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2020年4月アーカイブ

こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診獣医師の江本宏平です。

 

今回はある慢性疾患を治療中に急に食欲が落ちてしまった、東京足立区にお住まいの猫ちゃんのお話です。東京足立区からの往診依頼は結構増えてきています。

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動物たちも高齢になると、身体のいろいろな部分で病気が見つかることが少なくありません。

その中でも、猫ちゃんは心臓や腎臓、甲状腺の疾患や腫瘍などが見つかることが多く、場合によってはそれぞれの臓器で治療をすると別の臓器に負担がかかることもあるので、そのバランス取りが難しいこともよくあります。

 

たとえば、腎臓を治療するために点滴をすると、腎臓はおしっこをたくさん作ることができるため助かりますが、心臓では血液量が増えて負担が大きくなってしまいます。

あるいは、甲状腺の疾患があり、甲状腺を治療すると、血圧が下がって心拍数も落ち着き心臓の負担は減りますが、腎臓としては腎臓への血液量が減ってしまい負担が増えてしまいます。

このように身体の中ではそれぞれがバランスを取って、身体の恒常性を保っています。

 

今回お話するのは、心臓病を治療中に急に食欲が落ちてしまった高齢猫ちゃんのお話です。

 

症例は東京足立区在住の16歳の高齢猫のはなちゃんです。はなちゃんとは、半年ほど前に出会いました。

その時は、動物病院が苦手なはなちゃんは、今までほとんど動物病院に連れて行けていなかったため、健康診断をして欲しいとのことで往診専門動物病院わんにゃん保健室にお電話をいただきました。

 

当時のはなちゃんは、元気食欲も特に問題はなく、一般状態は良好でした。

しかし、検査を行ったところ、腎臓の数値は問題ありませんでしたが、おしっこが薄くなってきていて腎不全が始まってきていること、心筋症が疑われました。そのため、腎臓と心臓の内服薬を開始し、定期的に往診でお伺いして検査を行い、進行がないかをチェックして、経過は良好な様子でした。

 

ところが、1週間ほど前に、はなちゃんのご家族様からお電話を頂きました。

ここ最近少しずつ食欲が落ちていっていて、大好きなウェットフードさえほとんど口にしなくなってしまったとのことで、すぐに往診させて頂くこととしました。

 

・・・〜 往診専門動物病院の初診の多くが当日予約 〜・・・

往診専門動物病院わんにゃん保健室の診察は、完全予約制です。前日20:00までのご予約確定で、翌日10:00以降の往診予約が可能です。

前日20:00以降は、翌日の往診予約であったとしても当日予約扱いとなりますので、ご注意ください。

そうは言っても、病気はいつ発症するかがわからないことから、初診の多くは当日での緊急予約が多いです。その場合には、往診スケジュールを確認し、できる限り時間を調整し獣医師と動物看護師で往診に向かいます。日によっては夜間診療、または深夜診療でしか予約枠を取れない場合もございますが、それでも当日中に往診した方がいいと判断される症状を呈していた場合には、想定される費用面をご了承いただいた上で往診させていただきます。

1日中で3回以上吐く吐きが止まらないぐったりしているご飯を食べないトイレに頻繁に行くトイレで鳴く猫で口を開けてハァハァしているなど、症状は様々ですが、少しでも異変を感じましたら、それは緊急のサインです。

ご家族様だけで判断せず、必ず獣医師の指示を仰いでください。

もう少し早ければ...ということをできる限り減らすためにも、かかりつけ動物病院への問い合わせを心がけましょう。もし動物病院に通院していなくてかかりつけ動物病院がない、またはかかりつけ動物病院に電話がつながらない場合などは、往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

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お家にお伺いすると、はなちゃんとはすでに何度も会っているので、はなちゃんもあまりびっくりした様子はなく、またかというような様子でこちらを見てくれました。

まずは心臓が悪化して呼吸状態が悪くなっていたのか心配していましたが、はなちゃんの様子と呼吸数を見る限りでは呼吸状態の悪化ではないようでした。

詳しくお話をお伺いすると、最近少しずつドライフードを残すようになったと感じられていたそうなのですが、ここ2,3日はウェットフードも残すようになり、心配になって往診のお電話を頂いたとのことでした。

また、最近少し吐く回数が増えたとのことでしたが、下痢はなく、ただ、嘔吐回数が増えて食欲が落ちていったということでした。

嘔吐回数が増えたことから、慢性腎不全の悪化、甲状腺機能亢進症、あるいはお腹の中の腫瘍、胃腸炎などが考えられました。

 

まずは身体検査です。

身体検査では、軽度の脱水と、お腹に2センチほどのしこりが認められました。

また、心臓や肺の音には大きな問題はありませんでした。

そのため、検査としては血液検査とお腹の超音波検査をご提案させて頂いたところご同意頂けましたので実施することとしました。

 

次に採血です。

はなちゃんは元気がないからなのか、ほとんど抵抗することなく採血は終了しました。

 

次にお腹の超音波検査です。

超音波検査では、肝臓から脾臓、腎臓、膀胱、副腎、消化管という順番で見ていきます。

今回もその順番に準じて見ていきましたが、最後の消化管を見ていると、おそらく身体検査で触知できたしこりが見られました。

サイズは約3センチ。

おそらくリンパ節の可能性が高く、このリンパ節により消化管が押されて、一部通りが悪くなっていて食欲が落ちていることが予測されました。

ご家族様に、このしこりの細胞を取って、腫瘍かどうかを検査するかどうかをご相談させて頂いたところ、高齢なので検査はせずに対症療法で進めて欲しいとのご希望でしたので、しこりに対する対症療法も実施することにしました。

 

高齢の猫ちゃんで消化管にできる腫瘍で多いのが消化器型リンパ腫です。

今回、確定診断は出来ていませんが、ご家族様と相談し、リンパ腫の可能性を考えてステロイドを使用して試験的治療を行なっていくこととしました。しかし、現状では、腎不全の悪化や甲状腺機能亢進症の可能性も否定できていないため、本日のみ点滴治療と吐き気どめや胃薬のみで、ステロイドは使用せずに治療しました。

次の日もう一度再診を行うとして、その日の診察は終了としました。

 

血液検査では、腎臓の数値はとても高いわけでなく、また甲状腺の数値に関しては正常値であったので、食欲低下の原因はおそらくお腹のリンパ節が原因と考えられました。

そのため、再診時からもう一度ご家族様とご相談し、検査をせずにステロイドを使用していくこととなりましたので、ステロイドを使用していくこととしました。

ステロイドを使用したところ、お腹のリンパ節は正常のサイズまで小さくなり、食欲もいつも通りまで回復しました。しかし、リンパ腫に対するステロイドの効果は長くて1ヶ月ほどで、それ以降は徐々に効き目がなくなってきてしまいます。

ご家族様としては、そのことも考えて、しかし最期まではなちゃんらしくご飯を食べて欲しいとの思いでステロイドを使用していくという選択をされました。

はなちゃんは現在、ステロイドは注射ではなく飲み薬で飲めていて、調子も良好です。

 

今回のように、検査をせずに試験的治療を行うというのも一つの選択だと私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室では考えております。

その子、そのご家族様に合った最良の診療プランを往診専門動物病院わんにゃん保健室ではご相談させて頂きます。動物病院に連れて行けず、お悩みの方一度お気軽に往診専門動物病院わんにゃん保健室にご連絡下さい。

 

 

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診専門獣医師の江本宏平です。

往診専門ということもあり、診察はもっぱら猫ちゃんが多く、わんちゃんでは大型犬で起立不能(立てない)や後肢ふらつきなどでご予約いただくことが多いです。

診療エリアは東京中央区、東京港区を始め東京23区全土であり、たまに近隣地区まで訪問することもあります。最近は、東京板橋区からのご依頼が増えてきました。動物病院に通院できない場合には、諦めず、まずは当院までご連絡ください。また、慢性腎不全の猫ちゃんで、皮下点滴の為だけに動物病院に通院させている場合には、ご自宅での皮下点滴に切り替えることができますので、猫ちゃんの皮下点滴でお悩みの飼い主様もお気軽にお問い合わせください。

 

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今日は、最近痩せてしまい歩く時にふらつきが出てきてしまったという、東京板橋区在住の高齢猫ちゃんのお話です。

 

ふらつきが出てきた猫ちゃん、皆さんは何を想像しますか?

