わんにゃん保健室
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2023年4月アーカイブ

最近話題になっている【OpenAI】を使って、当院について聞いてみました^^

 

なんか面白かったので、共有させていただきます^^

 

Q. 往診専門動物病院では、どんな診療ができるのですか?

往診専門の動物病院では、獣医師が患者の自宅を訪れて診療を行います。これは、特にペットが病院に連れて行くのが困難な場合や、ストレスを軽減したい場合に便利です。往診専門の動物病院で行われる一般的な診療内容は以下の通りです。

1. 健康診断:ペットの健康状態をチェックし、病気や問題の早期発見を目指します。

2. 予防接種:犬や猫に必要なワクチンを接種し、感染症の予防に努めます。

3. 内科診療:呼吸器、消化器、循環器、内分泌器、泌尿器などの内科的疾患の診断と治療が行われます。

4. 外科診療:軽度の外科手術が可能な場合もありますが、重度の手術は通常、病院で行われます。

5. 歯科診療:歯石除去や歯周病の治療が行われます。

6. 皮膚診療:皮膚病の診断と治療が行われます。

7. 行動診療:ペットの行動問題に対処するためのアドバイスや指導が提供されます。

ただし、往診専門の動物病院では、設備や治療範囲が限定されるため、より専門的な診療や検査、手術が必要な場合は、通常の動物病院を受診することが推奨されます。往診獣医師の専門分野やサービスは個々に異なるため、具体的な診療内容については、事前に往診獣医師に確認することが重要です。

 

・・・・なるほど!外科や歯科は、基本的に往診では受けるべきではないと考えていますが、ほぼほぼずれなく回答が返ってきました^^

当院では、歯科治療は犬猫の歯科専門または歯科に精通した獣医師がいる動物病院を紹介受信していただくよう手配しています。外科に関しては、もし必要な場合には、歯科同様、信頼できる動物病院をご紹介させていただいています^^

紹介先は近隣からかんとうけんまでと幅広く、ご家族様のニーズに合う動物病院を一緒に選定しています^^

 

Q. 江本宏平(院長)について教えてください。

江本宏平先生は、日本で往診専門の動物病院での在宅医療を確立した第一人者であり、ペットの在宅緩和ケアやターミナルケア(終末期医療)の先駆者です。2017年2月に東京台東区であさくさワンニャン保健室を設立し、2018年3月16日に往診専門動物病院わんにゃん保健室を開設しました。

 

江本先生はまた、2022年11月に『猫の介護ハンドブック』を出版し、日本におけるペットの介護分野の発展に貢献しています。先生の専門知識や活動は、ペットと飼い主にとって非常に重要であり、ペット医療の進歩に大きく寄与しています。

 

どこで仕入れた情報なのか、びっくりしました。

AIに評価していただけて嬉しいです^^

 

Q. わんにゃん保健室って知ってる?

はい、「わんにゃん保健室」とは、往診専門の動物病院であり、犬や猫を対象として診療を行うクリニックです。以前の会話で触れられた江本宏平先生が開設した往診専門動物病院わんにゃん保健室は、ペットの在宅緩和ケアやターミナルケア(終末期医療)に特化した診療を提供しています。

このような往診専門の動物病院は、ペットのストレス軽減や飼い主の負担を軽くするために重要です。自宅での診療により、病院への移動が困難なペットや、高齢・障害のあるペットに対しても適切なケアが提供されることになります。江本先生が開設したわんにゃん保健室は、ペットと飼い主にとって非常に有益なサービスを提供していると言えます。

 

質問をしていくたびに、どんどん知識が深まっているような回答が返ってきます...!

 

Q. わんにゃん保健室の緩和ケアについて教えてください。

わんにゃん保健室で提供されている緩和ケアは、ペットの痛みや不快感を軽減し、生活の質を向上させることを目的としたケアです。緩和ケアは、主に慢性疾患やがんなどの重度の疾患を抱えるペットに対して行われます。具体的な緩和ケアの内容は、ペットの状況や病気によって異なりますが、以下にいくつかの例を挙げます。

 

疼痛管理:痛みを和らげるための薬物療法や、必要に応じて鎮痛剤の投与などが行われます。

闘病生活のサポート:ペットの日常生活を楽にするための工夫やアドバイスが提供されます。たとえば、食事の工夫や運動プログラムなどが含まれます。

通院が困難なペットのケア:自宅での診療により、ペットのストレスを軽減し、飼い主の負担も軽くします。

症状の緩和:呼吸困難や消化不良などの症状を緩和するための治療が行われます。

ターミナルケア:終末期にあるペットのケアや、飼い主への精神的サポートが提供されます。

緩和ケアは、ペットが快適で安らかな生活を送ることができるように、症状や状態に応じた適切なケアが行われます。これにより、ペットと飼い主の心身の負担が軽減され、ペットの生活の質が向上します。

