのに毛艶が悪く痩せてきている

・左右対称で脱毛している

・毛がごわごわしている

などの症状があります。この病気は皮膚だけでなく、全身に影響がでる病気ですので、甲状腺ホルモンを調節するお薬が必要になります。

 

その他の脱毛

おなかをよく舐めて脱毛している、関節をよく舐めて脱毛している、というお話をよく聞きます。この根本的な原因は皮膚病ではなく、下腹部の場合は膀胱炎、関節の場合は関節炎を疑っていかなければいけません。

膀胱炎、関節炎はどちらも猫ちゃんに多い病気で、特に高齢猫では慢性腎不全にともなって関節炎になる猫ちゃんはとても多いです。

・最近おなかをなめていて、とても頻尿だ

・最近足をよく舐めていて、高いところに登らなくなってきた

など、舐める以外にも症状がある場合には注意しましょう。

 

往診専門わんにゃん保健室では、高齢猫の慢性腎不全も治療も、膀胱炎の治療もよく行っております。慢性腎不全の場合には、脱水しやすくなっているので、点滴をお渡しして、ご自宅で点滴を行っていただいている飼い主様も多くいらっしゃいます。

また、ご自宅での点滴が難しい場合には、数日間隔でのご訪問も可能で、ご家族の生活環境、猫ちゃんの性格、など一人一人にあった治療をご提案させていただいております。

 

猫ちゃんの皮膚病といっても、とてもたくさんの種類があり、ここではすべてをご紹介することは出来ませんが、皮膚だけでなく、全身に影響が出てしまう病気が関係していることもあるので、いつもと様子が違う場合にはお気軽にご相談ください。

 

投薬が難しいから治療できないのでは?

通院が難しいから治療は諦めている

といった方々も、往診専門わんにゃん保健室では、ご家族、愛猫さんに合った治療法をご相談させていただきますので、いつでもお待ちしております!

 

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こんにちは!

最近この季節にしては寒い日が続いておりますが、みなさま体調はいかがでしょうか?かぜなどお気を付けください。

また、犬や猫も、若齢であればそれぞれで体温調節ができますが、高齢犬や高齢猫は、体温調節がだんだん自分でできにくくなってきますので、気温や湿度などに気を付けて過ごしてあげてください。

 

それでは、今回は、往診でも出会うことの多い、犬猫の心臓病のお話を書かせていただこうと思います。

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往診専門動物病院わんにゃん保健室で往診に伺うご家族様の中にも、愛犬や愛猫の心臓病と向き合いながら、ご家族で協力して、ご自宅で治療をなさっているご家族様が多くいらっしゃいます。

最近は、わんちゃんねこちゃんも高齢化が進み、医療も進んでいるため、長寿の犬猫が増えており、動物の負担を減らすために往診をご選択される飼い主様も増えています。

当院の患者様でも、心臓病のために、診察と血液検査は往診で、投薬は一番落ち着けるご自宅で行ってもらい、維持ができているわんちゃんもたくさんいます。

 

では、心臓病とはどういう病気なのか、どのような症状がでるのか、どんな治療をするのかをお話しさせていただきます。

 

心臓病のおはなし

心臓は、人と同じで、全身に血液を運び、帰ってきた血液を肺に送って、血液中の二酸化炭素を酸素に変えてもらい、再び心臓からその、酸素が豊富になった血液を全身に送るという、ポンプの役割をしています。

 

心臓の病気というと、ヒトでは心筋梗塞や狭心症というのが、一般的に知られていますが、高齢犬や高齢猫では、そのような病気は少なく、僧帽弁閉鎖不全症などの弁膜症や、拡張型心筋症などの心筋症が一般的です。

 

心臓の構造

心臓は、ほとんどが筋肉でできており、強く収縮することで、ポンプとしての役割を担っています。部屋は4つに分かれていて、

  • 全身から血液が返ってくる部屋
  • 肺に血液を送る部屋
  • 肺から血液が返ってくる部屋
  • 全身に血液を送る部屋

があります。

①と②の部屋の間には三尖弁、③と④の間には僧帽弁という弁があり、心臓が収縮したときに血液が逆流しないようになっています。

しかし、加齢に伴って、弁の構造が変化して、弁が完全に閉まることができなくなってしまい、血液の逆流が起こります。それを、それぞれ、僧帽弁閉鎖不全症、三尖弁閉鎖不全症といい、高齢犬で多い病気です。

 

また、心臓はほとんどが筋肉でできていますが、その筋肉がどんどん分厚くなってしまい、うまく広がることができなくなってしまう病気や、逆にどんどん薄くなってしまい、うまく収縮することができなくなってしまう病気があります。それを、それぞれ肥大型心筋症、拡張型心筋症といいます。

