わんにゃん保健室 03-4500-8701

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診獣医師の江本宏平です。

通常の動物病院とは違い、ご自宅まで獣医師と動物看護師が一緒に同行し、ペットの往診車でご訪問させていただきます。当院は犬猫専門のため、たまにご相談される別の動物種さんは、エキゾチック専門を掲げている動物病院へご紹介させていただいております。

 

犬猫の往診専門動物病院として、東京中央区晴海のオフィスを中心に、東京23区とその近隣地区まで訪問しています。

例えば、今週決まっている地域ですと、東京品川区が3件、東京港区が4件、東京目黒区1件、東京中央区が12件、東京台東区が8件、東京江東区が4件、東京足立区が8件と、東京足立区だけが少し離れますがよく訪問している地域にランクインしています。

 

動物病院への通院が難しい場合には、放っておけば回復するだろうと考えずに、獣医師に相談するようにしましょう。特に、ペットが高齢である場合には、体力の消耗が著しく早いことがあり、放っておくと致命的な結果になってしまうことが多々あります。

 

新型コロナウイルス感染症の蔓延化を危惧し、多くの飼い主様が動物病院への通院を敬遠しがちですが、コロナよりもペットが今抱えている病魔の方が足早に、愛犬、愛猫の体を蝕んでいることを考えなければいけません。

 

少しずつではありますが、テレワークがいろんな会社に導入され、飼い主様がご自宅で愛犬・愛猫と過ごせています。しかし、テレワーク中は外出が自由にできないなどの縛りがあるため、なかなか動物病院まで連れていくことは難しいかと思われます。

 

しかし、夕方以降は動物病院が混んでしまう時間帯であるため、その時間帯でペットを連れて動物病院にいくことは、人口の密集を考えるとできれば避けたいところです。しかし、昼間はテレワークですら外出することが難しく、土日は動物病院が混んでいることを考えると、なかなか愛犬、愛猫に診察を受けさせてあげられないという場合が多くあります。その解決策として存在するのが往診専門動物病院です。

 

往診専門動物病院の利用方法

往診専門動物病院は、その名の通り往診に特化した獣医療を行っている動物病院です。

多くの往診専門動物病院が獣医師1人で運営されているため、飼い主様に協力を仰ぐことが多いかと思います。

当院では、獣医師1人だけではなく動物看護師1人以上の計2人で訪問させていただくため、飼い主様は診察の間、特別何かしてもらう必要はないので、飼い主様ご自身のことに専念していただけます。往診専門動物病院は完全予約制です。まずは利用方法をご覧ください。

 

1. 予約はメールフォームまたはお電話(03-4500-8701)にてお願いします。

通常診療は10:00 – 19:00で行っており、19:00 – 21:00が夜間診療、21:00以降は深夜診療となっております。電話でのお問い合わせは、19:00を過ぎると自動音声に切り替わりますが、お名前、ご住所、ペットの動物種、年齢、症状を留守番電話に残していただけば、基本は翌日ですがその場ですぐに折り返しができる場合がありますので、往診をご希望の場合には必ずメッセージを残してください。

 

2. 往診日程の決定

往診当日は、バスタオル2枚程、今までの検査結果(お持ちであれば)をご準備ください。

 

3. 次回往診の決定

診療終了後、ペットの病態によっては再診が必要になる場合があります。慢性疾患では、毎回次回以降の診療予約を診察の最後に取らせていただきます。往診予約が混雑してしまう可能性が高いため、先の予定がわかる場合には早めに次回以降の予約もそこで決めてしまうこともお勧めです。

 

4. お会計

支払い方法は現金、もしくはクレジットカードがご利用いただけます。クレジットカードでのお支払いの場合には、カード明細書が登録してありますメールアドレスに送られてきます。

 

ペットの往診をご予約いただく犬猫は高齢であることが多く、採血も1回で済ませタイことから、初回は広めに検査する必要があります。そのため、費用が高額になることも予想されます。

往診専門動物病院わんにゃん保健室の往診診察では、まずはお話をお伺いし、ペットの状態を確認後、考えられる病気や現状の説明、それらを調べるための検査方法と今日想定している処置内容、明日以降のプランと、今後の検査プラン及び投薬プランなどをご説明させていただいた上で、診療費の見積もりをご提示させていただきます。

 

検査の費用が高かったため、治療まで費用をかけられなかったとなっては本末転倒であるため、費用感を考えていただいた上で、継続できる診療プランを一緒に考えていきます。

 

お金のことはとても言いづらいと思いますが、とても大切なことですので、ご遠慮なくお申し出ください。その内容をもとに、検査内容や処置内容、診療プランを再構築していきます。

 

完全予約制での、ご自宅というプライベート空間ですで、普段困っていることやこの先考えなければいけないこと、どうしていいのかわからないなど、ざっくりとしたご質問でもいいので、診察時にお気軽にご相談ください。

 

夜間診療も出来る限り対応

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、飼い主様とペットの状況と環境に合わせた診療を行うために、通常診療とは別に、夜間診療及び深夜診療を行っています。

昼間はなんとなく体調が悪そうだったが、治ると思って放っておいたところ、夜になって苦しみ出したり嘔吐が止まらなくなってしまったなど、ペットの体調変化はなぜか夜です。

また、飼い主様のご都合上、どうしても通常診療の時間帯では都合がつかない場合なども、飼い主様のご都合に合わせた往診日時予約を行っています。以下、時間帯と費用です。

 

・通常診療 10:00 – 19:00 なし

・夜間診療 19:00 – 21:00 10,000円

・深夜診療 21:00以降 30,000円

※予約時間(診療開始時間)が基準

 

また、当日予約の場合には5,000円がかかります。費用面では少し高くなってしまいますが、それでも翌朝まで待たず、出来る限り早めに処置を愛犬、愛猫に届けてあげましょう。

 

往診によるペットの訪問医療をご検討されている飼い主様は、ペットが体調不良を示す前に、一度ご連絡いただき状態を確認し、カルテを作成しておくことをお勧めします。

 

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ペットの訪問医療に特化した、往診専門動物病院わんにゃん保健室では、ご自宅まで獣医師と動物看護師がご訪問させていただき、飼い主様が外出することなく診察を受けることができます。また、完全予約制のため、いろんな人やペットを出会うことがないため、新型コロナウイルス蔓延による密集地の回避という観点から、比較的安心して獣医療を受けることができます。新型コロナウイルス感染症を懸念するために、ペットを動物病院に連れて行けないとお悩みの飼い主様は、一度往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。慢性疾患でお薬が切れただけであれば、かかりつけからお薬だけの処方をお願いできるかどうかを相談し、どうしても血液検査を行わなければいけない場合には、かかりつけ動物病院に電話にて予約診療をお願いし、できる限り密集した環境で長時間いることを避けましょう。

 

連載となる本日は、フィラリア感染症予防についてです。

健康診断や予防だし、新型コロナウイルス感染症を懸念しペットを動物病院に連れていくことは先延ばしにしてしまいがちですが、フィラリア感染症はすぐそこまで来ています。

フィラリア怖い.jpg

 

フィラリア感染症とは

フィラリア感染症とは、フィラリアの赤ちゃんを有した蚊に刺されることによって感染します。また、蚊に刺されてから最短で45日でその形態を変え、心臓(肺動脈)まで到達し、寄生します。寄生が成立すると、血液循環障害や呼吸器症状を呈し、興奮時に乾咳をしたり、お散歩中に疲れやすいなと感じたり、お腹が膨らんできたり、おしっこが赤くなったりと様々な症状を示し、最悪呼吸困難や突然死を迎えることもある怖い病気です。

 

予防するには

犬のフィラリア感染症予防には、予防薬を飲ませることが有効です。フィラリア感染症予防薬の特徴としては、飲んだ時に体内にいるフィラリアを倒し、決して1ヶ月に1回だからといってずっと効果が持続しているわけではないということです。予防薬には内服タイプ、外用タイプ(スポイト)、注射タイプと複数の形状で存在しており、あとは担当獣医師が扱っているフィラリア予防薬の中でどれが飼い主様とペットに合うかを考えていけば大丈夫です。

 

どこで予防薬を買えるのか

動物病院のみです。海外薬を取り寄せて飲ませているという飼い主様もいますが、その場合には海外薬を輸入しなければいけないというハードルがありますので、無難にかかりつけの動物病院で購入することをお勧めします。

 

検査は必要なのか

検査は必要な場合と、そうでない場合があります。フィラリア感染症予防薬の投薬期間は大きく2通り存在し、1つは5月〜12月までの計8回の1ヶ月おきの投薬を行っている場合と1年間通して毎月投薬している場合です。往診専門動物病院わんにゃん保健室では、前者をシーズン投与、後者を通年投与と呼んでいます。もし飼い主様が前年度から通年でフィラリア感染症予防薬を毎月飲ませていたのであれば、検査なしでお薬を処方させていただいます。しかし、シーズン投与出会った場合には、投薬前にフィラリア検査を行わなければいけません。なぜかというと、寒い時期に(12月〜3月:休薬期)たまたま暖かい日が連続してあったため蚊の活動性が上がり、さらにその蚊がフィラリアを保有してたと仮定した場合には、この休薬期間でフィラリア感染症が成立してしまいます。そのため、前年度はシーズン投与でフィラリア予防ををしていたのであれば、検査をして投薬の安全性を確認してからフィラリア予防薬を飲ませてあげましょう。

 

検査方法は?

検査方法は、血液検査が主です。

採血を行い、採取した血液中にフィラリア虫体が存在するのか、またはフィラリア抗原検査キットを用いてフィラリアの雌が出す物質を検知させる方法があります。どちらにせよ、獣医師による採血が必要になるため、動物病院に連れて行かなくてはいけません。

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、獣医師と動物看護師が一緒にご自宅まで誤報んさせていただくため、ご家族様は愛犬を連れて動物病院まで出向く必要なく、ご自宅にいながらフィラリア検査(必要であれば健康診断)、予防薬の処方を行うことができます。

長い待ち時間でペットが異常興奮してしまって大変な思いをしたことがある飼い主様は少なくないと思っています。

検査をしないで強行突破でフィラリア感染症予防薬を飲ませることもできますが、愛犬のことを考えると、一か八かではなく、安全性の高い方法で投薬してあげましょう。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室でかかる費用

とはいえ、やはり気になるのが診療費だと思います。以下に、大まかな内容を記載させていただきましたので、ご参考までに。

 

3歳、ミニチュアダックスフンド、狂犬病予防ワクチン接種のみを希望

・往診料(5000円:初回であれば半額)

・初診料(2000円、再診料1000円)

・狂犬病予防ワクチン接種(3000円)

・駐車場代(使用駐車場の2時間分)

 

8歳、ラブラドールレトリバー、狂犬病予防ワウチン接種とフィラリア検査

・往診料(5000円:初回であれば半額)

・初診料(2000円、再診料1000円)

・狂犬病予防ワクチン接種(3000円)

・採血料(3000円)

・フィラリア抗原検査(2500円)

・駐車場代(使用駐車場の2時間分)

 

※往診料は往診1回につきの費用です。初診料/再診料は1頭ごとに発生します。

※東京23区以外の場合には、往診料が変わります。(詳しくはお問い合わせください)

 

外出しづらい時期は往診でカバー

新型コロナウイルス感染症の蔓延化により、密集率が高いところへの出入りの回避はもちろんのこと、中には様々な施設や機関が止まってしまったために、しわ寄せを受けてしまっているご家族様はたくさんいます。いつもなら問題なくペットを連れて動物病院にいけたが、今のこの環境ではなかなか動物病院にいけないと感じ、先延ばしにしてしまっている飼い主様は、まずは往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

 

血液検査を実施した場合には、飼い主様のご希望で血液検査結果をメールにてPDF形式で送らせていただきます。そのデータをお手元にご用意いただければ、別の動物病院やかかりつけの動物病院に通院した際に、その時の血液検査データとして、担当獣医師に見せることができます。

 

こんな時だからこそ考えなければいけないことがたくさんある中で、やはりペットのことは避けては通れません。

 