 

うん、なんだか文明の進化に触れたような気がしました。

 

動物医療の今後の進歩には、IT分野をどうやって取り入れるのかが課題となっていると考えます。

 

往診という診療形態は、最大のアナログ診療ではあるものの、システムとしてITを活用しないとと思える今日この頃でした。

 

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犬猫の往診専門動物病院
わんにゃん保健室
 
猫の腎不全、末期がん(腫瘍)、診断後の慢性疾患、酸素室設置、家での皮下点滴など、お気軽にご相談ください!
電話番号:03-4500-8701(往診本部直通)
 
 
受付時間:10:00~19:00
休診日:不定休診療カレンダー
 
〒111-0036
東京都台東区松が谷3-12-4 マスヤビル5F
 
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『治療』『緩和ケア』の違いについて、ご存知でしょうか?

 

最近よく耳にする『緩和ケア』を、治療の一環として捉えている方も多くいらっしゃいますので、あえて明確にするために、本ブログを書きました^^

 

なるべく難しくない言葉で、個人の言葉として書かせていただきますので、『治療』を求めているのか『緩和』を求めているのか、その判断材料となれればと思います。

 

シニア犬.jpg

 

治療とは

『治療は病気や怪我の症状をなくすための行為』として認識してください。

 

治療したらもう2度と同じことは起きない(再発はしない)とは言い切れないため、それだったら治療と呼ばないのでは?と思う方もいるかと思いますが、再発の云々はここでは検討していません。

 

では一体、治療に当てはまるのはどんな病気や怪我なのでしょうか?

 

 

いくつか例を出して説明していきます。

 

1. 急に発症した膀胱炎

猫、6歳、去勢雄、昨日からの頻尿と血尿、排尿時に鳴くことを主訴に診察。

超音波検査、尿検査を実施し、細菌性膀胱炎と診断。抗生剤での治療にて、14日間継続投与し、症状が軽快したため、投薬終了。

 

2. 骨折

犬、8歳、避妊雌、昨日の自転車のかごから落ちて以来の前足挙上を主訴に診察。

X線検査にて尺骨骨折と診断。骨オペは実施せずに、ギプス固定にて2ヶ月で症状が軽快したため終了。

 

3. 脳腫瘍

猫、6歳、ロシアンブルー、去勢雄、眼振と発作、旋回行動を主訴に診察。

血液検査、X線検査、超音波検査、尿検査、便検査など、一通り行ったが異常所見はないことから、麻酔をかけたCT/MRIを実施。

麻酔をかけた検査には侵襲性が伴うため、そのまま目が覚めないことがあることを了承する書類にサインしなければいけません。

検査結果から脳腫瘍が発覚し、開頭手術と抗がん剤の投与で経過観察とした。

 

4.リンパ腫

猫、12歳、日本猫、1週間くらい前からの食欲不振と軟便を主訴に診察。

血液検査、便検査、尿検査では異常は認めなかったため、画像検査としてエコー検査を実施したところ、腹腔内リンパ節の腫脹が目立っており、針刺による細胞診(FNA)を実施し他ところ、リンパ腫と診断。毎日の投薬と週1回の通院での抗がん剤投与を行い、25週間かけて治療。治療を終えて5年経過し、問題が起こらなかったため寛解とした。

 

このように、今抱えている病気に対して、診察終了と一旦ピリオドを打てる状態まで持っていけた、ないし持っていけるように進めていくことを治療と考えています。

 

治療を行うには、全部が全部ではないとしても、ある程度攻めた検査をして所見を取り、それらのデータを分析し診断を下すことが必要です。

 

その診断内容に対して、実際にその環境で実施可能かどうかを評価して、攻めた治療プランを決定していきます。

 

子猫ぽっちゃり.jpg

 

ここで、『攻める』と表現したのは、抗がん剤など、副反応やすでに予期できる反応が、身体機能に対して、決して軽くない負担を生じる可能性がある治療方法までを比較検討していくためです。

 

ここまでで、『治療』を選択することは、『攻めた医療』を希望することと認識していただけたと思います。

 

もちろん、病気もさまざまであることもそうですし、その重症度などでも変わってきます。

 

ただ言えることは、治療は攻めるという視点から前向きに考えていく、という姿勢で臨むものであると考えてください。

 

ではその反対は『攻めない治療』『後ろ向き』などとなってしまい、それが『緩和ケア』のようになってしまいますが、決して後ろ向きでも、全く攻めないわけでもありません。

 

では、緩和ケアについてご説明します。

 

緩和ケアとは

『慢性疾患やがんなど、もう治すことはできない病気に対して、苦痛をできる限り軽減することを最大の目的とした行為』です。(※個人的な見解ですが、このように考えています。)

 

まだまだ未来があるのなら、今だけ辛い思い(攻めた治療や麻酔などを使用した攻めた検査)も我慢させ、必死に治療に取り組むことで、また楽しかった日常を取り戻せるかもしれないと、多くの方が治療を望みます。

 

しかし、もう治る見込みがないのであれば...