肥大型心筋症は高齢猫で多くみられ、拡張型心筋症は高齢犬でみられます。

 

症状

先ほどお話させていただいたように、心臓は肺に血液を送り、帰ってきた血液を全身に送る役割があります。心臓病の初期の症状としては、

・運動性の低下(いつも玄関まで迎えに来ていたのに来てくれなくなったなど)

・なんとなく元気がない気がする

などです。

それがより進んでくると、肺から帰ってきた血液をうまく出せなくなり、心臓の中に血液がたまってしまった結果、肺にも血液がたまってしまい、肺に水が溜まってしまう、という結果になることが多くあります。

これを肺水腫といい、症状としては

・息苦しそう

・咳をしたりする

・悪化すると口の粘膜が紫色に変わった

というのが見られます。

また、肺水腫にならなくても、心臓の病気が悪化した場合、酸素がはいった血液をうまく送ることが出来なくなってしまうので、同様の症状がみられます。

 

治療

心臓病になった高齢犬は如何にして肺水腫にならないようにするかがとてもポイントです。

そのために使うお薬は大きく3種類あり、血管拡張薬、強心薬、利尿剤があります。まずは血管拡張薬や強心薬を使ってコントロールをすることが多いですが、それでもコントロールできない場合に、利尿薬を使用します。

治療することで、肺水腫になるまでの期間を延ばすことができます。

 

では肺水腫になった場合や、心臓病が悪化した場合どのように治療するのでしょうか?

 

上に書いたお薬をしようするのはもちろんですが、お家で一番重要になるのが、酸素室です。

これはレンタルすることができ、お家の中でも酸素を十分に吸える部屋として置いてあげ、その中にお水やご飯を置いてあげると、食べるのが楽になり、食欲がでることが多いです。また、お家の中で興奮してしまい、舌の色が悪くなった時などに入れてあげる部屋として使っていただくと良いと思います。

 

心臓病がある犬や猫は興奮したりストレスがかかったりすると低酸素になりやすいので、できればストレスの少ない状態での診察をお勧めいたします。

 

往診専門わんにゃん保健室では、往診にて、診察、検査、治療まで行っておりますので、待ち時間や移動時間がなく、一番ストレスがないご自宅にて処置をすることが可能です。また、処置が終わればすぐに落ち着ける場所でくつろぐことが出来ます。

 

我が家の愛犬、愛猫が最近元気がない、運動量が減った気がするなどございましたら、ぜひ一度往診専門わんにゃん保健室までご相談ください。

ストレスを感じやすい子、投薬が難しい子、みんなそれぞれ違う性格や生活環境だと思いますので、オーダーメイドの治療法をご提案させていただきます。

 

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はじめまして!

梅雨でじめじめ湿度が高く、暑い日が続きますが、体調はいかがでしょうか?

気温がすごく高いわけでなくても、湿度が高いと熱中症になることもありますので、どうぞお気を付けください。

痒そうな猫.jpg

さて、今回のブログは、7月から往診専門動物病院わんにゃん保健室で往診獣医療を担当している働かせてもらっております、獣医師の大東です。

 

まずは軽く自己紹介をさせてもらおうと思います。

 

出身は兵庫県で、関西から6月に引っ越してきました。趣味は旅行で、おいしいものと綺麗な景色が大好きです。

 

5月までは、大阪の一次診療の動物病院にて勤務しており、若いわんちゃんねこちゃんから、高齢のわんちゃんねこちゃんまで様々な子を診察しておりました。

しかし、高齢の子たちは、若いときには耐えられたストレスにも、敏感になっており、動物病院への通院のストレスが心配になってしまうことも多々あるかと思います。そのような場合に、お家でできる限りのケアや治療をできる往診が、よりストレスを減らし、動物たちのためにも飼い主様たちのためにも良いのではないかと考えています。

 

そこで、高齢犬や高齢猫のケアを考えたときに、往診という分野に興味を持ち、こちらで働かせていただくことになりました。

今後とも、飼い主様と一緒に治療法を考えていき、その子その子にあった最善の治療ができるように精進していくので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

それでは、軽く自己紹介をさせてもらったところで、本題に移っていきます。

 

今回は、夏ということで、夏に悪くなりやすい皮膚について書かせていただこうと思います。

 

夏に多い皮膚病

夏になると皮膚が悪化する、というお悩みは犬猫と一緒に暮らしているご家族様の多くが抱えている問題かと思います。この原因としては、皮脂が増えたり、気温が上がったりすることで、皮膚にいる常在菌が増えやすい環境になってしまうということが考えられています。また、耳についても同様で、夏になると外耳炎になるペットが増えてきます。

 

ではそもそもなぜ皮膚炎が起こるのか??