犬猫の予防のことでお困りであれば、お気軽に往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

 

 

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新型コロナウイルス感染症がその猛威を奮っており、まだまだ収束どころか拡大傾向にあると毎日のニュースで拝見しています。できる限り人混みや、密集しそうな場所への出入りを避けるよう日本政府から言われていますが、それでも生活していくためには全く外出しないわけにはいきません。

また、愛犬・愛猫と暮らしているご家族様ならば、ペットの健康診断はこの時期を避ければいいだけのことですが、愛犬・愛猫が急に体調が悪くなってしまったら、新型コロナが怖いから動物病院にペットを連れて行かない、とは言ってはいられません。

 

もしも愛犬・愛猫が、

・食欲がない

・吐く(嘔吐)

・下痢(軟便、うんちが緩い、便が水っぽい)

・呼吸が変(猫の開口呼吸、呼吸が早い)

・なんとなく元気がない

 

など、普段と違う様子をペットに感じた場合に、様子を見てれば治るだろうではなく、必ずかかりつけの動物病院の担当獣医師に相談してください。また、新型コロナウイルス蔓延のこともありますので、すぐにペットを連れて動物病院に行くのではなく、まずはかかりつけの動物病院にお電話で相談するように心がけましょう。そして、必要であれば、動物病院にペットを連れて通院することも検討してください。なお、予約診療ができないかどうかのご相談も、こんな時なので行うことをお勧めします。

 

逆に、体調不良でなければ、この時期はできる限り動物病院に行くことは推奨できません。

理由は、この時期(特に3月後半〜6月いっぱい)が1年間で最も動物病院が混雑することが予想される時期だからです。

犬ワクチン.jpg

 

 

動物病院の繁忙期は3月後半〜6月(特に犬)

理由は、この時期からペットの予防シーズンが始まるからです。

ペットの予防と言うと、狂犬病予防ワクチン接種、混合ワクチン接種、フィラリア感染症、ノミ・ダニ感染症、避妊去勢手術などなど、予防に関する獣医療的に関わっていくことがたくさんありますが、時期的なもので一番影響力があるのが狂犬病予防ワクチン接種フィラリア予防です。

狂犬病予防ワクチン接種に関しては、3月くらいに市区町村から狂犬病予防ワクチン接種のお手紙が届きます。

それには、各地域における狂犬病予防ワクチン接種の集合注射会場と日時が記載されており、ご自宅から近い場所やご都合が合う日にそこにいき、獣医師会から召集された各地域の動物病院の院長が集結する集合注射会場で狂犬病予防ワクチンを接種してもらいます。(狂犬病予防ワクチン接種は集合注射だけでなく、動物病院であればほとんどどこでも狂犬病予防ワクチン接種をしてもらえます。動物病院の医薬品在庫の関係などもありますので、まずは動物病院に問い合わせることをお忘れなく。)

また動物病院を繁忙期化してしまう要因に、狂犬病予防ワクチン接種にかぶさってしまうフィラリア感染症予防シーズンの開始があります。

そんなこんなで、春から初夏くらいにかけて、動物病院は通常診療に加えて予防診療が始まってしまうため、どこの動物病院に行っても大混雑を避けられません。

 

狂犬病予防ワクチン接種はやらなければいけないのか

よく聞かれる質問に、「狂犬病予防ワクチン接種は行わなければ行かないのか」があります。

答えは、YESです。獣医療は通常、農林水産省の管轄区分ですが、狂犬病予防ワクチン接種だけは厚生労働省の管轄です。つまり、狂犬病予防ワクチン接種はペットだけでなく人間を守るための法律であることを念頭に、できる限り接種してあげてください。日本における狂犬病の発生事例は、50年以上前を最後に、一度も発生していません。しかし、万が一今狂犬病が世界のどこからか持ち込まれて場合に、抗体保有率が高くない現状を考えると、蔓延する可能性が大きく懸念されています。

もちろん、全員が全員打たなければいけないわけではありません。愛犬が持病を抱えていたり、高齢で体力的に狂犬病予防ワクチン接種を行うには厳しいと判断された場合に、担当獣医師の診断のもと、狂犬病予防ワクチン接種見送り証を発行してもらえます。(今までは狂犬病予防ワクチン接種猶予証明書と言われていましたが、何やら問題があったようで、見送り証とされたようです。)

狂犬病予防ワクチン接種を見送ることを許可された場合には、その年の狂犬病予防ワクチン接種を見送ることができます。狂犬病予防ワクチン接種を見送れる期間は、担当獣医師が作成した狂犬病予防ワクチン接種見送り書に定めれた期間であり、慢性疾患だった場合でも半永久的にではなく、翌年の3月31日までです。詳しくは、各保健所までお問い合わせください。

 

狂犬病予防ワクチン接種に関しては犬の飼い主であれば義務となるため、打つ打たないにしろ、必ず獣医師にご相談してください。

 

ほとんど全ての動物病院で狂犬病予防ワクチン接種は可能であると書きましたが、往診専門動物病院も例外ではありません。(漢方専門など、一部を除く)

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、完全予約制でご自宅まで獣医師と動物看護師がお伺いし、家の中で狂犬病予防ワクチン接種を行うことができます。1頭飼いはもちろんのこと、多頭飼育で動物病院に連れていくことすら大変な場合には、往診専門動物病院でご自宅でのワクチン接種をご希望されています。往診では、往診料が発生してしまうため、通常の動物病院に通院するのと比較すると少し費用がかかってしまうことが懸念されますが、長い待ち時間を密集した場所で待つ必要なく、ご自宅で愛犬たちとゆっくりお待ちいただけます。

 

また、狂犬病予防ワクチン接種のタイミングで健康診断として血液検査を実施することも可能です。血液検査は基礎項目の31項目で行っており、追加でフィラリア抗原検査を実施することも可能です。その他、気になる項目がございましたら、都度獣医師にご相談ください。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、東京23区全域までペット往診を行っています。

現在は、東京中央区と東京足立区の診察が多いことから、比較的東京中央区と東京足立区はご予約が取りやすくなっています。ご予約は病院Webページの問い合わせフォームからのご予約依頼、または電話(03-4500-8701, 10:00 – 19:00, 不定休)まで、お気軽にご連絡ください。

 

新型コロナウイルス感染症が蔓延化している今だからこそ、考えなければならないことがたくさんあります。

動物病院に行くべきなのか、まずはかかりつけ動物病院に電話で相談するべきなのか、事前予約をして行くべきなのか、今行くべきなのか、などたくさん考えるべき点はあります。

何より、ご家族様が倒れてしまっては元も子もなくなってしまいますので、ご自分の安全を確保した上で、愛犬・愛猫が必要とする予防医療を、愛犬・愛猫に届けてあげましょう。

 

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診専門獣医師の江本宏平です。

 

往診専門動物病院として、獣医師と動物看護師でご自宅まで訪問しています。

本日は、東京足立区での症例についてです。腫瘍が全身に転移しながらも頑張ったわんちゃんの緩和ケアのお話です。

 

悪性腫瘍はそのままにしておくと、多くの場合転移していき、リンパ節にいき、そのまま全身に転移を起こしていきます。そうなる前に治療をすることが治癒への一歩ですが、なかなか症状が出ていなかったり、逆に急速に進行していて、数ヶ月前の健診では何もなかったのに・・・ということも珍しくありません。

回ご紹介するわんちゃんも、全く症状がなく、ずっと元気にしていたにも関わらず急に元気が無くなった時には全身に転移があった、というパターンです。

ゴールデン.jpg

 

わんちゃんは、東京足立区在住の13歳の高齢犬のムックちゃんです。

ムックちゃんは、白内障であまり目が見えないためすごく怖がりさんですが、とっても元気食欲もあり、動物病院には予防薬をもらいに行ったり予防接種をする程度しか行かなくても良いほどでした。

しかし、数日前から急に食べなくなってぐったりし始めたため、動物病院に行くとリンパ腫のステージⅣと診断され、抗がん剤を頑張りましたが、何度かやるうちに耐性がついて効かなくなったり、副作用が出たりがあり、ご家族様としてはこれ以上頑張らせるのはかわいそうだと思い、緩和ケアをご希望され、往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡を頂きました。

 

お家にご訪問すると、ムックちゃんは寝起きで、チラッとこちらを見る程度であまり関心がないようでした。

ご家族様によると、抗がん剤を行うと最初のうちはすごく効いていて元気になっていたそうなのですが、最近は抗がん剤後もあまり変化なく、血液検査の数値も横ばいであまり効果を感じられなくなったそうです。しかし、食欲はしっかりとあるため、お薬は飲めそうです。

まずは現状を把握するために、身体検査、血液検査、超音波検査を実施する必要があることをご説明し、ムックちゃんに頑張ってもらうことになりました。

 

身体検査では全身のリンパ節が腫れていましたが現在は発熱はなく、心臓には少し雑音が入ってありました。

次に血液検査です。

血液検査は抗がん剤を行なっていたのでほとんどの血管を使用してしまっていたため血管がなかなか見つからず、首からの採血を頑張ってもらいました。

首からと言うと人間で考えるとギョッとしてしまいますが、実は緊急時や抗がん剤の時に手足の血管が使えるように、繰り返し採血をするときには首から取るのが最も適していて、針も細いので痛みはほとんどありません。

ムックちゃんの場合は目の前におやつを持ってきてもらうと素直に頑張ってくれました!

 

その後は超音波検査です。往診専門動物病院わんにゃん保健室では、動物看護師の保定のもと、獣医師による超音波診断をご訪問にてご自宅で行うことができます。お腹の超音波検査ですが、脾臓も肝臓も転移が見られ大きくなっていた、とのことから、横になってもらうのも要注意しつつ検査を行いました。肝臓や脾臓が大きい子は、横に倒したり仰向けにしたりした際に、脾臓などから出血してしまうことがあるため、注意しなければなりません。

 

超音波検査では、脾臓も肝臓も大きくなっていて、消化管のリンパ節も少し大きくなってきていました。その他腎臓には異常はなく、終了となりました。

 

血液検査の結果は後日ご説明をするということで、その日は内服薬を処方して終了となりました。リンパ腫は抗がん剤を行うのが第1選択の治療になりますが、抗がん剤ほど積極的な治療をしない場合にはステロイドを高容量で使用していきます。

今回は緩和ケアが目的なのでステロイド剤を処方しました。

 

ここで、リンパ腫について少しお話させて頂きます。

リンパ腫というのは、血液成分のリンパ球がガン化してしまう病気で、全身の臓器で起こる可能性があります。

大きくは、縦隔型、多中心型、消化器型と分かれますが、今回のムックちゃんは多中心型リンパ腫で、全身のリンパ節が急に腫れてガン化してしまっていました。ちなみに、犬で最も多いのが多中心型、猫で多いのが消化器型です。

全身的に起こる疾患なので、基本的には外科切除ではなく、抗がん剤での治療になりますが、抗がん剤の効果はリンパ腫の種類にもより、ある型ではかなり効果的と言われていますが、別の型ではあまり効果がないとも言われています。

しかし、抗がん剤治療で寛解といって、がん細胞が検出されなくなるぐらい治療効果が出ることも多い腫瘍なので、諦めずに治療することが基本的には推奨されています。

ただし、副作用が強く出てしまうと抗がん剤治療を続けること自体が負担になってしまうので、この場合はステロイド剤を使って緩和ケアを行なっていく、ということになります。

ステロイドでは一時的にすごく良くなりますが、1〜2ヶ月ほどで耐性ができて残念ながら効かなくなってしまいます。

 

今回のムックちゃんは、抗がん剤も頑張ったあとなので、ご家族の方も、もうよく頑張ってくれたのであとは苦しくなく過ごしてほしい、とのご希望でしたので、ステロイドを使って身体のしんどさを取る、という治療が1番ムックちゃんのためになると考え、治療に当たらせて頂きました。

もちろん、糖尿病などのステロイドによる副作用もあるため、定期的なチェックは必要となってきます。

初診の時点では、リンパ球がかなり多く、肝臓の数値も高いもののステロイド剤を使えない数値ではありませんでしたので良かったです。

 