 

筋肉が少ないから支えられない?麻痺が起こっている?貧血?など考えられることは様々です。

 

今回ご紹介するのは、そんなたくさん原因が考えられる、ふらつきという症状が出てきた高齢猫ちゃんです。

 

症例は東京板橋区在住の17歳の高齢猫のマルちゃんです。

 

ふらつき、嘔吐、食欲低下(猫/東京板橋区)

マルちゃんとは、1ヶ月ほど前にかかってきた1本のお電話が最初の出会いでした。

マルちゃんのお母さんからの電話が来たのは、これまた偶然で、東京板橋区を往診していた時でした。

 

お家の猫ちゃんが最近痩せてきていて、そのせいかふらつくようになったとのことで、往診をご希望されました。食欲も落ちてきているとのことでしたので、その日のご予約の空いているお時間で、お電話当日に往診させて頂くこととしました。

ちなみに、猫ちゃんで食欲の低下を認めた場合には、あまり放って置かないほうがいい場合が多いです。

 

マルちゃんのお家にお伺いすると、マルちゃんは別のお部屋にて横になっているとのことでしたので、先にご家族様から詳しくお話しをお伺いすることとしました。

 

マルちゃんは3年ほど前におしっこが増えてきた気がするということで、一度動物病院に行った際に、血液検査を行なったところ腎臓の数値はまだ高くはなかったということなのですが、尿検査で腎不全の初期の可能性があると言われたとのことで、その後も気にはなっていたそうなのですが、元気も食欲もあったので、様子を見ていたそうです。

というのは、動物病院に行った際に、かなり大興奮で診察室の中でも鎮静が必要かもしれないと言われるほどの興奮で、お家に帰った後も疲れでぐったりしてしまっていたそうで、それを考えるとどうしても動物病院に連れて行くのが躊躇われたとのことで、今回往診をご希望され往診専門動物病院わんにゃん保健室にご連絡を頂いたとのことでした。

 

マルちゃんはここ1ヶ月ほどで少しずつ食欲が落ちてきて、みるみる痩せてしまい、それとともにふらつきも出てきてしまったということでした。

以前からおしっこが薄かったということから、慢性腎不全の進行がもっとも可能性として考えられました。しかし、他の原因でふらつきが出てしまうこともあるので、まずは身体検査、血液検査を実施して、原因を特定することをご提案させて頂いたところ、ご同意頂き、マルちゃんのお部屋に入らせもらいました。

マルちゃんのお部屋に入ると、マルちゃんはベッドの上で丸くなっており、いつもなら知らない人が来るとすぐどこかに行ってしまうそうなので、元気がない様子でした。

 

まずは身体検査です。

 

身体を触るとたしかにすごく筋肉が落ちてしまっていて、痩せていました。また、すごく脱水しており、舌の色も薄くなっていて貧血していることが予測されました。加えて、よだれも出ており、悪心がある様子でした。心臓や肺の音には問題はありませんでした。その後素早く採血を行い、その日は脱水を補正するために皮下点滴、吐き気どめ、胃薬などを注射し、マルちゃんを解放しました。

 

ご家族様に現在の身体検査での所見をご説明したところ、驚かれていましたが、猫ちゃんは本能的に自分の体調不良を隠して元気なように振舞ってしまうので、もちろん気付かないこともよくあります。

この時点で私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室にご連絡を頂けて良かったかと思います。

次の日にもう一度再診させて頂くこととして、その日の診察は終了としました。

 

血液検査では、やはり腎臓の数値がかなり高くなっており、貧血の数値は低くなっていました。このことから、慢性腎不全の悪化による尿毒症と貧血が今回の食欲不振とふらつきの原因と考えられました。

 

では慢性腎不全でなぜ貧血になってしまうのでしょうか?

本来、腎臓から骨髄に向けて赤血球を作るように指令するホルモンを出します。そのホルモンをエリスロポエチンと言います。エリスロポエチンの量によって骨髄で作られる赤血球の数は上下し、コントロールされています。ところが、慢性腎不全になるとエリスロポエチンの産生量が下がってしまい、骨髄に向けて指令が送れなくなってしまい、身体の中の赤血球が減ってしまいます。そうして貧血になってしまうのです。

 

ではそうなってしまった時はどうすれば良いのでしょう?

 

そういう時は、外から注射でエリスロポエチンを入れてあげます。根本的な治療ではありませんが、こうすることで骨髄が反応して赤血球を作ってくれます。

赤血球は酸素を全身に運ぶ大切な役割をしているので、赤血球が減ってしまうと全身が酸欠状態になってしまいます。そのため、あまりにも貧血が進んでしまっている場合には酸素室のレンタルをオススメします。

今回のマルちゃんは酸素室が必要なほどではありませんでしたが、貧血を起こしているため、エリスロポエチンの注射は必要と考えられました。

 

次の日、再診にお伺いすると、昨日より少し顔つきは良いけれどまだご飯は食べていないとのことでした。貧血や腎臓の数値に関してご家族様にご説明し、注射の必要性をお話しさせて頂いたところ、エリスロポエチンの注射を行い、集中的な点滴治療をまずは3日間させて頂くこととなりました。

 

3日目には、マルちゃんは少しウェットフードを食べてくれるまでになっていたので、引き続きもう少し同じ治療を続けたところ、1週間後にはご飯をいつも通り食べてくれるまでになり、ご家族様も一安心されていました。また、貧血の数値も改善し、ふらつきもなくなりました。

 

しかし、脱水が完全になくなっているわけではないので、緩和ケアとして、お家での1日1回の皮下点滴を行なって頂いて、次回の診察は2週間後となっています。

その後は月に1回の診察ペースに出来ればと思っていますが、マルちゃんの調子次第でご家族様とのご相談となります。

 

マルちゃんのように、気付かないうちに慢性腎不全が悪化しているケースは珍しくありません。しかし、もう一度体調を持ち直してくれる猫ちゃんもたくさん出会ってきました。

動物病院が苦手で連れて行けていないご家族様も、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室ではお家での診察になるので、動物たちのストレスも最小限です。お気軽にご相談ください。

 

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診専門獣医師の江本宏平です。

 

ここ数日、大型犬と暮らしているご家族様からの往診依頼が増えています。

大型犬と暮らしている方からの往診予約を受ける場合に多い主訴は以下です。

 

1週間前くらいから後ろ足が立たない

吐いてからご飯食べない

トイレに頻繁に行く

呼吸が荒い

食欲がない

よく寝ている

 

などです。バーニーズやゴールデンレトリバーなど、おそらく30kg以上になると、愛犬自らが歩いてくれないと、家から連れ出すことすら難しくなるであろうと考えています。

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もし愛犬が暮らす環境が1階でバリアフリーであったとしても、リビングから駐車場まで、そしてそこから車に載せ、動物病院について、車から下ろしてあげて、などの工程を考えると、かなり大変になってきます。

大きな犬種を飼おうとお考えの方は、ライフプランをしっかりと考えた上でご検討ください。

 

今日は、大型犬で多い疾患の1つである、甲状腺機能低下症を発症した高齢犬のお話です。

 

ここでも何度か甲状腺のお話しをさせて頂きましたが、今回もう一度簡単に甲状腺とは何をやっている臓器なのかをお話しさせていただきます。

 

甲状腺について簡単にお伝えします

甲状腺とは、ホルモンを出して身体の代謝を調節している臓器です。

厳密には、脳から放出されたホルモンが甲状腺に作用して、甲状腺が血中にホルモンを出して、血液に乗ってホルモンは全身の臓器に影響します。

たとえば、心臓に作用すると心拍数が上がったり、消化管に作用すると消化管の動きを活発にしたり、血管に作用すると血管が収縮し血圧が上がったり、皮膚に作用すると皮膚の生まれ変わりが早くなったり、などといった作用が起こります。

その結果、私たち人間も、動物たちも活発に生活することができるのです。

甲状腺ホルモンがたくさん出すぎると、身体の代謝はすごく上がり、食べても食べても太らない、などといった症状が出てきます。

逆に甲状腺ホルモンの放出量が減ると身体の代謝が下がって、何となく元気がない、太ってしまう、目に見えないところでは、骨髄の代謝機能が落ちてしまい貧血が起こってしまう、などといった症状が出てきます。

 

今回はそんな甲状腺ホルモンの放出量が減ってしまっている、甲状腺機能低下症のわんちゃんのお話です。

 

元気がない、脱毛、痒くない、後肢ふらつき(大型犬/東京足立区/ペット往診)

症例は、東京足立区在住の13歳の高齢犬、ゴールデンレトリバーのぽんちゃんです。ぽんちゃんとの出会いは1年ほど前になります。皮膚症状が最近悪化してきた、とのことでお電話をいただき、往診させて頂くことになりました。

 

ぽんちゃんは人に興味はあり、フンフンと寄ってきてくれますが、撫でようとすると、触られるのは苦手なのか口をムキっとするシャイなわんちゃんで、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室のスタッフがお家に入るとフンフンと寄ってきてくれました。

往診のご予約時にお伺いしていた通り、後肢にふらつきがあり外側に開いてしまい、前肢で頑張って支えているという感じでした。

ぽんちゃんに挨拶をして、ご家族様に詳しくお話しをお伺いすることにしました。

ぽんちゃんは小さい頃から皮膚症状があり、アトピー性皮膚炎と言われ、シャンプーや保湿もしっかりと行い、痒みが出た時にはかゆみ止めを飲んでなんとか痒みをコントロールしていたそうです。

しかし、最近になって、今までは痒くて掻いてしまい脱毛することはあっても、何もなく脱毛することはなく、また、皮膚の症状もお薬を飲んでもコントロールし難くなってきたが、動物病院に連れて行くには抱き抱えなければいけないと言うことで、なかなか難しいということで往診専門動物病院わんにゃん保健室にご連絡を頂いたとのことでした。

ここで、気になった点が、痒みもないのに脱毛するという点です。通常アトピー性皮膚炎であれば、アレルギーなので必ず痒みを伴います。

ところが、今回ぽんちゃんは痒みを伴わない脱毛ということで、内分泌系の疾患の可能性を考えて、ホルモン検査を含む血液検査をご提案させていただきました。ご家族様にご同意を頂き、ぽんちゃんの診察が始まりました。