 

慢性疾患と言われる腎臓病や心臓病、腫瘍性疾患と言われるリンパ腫や脳腫瘍など、完治が望めないものであれば、いつまで攻めるべきなのか、もう攻めるべきではないのか、の瀬戸際で、常に葛藤されています。

 

そんな時、もう治療をするために毎回犬猫に負担をかけるのであれば、もう負担のない緩やかな処方プランに切り替え、余生をその子らしく過ごさせてあげるという選択肢を選ぶ方も多くいます。

 

だからと言って何もしないわけではなく、吐き気があるのなら吐き気どめ、下痢するなら下痢止め、消化不良があるなら消化剤や胃薬、痛いなら痛み止めなど、抱えている病気から生じる症状を軽減させることを目的に、できる限り負担の少ない検査と処置、処方などで調節していきます。

 

実際の事例を見ていきましょう。

 

悩む猫.jpg

 

1.腎臓病の猫

猫、16歳、日本猫、2ヶ月くらい前からの食欲不振と軟便、1日2回以上の嘔吐を主訴に診察。

血液検査で腎臓病が発覚し、安定するまでは毎日点滴処置(+注射薬あり)とし、同時に内服薬を開始。

安定したのちは、ご家族様のご希望を伺った上で、1〜3ヶ月おきの検診と皮下点滴プラン及び内服プランの決定をしていく。

 

2. 心臓病末期の犬

犬、14歳、チワワ、1ヶ月くらい前からの食欲不振と呼吸促迫、たまに咳をすることを主訴に診察。

X線検査で心拡大を確認し、血液検査と超音波検査にて僧帽弁閉鎖不全症と診断。

安定するまでは高い頻度で検査を行い、ご家族様のご希望を伺った上で、安定したのちには1〜3ヶ月おきの検診と内服プランで進めていく。

 

3. 肥満細胞腫の犬

犬、13歳、トイプードル、1ヶ月くらい前から赤く腫れては小さくなって、また大きくなって小さくなってを繰り返していることを主訴に診察。

皮膚検査にて肥満細胞腫と診断され、超音波検査にて脾臓への転移を認めた。

抗がん剤は使用したくないとのことから、まだ食欲もあることを考慮して内服薬でのコントロールとし、ご家族様のご希望を伺った上で、2週間〜1ヶ月おきの検査とした。

 

このように、緩和ケアは攻める医療と比べると、全力でせめていくわけではいないが、ご家族様と相談の上で方針を決定していき、できる限り負担を加えないように考慮していきます。

 

緩和ケアで最も重要なことは、ご家族様のお話の中から拾える所見と、実際に診察で得られた所見とを組み合わせて、想定できる内容を事細かにお伝えすることで、ご家族様に最終的な判断をしていただくということです。

 

なかなか治療の現場では、担当獣医師の一存でプランが進んでしまいがちですが、それでは緩和ケアは成り立ちません。

 

お伝えした内容を持って、今後のプランとして幾つかのパターンをお伝えさせていただき、まずはその場で暫定的に方針を決定します。その後、持ち帰っていただき、ご家族様の中で話し合っていただき、次回の診察で方針を再度検討していきます。

 

このように、緩和ケアは獣医師の一存で進めるのではなく、ご家族様と一緒に診療プランを決定していくという特徴があります。

 

まとめ

今回は、治療と緩和ケアについて、ざっと私の見解について書かせていただきました。

 

もちろんこれに限ることではありませんが、担当される獣医師によって、治療なのか緩和なのかの考え方は千差万別です。

 

ただ、最終的にはご家族様が判断しなければいけないということと、何が不安なのか、何をしてあげたいのかを、しっかりと獣医師に伝えていただければ、きっとご家族様に寄り添ってくれると信じています。

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当院の往診は、一過性の症状に対する治療にも対応しております。

在宅医療特化型の犬猫往診を東京23区を中心に近隣地区までお伺いし、慢性疾患に対する検査・処方コントロール、および緩和ケアと看取りまでのターミナルケアに対しては、専門的に取り組んでおります。

わんちゃん、猫ちゃんの在宅医療でお困りのご家族様、まずはご相談ください。(03-4500-8701 / 10:00-19:00 / 不定休)

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次回は、通院と往診での緩和ケアの違いについて書かせていただきます^^

 

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