ムックちゃんは、その後1ヶ月ほどすごく調子よく過ごしてくれましたが、徐々にステロイドを飲んでいても食欲の浮き沈みが出てきて、ステロイドへの耐性が出てきました。

それでもよく頑張ってくれていましたが、ある日ご家族様から、首のあたりが浮腫んできたとのご連絡を頂き、すぐにお伺いさせて頂いたところ、おそらくリンパ節の腫れによってリンパ液の流れや血流が悪くなり浮腫が出て来たと考えられ、ステロイドを増やしましたが、次の日にご家族様の膝の上で虹の橋を渡って行きました。

 

しかし、最期までムックちゃんらしく過ごしてくれていて、息苦しさや痛みは感じていなかったようだとご家族様からお聞きし、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室なスタッフも、少しでもムックちゃんを痛みや吐き気などの苦痛から解放することにご協力できて良かったです。

 

末期のガンや難治性の疾患、慢性疾患があっても諦めず、緩和ケアをお家ですることも出来るので、一緒に大切な家族の動物たちを痛みや吐き気から少しでも緩和してあげましょう。

一度往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡下さい。

 

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診専門獣医師の江本宏平です。

 

犬猫の往診で出会う子たちの中には、腫瘍(癌)で苦しんでいるという場合が多くあります。

 

腫瘍性疾患の犬猫に対して、現在では外科手術、化学療法(抗癌剤など)、放射線療法などの選択肢がありますが、どれも動物通院への通院が必要なものがほとんどです。

 

抗癌剤療法を用いた場合には、犬猫の排泄物にも抗癌剤が少しだけ含まれていることから、自宅での排泄物処理に手袋をつけなければいけないなどの留意点がある中で、自宅には小さなお子さんがいるため管理できないという生活環境要因によっても、治療を断念し、家で最後の日まで何もできずに見守らなければならないと考えてしまっている飼い主様もいます。

 

しかし、自宅にいながら、環境要因の影響もできる限り少なくできるような治療プランとして、往診による緩和ケア及びターミナルケアがあります。

ご自宅にいながらでの診察・投薬を行うことができますので、ペットへの移動ストレス・輸送ストレスを最小限にすることができます。

腫瘍(癌)で動物病院への通院を断念し、ご自宅での緩和ケア及び看取りまでのターミナルケアを検討したいご家族様は、まずはお電話にて病状を教えてください。

一緒に何をしてあげられるのかを考えていき、最良の診療プランを考えていきましょう!

 

腫瘍性疾患のお話をした流れで、今日は乳腺腫瘍のわんちゃんのお話です。

乳腺腫瘍というのは、悪性腫瘍、いわゆる乳がんと良性腫瘍に分けられます。そしてその悪性腫瘍の中でも手術不適応と言われている、炎症性乳がんになってしまったわんちゃんのお話です。

 

今回ご紹介するのは、東京中央区在住のヒメちゃん、15歳の高齢犬です。

マスクをつけたヨーキー.jpg

 

乳腺のしこりと出血(高齢犬/乳腺腫瘍/東京中央区)

ヒメちゃんは人が苦手でお外に行くと鳴いてしまうため、ほとんどお散歩せずに予防の時だけ頑張って動物病院に通院していました。

そんなヒメちゃんですが、1ヶ月ほど前から乳腺にしこりができて、それがみるみる大きくなって来て、出血して来たので診察をご希望され、お電話にて往診予約をいただきました。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、完全予約制でご自宅にて獣医師と動物看護師による診察を行っています。そのため、1診療に十分な時間をとることができ、ゆっくりとペットの状況をご相談していただけます。

 

往診獣医療チームがお家にご訪問すると、ヒメちゃんは怖がりなわんちゃんなため2階で待機していただき、まずはご家族様にお話をお伺いすることにしました。

ヒメちゃんはすごく元気で特に病気という病気はなかったそうなのですが、1ヶ月ほど前に乳腺にしこりのようなものを見つけたそうなのですが、ヒメちゃんの性格上、動物病院には連れて行けないため、そのままお家で様子を見ていたそうです。東京中央区在住の高齢犬ということで、近所には動物病院もあり、犬ということで連れ出せそうな感じはありますが、やはり動物病院に連れていくと、その後ぐったりしてご飯も何も食べれずに震えてしまうということでした。

最近になって、ヒメちゃんがやたらとお腹の方を気にしていたため見てみると、しこりがかなり大きくなっていて、出血していたため、たとえ悪いものであっても、もう高齢なので手術や積極的な治療はしたくない、ということで、お家でできる範囲の治療をご希望され、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室にご連絡して下さった、とのことでした。

 

今のところ、元気さは少し落ちて来たような気がする、とのことでしたが、食欲は変わらずで、まずはどういった腫瘍なのかを見てみることにしました。

 

ヒメちゃんを2階から連れてきてもらうと、お家だからなのか鳴いてしまうことはありませんでしたが、すごくビクビクしていました。

お腹の様子を見るために横になってもらうと、1つの乳腺でしこりが起こっている、というよりは、何個かの乳腺に渡って板状にしこりになっており、その中の一つがボコッと腫れてそこから出血しているようでした。

また、周囲は熱感があり、赤くもなっていて、これは普通の乳腺腫瘍ではなく、おそらく炎症性乳がんの可能性が高いかと思われ、また、腫瘍がある方の股のリンパ節も腫れていて、転移が疑われました。

一通り身体検査を行なった後、かなり炎症が起こっていることが予想され、また転移の可能性も高いので、血液検査を実施しました。

 

採血自体は細い針なので痛みはほとんどありませんが、おそらく足を伸ばすのが嫌で逃げようとしていましたが、往診専門動物病院わんにゃん保健室のスタッフもこういう子には慣れているので、素早く採血を終わらせて解放してあげました。するとそそくさと私たちから見えないお部屋に逃げて行き、安心できる場所に行けたようです。

 

おそらくかなりの痛みがあると考えられたため、抗炎症剤と出血部位からの感染を予防するために抗生剤をお渡しし、この日は終了としました。

 

血液検査では、白血球の上昇と炎症反応が見られ、やはり身体の中でかなり強い炎症が起こっていることが分かり、ご家族様に今後の方針をご相談することになりました。

 

ここで、炎症性乳がんという少し聞きなれない病気についてご説明いたします。

 

炎症性乳がんとは臨床診断で、強い炎症を伴っているように見える、かなり悪いタイプの乳腺腫瘍です。

そもそもわんちゃんの乳腺腫瘍は悪性と良性の確率は1:1と言われていますが、炎症性乳がんはその悪性腫瘍のうちの4%程度と言われています。

 

炎症性乳がんは、リンパ管や血管への浸潤スピードがかなり早く、発見した時には肺へ転移していることもしばしばで、身体の中でも強い炎症が起こっているので、血栓症になってしまう恐れもあります。

また、リンパ節が大きくなって、リンパ液の流れを阻害すると後ろ足が浮腫んでしまったり、乳腺自体もかなりの痛みを伴うので元気もなくなってしまいます。

 

通常の乳がんであれば、転移がなければ外科切除で完治することが多いのですが、炎症性乳がんの場合は手術不適応で、効果的な治療法はないと言われています。

炎症を和らげ、痛みを少しでも緩和する治療を行なっていくしかありません。

また、進行も早いため、ヒメちゃんもいつ肺に転移が起こったり、急激に悪化してしまうか分からないという状況でした。

 

このことを飼い主様とご相談した上で、今後どうしていくかをご相談した結果、痛みを取りつつ呼吸が止まったりしてしまった場合も救急処置は望まないとのことでしたので、最大限の疼痛緩和を目的としたターミナルケアを行なっていく方向となりました。

 

炎症性乳がんは急な変化となるので、心が追いつかない飼い主様もたくさんいらっしゃいます。

できるだけ楽に、その子らしく飼い主様といつも通り過ごしてもらうために、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室のスタッフは少しでもご協力できるように日々精進していますので、いつでもご相談して頂ければと思います。

 

ヒメちゃんは今もステロイド剤を飲みつつ様子を見ていますが、少し食欲が落ちてきているようなので、注射での投与が必要になるかもしれません。

そうなった場合も、お家でできるように、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室の獣医師がしっかりとご指導させて頂きます。

 

緩和ケアやターミナルケア、介護にも力を入れて、最期の時間をお家でその子らしく、ご家族の皆様と過ごせるように尽力していますので、動物病院に連れて行けず悩んでいる、どんどん腫瘍が大きくなって諦めてしまった、という方もいつでもご連絡ください。

 

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診獣医師の江本宏平です。

 

今日は、腫瘍性疾患で戦い抜いた子のお話です。

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往診専門動物病院の特徴の一つに、腫瘍性疾患の末期だったり、抗がん剤治療や外科治療、放射線治療や分子標的薬による治療などをもうペットにしたくないが、痛みだけは、吐き気だけは取り除いてあげたいというご依頼を受けることが多いことが挙げられます。

 

往診専門動物病院、特にわんにゃん保健室の特徴として、決して診療方針を飼い主様に押しつけず、一緒に診療方針を考え、組み立てて行き、ペットと飼い主様にとってよりより診療プランをご提案していきます。

 

今日は、そんな腫瘍性疾患でご連絡をいただきました、お尻にできものが出来てしまったわんちゃんのお話です。

 

トリミングに行かれる方はご存知かもしれませんが、わんちゃん、猫ちゃんには肛門の4時と8時の位置に肛門嚢という分泌腺がある袋があります。

興奮した時などに急にくさくなった、などあればおそらくそれは肛門嚢の分泌物を出した時だと思います。

通常は排便時に一緒に分泌物も出てくるので溜まることは稀なのですが、中で感染が起こったり、あるいは排便時に一緒に出すことができない場合に溜まってしまうと、肛門嚢が炎症を起こしてしまいます。

これが肛門嚢炎です。

しかし肛門嚢が腫れてしまう原因はこれだけではありません。

1番怖いのが肛門嚢腺のガンである、肛門嚢腺癌です。

今回はそんな肛門嚢腺癌になりながらも、必死に頑張ってくれたわんちゃんのお話しです。

 

東京足立区区在住、10歳のミニチュアダックスフントのダイちゃんのお話です。

 

お家にご訪問すると、ダイちゃんは尻尾を振って大歓迎してくれました。

ダイちゃんとのご挨拶もほどほどに、飼い主様から、ダイちゃんの詳しい既往歴をお伺いしました。

 

当初お尻から匂いがするとのことで東京足立区にあるかかりつけの動物病院さんに行かれました。

その時は、肛門嚢がかなり溜まっており、わずな出血がある程度でしたので、肛門嚢炎だろうということで抗生物質を処方されました。

1週間後再診時にあまり良くなっている感じがなく、出血が増えていたことから、腫瘍を疑われ、東京足立区にある二次診療施設にて手術を行い、ガンとの診断を受けました。

その後は定期検診をかかりつけの獣医さんにて行ってもらっていたところ、半年ほどでリンパ節への転移が発覚。

抗がん剤治療をしましたが副作用が強く続けることが出来ず、緩和ケアをご希望され、往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡をいただきました。

ダイちゃんは一見とても元気そうに見えますが、かかりつけの動物病院さんにて定期的な超音波検査を実施していた時は、リンパ節はどんどん大きくなってきていたそうで、手術という選択はもう痛そうだししたくないとのことでした。

 

まずはご機嫌なダイちゃんに少し慣れてもらってから、身体検査を実施しました。

肛門嚢腺癌があった部分は、局所的に再発はなく、おそらく現在はお腹の中のリンパ節への転移のみと考えられました。

超音波検査にてリンパ節のサイズを確認したところ、飼い主様によると前回より大きくなってきているとのこと。

また、この日はこの腫瘍による全身への影響を見るために採血も頑張ってもらいました。

もちろん、食欲旺盛の高齢犬のダイちゃんには終わった後にご褒美のおやつ付きです!