 

脱毛や、皮膚炎の根本的な原因はたくさんありますが、大きく分けると

  • アトピー性皮膚炎
  • 食物アレルギー
  • 内分泌疾患(甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症、副腎皮質機能低下症)
  • 自己免疫性疾患
  • その他(腫瘍など)

に分けられます。

  • や②に関しては、人でも馴染みがあり、聞いたことがある方も多いかと思います。

 

アトピー性皮膚炎は、ハウスダストや花粉などに反応して皮膚にかゆみをもたらしてしまう疾患です。アトピー性皮膚炎の子は、生まれつき皮膚の細胞間の物質(セラミド等)が少なく、皮膚の水分が蒸発しやすかったり、細胞間の物質が少ないために細胞に直接ハウスダスト等のアレルゲン物質がくっついてしまい、皮膚の細胞が反応してしまって痒みが出てしまう、というのが原因です。痒みがでた結果、掻き壊してしまい、脱毛や、掻き傷への感染、乾燥しているために余分な皮脂が出て脂漏症になってしまいます。

生まれつきの体質なのですが、予防することが大切で、シャンプーと保湿剤がポイントです。シャンプーでアレルゲン物質を流し、保湿剤で細胞間物質を補ってあげることでアレルゲン物質がくっつきにくくなり、アトピーを予防することができます。ちなみに、保湿剤をたっぷり使うと人の赤ちゃんでもアトピーと予防することができるという研究結果も出ています。

シャンプーの詳しい方法については、またブログにてご紹介させていただきます!

 

次に食物アレルギーです。これも人と同じで、特定の食べ物を食べるとかゆくなってしまう疾患です。アトピー性皮膚炎は若齢時に発症することが多いのに対し、食物アレルギーは、中高齢期に発症することも珍しくありません。食物アレルギーの診断や、原因食品の特定は難しいことも多く、また、アトピー性皮膚炎と併発していることも多いです。そのため、アレルギー食を食べて痒みが減ったが完全には痒みがなくならない、という子もいて、その場合はアトピーの治療も必要となります。

 

上の2つは犬に多い病気ですが、猫でも発症する子いるので、痒みがある猫ちゃんは病院でご相談してみてください。

 

そして次は内分泌疾患です。甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症は高齢犬に多い病気です。副腎皮質機能低下症はまれな病気なので、今回は一旦割愛させていただきます。

まず、甲状腺機能低下症ですが、甲状腺は代謝をつかさどっており、甲状腺の機能が低下すると、全身の代謝が落ちてしまい、皮膚のバリアー機能も落ちてしまいます。その結果、症状としては、脱毛や皮膚の感染症だけでなく、元気低下、ダイエットしているのに痩せない、太りやすい、毛艶が悪い、といったものが多く、高齢になったから?と思われることも多いですが、実は甲状腺の機能が低下していることもあるので、あてはまる項目が多い場合はご相談ください。

また、副腎皮質機能亢進症は、副腎というステロイドホルモンを出している臓器が大きくなってしまい、ステロイドホルモンをたくさん出してしまう病気です。ステロイドホルモンはたくさん出てしまうと免疫機能が落ち、その結果皮膚の常在菌が異常に増えて皮膚感染症になってしまったり、脱毛してしまいます。その他、症状としては、多飲多尿、食欲増進、腹囲膨満、筋力低下などがあります。

 

次に自己免疫疾患です。こちらは、自分の細胞が、誤って自分の細胞を攻撃してしまい、皮膚の細胞を壊してしまう病気です。皮膚の細胞を壊してしまった結果、皮膚がジュクジュクになってしまったりします。この場合皮膚だけでなく、全身の臓器を攻撃してしまうこともあるため、緊急の治療が必要となることもあります。

 

最後のその他では、皮膚の腫瘍などがあげられます。

 

皮膚の病気は、目に見えて良化悪化がわかり、お家でのケアが必要になってくるので、治療には飼い主様のご協力が必要不可欠です。

しかし、ケアが大変な場合やなかなか治らない場合、逆に内服のみで維持できる場合、その子によって様々ですが、原因をしっかり見極めてあげることが大切です。

 

 

皮膚症状がなかなか治らない、維持が大変、高齢で積極的なことはしたくないが痒いのはかわいそう、などなどあれば、ぜひ一度わんにゃん保健室までお気軽にご相談ください。

 

 

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こんにちは!