まずは身体検査です。身体検査では、お腹の両側の毛が薄くなっていて、お腹の皮膚も肥厚して痒そうな様子でした。また、足の指の間も痒そうで赤くなっており、ここに関してはアトピー性皮膚炎が考えられました。

 

次に血液検査です。

足を触るとぽんちゃんはとっても嫌がっていましたが、往診専門動物病院わんにゃん保健室はこういう子にも慣れていますので、素早く採血し、ぽんちゃんを解放しました。

触られなければ良いのか、ぽんちゃんはまた寄ってきてクンクンしてくれました。

お薬はまだ残っていたので、3日後を再診とし、その日の診察は終了としました。

血液検査では、脱毛する内分泌系の疾患を考えるために、甲状腺ホルモンと、副腎のホルモンを調べました。

副腎とは、身体の中でステロイドを出している臓器で、副腎からのホルモンが増えすぎる病気、つまり副腎皮質機能亢進症という病気でも脱毛が起こるので、念のために甲状腺と副腎両方について調べました。

その結果、甲状腺ホルモンの低値が認められ、脳からの甲状腺を刺激するホルモンはたくさん出ていたことから、甲状腺機能低下症を診断しました。

ぽんちゃんはおそらく、元からアトピー性皮膚炎がありましたが、高齢になり、甲状腺機能低下症を併発したことで皮膚の代謝が落ちてしまい、アトピー性皮膚炎のコントロールがうまくいかなくなってしまったことが予測されました。

再診にお伺いさせて頂いた際に、血液検査結果をご説明させていただき、その日から甲状腺ホルモンのお薬を飲んでもらうことになりました。治療としては、このお薬を飲みつつ、身体のホルモン濃度がしっかりと上がっているか、どれぐらいの血中濃度になっているか、ということをモニタリングしていく必要があります。また、ぽんちゃんの場合、皮膚への影響もあったので、皮膚が良くなるかどうかもモニタリングしていくこととしました。

その後、ぽんちゃんのホルモンの濃度もしっかりと安定し、それとももに皮膚の症状も少し落ち着いてきていますので、アトピー性皮膚炎の治療にしっかりと専念できるかと思います。

今ではぽんちゃんの検査は2ヶ月に1回まで伸ばすことができるほど安定し、後肢のふらつきもだいぶ改善されています。

 

今までの治療を続けていても最近悪化が見られる、といった場合、ぽんちゃんのように、別の疾患が隠れている可能性があります。

 

今の治療だけでは足りないのかな?でも動物病院に連れて行くのが難しいと悩まれている大型犬と暮らしている飼い主様、一度往診専門動物病院わんにゃん保健室までご相談下さい。別の疾患の可能性も考慮し、本人にできる限り負担がないような検査、治療、今後のプランなどをご提案させていただきます。

 

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診獣医師の江本宏平です。

 

緊急事態宣言が発動されてから2週間が経ち、動物病院に通院できないで困っている犬猫からの体調不良に伴う緊急往診が急激に増えてきています。

現在、緊急事態宣言に伴い、当院としても可能な限り暴露及び伝播を回避できるように日々取り組んでおります。

また、緊急事態宣言中は基本的にワクチン接種のみや爪切りなどの日常ケアのみのご依頼は、緊急事態宣言後に延期させていただくことがありますので、ご了承ください。

ちなみに、フィラリア感染症予防シーズンが始まっていますが、これはワクチンとは違い、緊急事態宣言中でもフィラリア検査をすることをお勧めします。理由は単純で、蚊に緊急事態宣言は通用しないからです。

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本日は、フィラリア予防について簡単なお話をするのと併せて、昨今流行して話題になっているコロナウイルスに関してのお話です。

来年のオリンピックもどうなるか、と言われていますが、今回はそんなコロナウイルスを獣医師の観点からお話しようと思います。

 

フィラリア予防の流れ

フィラリアは蚊が媒介する病気で、蚊が飛び出したらフィラリア予防として飲み薬や背中に垂らすタイプの薬などを始め、蚊が飛び終わったのを確認してからもう1回投与してあげます。

全ての蚊が媒介するわけではありませんが、ここでは細かいお話を割愛し、蚊が飛んでていあた感染するかもと考えましょう。

 

家から出さないから大丈夫

うちは高層マンションなので大丈夫

今まで予防していなかったけどフィラリア感染しなかったので大丈夫

 

など、フィラリア予防をされない飼い主様は実際のところかなりの数います。

しかし、もしフィラリアを保有する蚊に吸血され感染してしまった場合に、心臓に寄生してしまい、最悪急なお別れとなってしまいます。

 

フィラリア予防をする時は、まずは今現在フィラリアに感染していないかの検査を行います。

検査方法は採血をしての血液検査(検査方法についてはまた今度お話しします)。

 

フィラリア感染が陰性だった場合に、安心してフィラリア予防薬の投薬を開始していただけます。

投薬プランは大きく2パターンあり、1つ目は5月〜12月までの計8ヶ月投薬するプランです。これを、当院ではシーズン投与と呼んでいます。

シーズン投与のメリットは8回で済むので費用面としてはいいですが、デメリットとしては投薬していない期間(1・2・3・4月)に、万が一暖かい日が継続したために蚊が飛んでいた場合にはフィラリア感染を起こしてしまうということです。

せっかくフィラリア予防していたにもかかわらず、4月・5月のフィラリア検査でフィラリア陽性!なんてこともあり得るということです。

 

そのため、当院ではシーズン投与ではなく、もう一方の方法をお勧めしています。

それは、休薬月なしの通年投与です。

通年投与では、休薬期間がないため、万が一暖冬で蚊が飛んでいても、安心してお散歩できます。

 

また、内服やスポイトでのフィラリア予防薬の特性として必ず覚えておいていただきたいことは、飲んだ時に体内にいたフィラリアを叩くだけであり、1ヶ月間ずっと効果を締めひているわけではあないということです。

つまり、飲んだ翌日には、もしかしたら蚊に刺されてフィラリアが体内に入ってきているかもしれません。

しかし、しっかりと定期的に予防薬を飲んでいれば、基本的には心臓に寄生する前に駆除できますので、飲み忘れに注意して、安心なペットライフを送りましょう。

 

コロナウイルス感染症(犬・猫)

次に、コロナウイルス感染症についてです。

今流行っているCOVID-19はコロナウイルス属ベータコロナウイルス科に属しており、報道されている通り、発熱や倦怠感、咳や筋肉痛、重症化すると肺炎を引き起こします。

感染は、ウイルス保持者の咳やくしゃみなどによる飛沫感染が主と言われています。

もちろんその飛沫がどこかに付着し、それを触ってものを食べたりすることでも感染することがあります。

しかし、ウイルス自体は強いわけではないので、アルコールで死滅すると言われており、世間ではアルコール消毒関係のものが品薄になってしまっていますね。

そこでよく私たち獣医関係者が聞かれるのは、動物にはうつらないのか?ということです。もちろん動物にもコロナウイルスによって引き起こされる感染症はありますが、COVID19に関しては、海外の報告で感染を認めているものの症状を示さないということであり、ペットから人への感染については、現段階では認めていません。

しかし、コロナウイルスもウイルスなので、インフルエンザウイルスのようにどんどん遺伝子変異が起こる可能性があり、遺伝子変異が起こると感染する可能性もあるかと思います。

現に、ニュース番組では、すでに変異株が現れていると耳にしています。また、動物の毛などに感染者の飛沫が飛んで、それを別の人が触って感染するなどといったことは起こるかもしれません。

今後の遺伝子変異などには注意が必要かもしれません。

では動物にかかるコロナウイルスはどういったものなのでしょうか?犬では犬コロナウイルス、猫では猫コロナウイルスがそれぞれ種特異的、つまり犬コロナウイルスは犬にのみ、猫コロナウイルスは猫にのみ感染します。

犬コロナウイルス感染症、猫コロナウイルス感染症はCOVID19の症状、つまり新型コロナウイルス感染症の症状と異なるのでしょうか?答えはイエスです。犬コロナウイルス感染症や猫コロナウイルス感染症は主に胃腸炎を引き起こし、消化器症状が主になります。

それでは、犬コロナウイルス感染症、猫コロナウイルス感染症について、それぞれご説明していきます。

まず、犬コロナウイルス感染症は多くは免疫力の低い子犬で問題となります。

症状としては、嘔吐や下痢、血便、発熱などが見られ、それにより衰弱して命に関わることもあります。

治療としては、犬コロナウイルス感染症に対する特効薬というのはなく、対症療法を行い、体力回復とともにその子の免疫力をアップすることとなります。

猫コロナウイルス感染症に関しても、多くは免疫力が低い子猫で起こります。

お外で生まれた子猫ちゃんに関しては約80%の猫ちゃんたちがかかったことがあると言われているぐらい、多くの猫ちゃんが罹患しています。

子猫の時に出てくる症状としては多くは犬コロナウイルス感染症と同様、胃腸炎の症状です。嘔吐や下痢、それに伴い食欲不振になり、体力が落ちていってしまい、命に関わることもあります。

治療に関しても、犬コロナウイルス感染症同様、点滴や抗生物質の注射など、対症療法を行い、体力回復と免疫力アップに期待します。

犬コロナウイルス感染症、猫コロナウイルス感染症ともに、免疫力が上がり、体力が回復すると、体に抗体ができるので、次第に症状もなくなっていきます。

しかし、猫コロナウイルス感染症で気をつけなければならないのが、通常の猫コロナウイルスの変異型である猫伝染性腹膜炎ウイルスによる、猫伝染性腹膜炎ウイルス感染症です。

猫伝染性腹膜炎ウイルス感染症とは、猫コロナウイルスよりもはるかに致死率が高く、ほとんどの場合で回復は難しいと言われており、治療法も確立されていません。

 

では、猫伝染性腹膜炎とはどういった感染症なのでしょうか?

