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ダメ!チョコレート!(東京中央区/東京港区/往診獣医)

往診専門動物病院 わんにゃん保健室

獣医師の江本宏平です。

 

中央区・港区を中心に、東京23区、そしてその近隣地区まで往診車で訪問させていただき、犬・猫の往診診療を行っています。動物病院への通院でお困りの飼い主様は、まずはご相談で構いませんので、お気軽にお問い合わせください。ペット(犬・猫)の体調が悪そうだなと感じてから、明日になれば治るだろうと決めずに、まずは獣医師に相談するようにしましょう!

 

 十一月に入り、これからの季節はクリスマスなど楽しいイベントが続きますね。最近は犬用の仮装グッズもいろいろありますし、楽しまれるご家庭も多いのではないでしょうか。

 

 今回は、犬が食べてはいけないものの中でも比較的有名な「チョコレート」についてお話ししようと思います。子犬でも、成犬でも、高齢犬でも、どんなわんちゃんの身にも起こる可能性のある中毒ですし、これからの季節手にする機会も増えるお菓子でもあると思いますので是非ご一読ください。

 

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http://lovewanko.net/chocolate/

 

 「チョコレート中毒」は有名ですので、「犬にチョコレートは食べさせてはいけない」という認識を持っている方は多いのではないでしょうか。ただ、チョコレートを食べるとどういった症状がでるのか、どういった治療がおこなわれるのか、まではご存知ではないのではないでしょうか。今回は、チョコレート中毒の症状、治療法について簡単にまとめてみました。

 

チョコレート中毒の原因

 チョコレートに含まれている中毒成分は、テオブロミンとカフェインが挙げられますが、大半のチョコレートではカフェインの濃度はかなり低く、テオブロミンが主要な毒性成分です。猫ちゃんでもチョコレートを摂取すれば中毒症状はあらわれますが、雑食性のわんちゃんと比べて口にする機会が少ないため、犬の病気として有名になっています。

 

チョコレート中毒の症状

 症状は一般的にチョコレートを食べた後、6~12時間以内にあらわれます。ただし、紙やビニールで包装されたものをそのまま食べてしまった場合はもっと遅れる場合があります。初期症状としては多飲(お水をたくさん飲む)、嘔吐、下痢、落ち着きがなくなる、が挙げられます。その後活動過剰(特に理由もなくうろうろする、興奮した様子になる)、多尿、運動失調、震え、痙攣、昏睡へと進行します。その他に、外見からはわかりづらいですが頻脈、不整脈、頻呼吸、チアノーゼ、高血圧、高体温が認められます。また、多くのチョコレート製品は脂肪の含有量が多いため、続発症として膵炎が摂取後42~72時間後に発生する可能性があります。

 

チョコレート中毒の治療

 残念なことに、犬のチョコレート中毒に対する有効な解毒薬はないため、その時々の状況に合わせた治療が行われます。胃洗浄や嘔吐を促す処置、痙攣発作を抑える治療、その他それぞれの症状に合わせた治療が行われます。状態によってはしばらく入院が必要な場合もあります。

 

チョコレートを食べてしまった時のおうちでの対処法

 まずは食べてしまったチョコレートにどれくらいカカオが含まれているのかをパッケージなどを見て確認します。食べたのがホワイトチョコレートなのか、ダークチョコレートなのかで、含有されるテオブロミンの量にかなりの差があります。また、どのくらいの量を食べたのかも把握しておきましょう。それらを確認したら(もしくはパッケージを持って)、かかりつけの病院などにすぐ向かうか、電話で相談しましょう。「少ししか食べていないから大丈夫だろう。」などと安易に決めつけないで、病院に確認する方が安心です。犬は、というより、その子その子によって中毒を起こすチョコレートの量には個体差があり、同じ体格・同じ犬種でも、同じ量のチョコレートを摂取して中毒症状を起こす子もいればけろりとしている子もいます。何時にどれくらいの量のチョコレートを食べ、今どういった状況なのか、をしっかり把握しましょう。食べた量やチョコレートの種類、食べてからの時間によってその後の治療方針(すぐに処置が必要か、しばらく様子をみても大丈夫そうか、使う薬剤など)が変わってきます。

 

チョコレートを食べたかもしれない時の対処法

 まずお口を開けて、臭いを嗅いでみてください。チョコレートを食べていると、高確率でお口から甘い香りが漂ってきます。香りがしない場合でも、食べた可能性がある場合は、食べた可能性のあるチョコレートのカカオ含有量と食べた可能性のある料を把握しておき、半日は変わった様子がないかよく観察すると安心です。この時も、必ずかかりつけの獣医師に電話し、どうすべきかを確認してから、様子見でいいのか緊急で通院するべきかのご相談ください。夜間で繋がらないから仕方ないは、仕方なくありません。緊急の場合に備えて、近隣で受け入れ態勢のある動物病院を知っておきましょう。いつも行っている動物病院が夜間対応してくれない、または休診日がある場合には、必ずそこをカバーできる動物病院をセカンドとして確保しておきましょう。

 

チョコレートを食べてしまうタイミング

 よく聞くのは、

 ・上着のポケットにいれたまま脱いでおいておいたら、見つけ出して食べてしまった。

 ・鞄の中にいれたままおいておいたら、見つけ出して食べてしまった。

 ・こどもが自分のおやつを分けて与えてしまった。

 ・机の上に置いていて、少し目を離した隙に食べてしまった。

 ・届かないと思っていた棚の上に置いていたら、イスなどを使ったのか届いてしまった。

 などです。いずれも「ついうっかり」が多いですね。後は、普段チョコを食べないご家庭で、「頂きもののチョコレートをうっかりわんちゃんのお口の届くところに置いてその場を離れてしまった。」というのもハロウィン、クリスマス、バレンタインなどイベントの時期によく耳にします。

 

 チョコレート中毒は、場合によっては命に係わることもあります。

 こんなに怖い中毒を起こすチョコレートですが、脂肪分も糖分も豊富に含まれており、あまーい香りがしてわんちゃんにとってはとっても魅力的です。かつ、食べてもまた甘くておいしいので大好物です。チョコレートの誤食は、気を付けないと何度も繰り返してしまうことも多いので、飼い主様が十分に気を付けてチョコレートを管理する必要がありますね。

 

往診では、中毒性があると電話で判断した場合に、緊急で入院管理できる動物病院をご紹介させていただいています。また、どうしても緊急で通院することができない場合には、往診獣医師がご自宅まで緊急往診を行い、訪問先で催吐処置を行い、適宜必要な処置を行います。この他にも、〇〇を食べちゃったんだけど大丈夫ですか?という質問をよく受けます。犬・猫にとって、人の食べ物が中毒性物質となってしまうことがありますので、事前に『ペット』『犬』『猫』『中毒』『あげちゃダメなご飯』『誤食』『誤飲』などで検索し、知識をつけておきましょう!

 

 

では、また!

 

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