 

症状は全くないとのことで、かかりつけの獣医さんからも特にお薬は出ていませんでしたので、飼い主様としては緩和ケアをしたいけれど今は元気だしお薬はあまりしたくない、とのことでしたので、まずは抗腫瘍効果があると言われているサプリメントを始めることとしました。

この日はこれにて終了とし、血液検査でも大きな異常は無かったため、ダイちゃんの次回の診察は1ヶ月後としました。

ところが1ヶ月後お伺いした際には、少し食欲が落ちてきていて、歩行困難、という症状が出てきていました。

呼吸の苦しさはないようでしたが、以前のように走って私たちの元に来てくれる、という元気さはなく、何とか苦しさを和らげてあげないと、と治療に当たらせて頂きました。

ここで、少しこの肛門嚢腺癌についてご説明させて頂こうと思います。

 

冒頭で肛門嚢の場所については少し触れましたので、治療法ですね。

治療法は基本的には手術が一般的です。しかし、転移していたり、手術不適応な子に関しては内科的治療、つまり抗がん剤治療となってきます。

最も転移しやすいのは、今回ダイちゃんも転移していた、腰にあるリンパ節です。その後肺に転移していく、という進行が一般的ですが、腰のリンパ節が大きくなってくると腸を圧迫し排便困難となってしまいます。

そのため、肛門嚢の手術の際にはリンパ節も一緒に取ってしまうことも少なくありませんが、取ってみないと転移しているか分からないうえに、深く切っていかないと取れないので、取るかどうかは飼い主様とのご相談となることが多いです。

今回、ダイちゃんは、食欲が落ちてしまったとのことで、おそらく腫瘍によるものだと思われますが、歩行困難に関しては腫瘍の影響なのか、別のヘルニアのような異常があるのかは判断ができませんでした。

しかしいずれにしても、食べることが大好きなダイちゃんにとって、食欲がない状態では生活の質がかなり落ちてしまっています。そこで、少しでも食欲が出るように、また、腫瘍による苦しさを軽減させるためにステロイド剤を使用、その他胃薬や吐き気止めなどを点滴に混ぜて注射し、数日間連続で同じ処置を行いました。

その間に少し食べるようにはなってくれたものの、少しずつ呼吸も荒くなり始めました。

食欲は浮き沈みがありましたが、確実に呼吸状態が悪くなってきたので酸素ハウスのレンタルを行って頂き、呼吸が荒いと感じたら入れてもらう、という方法に切り替えました。

しかしその1ヶ月後、ダイちゃんはご家族様の腕の中で眠るように虹の橋を渡って行きました。

 

呼吸が苦しくなってから、普段は離れているご家族の方もダイちゃんに会うために集まり、久しぶりにみんなに会えて、人懐っこいダイちゃんはとっても幸せだったと思います。

 

腫瘍の転移が見つかり、治療に心が折れてしまっても、決して諦めないでください。飼い主様が諦めてしまい、獣医療から離れてしまうことで、その先にいる犬猫たちは何もしてもらえなくなってしまいます。飼い主様は、どんな時でもその子の命を背負っていることを忘れないでください。

 

最期までその子らしく生きられる方法を、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室のスタッフと一緒に考えましょう。

 

往診での緩和ケアやターミナルケアは、ご自宅でゆっくりと過ごさせてあげられることから、最後の時間は往診を選ばれる飼い主様が増えています。

ペットにとって、できる限りストレスなく過ごさせてあげる診療方法としてご自宅で行う往診という診療形態は、とても有効です。

どうやってケアしていくか、また、どこまでケアしていくか、こんな時どうしよう、悩みが絶えない、そんな時は往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

 

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こんにちは!

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診専門獣医師の江本宏平です。

 

少し前になりますが、節分でしたね!節分というと豆まきですが、犬が豆を大量に食べてしまうと胃の中で膨張してしまって嘔吐、最悪の場合には呼吸が圧迫されてしまうこともありますので要注意です。また、豆に含まれている油分も侮らないでくださいね^^

東京中央区にも複数の神社がありますので、きっと節分の日は賑やかになることと思います。

昨日今日では東京足立区での新規の往診問い合わせが増えています。東京江戸川区には往診専門動物病院がないせいなのか、少し遠いですが往診専門動物病院を求めて犬猫の飼い主様からご連絡をいただいております。往診専門動物病院として、獣医師と動物看護師の2人でペットの往診車に医療機器を積み込み、東京(主に東側)都内を訪問しています。

 

ペットの往診をご希望の飼い主様は、ペットの体調が急に下がった時にスケジュールが混み合っている可能性もありますので、状態が安定している時に状態把握とカルテ作成を目的に、早めに診察予約をお願いします。カルテがあるだけで、初動を少しでも早くさせ、苦しい時間をできる限り短いものにしてあげましょう!

 

今回は、ミニチュアダックスフントやトイプードルといった、犬種に多い、椎間板ヘルニアのわんちゃんのお話です。

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キャンと鳴く、後肢立たない(椎間板ヘルニア/往診専門動物病院/東京足立区)

ヘルニアは、人でもよく耳にする疾患なので、聞いたことがある方、なったことある!という方もいらっしゃるかと思います。

わんちゃんでも軽度であれば、人のように安静にして痛み止めを飲む、程度で大丈夫な場合もあるのですが、わんちゃんは大人しくしておいて、と言っても痛み止めで痛みを止めると動いてしまうことが多いので敢えて痛み止めを使わないこともあります。

また重症度によって手術になることもよくあります。

 

今回はそんな椎間板ヘルニアによって歩けなくなってしまった、東京足立区在住の17歳、男の子のミニチュアダックスフント、ロンちゃんのお話です。

 

ロンちゃんはミニチュアダックスフントにしては大きく、よく食べる子で、だんだん体重が重たくなるにつれて、お外へのお散歩に行かなくなっていってしまいました。しかし、お家ではご飯の時には走ってきたり、トイレも自分で行ったり、ベランダに日向ぼっこに行っていたそうなのですが、1ヶ月ほど前に急に後ろ足が立てなくなってしまい、急いで緊急の動物病院に連れて行ったところ、腰部の椎間板ヘルニアの疑いがあるとのことで、MRIを撮り、椎間板ヘルニアの診断を受けました。しかし、ヘルニア箇所が何箇所かあり、原因となる部分が定かではないため手術をしても必ず良くなるとは限らない、と言われ、年齢的にも手術はかわいそうだということで、内科療法を選択され、お家に帰られました。

 

その後、お家から近くにあるかかりつけの動物病院さんにて内科療法を行なっていましたが、少しずつ進行し、おしっこが自力で出せなくなってしまったため、ご家族様で圧迫排尿を頑張っていましたが、ロンちゃんはやはり体格的に動物病院まで抱っこで連れて行くのが大変、そして、食事の仕方やトイレなど介護の指導もご希望され、往診専門動物病院わんにゃん保健室にペット往診のご予約でお電話頂きました。

 

お家にご訪問すると、ロンちゃんは後ろ足を引きずって前足で玄関までお出迎えしてくれました。

とっても人懐っこいわんちゃんです。

ロンちゃんとのご挨拶も終わり、ご家族様のお話をお伺いしました。

ヘルニアの進行は、今は収まっているそうなのですが、やはりトイレの管理がすごく大変とのことで、圧迫排尿は今はしておらず、逆に漏れ出てしまうので一度オムツをしたことがあるそうなのですが、数日で尿やけになってしまい、それが今でもなかなか治らないとのことでした。

また、便も勝手に出てしまうので家の中がペットシーツだらけになってしまうことにも悩まれていました。

 

これらを解決していくために、まずはロンちゃんの現在の身体の状態を診ていきました。

身体検査では、かなり尿やけが酷く、皮膚がただれてしまっていました。また、体重もかなり重く、後ろ足の筋肉も落ちてきていたため、リハビリが必要と判断しました。

そして、ヘルニアになってから、ヘルニアの進行を抑えるためにステロイドを服用していたことから、血液検査にて肝臓などの臓器に負担がかかっていないかを見ていきました。

 

私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室では、通常の診察から緩和ケア、ターミナルケアのご相談に加え、リハビリや介護指導も行っています。

 

今回のロンちゃんのように、ヘルニアでお家でのリハビリや介護が必要な高齢犬は決して珍しくなく、ただ頑張りすぎてもご家族様の心が折れてしまうので、出来る範囲で、どこまでやっていくのかをご相談させて頂きながらご指導させて頂きます。

今回は、筋肉がかなり減っているので、反射を利用した方法や、立つ練習をする事で少しでも後ろ足を使ったり、足を着く感覚を取り戻してもらう方法をお伝えさせていただきました。

その間ロンちゃんはおやつの力で頑張ってリハビリを行ってくれました!!

お家なので、落ち着いてすることが出来ましたね。

 

ここで、ヘルニアについて少しお話させて頂きます。ヘルニアには2種類あり、じわじわと進行するタイプと、突然歩けなくなるタイプがあります。多いのは突然歩けなくなるタイプなので、今回はこちらのみお話させて頂きます。

 

そもそもヘルニアって?

ヘルニアとは、背骨1つ1つの間に椎間板という背骨のクッションの役割をしている組織があり、この中の物質が突然はみ出てしまい、脊髄を圧迫して麻痺させてしまいます。突然歩けなくなるタイプのヘルニアは、椎間板の物質が突然勢いよく飛び出て、脊髄を圧迫するタイプです。

 

治療はどうするの?

1箇所であれば、このはみ出た物質を取り除き、麻痺に関してはリハビリをして少しずつ慣れさせていきます。

しかし、手術をしても、一度圧迫された神経部分から炎症が波及して、手術をしても元に戻らないこともあります。

逆に、軽度の麻痺であれば、手術をしなくても、リハビリのみで復活することもあります。

一方今回のロンちゃんのように多発性の場合には、手術は不適応で、リハビリを続けるか、あるいは最近では再生医療も進歩しているので、手術不適応の場合はご紹介させて頂くこともできます。

 

いずれにしても、治療において、リハビリは必ずやらなくてはなりませんが、飼い主様のご都合の良い時に、出来るだけ、という方法でないと心が折れてしまいます。

そして、すぐに改善することもあれば、なかなか改善しなくて…という方もいらっしゃいます。その場合も諦めずに出来る限りで良いのでリハビリを続けましょう。また、やり方がよく分からない、という場合には、往診専門動物病院わんにゃん保健室のスタッフが、丁寧にお伝えさせて頂きます。

 

今回、高齢犬のロンちゃんの場合は、尿やけが酷いので、洗浄液とワセリンをお渡しし、家にいるときはオムツを外してもらうこととしました。

また、リハビリは大変になった場合は、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室のスタッフが訪問して行うこともできるので、とお話ししたところ、ご家族の方にも安心して頂くことが出来ました。

 

動物の介護は、飼い主様のご協力あってのことで、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室は、少しでもそのお手伝いができればと思っております。

リハビリや介護で、お家でどうして良いか分からない、と言った場合には、往診専門動物病院わんにゃん保健室までいつでもご連絡下さい。

一緒に、続けられる方法を考えてご提案させて頂きます!