 

猫伝染性腹膜炎とは、猫コロナウイルスの変異型によって引き起こされる感染症で、病態によってドライ型とウェット型に分けられます。

ドライ型とは、お腹の中のリンパ節が腫れたり、嘔吐や下痢などの消化器症状が出てきたりして、数日のうちに急激に状態が落ちてしまいます。

一方ウェット型とは、お腹や胸の中に腹水や胸水がたまってしまう病態で、腹水の場合はすぐに命に関わることはありませんが、胸水は肺を圧迫してしまうため、呼吸が苦しくなってしまいます。

そのため、胸水がたまっている場合には、速やかな処置が必要になりますが、すぐにまた溜まってしまうので、かなり厳しい状態となってしまいます。

しかし、この猫伝染性腹膜炎にも治療法はありませんので、対症療法を行なっていくほかありません。

往診専門動物病院では、ご自宅で最後の時間を出来る限りその子らしく過ごさせてあげたいという飼い主様から多くのご予約を受けており、通常の動物病院よりも猫伝染性腹膜炎の子猫と出会う機会が多くあります。

治療法は確立していなく、治る見込みは正直ないと言っても過言ではありません。しかし、そうだとしても楽にしてあげることはできます。

子猫を向かい入れて、万が一、猫伝染性腹膜炎を発症してしまった場合には、ご自宅で何が出来るのか、どんな最後を過ごせるのかなど、飼い主様と詳しく相談した上で診療プランを組んでいきますので、お一人で悩まずに、まずはご連絡ください。

 

このように、動物でもコロナウイルスによる感染症がありますが、現在人で流行しているコロナウイルスとは症状が異なります。

しかし、香港やベルギーでは犬や猫などのお家の動物たちから、またアジアではトラからCOVID-19が検出されたと言われており、いつ動物たちを介して人に感染するようになるか分からない状態であるのも事実です。

 

現状では、3密を避けて、東京都や周辺の県、大阪府を超えて全国で緊急事態宣言も出ています。

しかしこういった外出自粛の時に、お家のわんちゃん猫ちゃんに体調の変化が出てしまうこともあるかと思います。

そういった場合には、お家を出ずに、お家を診察室として使わせて頂く、往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

 

 

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往診専門動物病院わんにゃん保健室 獣医師の江本宏平です。

往診専門動物病院は完全予約制のため、基本的には前日20:00までのご予約確定により、翌日の訪問をさせていただいております。猫ちゃんの腎不全や心不全などの慢性疾患や継続での往診が必要な場合には、診察の最後に次回の予定を組んでいくことで、定期的に往診を行う診療プランを組ませていただいています。

 

ただ、いつ愛犬・愛猫が体調を崩してしまうかわからないということもあり、多く場合、初診は急なお電話で受ける傾向があります。また、なぜか多いのが夜間の時間帯です。

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、夜間診療も状況によりお受けしています。

 

当院の通常往診の予約時間は10:00 – 19:00ではあり、19:00以降は自動的に留守番電話に切り替わります。通常往診以外の対応は、状況により対応し兼ねてしまうこともございますが、もし夜間緊急でお電話くださった場合には、必ず留守番電話にメッセージをお残しください。そして、往診スタッフからの折り返しを待っている間も、緊急性が高い場合には、別の夜間診療を行っている動物病院を検索し、お問い合わせください。

当院の夜間診療は19:00 – 21:00で、深夜診療は21:00以降です。費用に関しては、こちらをご参照ください。

 

では、どんな症例が今まで夜間診療として出会ったのかを簡単にご紹介していきます。

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1. 嘔吐が止まらない猫(東京中央区晴海)

18歳の日本猫の去勢雄の太郎くん。お母さんからお電話を頂いたのは、21:30頃でした。この日は夜間診療の時間を超えていましたので、深夜診療で対応させていただきました。

お話をお伺いすると、3ヶ月くらい前から食欲が低下してきて痩せてきており、水を飲む量もおしっこの量もずっと多かったとのことでした。太郎くんの性格上、キャリーを見るだけでよだれを流してしまうくらい動揺してしまうということから、動物病院への通院は考えられなかったとのことでした。そのため、なんとなく症状には気づいていたが、老化現象で仕方ないことと捉えていたとのことでした。しかし、吐き戻している姿を見て、なんとかしてあげたいと思い必死にインターネットで検索したところ、当院までたどり着いたとのことでした。

診察で得られた所見から、重度の腎不全である可能性が高いことをお伝えし、血液検査と複数の注射薬を混ぜた皮下点滴を行いました。その後、動物病院オフィスに戻り迅速検査を行ったところ、腎臓の数値が測定不能なまでに高くなっていました。

その結果から、翌日の朝と夜、翌々日の朝と夜と1日2回の往診を1週間、1日1回の往診を1週間行い、今では3ヶ月に1回の往診まで状態を安定させることができました。

そして、人見知りでシャイな性格の太郎くんも、私たちのことを受け入れてくれたのか、往診にいくと擦り寄ってきて、血液検査にも協力的にじっと我慢してくれています。

 

あの日、お母さんが夜間でどこの動物病院もやってないし、むしろ往診専門動物病院なんてきてくれるわけがないと諦めなかったことで、今日も太郎くんは元気にマイペースで過ごせています。

 

2. 焼き鳥を串ごと食べてしまったゴールデンレトリバー(東京港区)

19:30頃、少し酔っぱらったお父さんからお電話があり、焼き鳥を串ごと食べちゃったんだけど来て欲しいとお電話を受けました。

しかし、残念ですがこの症例は往診適応外でしたので、頑張って近くの動物病院で、尚且つ内視鏡がある動物病院に言ってくださいとお伝えしました。

串などの尖ったものを飲み込んでしまった場合には、吐かせることで食道などの消化管に刺さり傷つけてしまうことがあるので、催吐処置はしません。

 

3. 急な後肢ふらつきと痛み(東京足立区)

お電話が来たのは、22:00頃でした。お母さんからのご連絡だったのですが、内容としては次のようなものでした。お散歩から帰ってきて足を洗い終わって、床でいつも通り放してあげたところ、キャンッ!と鳴いたきり立てなくなり、抱っこをするにも触れるだけで鳴いてしまうため、どうしたらいいのかわからずに電話をしたとのことでした。

10歳、去勢雄のミニチュアダックスフンドのマイケルくんは、東京港区台場でしたの、電話から1時間ほどで診察に入ることができ、注射での処置で様子見とさせていただき、注射から2時間ほどで立ち上がれるようになったとのことでした。動物病院に通院できるタイプでしたので、翌日には2次医療の動物病院をご紹介させていただきCT, MRIをとり、椎間板ヘルニアを確認され、その後治療を経て、現在も元気に歩いています。

あの日、お母さんが待たずにご連絡をいただけたことで、初動が早くなり、マイケル君の今に繋げられました。

 

4. 食欲がなくなり、ぐったりした猫(東京中央区勝どき)

16歳2ヶ月、日本猫のまいちゃん、避妊済の女の子です。

お母さんから最初にご連絡をいただいたのは、18:30過ぎでした。まいちゃんは1ヶ月ほど前から体調が悪く、ご飯もほとんど食べていなかったとのことで、ここ1週間は全く食べず、ただ水だけは飲んでくれていたが、3日前からはふらつきが目立ってしまい、この日の朝からはもう起き上がることもできなくなってしまったとのことでした。最初、お母さんは翌日の診察をご予約する予定でお電話を頂いたのですが、電話問診の中で緊急性が高いと判断し、お母さんに状況を説明した上で、当日での夜間診療にて訪問させていただきました。

診療に入れたのは20:00頃で、予想していた通り、猫のまいちゃんはかなり重篤な状態であり、もう目に力がないほどまでに弱っていました。

状況を説明した上で、腹部超音波検査にて尿が作れているのかを確認したところ、少しだけできていたことと、3年前に腎不全と言われたということから、慢性腎不全の末期と判断し、採血を行い、吐き気止め、抗生剤、ステロイド、胃薬など複数の注射薬を皮下点滴に混ぜて投与しました。血液検査結果は、やはり腎臓の数値が測定値を超えており、かなりの脱水状態ではあるものの、貧血も進行しており、一回で皮下点滴による輸液を危険であると判断し、1回量を30ml(3kg程度)として、翌日の朝も往診に行きました。

すると、昨日までは意識混濁状態だったまいちゃんが、目に力が入っていて、私たち獣医療スタッフに対してニャ〜と挨拶してくれました。

この日から1日2回の往診が始まりました。

見る見るうちに元気になり、初診から1週間後には、ふらつきながらも歩けるようにまで復活を見せてくれました。お母さんに皮下点滴のやり方を指導し、ご自宅で毎日皮下点滴を打ってもらい、最後の日はお母さんの腕の中でゆっくりと眠りについたとのことでした。

 

夜間診療をしている動物病院を知っておきましょう

いつ愛犬・愛猫が体調不良を見せるかはわかりません。つまり、大切なことは事前に調べておくことです。

 

・自宅から近い動物病院で、夜間診療に対応している動物病院はどこにあるのか

 

・夜間でも自宅まで来てくれる往診専門動物病院はあるのか

 

・また、かかりつけの動物病院がお休みの日にお願いできる動物病院はどこか

 

などです。

 

愛犬・愛猫の命を守れるのは、飼い主様以外は他にいません。

だからこそ、命の責任を背負っているという自覚を持って、万が一の時への準備は怠らないようにしましょう。

 

また、これくらいの症状であれば明日動物病院に連れて行けばいいか、ではなく、まずはかかりつけの動物病院に症状を説明し緊急性があるのかどうかを確認してあげてください。その上で、夜間緊急の動物病院に通院するか、夜間診療対応の往診専門動物病院に来てもらうかなどを判断しましょう。

 

往診専門動物病院では、通常診療は10:00から19:00であり、19:00から21:00が夜間診療、21:00以降は深夜診療となります。また、通常診療以外では、状況によっては対応しかねてしまう場合がございますのでご了承ください。

 

飼い主様にとって、そして一緒に暮らしている犬猫たちの安心安全を一緒に守っていきましょう!