往診専門動物病院わんにゃん保健室の往診獣医師です。

 

気温の変化が激しい日々が続いておりますが、徐々に蒸し暑い日も増えてきましたね。

こんな季節に、愛犬と暮らすご家族様に注意しておいていただきたい病気が、犬の熱中症です。

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熱中症の危険性

 

熱中症って、もっと炎天下の続く日になるものじゃないの?

そうお思いになるご家族様も多いかもしれません。

 

もちろん、炎天下の日は熱中症のリスクが高まりますが、そういった日はみなさんの注意も増していますので、油断できないのがじわじわと熱くなり、湿度が高くなってくる今の時期なのです。

 

特に、パグやフレンチブルドッグなどの短頭種犬や、ゴールデンレトリーバーやラブラドールレトリーバーなど喉頭麻痺という疾患のリスクが高い犬種、太り気味のわんちゃんは注意が必要です。

 

熱中症は、気温だけでなく湿度、風、日射・輻射などを組み合わせた指標である暑さ指数(WBGT)がリスク予測の1つとして役立つと言われています。

環境省のサイトでも暑さ指数(WBGT)の予測と実況が見られますので、参考にしてみてください。

最近は、関東でも警戒や厳重警戒の予測が出ている日があります。

 

熱中症の症状

 

熱中症は、高体温と脱水により全身の臓器の機能不全を起こすため、様々な症状が現れます。

 

・体が熱い

・呼吸が早い

・心拍数が早い

・粘膜がいつもより赤い

 

これらの症状は熱中症の初期の症状の可能性があります。

さらに症状が進行すると、

 

・意識がない、朦朧としている

・体が冷たい

・呼吸が少ない

・粘膜の色が薄い

・鼻血

・血便

 

といった症状が現れます。

熱中症なのに体温が下がるの?ハァハァ言わないの?と思われる方もいるかもしれません。

 

高かった体温が下がってくる、呼吸数が減ってくるといった症状は、重度の熱中症の状態です。適切な緊急処置が必要な状態ですので、体温が下がったから大丈夫、ハァハァしなくなったから大丈夫と考えずに、すぐに病院に連れて行ってあげてください。

 

熱中症が疑われたら

 

愛犬が熱中症かもしれないと思った時は、すぐに病院に連れて行ってあげてください。

まずは病院に電話をし、連れて行くまでの対処のアドバイスをもらえるとさらに良いです。

 

熱中症は、今まで何も病気にかかったことのない健康なわんちゃんさえ生死に関わることのある油断できない疾患です。

一旦様子を見ようではなく、すぐに動物病院へ相談してください。

 

明らかに体温が高く、動物病院に到着するまで時間がかかってしまう場合には、全身を水で濡らす、氷嚢を首や脇、内股にあてるなど出来る限り身体の冷却を試みてください。

 

また、愛犬が熱中症になってしまわないように日頃から対策をしておくことも重要です。

 

・長毛の子は夏の間はサマーカットにする

・太り気味の子は少しだけダイエットを頑張る

・夏場の散歩は早朝や夜に行く

・扇風機だけでなくエアコンで室温を下げる

・夏場の遠出は途中休憩や水分補給をしっかりととる

 

このようなことを頭に入れておくだけでも、十分な対策となります。

まずは、熱中症は命を脅かす危険な病気であるということを頭の片隅においていただき、日ごろからの対策と、何かあった時の迅速な対応で愛犬を守ってあげてください。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、ご自宅に訪問し往診というスタイルでわんちゃん・猫ちゃんの診察を行っています。

台東区を中心として、東京23区内全域および周辺地域まで対象範囲としています。

 

当院では、ご家族様とじっくりとお話しさせていただき、ご家族様に合わせたオーダーメイドの治療法を提案させていただくことを心がけています。

愛犬や愛猫の現在の状態をきちんと把握することはもちろんのこと、生活環境やご家族様の生活スタイルを考慮して無理のない治療方針を一緒に考えていきます。

十分な時間を確保するために完全予約制で診察に伺っておりますので、診察をご希望の方はこちらからご予約をお願いいたします。

予約状況によって当日の診察が可能な場合もございますので、お急ぎの方はお電話でご連絡いただくことをお勧め致します。

不定休ですので、HPの診察カレンダーをご覧いただきましてご予約をお願いいたします。

休診日においても継続治療中の患者様の診察は行っておりますのでご安心ください。

 

ペットが高齢になり通院することに悩んでいる方

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往診をご選択される方皆様、理由はそれぞれです。まずは一度ご相談だけでも大丈夫です。

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