 

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往診専門動物病院わんにゃん保健室の往診専門獣医師の江本宏平です。

 

往診専門動物病院とは、動物病院の施設をもたずに、医療機器や医薬品などをカバンに詰め込み、犬猫が待っているご自宅まで訪問し、犬猫が安心できる環境である家の中で獣医療を行います。基本的には、獣医師と動物看護師でご自宅まで訪問し、細かい問診を行い、必要な検査及び想定される処置内容及び今後の方針を相談していきます。

往診専門動物病院では、基本的に犬猫が抱えている病気に対して確定診断を下すことはせず、おおよその診断を下して治療に入っていきます。

検査内容も麻酔をかけた大きな検査や、X線検査などの大型医療機器を用いた検査を行うことはできませんが、血液検査にて健康診断などの基礎項目から内分泌検査である甲状腺機能検査、副腎皮質機能検査、心臓の検査、アレルギー検査など、幅広い検査に対応しています。

ペットの往診で、最も多い病気に、猫の甲状腺機能亢進症があります。特に、高齢猫に多い傾向で、多くの場合が動物病院への通院歴がほとんどない猫ちゃんです。

 

今回は、急に吐く回数が増えて、ご飯を食べなくなってしまった猫ちゃんのお話です。

 

ご紹介するのは、東京足立区在住で19歳の高齢猫さん、ミルちゃんです。

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頻回の嘔吐(高齢猫/甲状腺機能亢進症/猫の嘔吐/東京足立区)

 

高齢猫のミルちゃんは、これまでほとんど動物病院にかかったことがないぐらい元気な猫ちゃんでしたが、ここ最近嘔吐(吐き)回数が増えて食欲が落ち、痩せてしまったとのことでしたが、ストレスが心配で動物病院に連れていけないとのことで、ペット往診をご希望されました。東京足立区のため動物病院はたくさんあります。猫ちゃんをキャリーに入れて車に乗せることができればスムーズに動物病院まで連れていくことができると考えられそうですが、そんなに甘くはなく、猫ちゃんの場合は、キャリーに入れて持ち上げた瞬間から泣き叫んでしまうくらいのストレスを感じてしまう子がほとんどです。

 

詳しくお話をお伺いすると、最近まではよく食べていたそうなのですが、最近になってよく吐くようになってしまい、食べても吐いていて、徐々に食べなってしまったようです。

 

もともとよく吐く体質だったそうなので、最初は気にしていなかったらしいのですがあまりにも今までは嘔吐の後もすぐ食べていましたが今回は食べなくなってしまったとのことでした。

 

猫ちゃんは、毛玉などをたまに吐き出すという情報や経験から、動物病院に連れて行けない猫ちゃんと暮らしている飼い主様は猫の嘔吐を軽視しがちです。猫ちゃんの生理的な嘔吐は、せいぜい週1回程度であり、1日に何回も、または週に複数回の嘔吐を認めた場合には、異常を疑ってください!

 

ミルちゃんはお話を聞いている間、ずっと自分のベットで横になっており、すごく苦しそうでした。

 

今回の症状はさまざまな病気でよく見られる症状なので、何が原因なのかを見るために血液検査は必須と判断しました。

 

ミルちゃんをお母さんに連れてきてもらい、いよいよ身体検査開始です。ミルちゃんはほとんど動く力がなく、辛そうな様子でした。

身体検査では、激しい脱水、削痩、心拍数の上昇が認められました。その後血液検査をするために、採血も頑張ってもらいました。

高齢の猫ちゃんは通常血管が細く、採血に時間がかかってしまうことが多いのですが、ミルちゃんは血圧が高いのか、採血はすぐに終わりました。

高齢の猫ちゃんで血圧が高い場合、甲状腺の疾患や腎臓病が疑われます。

ミルちゃんも例に漏れずこの2つの疾患を疑いました。

 

激しく脱水しているので、点滴と吐き気止め、胃薬などを注射しこの日の診察は終了としました。点滴中にも、いつも大好きなおやつをあげてみましたが全く見向きもせず、とても心配な状態でしたが、次の日に再診予定でこの日はお薬が効いてくる頃に少しずつ好きなものをあげてみてもらうことになりました。

 

血液検査の結果では、肝臓の数値が少し高めではありましたが顕著ではなく、甲状腺ホルモンの数値がかなり上昇していました。このことから、甲状腺機能亢進症と診断し、治療を開始することになりましたが、この疾患の治療法というのが2パターンあります。

 

まず、そもそも甲状腺ってなに?という方も多いでしょう。

 

甲状腺とは

甲状腺とは、身体の代謝をつかさどっている臓器で、脳からの刺激を受けて、甲状腺から甲状腺ホルモンが放出されます。甲状腺ホルモンは、身体中にまわり様々な臓器に働きかけます。

例えば腸の動きを活発にしたり、心拍数を上げたり、血圧を上げたり、日常生活に欠かせないものです。

しかし、このホルモンは、通常ある程度の血中濃度になると放出されなくなるのですが、甲状腺機能亢進症になるとこのホルモンが出続けてしまいます。

その結果、腸の動きが活発になりすぎて嘔吐してしまったり、未消化のままご飯が消化管内を動いていくので下痢をしたり、心拍数が上昇するので心臓に負荷がかかってしまったり、と様々な影響が出てきます。ミルちゃんもおそらくこれの影響でしょう。

 

ではどうやって治療するのでしょう。

 

甲状腺機能亢進症の治療法

1つはご飯を変えることです。

甲状腺ホルモンはヨウ素から出来ているので、摂取するヨウ素を減らすことで体の甲状腺ホルモンの合成を抑えることができる、という仕組みです。

ただし、この治療法のデメリットとしては、専用の療法食以外を食べられない、ということです。専用ご飯以外にはヨウ素が入っているので、また身体の甲状腺ホルモンが上がってしまうことがあるのです。

 

2つ目は投薬治療です。残念ながら注射薬はないのですが、内服薬で甲状腺ホルモンを抑えるお薬を毎日飲ませることで、治療ができます。

こちらのデメリットとしては毎日投薬が必要になることですが、メリットとしては何でも好きなものを食べられるので、メリットの方が大きいのかなという気はします。

ただし、甲状腺を治療することで、高齢猫さんでもっとも注意しなければならないのが水面下に隠れていた腎臓病の存在が露わになることです。

甲状腺機能亢進症の状態だと血圧が高いため、腎臓にとっては血流が豊富になって良いことのため、これを治療すると腎臓病が露呈することが多々あるのです。

しかし、甲状腺を治療しなければ全身の負担が大きすぎるため、甲状腺は治療していかなければなりません。

 

ということで、ミルちゃんのご家族様にも治療法と腎臓病についてご相談したところ、まずはご飯を試してみたい、とのことで試しにお渡ししてみることになりました。

 

ミルちゃんは、吐き気止めを注射した後からよく食べてくれるようになり、ご家族様もホッと一安心した様子でした。お伺いした際に甲状腺機能亢進症用のご飯をあげたところ、缶詰はすごくよく食べてくれました!ということで、こちらで続けていくことになったのですが、1週間ほどで飽きてしまったらしく、ほかのフードしか食べなくなってしまい、内服による治療を行うこととなりました。

飼い主様としては、出来るだけ負担が少なくなるように、とご飯を選択されたのですが、やはり食べてくれなければ意味がなくなってしまうので、好きなご飯を与えてもらうことになりました。

 

内服は案外嫌がらずに飲むことが出来、飼い主様もこれなら続けられそう、とのことで私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室のスタッフも安心しました。

 

これからは、ミルちゃんの腎臓数値が上がらないことを祈りつつ、定期検診を行なっていくことになっています。

 

近年、猫ちゃんの平均寿命が延びていて、高齢の猫ちゃんを診させて頂くことがすごく増えました。

それに伴い、やはり高齢ということで少しのストレスでかなり消耗してしまう猫ちゃんが多いように感じております。

また、猫ちゃんは動物病院に行くのをすごく嫌がる子が多いので、定期検診をして来なかった、という方もたくさんいらっしゃると思います。

 

高齢になると、元気そうに見えていても、検査をしてみることで見えてくることもありますし、気をつける点が分かるとより長く一緒にいられるようになるかと思います。

 

動物病院が苦手な猫ちゃんでも、お家を診察室にする、往診専門動物病院わんにゃん保健室では検査や処置など、いろいろやらせてくれる子が多いですので、定期検診や体調が悪くなってきたと感じる飼い主様は、待たずに往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

 

愛猫・愛犬がいつまでも健康に、ゆっくりと大好きなご家族様と少しでも長く一緒に入れる社会の手助けができるように、日々邁進していきます。

 

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診専門獣医師の江本宏平です。

 

往診専門動物病院は、東京都内で少しずつ増えていますが、まだまだ飼い主様からの需要に対して絶対数が足りていないように感じています。往診専門動物病院の特徴は、1. 動物病院に通院できない犬猫にも獣医療をご自宅でお届けできること、2. 完全予約制であること、3. 動物病院での診察と比べて十分な時間を1診察に取ることができるということが挙げられます。

 

東京23区の外側に位置する地域である、東京江戸川区、東京葛飾区、東京足立区では、動物病院は複数個あるものの、そこまでいくための移動手段が乏しいことが理由で、よくペット往診をご依頼されます。東京足立区には多くの動物病院が設立されており、土地柄広いため、まだまだ増えてくることが見込めます。ペット(犬・猫)をこれから暮らそうとしていて新居を探している方は、もしかしたら東京足立区がいいかもしれませんね!

昨日、今日、と東京足立区からのご依頼が10件近くまで登っており、東京足立区周辺にいく機会が増えていますので、もし東京足立区でペット往診をご希望されている飼い主様がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

さて、今日はわんちゃんのアレルギーについてお話しさせてもらおうと思います。

 

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(写真はアトピー性皮膚炎をコントロールしている柴犬のムギちゃんです)

 

アレルギー?アトピー?(犬猫の皮膚病/ペット往診/難治性ならば専門医をご紹介)

冬が明けると、春から夏へ、皮膚の痒みやくしゃみ、鼻水といった症状が出る季節となってきます。とくに夏になると耳が痒くなる、といった子も多いのではないでしょうか。

そんな皮膚症状についてお話しさせて頂きます。

 

アレルギーというと、アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、花粉症などが有名ではないでしょうか。まさにその通りで、そして犬・猫でもこれらのことは起こります。

 

ではそもそもアレルギーとはどういうものなのでしょう?

アレルギーとは、アレルギー物質(=抗原と言います)が生体に触れた、あるいは入ってきた時に過剰な生体反応が起きた結果起こるものです。

アレルギー物質が触れた部分には、肥満細胞という細胞が集まってきて、その細胞たちがヒスタミンという物質を放出します。

そうするとその部分で炎症が起きるのです。その炎症が起こった部分では、発赤、熱感、腫脹、疼痛が現れ、これを炎症の4徴候と言います。蕁麻疹(じんましん)を想像してもらうと分かりやすいかもしれませんね。

例えば、皮膚でアレルギー反応が起これば蕁麻疹(じんましん)やアトピーといった症状が現れますが、喉で炎症が起こると呼吸困難などの症状が出てしまい、命に関わります。

稀にワクチンでこのような症状が出てしまう犬猫もいます。

 

アレルギーについて簡単にご説明させて頂きましたので、次は動物で多い、アレルギーの代表的な、アトピー性皮膚炎と食物アレルギーについてお話ししていこうと思います。

 

まずアトピー性皮膚炎ですが、犬のイメージがあるかもしれませんが、実は猫でもアトピー性皮膚炎の子はいます。アトピー性皮膚炎のわんちゃん猫ちゃんは生まれつき皮膚の細胞の間にある、セラミド、という物質が少なく、その影響で皮膚の細胞の間にアレルギー物質が入り込んでしまいやすくなっています。

通常は皮膚の細胞の間は密に詰まっていて、しっかりと皮膚バリアーがあるため、細菌がついても、アレルギー物質がついても跳ね返してくれるのですが、皮膚バリアーが弱い犬猫たちは、アレルギー物質が入り込むことで、アレルギー反応を起こしてしまいます。

そして、アレルギー反応が起きるともちろん痒みを生じるため、動物たちは掻きむしってしまいます。そうすると、皮膚に傷がついてしまい、より一層皮膚バリアが壊れてしまうのです。

また、セラミドは皮膚の乾燥も防いでくれているため、セラミドが少ないと皮膚も乾燥しやすく、それだけで皮膚の痒みが出てしまいます。

こういった皮膚バリアーの崩れが、体幹だけでなく、耳の中の皮膚でも起こっているため、アトピー性皮膚炎のわんちゃんでは外耳炎もよく出てしまうのです。

 

ではどうすれば良いのでしょう??