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、往診獣医師と動物看護師がペット往診車でご自宅まで訪問し、犬猫が安心して診療を受けることができる環境で診察し、血液検査のための採血や、脱水補正のための皮下点滴や痛み止め、痒み止め、吐き気止めなど、愛犬・愛猫にあった検査・処置を行うことができます。

 

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そんな往診の特性から、高い頻度でお伺いするペットは猫であり、中でもよく吐く、お水をよく飲む、食欲が下がった、ご飯食べない、よだれを流している、などの主訴で伺うことが多く、このような症状を呈している猫ちゃんの多くが腎機能低下ないし腎不全(慢性腎臓病)を患っています。

 

今回は、猫ちゃんの慢性腎不全のお話しをさせていただこうと思います。

 

猫ちゃんのご家族様は、腎不全というのは耳にしたことがある方が多いかと思いますが、ではどんな症状が出るのか、治療とは?初期症状は何に気をつけたら良いの?ということはあまりイメージがないかと思います。

そこで今回は慢性腎不全の病態、症状、治療についてお話しさせて頂きます。

 

まず慢性腎不全とはどういったものなのでしょうか?慢性があるということは急性もあるということ?という方もいらっしゃると思います。

 

ご名答。

 

もちろん急性腎不全もあります。

 

今回のテーマとは異なりますが、急性腎不全は、脱水や感染、尿路閉塞などによって急激に腎臓への負担がかかってしまった時に起こります。

そして名前の通り、慢性腎不全よりも進行が早く、すぐに適切な処置をしなければすぐに致死的になってしまうことも珍しくありません。

また、適切な処置を行ったとしても、完全な回復ができず慢性腎不全に移行してしまうこともあります。

猫ちゃんの場合であれば、尿路閉塞や尿路感染からの急性腎不全が多いかと思います。

 

話が逸れてしまいましたので、慢性腎不全のお話しに戻します。

 

慢性腎不全とは、病態としては腎臓の毛細血管が萎縮したり、尿細管という水分を再吸収する器官の機能が低下するということが起こります。

その結果、腎臓全体の機能が落ちてしまい、老廃物がうまく体外に出せなくなり、必要な水分は外に出してしまうという状態になってしまいます。

老廃物とは具体的には尿毒素と言われるもので、これらが身体に溜まって症状を伴う場合に、尿毒症と呼ばれる状態になります。

これが慢性腎不全の病態です。

 

ではどういった症状が出るのでしょうか?

 

必要な水分を外に出してしまうため、健常時より薄いおしっこを大量にするようになります。

そして、薄いおしっこを大量にするため、身体としてはすぐに乾いてしまいます。

そのため、お水を大量に飲みます。

これがいわゆる多飲多尿という状態です。

 

猫ちゃんの慢性腎不全は長ければ2〜3年かけて少しずつ進行していきます。

そのため、長い間少しずつ多飲多尿の状態が進行していきますので、なかなか気付かないこともあるかと思います。

また、進行すると、多飲多尿だけでなく、悪心や嘔吐食欲不振といった尿毒症の症状が出てきます。

そして悪心に伴い、よだれがたくさん出たり、口臭が出てきたりといった変化も起きてきます。

こうなると気持ち悪くてお水もあまり飲まなくなってしまいます。

しかしお水を飲まなくても変わらず薄いおしっこが出続けるので、脱水が進み、衰弱してしまいます。

往診専門動物病院わんにゃん保健室でお電話を頂くのは、たいていこう言う状態になった時で、毎日見ているとやはり少しずつ進む病気なだけに変化に気付くのは難しいと実感します。

 

診断には、尿検査や血液検査を用います。

 

1番最初に出てくる変化としては尿検査でのおしっこの薄さです。

次に出てくる変化として血液検査での腎臓の数値の上昇ですが、血液検査で変化が出て時には、腎臓の3/4の機能低下が認められている状態と言われているので、尿検査で出来るだけ早期発見を目指しています。

 

ではどういった治療をしてあげれば良いのでしょうか?

 

段階にもよりますが、まずは多飲多尿のみで脱水はしていない場合の猫ちゃんです。

その場合は、腎臓の血管の萎縮を少しでも遅らせるようなお薬を使ったり、腎臓の血圧を下げるお薬を飲み薬で使用します。

これらのお薬を使うことで、慢性腎不全が治るわけではありませんが、進行を少しでも遅らせることが出来ます。

また、腎臓にとって高タンパクのご飯を与えることは負担になりますので、極端に低タンパクする必要はありませんが、高タンパクでないご飯への切り替えを推奨します。

そして、進行して脱水していたり、腎臓の数値が高い場合には皮下点滴を実施します。

皮下点滴は、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室では、ご自宅にある家具などをうまく活用することで、猫ちゃんをタオルに包んだりなどして安心させながら、リビングだったりソファーの上だったり、猫ちゃんが好きな環境を駆使して皮下点滴を実施して頂いています。皮下点滴後はすぐに好きな場所に隠れられるので、ストレスも最小限で済むため、多くの飼い主様が、動物病院への頻繁な通院ではなく往診での皮下点滴に切り替えています。

まずは皮下点滴の様子ややり方を飼い主様に見ていてもらい、飼い主様のタイミングでご家族様だけで皮下点滴を実施できるように皮下点滴指導を入れさせていただき、多くの飼い主様がご家族様だけでの皮下点滴を行えています。

 

もちろん、しっかりご家族様にご指導させて頂き、ご家族ご自身で出来るようになってからのお渡しにはなりますが、その方が猫ちゃんにとってもストレスが少なく負担が少ないと考えているためです。

その後も、定期往診に加えて体調の変化や悪化を認めた場合にはご連絡をいただき、往診させて頂くこともできます。

 

さらに、進行して悪心や嘔吐などの尿毒症の症状が出始めたら、皮下点滴だけでなく、吐き気どめやお腹を動かすお薬、二次感染を予防するための抗生物質、胃薬などを注射で足してあげて、ご飯が食べられるようになったらお薬を減らしていきます。

ご飯が食べられるようになるまでは集中的な治療が必要となってきます。

 

しかし、尿毒症の症状が出た猫ちゃんでは、慢性的な脱水状態となっていることが多いため、毎日でなくとも多くは皮下点滴を続ける必要があります。

 

ここまで、慢性腎不全の病態、症状、診断、治療についてお話ししましたが、お家の猫ちゃんはどうですか?

 

初期症状としてやはり一番お家で気をつけて見ていただきたいのがおしっこの薄さと量です。

 

もし思い当たることがあれば、お気軽に往診専門動物病院わんにゃん保健室までご相談ください。

往診専門動物病院わんにゃん保健室では慢性腎不全の治療にも、ご家族様のお考えと猫ちゃんの性格に合った治療法を個々に考えさせて頂き、ご提案させて頂きます。

 

 

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こんにちは!

すごい雨風が吹き荒れた本日ですが、こういう天候が崩れた日はペットの体調も崩れることが多いように感じています。往診専門動物病院わんにゃん保健室では、基本的に道路が封鎖されてしまったりなどの物理的な障害がない限り、吐いていたり、痛がっていたり、ぐったりしていたり、食欲がなくなってしまったりした犬猫のもとに、往診車で訪問し、ご自宅で診察させていただきます。

 

雨風が強くても、例えば港区台場や江東区東雲といった川や海に囲まれている地域にも往診可能です。

 

ペットの体調が悪そうだなと感じましたら、待たずに往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

 

さて、今回は鼻がつまってしまい、食欲が落ちてしまった猫ちゃんのお話です。

 

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猫の鼻づまりと食欲不振

どなたでも、一度は鼻づまりになったことがあるかと思います。また、鼻炎持ちの方だと年中鼻づまりで苦しんでいる!という方もいることかと思います。

私たちも鼻がつまると匂いや味がしにくくなって、いつも美味しく食べているものの味が足りないように感じることはありませんか?

猫ちゃんも同様で、鼻がつまると匂いを感じないので、食欲がなくなってしまい、食べなくなってしまいます。特に猫ちゃんは本当に匂いで食欲が左右されるため、全く食べない子も中にはいます。

 

では鼻がつまってしまう原因は何でしょうか?

 

アレルギー性鼻炎の場合もあれば、猫風邪、重度の歯周病、あるいは腫瘍といったことも考えられます。

原因は様々ですが、いずれにしても、鼻詰まりを放置してしまうと食べれず、内臓にも負担がかかってしまうので、しっかりと治療を行う必要があります。

 

今回は、そんな鼻詰まりになってご飯が食べられなくなってしまった猫ちゃんに出会ったお話です。

 

症例は東京中央区晴海在住の高齢猫のトラちゃんです。トラちゃんとの出会いは1ヶ月ほど前のことです。

東京中央区はよく往診でぐるぐる回っているのですが、この時はちょうど東京中央区勝どきで行われた血尿でよくトイレに行く猫ちゃんの診察後にかかってきたお電話だったので、電話から30分以内にご自宅を訪問することができました。

お電話での内容は、お家の猫ちゃんが最近食欲が落ちてきているとのことで、猫ちゃんが高齢とのことでしたので、早めにお伺いさせて頂くこととしたという流れです。

お家に入ると、トラちゃんはドアの隙間からチラリと私たちを見て去って行ってしまいましたので、先にトラちゃんの最近の様子をご家族様に詳しくお伺いさせて頂くことにしました。

トラちゃんは、2週間ほど前から少しずつくしゃみや鼻水の症状が出てきたそうで、そこから少しずつ食欲が落ちてきて、鼻もズビズビといわせているそうです。

それでもウェットフードをあげてみたり、いつも大好きなおやつをあげてみたりとご家族様も工夫して頂いていたのですが、トラちゃんは食べてくれず、ここ2,3日はほとんど何も口にしていないとのことでした。

猫ちゃんはご飯を食べていないと、身体の中で栄養の代謝が変化してしまい、肝臓に脂肪を溜め込んでしまい、脂肪肝になってしまいます。

また、お水を飲んでいなければ脱水してしまい、脱水するとそれだけで体が重だるくなって、ご飯を食べてくれなくなってしまう、という悪循環に陥ってしまいます。

また、脱水すると、腎臓にいく水分が減ってしまいますので、腎不全を悪化させてしまうこともあります。

 

そういった点から、また、食べない原因が何かを調べるために、血液検査をご提案させて頂いたところ、ご同意が得られましたので、血液検査も実施することとしました。

まずはトラちゃんのいるお部屋にお邪魔し、往診専門動物病院の動物看護師がタオルで包んで、狭い所に隠れていたトラちゃんに出てきてもらいました。

身体検査では脱水が見られましたが、黄疸は認められませんでした。

また、かなり鼻がつまっているようで、身体検査中も鼻水が出ていて、目やにも見られました。

しかし、鼻水の原因としてよく考えられる歯周病は、見える限りではひどくはない様子でしたので、歯からの鼻水の可能性は低いと考えられました。しかし、鼻水と目やにの症状から、上部気道での何かしらの感染症が疑われました。

 

次は血液検査です。

採血をするために、足を伸ばしてもたなければなりませんが、それに関しては特に問題はないようでした。

 

その後、トラちゃんは脱水していたので点滴や抗生剤、消化管を動かすお薬の注射を行い、鼻には点鼻薬を入れて、点鼻薬に関してはお家でも続けて頂くことにしました。

トラちゃんは子猫の頃からよく鼻水やくしゃみをしていたそうなのですが、成猫になりしばらく鼻水も出ておらず、最近になってまた出てきてしまったとのことで、ウイルスの潜伏感染が疑われました。

 

血液検査では、腎臓の数値が軽度に上昇し、また、白血球数も軽度に上昇していたことから、慢性腎不全と加齢による免疫力の低下に伴って、潜伏感染していたウイルスが出てきて、鼻がつまってしまい、食欲がなくなってしまったと考えられました。

しかし、肝臓の数値などには問題がなかったので、ひとまず安心しました。

 

次の日も往診すると、少し鼻水は改善していて、缶詰の匂いを嗅ぎに行っているとのことでした。

ご家族様に感染症のお話をさせていただき、点滴と抗生物質の注射、そして点鼻薬は続けて頂くこととしました。

また、食欲増進剤として、内服薬をその日は私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室のスタッフで飲ませて、その日の診察は終了としました。

そして、次の日再び往診でお伺いさせて頂いたところ、なんと!トラちゃんがご飯を少し食べてくれるようになっていました。

 

これにはご家族様も私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室のスタッフも安心しました。ご飯が食べられるようになったので、次の日からは内服薬を飲んで頂くこととし、次の診察は3日後としました。

 

その後、トラちゃんは無事に鼻づまりも治って、今は慢性腎不全の治療のみ続けています。

 

このように、高齢猫では小さい頃にかかっていた猫風邪のウイルスを持ち続けていて、高齢になって免疫力が下がった頃に症状が再燃してしまうこともあります。

 

高齢になって様子が変わったな、健康診断も出来ていないし少し気になるな、など何かあれば、いつでも往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

 

 

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こんにちは!

ここ最近では、東京中央区だけでなく東京江東区、特に東京江東区有明や東京港区台場からの依頼が殺到しています。

私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室は日々、東京都内を往診車で巡回していますが、犬猫の往診を希望される理由はご家庭によって様々です。

 

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猫ちゃんの場合は、外に連れ出すとどうしようもないぐらい鳴いてしまったり、そもそも抱っこができなかったり、キャリーに入れることができないなどで外に連れ出せなかったり、病院の待ち時間にボルテージが上がってしまい診察になると大興奮してしまう、家を出てから終始興奮してしまっており家に帰るとすごく疲れてしまっている、などなどが多いです。

また、犬では、高齢になって歩けなくなってしまったものの重たくて持ち上げられない、車が無くて連れて行けない、他のわんちゃんを見ると興奮してしまったり鳴いてしまったりする、などの理由が多く聞かれます。

 

動物たちも個々によって性格が異なるので、一概に動物病院と往診専門動物病院のどちらが良いのか、というのは決められませんが、往診専門動物病院ではどんなことが出来るのか、いまいちよく分からない方もたくさんいらっしゃるかと思います。

また、どちらかだけ、というわけではなく、その時の動物の状態やご家族様の生活環境から使い分けて頂くのが良いかと思います。

 

今回は、そんな方々に向けて、往診専門動物病院と通常の動物病院の違いを交えて、犬猫の往診では何ができるのか、というのをお話していこうと思います。

 

冒頭にもお話ししましたが、往診をご希望される理由は様々ですが、もっともお伺いする理由としては、高齢であったり、疾患のために外に連れ出すのがかわいそう、という理由です。たしかに、お外に出ることで興奮してしまい、逆に呼吸状態が悪くなってしまったり、ストレスによって悪化してしまうことがあるので、そういう子たちは往診専門動物病院で自宅で診察を行う方が良いかと思います。ただ、手術をすれば治る病気、骨折などの外傷など、動物病院でないとできない処置や検査もあります。そういう場合は動物病院をお勧めさせて頂くことももちろんあります。

 

では往診ではどういったことができるのでしょうか?

 

私たち往診専門動物病院では、朝から夜まで、都内を往診車で回っていますが、車内には様々な治療機器や超音波検査機器、お薬などが入っています。

往診専門動物病院では、お家を診察室として使わせて頂くので、待合室での待ち時間はありません。そのため、診察の直前までいつものリラックスできる場所や、見えない場所で隠れていることができます。

その後お話をお伺いして、身体検査を行い、必要な検査を考えてご相談させて頂きます。検査は身体検査から、血液検査、超音波検査や、皮膚の検査、また皮膚にできた腫瘤などの細胞の検査まで行うことができます。どこまでが必要か、どこまで詳しく検査をするかは、もちろん動物の状態を鑑みて、ご家族様とご相談させて頂きます。

検査を行なった後は、治療にうつります。初診の日は、血液検査の結果などがその場では出ないため、緊急処置が必要な場合を除き、まずは対症療法(注射薬を混ぜた皮下点滴や注射など)、つまりその時にある症状からどういう疾患が考えられるかを検討して、症状を和らげる治療を行います。例えばその時に呼吸状態が悪かったり、今後呼吸状態が悪くなると予想される場合には、酸素ハウスのレンタルなどをお話させて頂きます。

 

では具体的にどういった治療が可能なのでしょう?

 

動物病院に通院されたことがある方は、どんなことをするのか何となく想像できる方もいらっしゃるかもしれませんね。

往診専門動物病院では、必要に応じて、皮下点滴や注射にて治療を行います。また、連続する発作などで静脈内に注射をする必要がある場合には、血管内にカテーテルを留置することもあります。あるいは、胃の動きが悪くなってしまい、緊急的に胃の中のガスを抜く必要がある場合には、胃の中にカテーテルを入れて空気を抜いたり、お薬が1日2回で必要な場合には、朝と夜でお伺いさせて頂くこともあります。入院施設があるわけではないですが、出来る限りお家でそういった環境、お家で出来る最大限の緩和的、あるいは根治的治療を実施させていただいております。

動物病院での入院治療は、静脈内に点滴を流したり、危険な状態になると人工呼吸をさせることができますが、なかなかご家族様と一緒に過ごせない、ということもあり動物たちにとってはストレスになってしまうこともあります。ただ、そういった治療が必要な場合には、入院治療をお勧めさせて頂くこともあります。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、動物たち、ご家族様共に出来る限りストレスを少なくした治療を出来るように日々精進しております。動物病院ではもう治らないと言われた、お家で出来るだけ一緒に過ごしたいけれど見ていて辛そう、何かしてあげたいけど何もしてあげられない、などのお悩みがある場合、一度往診専門動物病院わんにゃん保健室までご相談ください。愛犬・愛猫の性格、ご家族様の生活環境などに合わせて、それぞれに合ったオーダーメイドな治療法をご提案させていただきます。

 

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診獣医師の江本宏平です。

往診という診療形態から、猫ちゃんの診察が多いのですが、中でも多い主訴として、よく吐く、食欲がない、ぐったりしている、トイレにいくが尿が出ない、など多岐に渡る中で、圧倒的に多いのが、よく吐く(頻回嘔吐)です。

今回は猫ちゃんが吐いてしまう原因についてお話していこうと思います。

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皆さま、お家の猫ちゃんが吐いてしまっても、猫だから、と思って特に気にしないことはございませんか?