 

先程ご説明したように、そもそもの原因はセラミドの不足による皮膚バリアーの崩壊ですので、まずは皮膚の保湿をしっかりとしていくことです。

もっと言うと、セラミド成分配合のものであればより良いですが、皮膚の状態によってどの成分が入った保湿剤が良いのか、というのは変わってくるので、獣医師の診察の元、どの保湿剤が良いかご相談下さい。

また、痒みがあると掻くことで皮膚のバリアーがさらに崩壊してしまうので、痒みを止めることもすごく大切です。

これには内服薬が有効です。

そのほか、シャンプーでアレルギー物質を洗い流してあげたりして管理することで皮膚の痒みはだいぶ抑えることができます。

 

それでは食物アレルギーはどうでしょうか。

食物アレルギーもアレルギーの一種ですが、アトピーのように外からアレルギー物質が付着するわけではなく、ご飯を食べてご飯の成分に反応してしまうアレルギーです。

逆に言えば、アレルギーが起こらない成分で出来たご飯を食べればアレルギーは起こりません。

しかし、アトピーのように外からつくわけではなく、身体に吸収され、全身でアレルギー反応が起こるため、アトピー性皮膚炎よりも一般的に痒みが強いことが多いです。

ご飯の成分といっても、いろいろ使われていると思いますが、アレルギー物質になるのは主に動物性たんぱく質と植物性たんぱく質です。あとは稀に野菜もアレルギー物質になることもあります。

治療法としては、基本的には食べたことのないタンパク源で出来たご飯を食べて、アレルギーが出ないかどうかを見て頂きます。

もしそれで症状が軽減されれば、おそらく、前に食べていたご飯に含まれていて、今のご飯に含まれていない物質がアレルギー物質の可能性が高いと考えられます。

 

2つのアレルギーについてご説明しましたが、これらは2つ併発していることも珍しくありません。

その場合はどちらかを治療してもイマイチな治りだったり、あまり変化がなかったり、といったことが起こります。

 

また、皮膚症状というのは、アレルギーだけでなく、内分泌疾患や、内臓の疾患で起こることも多々あります。

高齢になって、皮膚症状が出てきた、高齢なので病院に行くのがストレスになりそうといった場合、往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡下さい。

 

皮膚検査だけでなく、内分泌疾患や内臓疾患がないかどうか、血液検査などもお家で行うことができます。

動物病院に行けないから、と諦めるのではなく、辛い皮膚症状から解放してあげましょう。皮膚症状はお家での管理がとても大切になってきますが、大変すぎるとご家族様の負担になってしまいます。

そうなっては本末転倒なので、往診専門動物病院わんにゃん保健室では続けていける方法をご家族様と一緒にご相談させて頂きます。

 

 

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診専門獣医師の江本宏平です。

 

ペットの往診専門ということもあり、ペット往診のご予約をいただくのは、もっぱら猫ちゃんです。中でも、長期間というより家に迎えた時以来、動物病院に通院させたことがないような猫ちゃんたちが大多数です。

猫ちゃんの性格上一度動物病院で嫌な思いをしてしまうと、キャリーに入れられることと動物病院での嫌な思い出が直結してしまい、キャリーに入れられることすら逃げ出して震えてしまうくらい嫌がってしまいます。そうなると、できれば動物病院に連れていきたいけど、こんなにも愛猫にストレスがかかってしまうのであれば、元気そうだしまだ動物病院に連れて行かなくてもいいか、となってしまう傾向にあります。結果、高齢期を迎えて食欲減退、多飲多尿、嘔吐などを愛猫が示したときまでは、動物病院で獣医師に見てもらうという選択肢が頭をよぎっても削除してしまっているという状況は少なくありません。

 

猫ちゃんと暮らしている飼い主様は、動物病院に連れて行くことが難しいようであれば往診専門動物病院までご連絡ください。健康診断から血液検査、爪切りから様々な日常の悩みなども、診察の時に是非ご相談ください。

 

さて、今回は嘔吐してしまい食欲がなくなってしまった猫ちゃんのお話です。この猫ちゃんもまた、避妊去勢手術以降、動物病院へ連れて行けなくなってしまった猫ちゃんです。

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触れない愛猫の嘔吐(東京中央区/保護猫)

猫は生理的に毛玉を吐くということから、猫は吐くもの、というイメージがある方も多いかもしれませんが、実は通常であれば、勢いよく食べ過ぎて食後すぐに吐いたり、毛玉を吐く以外はほとんど吐くことはありません。

そのため、食後から時間が経っているにも関わらず未消化フードを吐く、日中に何度も吐く、吐いてから呼吸が変、苦しそうなどの症状があれば、何かのサインかもしれません。

今回は、そんな猫ちゃんのご紹介です。

 

症例は、東京中央区在住の10歳の高齢猫のゆずちゃんです。2,3日前から嘔吐して食欲がなくなったとのことでお電話を頂き、獣医師と動物看護師の2人でご自宅まで訪問させて頂きました。

 

お家にご訪問すると、ゆずちゃんは2階にいて、同居猫の子猫ちゃんが元気に出迎えてくれました。ゆずちゃんは、大人になってからお家に来た保護猫さんらしく、警戒心が強く、ご家族様も触れないほどだそうで、トイレやご飯のお世話のみしているという状態のようです。

 

詳しくお話をお伺いすると、ゆずちゃんは元々触れない子なのですが、皮膚炎があり、近くの動物病院さんに相談したところ、抗炎症剤のみ処方してもらっていて良くなったり、量を減らすと悪化したりを繰り返して1年ほどになるそうです。

お薬はウェットフードに混ぜると難なく飲むことができるようで、最近は薬の量も減って皮膚も良い感じだったところで、今度は嘔吐が出てきて、食欲がなくなってしまったとのことでした。そのため、お薬も飲めず皮膚が悪化して、かなり舐めてしまい脱毛が進んでいるようで、そちらも合わせて診察しました。

 

冒頭で述べたように、毛玉を吐いたり食後に勢いよく食べ過ぎたせいで吐いてしまう、というのはありますが、日中に何度か嘔吐する上、元気もなくなってきているということから、身体検査だけでなく、血液検査も行うことをご提案させて頂きました。

 

また、食べても吐いてしまうので、脱水を考えて皮下点滴、吐き気止め、また皮膚のことも考慮してステロイド剤を使用することとしました。

本来はステロイドを使ってしまうと、さまざまな病気が隠れてしまうのでやめておくところですが、ゆずちゃんはすでに1年ほど内服でステロイド剤を使用しているため、今回はそのままステロイド剤を注射で使用することとしました。

 

いよいよ警戒心が強いゆずちゃんとのご対面です。

 

同居の子猫ちゃんとご家族様には1階にいて頂き、往診専門動物病院わんにゃん保健室の獣医師と動物看護師のみ2階に行かせていただき、ゆずちゃんのお部屋に入りました。

ゆずちゃんはカーテンの奥にいて、全く動く気配がありません。

バスタオルとクッションを使ってゆずちゃんの動けるスペースを封じ、バスタオルで巻き巻きにして、身体検査を行なっていきました。体調が悪いせいか、ほとんど動くことなく、固まってしまっていましたので、そのまま採血に移り、採血もすごくスムーズに終えることが出来ました。ご家族の方々は捕まるかなあ、と心配されていらっしゃいましたが、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室の獣医療スタッフは、こういった猫ちゃんにも慣れています。暴れるために動物病院に行けない、という猫ちゃんを飼っていらっしゃる方は、いつでも往診専門動物病院わんにゃん保健室までご相談ください。

 

話しがそれましたが、ゆずちゃんはその後点滴も注射もすごくお利口に受け入れてくれ、処置が全て終わって解放すると、キャットタワーのお部屋に走っていきました。

 

ご家族様にも、ゆずちゃんは大人しく診察をさせてくれたことをご説明すると、すごく安心されていました。とにかく処置ができて一安心です。

 

吐き気があるとおそらく内服も難しいので、次の日もお伺いして、食べれていれば内服薬に切り替えていく、という方向で治療を進めることになり、この日は治療終了となりました。

 

血液検査では、わずかに白血球が増加しており、膵炎の数値がほんのわずかに高い数値でしたので、後日再検査を行うこととしました。結果からは、目立った原因が突き止められなかったため、1番疑われるのは何かしらが原因の胃腸炎の可能性が高いとご説明させていただきました。

往診専門動物病院では、できる限りの検査を行い、その中から得られた所見をもとに診察を進めていきます。血液検査や尿検査、糞便検査、腹部超音波検査や神経学的検査など、大型医療機器や全身麻酔を伴い検査や処置であれば、多くの場合ご自宅で行うことができます。

また、ご家族様のご希望に合わせて動物病院のご紹介や大学病院などへのセカンドオピニオンの紹介や精査・治療依頼なども行っております。

 

続きです。

 

次の日にご自宅までご訪問すると、ゆずちゃんは見違えるようによく食べるようになってくれたようで、これなら内服薬も飲ませられそう!とのことで、この日は内服薬をお渡ししました。

そして、昨日ステロイドを注射で使ったおかげか、ゆずちゃんの皮膚も少し良くなってきていて、舐めた形跡はありませんでした。

このまま治ることを祈り、血液検査の再検査は1週間後とし、この日も終了となりました。

1週間後、ご家族様にご連絡させて頂くと、ゆずちゃんはもういつも通りとのことで、安心できました。そして、1週間後検診としての再検査でも特に異常値は認められませんでした。

 

今回のゆずちゃんのように、大人になってからおうちに来た保護猫さんは、なかなか警戒心が強いことが多く、ご家族様に慣れるのにも時間がかかってしまうことが珍しくありません。そのため、動物病院に連れていけないことも多いかと思います。

しかし、猫ちゃんもシニアになってくると、腎不全や心臓病などさまざまな疾患が出てきますので、年に1回は健康診断をすることをお勧め致します。

その際、動物病院に行けないから、と諦めるのではなく、一度往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。どうすれば検査ができるか、治療ができるかを一緒に考えてご提案させて頂きます。

 

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往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診獣医師の江本宏平です。

 

ここ最近は東京中央区、東京台東区を中心にペット往診車で獣医師と動物看護師の2人で診察でクルクル回っていましたが、東京足立区、東京江戸川区からのご依頼が増えてきて、毎日の移動距離が急速に伸びていることを目の当たりにして、日々の診療の軌跡を感じています。東京都内では往診専門動物病院が日々増えているようで、家で待っている犬猫たちからのペット往診ニーズに十分な獣医療で応えられる時代もそう遠くはないかもしれませんね!

 

さて、今回は訪問させていただいた往診症例で、メラノーマという癌が転移してしまった高齢犬のお話です。

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メラノーマの肺転移(高齢犬/ターミナルケア/ペット緩和ケア/東京中央区)

メラノーマとは、メラニン色素をもつ細胞が何らかの原因で癌化してしまう病気で、犬で多く、悪性度はかなり高い腫瘍です。多くは犬の口の中に出来ますが、その他にも目など、メラニン色素がある場所ではどこでも起こりうる腫瘍です。また悪性度が高いだけではく転移もよく起こります。

今回はそんなメラノーマがさまざまな場所に転移してしまったわんちゃんのお話です。

 

東京中央区在住の高齢犬、ベラちゃんは、慢性的な外耳炎で定期的に耳洗浄のためにかかりつけの動物病院さんにかかられてきました。

しかし半年ほど前にメラノーマが見つかり、手術をしたそうですが、次は足に転移してしまい、後ろ足を断脚したそうです。しかし、次は反対の足の骨に転移が見つかり、そちらの骨はもう折れてしまっていて、肺にも転移があるため、手術適応ではなく、見ているのもかわいそうなので積極的な治療はせず、お家でターミナルケアを中心に行なっていきたい、とのことでご連絡を頂きました。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、飼い主様のご意向をまずは伺うことで、最善の診療プランを一緒に考えていきます。方針は決して一つではなく、言うなれば全てオーダーメイドの診療計画を立てていきます。飼い主様にも犬猫にも負担ができる限り少なくできるよう、複数案をご提案させていただきます。

 

お家に入ると、ベラちゃんは痛いはずの足を使って器用にお出迎えに来てくれました!

人が大好きでいつもお客さんにおやつをもらうということで、私たちも早速飼い主様におやつをもらい、ベラちゃんに差し出したところ、ペロッと全部食べてくれました。食欲は旺盛のようでした。

 

詳しくお話をお伺いすると、後ろ足は骨折していますが、まだ使えてはいそう、とのことで、そのほか元気食欲は問題ないようでした。しかし肺にも転移しているとのことですので、今のベラちゃんからは全くそんな風に見えませんが、状況的にはかなり進んでしまっていました。

現在は、かかりつけの動物病院へ最後に行った時にもらったお薬を続けて飲んでいるとのことで、おそらくそれのおかげで安定しているのだと考えられました。

ご家族様としては、痛みや息苦しさなどを取ってあげて、それ以上の治療はせず、最期までご家族と一緒に過ごすことを望まれていましたので、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室としても、最大限ベラちゃんが痛くないように、苦しくないように過ごせるよう、治療にあたらせて頂きました。

 

まず身体検査を行うと、足を触ると痛そうで、また、耳の洗浄も必要なほど外耳炎も起こっていました。また口の中は、手術で取った箇所の再発は認められませんでした。

その後は全身状態を見るために血液検査を行い、その日は終了としました。

肺にも転移があるとのことでしたので、おそらく近いうちに酸素室が必要になると判断し、飼い主様に酸素ハウスのレンタルをお勧めし、また、足の痛みに関しては注射薬の鎮痛剤をお渡ししてお家で実施して頂くこととなりました。これも、ご家族様のご協力があって、ベラちゃんがお利口なため、出来ることですね。

また飲み薬は引き続き、かかりつけの動物病院と同じものを処方し、1週間後の再診としました。

血液検査の結果、貧血が認められ、また肝臓の数値がやや高めでしたが、その他には異常所見を認めませんでした。

ここで、貧血について、何が原因か、というところですが、貧血の原因はたくさんあります。

その中で今回考えられるのが、腫瘍随伴症候群というものです。これは腫瘍を持っていることで、その腫瘍の影響で身体の中でも起こる合併症で、例えば食欲がなくなり痩せてしまう、ガン性悪液質や、貧血、また突然死の原因にもなる血栓症がよく認められます。

おそらく今回のベラちゃんもこの腫瘍随伴症候群と考えられ、これからどんどん進んでいくことが予想されました。また、肺にも転移があることからも、やはり早急に酸素の準備をして頂いた方が良いかと思い、飼い主様にご相談したところ、その方が楽になるなら、と、すぐに手配して頂けました。

 

1週間後、再診時にも、ベラちゃんは相変わらずおやつを求めて玄関までお迎えに来てくれました。見た目はとっても元気ですが、やはり口の粘膜色はやや薄く、貧血があることを表していました。今日もおやつをあげるとパクパクとご機嫌に食べてくれていました。

お部屋には酸素室があり、必要な時に使って頂くようにしてありましたが、高齢犬のベラちゃんはまだまだ酸素室が嫌のようで、すぐに出たがるとのことでした。元気がある証です。

ベラちゃんは今後も鎮痛剤と内服薬を続けていく予定で、ご飯が食べれないようであればお家での皮下点滴も考えていく予定です。

 

ベラちゃんはまだまだ見た目には元気ですが、検査結果からは、血栓症などでいつお別れになってしまうか、という状態ですが、ベラちゃんのおかげでご家族様も明るく過ごすことが出来ています。また状態が悪化してしまった際にも、往診専門動物病院わんにゃん保健室では、ご自宅で処置をさせて頂けるので、完全にお家でのターミナルケアが可能となっております。

ベラちゃんのように、断脚して歩くのが大変だったり、大型犬で連れて行くのが大変、猫ちゃんでそもそもお外に連れていけない、などお悩みのご家族様は、一度往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡下さい。

一般診療から、介護、緩和ケア、ターミナルケアまで幅広く対応させて頂いております。

 

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往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診専門獣医師の江本宏平です。

 

東京中央区を中心に東京23区まで、往診獣医師と動物看護師の2人でペット往診車でご自宅までご訪問しております。

 

今回は、胸の中に癌が出来てしまった高齢猫ちゃんのお話しです。

胸の中に出来る癌の種類は様々ですが、そのほとんどで、胸水貯留という状態が見られます。胸水が溜まると、胸の中で肺が膨らめる空間が狭くなってしまうことから、徐々に息が苦しくなっていき、胸水は抜いてもすぐ溜まってしまう、という状態になってしまいます。今回は癌によって胸水が溜まってしまいましたが、すごく頑張ってくれた高齢猫ちゃんのご紹介です。

 

東京中央区在住の高齢猫のランちゃん、20歳です。

 

がん性胸水の高齢猫(酸素室管理/高齢猫のターミナルケア/東京中央区)

ランちゃんは、病気知らずで、ここ3ヶ月前までほとんど動物病院にかかることはなかったそうなのですが、3ヶ月ほど前に、急にいつも乗っているテーブルへのジャンプに失敗して、足を引きずるようになり病院に行ったところ、特に異常はないとのことで、痛み止めをもらいましたが、大きくは改善せず、セカンドオピニオンとして別の動物病院に行きましたが、変形性脊椎症、という老化による背骨の変化での痛み、とのことで、様子を見ることになりました。しかし、その後呼吸が荒くなってきて、ここ1週間ほどご飯を食べない、とのことでお電話を頂き、緊急性があると判断しましたので、当日にお伺いさせて頂きました。

お家に入るとランちゃんはソファの奥のランちゃん用のベッドに丸まっていて、そのときは特に呼吸の荒さは感じませんでした。

お話をお伺いすると、ランちゃんは動物病院に行くとかなり興奮して、ストレスが大きいため動物病院に通院させられない、とのことでした。普段はよく食べる猫ちゃんで、運動量も年の割には多い方だとのことでしたが、急に呼吸が荒いように感じ始め、元気食欲がなくなってしまったとのことで、その日からは全く食べていないとのことで、お水も飲めていないようでした。

 

ストレスがかかってしまうので、1度で終わらせるために、まずは今日させて頂こうと思っている検査内容についてお話しさせて頂き、ご同意を得られたので身体検査と採血をランちゃんには頑張ってもらうことになりました。しかし呼吸状態が良くないので、それには必ず注意しなければなりません。

 

まずはお母さんにランちゃんを抱っこで連れてきてもらい、身体検査からです。聴診では大きな異常はありませんでしたが、かなり呼吸の仕方が大きく、息が苦しそうな様子でした。その後、採血もおとなしく頑張ってくれて、お水が飲めていないようなので皮下点滴と抗炎症剤、抗生剤、胃薬などを投与し、その日は終了としました。

また、息がかなり苦しい様子でしたので、ご家族様には酸素ハウスのご提案をさせて頂きました。酸素ハウスがあると、処置など興奮した後にも、すぐに酸素を吸って楽になることができるので、息が苦しい場合にはお家にレンタルすることをお勧めしています。

血液検査では目立った異常所見はなく、次の日お伺いした際にもあまり改善が見られず、2,3日の間大きな改善がなかったことから、二次診療施設での精査をご提案させて頂きました。興奮することで、より呼吸状態が悪くなってしまうかもしれない、という葛藤はありましたが、飼い主様に決断していただき、精査をした結果、胸水が溜まっており、その中にはがん細胞が出ているとのことでした。

しかし、年齢的にもご家族様は抗がん剤などの治療はご希望されず、ご自宅で出来る限りの苦痛を軽減しながらゆっくりと看取ってあげるために行うターミナルケアをご希望され、再び往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡を頂きました。

緩和ケアというのは、癌などの病気に対して治療をしつつ、治療による副作用への対症療法や、病気の症状に対する対症療法を行うことであるのに対して、ターミナルケアとは、治療はせず、対症療法のみを行い、病気で起こる吐き気や痛みなどのみを取り除くことです。

今回のランちゃんでは、どういったガンか特定できていない以上治療法としては、ステロイド剤の投与と、癌による胸水なので効果が的面というわけではありませんが、利尿剤を使用、また癌による吐き気などを取り除くための吐き気止めや胃薬を注射で入れる、という治療方法が最善と考えられ、飼い主様とご相談した結果、これらを使用して少しでも楽に過ごさせてあげる、という方向になりました。

ステロイド剤というのは、量によって使い方が様々で、例えば軽い皮膚炎などの場合は1番下の投与量、末期の腎不全などの場合にはその少し上の量、そして癌の場合には最も高い量で使用します。ステロイド剤を使うのに抵抗があるご家族様もいらっしゃるかと思いますが、ガンの場合には、しっかりと使えば癌による苦しさをかなり軽減させてくれることが期待できます。

また、ガン性の胸水の場合、すぐに溜まってしまうということもあり、精査で胸水が見つかった際は抜去して頂きましたが、その後お家では抜去せず酸素ハウスで過ごしてもらっていました。

しかし、その後2週間ほどで、急激に呼吸状態が悪くなっていき、ご家族様の腕の中で虹の橋を渡って行きました。

 

ランちゃんのように、猫ちゃんの場合は我慢をして症状を出さずに過ごしてしまうので、見つかった時には進行してしまっている、ということも少なくありません。

ただその時も諦めず、その子がどうやって最期を迎えるのが1番良いか、出来るだけ楽に過ごすためにはどうすれば良いかなど、往診専門動物病院わんにゃん保健室ではご家族様と一緒に考えて、最善の方法をご提案させて頂きます。

ターミナルケアや緩和ケアを考えられているご家族様、一度往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡下さい。

 

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診専門獣医師の江本宏平です。

かなりの冷え込みを見せた今日ですが、ご家で一緒に過ごしているわんちゃん・猫ちゃんの様子はいかがでしょうか?冬になると、なぜか犬猫の膀胱炎が増えてきます。本日は東京中央区で高齢猫の膀胱炎を2件、急患として受け入れました。

膀胱炎といっても症状は様々ですが、よくある症状として『何度もトイレを行き来する』『トイレの回数の割りには尿が出ていない気がする』というのが多く見受けられます。

ペット(犬・猫)の様子がいつもと何か違うなと感じた場合には、飼い主様だけで判断せずに獣医師に相談しましょう。

往診専門動物病院わんにゃん保健室の最近の流れとしては、東京中央区、東京葛飾区、東京墨田区、東京台東区、東京江東区で高齢の猫ちゃん症例を多く受けております。

高齢猫と暮らしていて、その猫ちゃんの性格上、動物病院に通院することが苦手な場合には、元気なうちから往診専門動物病院に診察を依頼し、今後の相談をきちんとしておきましょう!