 

たしかに、毛玉や空腹で吐いてしまうこともありますが、あまりにも嘔吐回数が多かったり、痩せてきたりするようであればそれは病気かもしれません。

そこで、今回は見逃しがちな猫ちゃんの嘔吐の原因になる多い病気についてお話していこうと思います。

 

もちろん毛玉を吐くことは、特に長毛種の猫ちゃんであれば多いと思うので、それに関しては除いて、猫ちゃんが吐いてしまう病気で多いのは、慢性腎臓病、甲状腺機能亢進症、膵炎の3つがあげられます。もちろんこれ以外にも肝臓の病気や膀胱炎、胃腸炎などでも嘔吐してしまうこともありますが、上の3つが気付かないうちに進行してしまうことがあるので、今回はまず上記3つに気をつけて頂きたいと思います。

 

まずは慢性腎臓病についてお話ししていきます。

 

慢性腎臓病の猫

猫ちゃんの慢性腎臓病は数年単位で進行していき、ある一定のラインを超えると嘔吐や悪心などの症状が出てきます。これは身体の中に、本来おしっことして出て行く尿毒素が蓄積してしまうことで起こり、尿毒症と言われています。尿毒症は、腎臓の4分の3以上機能が落ちてしまうと起こってきますが、ここまで進行するまでに出てくる症状としては多くは多飲多尿かと思います。腎臓病の猫ちゃんのおしっこは水のように無色無臭で、お水の減りも早くなってきます。

 

では尿毒症になってしまったらどうしたら良いのでしょう?

 

腎臓の機能自体を復活させることはできないので、少しでも身体の中から出して、身体の中の尿毒素を排泄することが大切です。また、リンという物質も腎臓病では蓄積されていくのですが、リンの血中濃度が増えてしまっても強い嘔吐や悪心が出てくるので、リンも排泄させてあげなければなりません。尿毒素やリンを排泄させるために、皮下点滴やサプリメントを使って、身体からそれらの濃度を減らして、症状を軽減させてあげます。他には、あまりにも吐き気が強い場合には、吐き気止めを使って吐き気を抑えてあげて食欲を出させてあげることもあります。

 

慢性腎臓病の進行は治療をしていても進行を止めることは出来ず、進行を遅らせることしかできませんが、それでも早期に発見してあげることで、吐き気が出るほどの状態になるまでの期間を延ばすことができるので、お家の猫ちゃんたちのおしっこの状態をよく見てあげましょう。また、よだれが多くて気持ち悪そう、よく吐くようになった、などの症状がある場合は慢性腎臓病かもしれません。

 

次に甲状腺機能亢進症のお話です。

 

甲状腺機能亢進症の猫

ブログでも何度か甲状腺のお話しはさせて頂いているかと思いますが、今一度簡単にどういう病気かお話しさせて頂きます。

 

甲状腺とは、身体の代謝を調節する臓器で、甲状腺ホルモンというホルモンが全身に行き渡ることで、全身の臓器が活発に動き出します。例えば心臓であれば心拍数や血圧の上昇が見られますが、消化管の動きも活発にするため、食べ物が消化される前にどんどん流れていき、便として排泄されます。しかし、消化される前なので、下痢になってしまうことがよくあります。また、胃の動きも活発になるため、嘔吐もよく起こってしまいます。ただ、身体の代謝としては上がっているので、見た目では食欲もあり、活動も活発になるので、もっとも見過ごしがちな疾患と言えます。

嘔吐下痢をよくするようになっても、食欲が落ちない、食べても食べても痩せていく、といった場合、特に高齢になって食が細くなっていたのに急に食欲が上がってきた、などの変化がある場合はこの甲状腺機能亢進症の可能性が高いです。動物病院に連れていけない場合でも、往診専門動物病院わんにゃん保健室では、ご自宅に往診専門獣医師と動物看護師が訪問し、安全に採血をしてホルモン濃度を測定することで診断が可能なので、動物病院に行くと興奮してしまうためしばらく行っていない方は、一度健康診断のためにも、血液検査を行ってみましょう。

また、甲状腺機能亢進症はお薬でコントロールすることができる病気です。もし甲状腺機能亢進症と診断されても、しっかりとコントロールすれば、症状も良くなってくるので、いつでも往診専門動物病院わんにゃん保健室にご相談ください。

 

最後に膵炎です。

 

膵炎の猫

猫ちゃんの膵炎は慢性膵炎が多いと言われています。犬では急性膵炎が多く、急性膵炎は救急疾患で命に関わるのですが、一方で猫ちゃんの膵炎は慢性なので、症状が出る以前から膵炎であることも珍しくありません。それが何らかの要因で急性の症状が出て、急激に食欲が落ちてしまったりします。嘔吐は起こることと起こらないことがありますが、嘔吐しているときは必ず考えていかないといけない病気の1つです。

犬では膵臓にかなりの痛みを生じるため、お腹を押されることをすごくいやがりますが、猫の膵炎ではあまり痛みが分からないことが一般的です。

ただ、膵炎の根本的な治療というのはわんちゃんでも猫ちゃんでもありません。そのため、対症療法、たとえば点滴や吐き気止めなどを使って出来るだけ早く食欲を戻して膵臓の炎症が収まるのを待つ、という治療になります。あまりにも症状が激しい場合には、しっかりと飼い主様と相談させていただいた上で、抗炎症剤を使うこともあります。

 

このように嘔吐ひとつ取ってもかなりさまざまな病気が考えられます。

大した変化でなくても、実は病気が隠れている可能性があるので、何か様子が変わったかな?という場合には、往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

また、動物病院に連れていけないほど神経質で繊細な猫ちゃんの場合でも、往診専門動物病院わんにゃん保健室ではいつでもご相談をお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室、往診専門獣医師の江本宏平です。

本日は、東京中央区、東京墨田区、東京江東区にて往診診療を行ってきました。

緊急事態宣言の間は、日常ケアや健康診断という延期可能な診療は極力延期させていただき、また遠隔診療(オンライン診療)をご希望の飼い主様とは往診診療による対面診療ではなく、遠隔診療での診察を行っています。

こういうご時世ですが、ペットは普段通り体調を壊しますし、その病状は待ってはくれません。ペットの犬猫に異変を感じた場合、必ず獣医師に電話相談しましょう。かかりつけの動物病院で完全予約診療を行っていただけない場合には、別の動物病院に電話するか、往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

飼い主様と私たち獣医療チームが力を合わせて、愛犬・愛猫の命を守っていきましょう。

 

さて、今回は突然食べなくなってしまった猫ちゃんのお話です。

ふらつき、嘔吐、排尿量が多い、尿が薄くなった、水を飲む量が多いなどの症状はないでしょうか?

猫の腎不全では、上記のような症状に、よだれが増えた、下痢をする、毛並みが悪くなった、痩せてきたなどを見せることがあります。

 

猫ちゃんは本能からか、ご家族様にさえ弱みを見せることはほとんどなく、体調が悪くても我慢して元気に振る舞ってしまいます。

そして症状が出た時にはかなり状態が悪くなっている、ということも珍しくありません。そうなった時に、ご家族様は気付いてあげられなかった、というようにご自身を責めてしまうことがあるのですが、責めてはいけません。

むしろ猫ちゃん自身が弱みを見せたくなく、弱みを隠して過ごしていたので、気付けないのは仕方がありません。犬であれば、よく痛みなどを隠さずすぐに鳴いたりして分かりやすく表してくれることが多いのですが、性格の違いですね。

今回は、そんな、弱みを見せない性格の猫ちゃんのご紹介です。

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よだれ、食欲不振、ふらつき(猫/腎不全/東京中央区)

症例は東京中央区在住の19歳の高齢猫のはなちゃんです。はなちゃんは、以前に一度だけ診察をしたことがある猫ちゃんでしたが、ペット往診車で夜間診療に出発する時にお電話がかかってきました。

様子をお伺いすると、2,3日の間全く食べていないとのことで、お水も全く飲んでいないため早めの往診をご希望されました。

 

水分も取れていないとのことなので、今夜中に診察が必要と判断し、お電話で往診予約時間を調整し、深夜往診で訪問することとなりました。

お家に往診すると、はなちゃんはご家族様に抱っこしてもらっていて、前回の診察時のはなちゃんであればすごく嫌がるはずなのですが、今日は全く嫌がることがなく、嫌がる元気もない、という様子でした。とっても心配です。

詳しくご家族様にお話をお伺いすると、先週までのはなちゃんはいつもと変わらない様子で、ウェットフードもドライフードも食べていたそうなのですが、今週になって、突然全くご飯を食べなくなってしまったそうです。ご飯を食べなくなってしまってからは、お水も飲まず、何となく呼吸も荒く、また呼吸数も多い(呼吸が早い)感じがする、とのことでした。

 

猫ちゃんがこのような症状になる病気はたくさん考えられます。呼吸が荒い、という症状でも胸の中の問題だけではなく、お腹の中の臓器の疾患、たとえば腎不全でも悪化すれば呼吸が荒くなることがあります。

身体検査だけでは判断できないことも多々あり、原因が分からない限りしっかりと治療が出来なかったり、方向性が違った治療を続けてしまうことになったりするため、まずは身体検査に加えて、血液検査を実施することをご提案させて頂きました。本来のはなちゃんはとても元気で、処置をすると口が出てきたりするほどだったのですが、今回の様子は見たことがないほど元気が無くなってしまっていたため、飼い主様もとても心配されていて検査をすることにご同意頂きました。

身体検査をするために、バスタオルで巻いて身体検査を行なっていきました。身体検査では激しい脱水と貧血が認められました。診療中に少し興奮したのかよだれが出たり、歩く姿にふらつきを認めたりと、普段とは違う症状を見せてくれました。

採血をするためには、足を伸ばさなければならないのですが、これが猫ちゃんはみんな嫌がってしまうのですが、今回のはなちゃんはしょんぼりしてしまっていて、全く嫌がることがありませんでした。

気持ちが悪く元気がない中、頑張って検査を受けてもらい、最後は皮下点滴治療です。しばらくお水も飲めていないとのことでしたので皮下点滴、吐き気止め、胃腸を動かすお薬などを注射し、この日は終了としました。処置が終わった後はお母さんに抱っこしてもらって、いつものベッドのところへ行き丸まっていました。

少しでも明日は良くなっていることを願いつつ、その日は往診終了とし、次の日にもう一度往診することとしました。

 

血液検査では、腎臓の数値がかなり上がっており、末期の腎不全が考えられました。

 

数値からするとかなり気持ちが悪いだろうと思われる状態で、とても自分からご飯を食べられる状態ではないと判断されましたが、猫ちゃんは食べれていない日が続くと、体の中での代謝が変わってしまい、肝臓に脂肪を蓄積していきます。いわゆる脂肪肝ですね。

そうなると、肝臓の機能は著しく落ちてしまい、黄疸が出たり、毒素を分解できなかったり、さまざまな症状が出てきます。そうならないように、できるだけ早くご飯を食べられるようになってもらいたい、という思いではなちゃんの腎不全症状に対する治療に臨ませてもらいました。

次の日もやはり食べてはいなくて、少しドライフードに興味を持つ程度で口にはしなかったとのことでした。吐き気止めを使っているので吐くことは無いようです。食欲増進剤を飲んでもらい、昨日と同様皮下点滴と注射を行いました。また、ご家族様にも末期の腎不全であろうというお話をさせて頂いたところ、先住の猫ちゃんも末期の腎不全だったらしく、その子は動物病院に連れて行って、入院もして最後の時間をあまりいっしょに過ごすことができなかったので、はなちゃんとは最後の時間をお家で一緒にゆっくり過ごしたい、とのご希望でしたので、お家でできる精一杯のターミナルケアをご提案させて頂きました。

そこから、毎日皮下点滴と注射をさせて頂き約1週間、はなちゃんはご家族様に見守られながら虹の橋を渡って行きました。最期は苦しむこともなく、お母さんに抱っこされながら旅立てたとのことでした。

ご家族様は、最後まで愛猫の病気と向き合え、命を受け入れて、家族みんなで見守ることができたことを、往診専門動物病院わんにゃん保健室スタッフ一同、大変光栄に思います。

 

私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室では、在宅でのターミナルケア・緩和ケアに特化しています。愛犬・愛猫への緩和ケア、ターミナルケアの形は決して1つではなく、ご家族様と愛犬・愛猫の生きてきた生活環境及びその子その子の性格など全てを考慮してご提案察せていただいております。その中には、もちろん費用面を加味されます。治療を続けられないような診療プランは避けなければいけませんので、ペットの緩和ケア・ターミナルケア往診専門動物病院で希望される場合には、包み隠さずご相談ください。

 

最期の時間をご家族様の元で、痛みや吐き気などを軽減させ、その子らしく最後まで過ごさせてあげたいという思いで、日々往診診療に当たらせて頂いています。

 

飼い主様みんなの願いは共通しており、出来る限り辛くないように過ごさせてあげ、ご家族様の見守る中で最後の日を迎えさせてあげたいという切実な思いです。

 

病気の末期、と診断された方、セカンドオピニオンの方も一度往診専門動物病院わんにゃん保健室までお気軽にご連絡ください。

 

悔いのない最後に向け、一緒に歩みましょう。

 

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遠隔診療開始のお知らせ

コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、多くの飼い主様からのご希望があり、当院では遠隔診療を開始する運びとなりました。遠隔診療の選択ができるのは、当院でカルテ作成を完了されているペットに限りますので、ご了承ください。

初診の場合には、大変申し訳ございませんが、飼い主様の愛犬・愛猫のことを知る上でも、往診での対面診療のみとさせていただきます。

初診にてカルテ作成後、ご家族様のご希望に応じて、往診診療だけではなく遠隔診療に切り替えさせていただきます。
詳しくは、当院までお問い合わせください。

遠隔診療実施までの流れ(当院の患者様限定)

  • 電話または問い合わせフォームから遠隔診療希望の旨をお知らせください。
  • その後、お電話またはメールにてパスワードをお伝えしますので、「遠隔診療実施に関する同意書」をダウンロードし、印刷していただきご署名ください。
  • ご署名いただいた書類を写真またはスキャンデータとして添付し下記メールアドレスまでご送信ください。 house.call@asakusa12.com
  • 獣医師が確認後、ご連絡させていただきます。

>遠隔診療実施に関する同意書 ダウンロードはこちら

医薬品発送の注意点

・遠隔診療によって処方された医薬品の発送手配は、お支払い確認(着金確認)後になります。
また、遠隔診療から飼い主様のお手元に医薬品が届くまでに、発送手配から通常であれば2〜3日です。
(運送状況による)

遠隔診療への切り替えをご検討されている場合には、お手持ちの医薬品が無くなる1週間前までにご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。

遠隔診療に関する費用

遠隔診療では通常の診察に加え、以下の料金が発生致します。

・遠隔診療費 3000円/頭(再診料込)
・配送手配料 2000円/回

処方期間の規制

遠隔診療では、通常の診察と比べて触診などができない観点から、得られる情報に限界があります。
そのため、遠隔診療では最大処方期間を28日間(4週間)とさせていただきますので、ご了承ください。

遠隔診療に関しご質問等がございましたら、お気軽にご相談ください。

【お知らせ】

 

昨今のコロナウイルス感染拡大を受け、緊急事態宣言が出された場合の診療について、当院では以下の対策を取ります。

 

・体調不良のペットの診療予約を優先し、1日の予約枠は4件のみとさせていただきます。

 

・診療時間は、状況に応じて変動することがございます。

 

・当院では遠隔診療を行なっております。当院で、すでにカルテ作成済のペットに限り実施可能となっております。詳しくはこちらまで。

 

・飼い主様に咳やくしゃみなど、コロナウイルス感染症を疑う所見が見られる場合には、往診を見送らさせていただく場合がございますので、ご了承ください。

 

・緊急事態宣言中の仮予約は承っておりません。当院が止むを得ない状況であると判断した場合を除き、キャンセル料(5,000円)が予約完了時から発生しますのでご了承ください。

 

・予防接種などの急を要さない診療の場合は、事態が落ち着くまで延期とさせていただきます。

 

・診察終了後、スタッフ全員の手洗いを飼い主様宅でお願いさせていただきますので、ご了承ください。

 

・コロナウイルス感染症の蔓延状況により、往診対応エリアが縮小する可能性もございます。その際は、当院ホームページの「お知らせ」に記載させていただきます。

 

こんな状況でも、ペットの体調変化は起こります。飼い主様自身での判断で様子を見るのではなく、獣医師に通院するべきかどうかをお電話にてお問い合わせください。もし通院させることが難しい場合には、当院までご連絡ください。

 

 

当院のコロナウイルス感染症対策

・出勤時の体温測定により37.5度以上の場合には、いかなる場合においても出社を控えさせています。

 

・通勤時及び私生活の全てにおいて、全スタッフでコロナウイルス感染症の蔓延予防対策に努めています。

 

・往診先ごとに、事前の消毒を行った上で御入室させていただいております。

 

4月7日に発令された新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言により、考えさせられることがたくさんある中で、大切な人と会うために、今は会わないという選択肢を選ぶ強さが求められていることと考えています。

 

しかし、ペットの体調悪化は放っておくと取り返しがつかないことになる可能性もあり、ご家族様は動物病院にペットを連れて外出し、連れて行くべきかどうかの選択を迫られることと思います。

 

そんな時は、まずはかかりつけの動物病院にご連絡し、予約対応できるかどうかの確認をしてください。できる限り3密を避ける努力をしていきましょう。

 

動物病院にペットを連れて通院することを躊躇された場合や通院がそもそも難しい場合には、待たずに往診専門動物病院までご連絡ください。

 

みんなで力を合わせて、この事態を乗り切りましょう!

 

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