 

さて、話は変わって、今回シニア犬と過ごす上で多い病気、気をつけることをお話しようと思います。

 

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近年シニアのわんちゃんが増える一方で、未だにシニアのわんちゃんたちがかかりやすい病気や介護などについてはあまり知られていないかと思います。もちろん、健康診断のセットに含まれていることもありますが、ではどういった症状に気をつけないといけないのか、また介護のやり方など、実践的な知識はあまり広まっていません。

 

そこで、今回はそんな高齢犬を飼っていらっしゃる方にぜひ気をつけて頂きたいこと、高齢犬に多い病気についてお話させていただきます。

 

いわゆるシニア犬と呼ばれるのは6歳以上のわんちゃんたちですが、6歳というとまだまだ元気なわんちゃんが多いかと思います。お散歩も元気にいくし、ご飯もよく食べるし問題なさそう!というご家族様も多いでしょう。

 

たしかに、最近は医療技術が進み、人だけでなく、動物たちの平均寿命もどんどん伸びています。平均寿命はわんちゃんで14歳、猫ちゃんで 16 歳と言われています。もちろんそれ以上生きる子もたくさんいます。

 

わんちゃんの寿命が延びたことで、一緒に過ごせる時間は増えましたが、一方で病気と闘っていたり、介護が必要になる子が出てきたことも事実です。しかし、疾患といっても、早期に見つけられれば治療を早く始め、寿命を延ばすことが出来るようになりました。それも、医療の進歩のおかげです。それでは、わんちゃんが健康に長く過ごせるよう、いつも一緒に過ごしているご家族様に、知っていて頂きたい病気や症状をご紹介していきます。

 

わんちゃんは犬種によって体型や性質が本当に様々なので、かかりやすい、かかりにくいがありますが、一般的に多い病気を取り上げていこうと思います。

 

高齢のわんちゃんで気をつけて頂きたい疾患は

 

① 甲状腺機能低下症

② 心臓病

③ 腎臓病

 

です。他にも腫瘍や副腎の病気など様々ありますが、ここでは一旦この 3 つに絞らせて頂

 

きます。

 

まず、①甲状腺機能低下症です。甲状腺というのは身体の代謝を調節している臓器で、すごく小さい臓器ですがかなり重要な役割を担っています。甲状腺から、甲状腺ホルモンというホルモンが出され、それが全身に行き渡り臓器を働かせています。その甲状腺ホルモンの泌量が減ってしまい、身体の代謝が落ちてしまう疾患です。身体の代謝が落ちてしまうと、心拍数や血圧の低下や、運動量の低下、また皮膚の代謝も落ちてしまうので皮膚病になりやすくなったり脱毛してしまったりします。主な症状としては、よく寝るようになった、と感じることが多いと思うのですが、これが見逃しやすく、年だからかな?となってしまうことが少なくありません。急に寝る時間が増えた、疲れやすくなった、フケっぽくなった、太りやすくなった、などの症状が出やすい病気です。気をつけて見てあげましょう。そして気が付いたら、動物病院に相談しましょう。

 

次に②心臓病です。わんちゃんの心臓病で多いのは僧帽弁閉鎖不全症や拡張型心筋症です。僧帽弁閉鎖不全症は小型犬のわんちゃん、特にトイプードルやチワワ、シーズーなどの犬種に多く、拡張型心筋症は大型犬に多く見られる傾向があります。僧帽弁閉鎖不全症は健診などで聴診をした際に気付くことがほとんどですが、お家で気をつけてみて頂くことは、今までしていたことができなくなったりすることです。例えば今までお散歩を 1 時間しても疲れなかったのに最近は 30 分ほどで帰るようになったり、階段をのぼらくなったり、玄関までのお出迎えがなくなったり、とほんの些細な変化が兆候の多々あります。

 

そして 1 番怖いのが、全く心臓病に気付かず、気付いた時には呼吸状態が悪くなってしまっている時です。心臓の機能が落ちてくると、肺に水が溜まる、いわゆる肺水腫になってしまい、命に関わることになってしまうので、そうなる前にできれば定期的な健診を受けましょう。

 

最後に③慢性腎臓病です。猫ちゃんの慢性腎臓病は数年単位での進行なのに対して、わんちゃんの慢性腎臓病は、無治療では1 年で進行していきます。わんちゃんの慢性腎臓病のもっとも最初に出る変化はおしっこにタンパクが出てくることなのですが、これは尿検査をしてみないと分かりません。そのため、定期的な尿検査をすることをお勧めします。

 

そこから進んでいくと、おしっこが薄くなったり、腎臓の数値が上がって食欲が落ちてしまったり、といった目に見えた症状が出て来ますが、症状なく進んでいくところが怖いところですね。

 

また、高齢犬はどんなに健康な子でもシニアになってくると、後ろ足の筋肉が弱ってきて、ふらつきが出てきたり、その後、前足の筋肉が落ちてきて、足が左右に開いてしまう、といった変化が起こってきます。そうするとご飯を食べたり、お水を飲んだりするのも立ちながらできなくなってしまうことも多くなってしまうため、出来るだけ歩けるうちは歩いて運動をさせて、筋肉が衰えないようにしましょう。どうしても寝ている時間が長くなってしまうので、筋肉は落ちてきてしまうのですが、ご家族様が負担にならない程度には歩かせましょう。

 

そのほかにも褥瘡(床擦れ)にならないようにしてあげたり、尿やけを起こさないようにしたり、といった介護が必要になってくるシニアの犬猫も増えてきましたが、介護に関してはまた別の記事でお伝えさせていただきます。

 

今回は高齢犬で多い疾患と気をつける症状について書かせて頂きましたが、もちろんこれだけではありません。犬猫もシニア(高齢)になってくると、気をつけなければいけない病気が増えてきます。また、健診をお勧めします、と書かせて頂きましたが、そもそも動物病院に連れていけない、という方もいらっしゃるかと思います。そういう時は、往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡をください。往診専門動物病院わんにゃん保健室では、動物病院に犬猫を連れて行くのではなく、獣医師と動物看護師がお家に訪問して必要な検査を実施させて頂きます。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、健診以外にも、なんかいつもと様子が違うな、最近こんな変化が出てきた気がする、といった些細な変化でもご対応しておりますので、いつでもご相談ください。

 

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こんにちは!

 

今回は、近年ついにわんちゃんより飼育頭数が増えた猫ちゃん、特に高齢の猫ちゃんとの過ごし方、気をつけるべき症状、多い病気についてお話していこうと思います。

 

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往診専門動物病院わんにゃん保健室では、東京中央区などの都内を往診車で訪問しておりますが、猫ちゃんと出会うことがとても多く、特に高齢の猫ちゃんに出会うことがとっても多いです。最近では18,19歳、中には20歳なんて子にも出会うことがあり、びっくりします。

 

そもそも高齢って何歳からなの?10歳ぐらい?まだ家の子は元気だよ、という方もたくさんいらっしゃると思います。もちろん、15歳でもピンピン元気な子もたくさんいます。

 

しかし、実際シニアとして分類されるのは6歳からです。びっくりするぐらい若いですよね。

 

そんな最近増えてきた高齢猫ちゃんと住まれていても、毎日一緒だとあまり変化は分からないかもしれません。そこで今回は、気をつけるべき変化と多い病気についてお話していきます。

 

先ほど6歳を超えるとシニアに分類されるとお話しましたが、6歳で症状が出てくる子は実際にはほとんどいません。なぜなら、病気がなかったり、あるいは病気の初期のために症状が出てこないからです。

 

シニア猫の代表疾患ベスト3

シニアの猫ちゃんでもっとも多い慢性疾患は代表的には3つあります。

 

1 慢性腎臓病

 

2 甲状腺機能亢進症

 

3 心臓病

 

です。

 

そしてこれらの臓器は密接に関係しています。

 

 

 

まずは慢性腎臓病についてご説明していきます。

 

慢性腎臓病は、猫ちゃんの場合、数年単位で徐々に進行していくことが多いのですが、基礎疾患として、例えば腎結石や膀胱結石によって尿路閉塞になったり、腎盂腎炎になったりしたことがある場合には進行のスピードが早い場合があります。

 

数年単位で、少しずつ腎臓に張り巡らされている毛細血管が減っていき、少しずつおしっこの量が増えていきます。またおしっこの量が増えると身体が脱水してしまうので、お水をたくさん飲むようになります。これがいわゆる多飲多尿という症状です。この症状は血液検査で変化が出るよりもだいぶ前から出てくる変化なので、1番気をつけてみて頂く変化かと思います。

 

また、慢性腎臓病の猫ちゃんは、骨のカルシウムを血中に溶かしてしまうため、骨密度が低下してしまいます。その結果、関節炎が起こりやすくなったり、少しの段差で骨折しやすくなってしまったり、といった変化が起こります。関節炎は決して慢性腎臓病でだけで起こるわけではありませんが、高齢の猫ちゃんでは多く見られる変化で、運動量が減ったり、段差をジャンプしなくなったり、といった変化が起きてきます。この変化は、最近年だからあまり動かないのかな?と見逃しがちですが、もしかしたら足が痛いのかもしれません。

 

次に、甲状腺機能亢進症です。甲状腺とは、身体の代謝を調節する臓器で、甲状腺ホルモンというホルモンを出して全身に指令を送ります。代謝が上がるので、心拍数や血圧が上がったり、腸の動きが良くなったりするので、猫ちゃんは活発になったり、よくご飯を食べるようになります。この変化は一見ご家族様からすると最近妙に元気になったが、元気そうなので大丈夫かな、と思わせてしまいます。しかし実は身体はかなり無理をしていて、早めに治療をしてあげないと疲弊しきってしまいます。腎臓としては血圧が上がるのでたくさんおしっこを作ることができて良いのですが、心臓としては心拍も血圧も上がるので、とても負担がかかっています。年齢の割に最近元気になってきた、食べているのに痩せていく、よく鳴くようになった、などの変化があれば注意が必要です。

 

次に心臓病です。猫ちゃんで多いのは肥大型心筋症といって、心臓の筋肉が内側に肥大していき、心臓の部屋の大きさが小さくなってしまう病気です。心臓の部屋が小さくなると、心臓に入る血液量が減ってしまい、1回の拍出で押し出せる血液量が少なくなってしまいます。そうすると心臓はそれをカバーするために頑張って心拍数を上げて拍出量を維持しようとしますが、心拍数が上がると心臓の筋肉はより肥大していき、心臓のお部屋は小さくなっていってしまいます。この繰り返しになるので、心臓をサポートするお薬が必要になります。そして、心臓病になってしまった猫ちゃんは通常でも心拍数が高いので、運動すると心拍数がより上がり、また、心臓の負荷が大きいため、すぐに疲れてしまいます。1番分かりやすい変化は、この疲れやすいことと、疲れやすいので自ら運動しなくなりよく寝るようになります。

 

心臓病の猫ちゃんで、甲状腺機能亢進症もある場合はもっと心臓への負荷がかかってしまいます。一方、腎臓病の猫ちゃんは脱水しやすいので点滴をすると体液量がふえて、心臓が送り出す血液量が増えてしまい心臓にはより負担がかかってしまいます。

 

このように絶妙なバランスでこれらの臓器は成り立っているので、できれば全ての臓器で同時に検査を行うことをお勧めしています。

 

一見元気そうにしている猫ちゃんでも、特に高齢の場合、いつもと様子が違う場合は注意が必要です。

猫ちゃんの性格上、また高齢なのでお家で治療をしたい方は一度往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

 

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往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診獣医師の江本宏平です。

2020年を迎え、愛犬・愛猫の調子はいかがでしょうか?

年末年始の間は、かかりつけの動物病院がお休みであったり、ご家族様が多忙であったりと、なかなかペットに目を向けてあげられなかったご家族様も多くいるかと思います。

年明けから、ペット往診のご予約が東京中央区、特に東京中央区勝どき、東京中央区晴海、東京中央区月島、東京中央区築地からの問い合わせがなぜか殺到しています。高齢犬・高齢猫は急に体調が下がることが多く、その瞬間風速はかなりなもので、昨日までは普通だったのにということも少なくありません。心臓や腎臓などの持病を抱えている犬猫と暮らしているご家族様は、定期的にかかりつけの動物病院に通院し、担当獣医師からペットの日常ケアや気をつけなければいけない症状についてなどの説明とその時にどうすればいいのかなどの指示を仰ぐようにしましょう。

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さて今回は、東京中央区勝どきにお住いの甲状腺機能亢進症の猫ちゃん(ウニちゃん)についてです。3日前までは普通に食べていたのに、突然元気食欲が無くなってしまいました。

 

突然の食欲無し(18歳猫/シニア猫/東京中央区在住)

ウニちゃんは18年間ほとんど体調を崩したことがなく、5年前に一度だけ食べているのに痩せてきたということで、動物病院に連れて行ったそうなのですが、その際にすごく暴れてしまい麻酔をかけて入院検査を行ったとのことで、もう連れていくのは大変なのでお家で何とかしてほしい、とのことでご連絡を頂きました。

お家にお伺いさせて頂くと、ウニちゃんはかまくらの中で丸くなっていたので、まずは挨拶だけしてお話をお伺いさせて頂きました。3日前ぐらいから急に元気食欲が無くなったとのことで、それまではすごく元気に過ごしていたそうです。5年前に動物病院に行ったときは、甲状腺の疾患が疑われたそうなのですが、特に検査で異常がなく治療せずに過ごしていたところ気付けば体型も安定してきたので、動物病院に連れて行くのが大変な性格であったこともあり、一旦様子見としたとのことでした。その後は特に何もなく元気に過ごしていたそうなのですが、3日前ぐらいから急にご飯を食べなくなってかまくらから出てこなくなってしまったそうです。

身体検査では激しい脱水が認められ、体型も削痩していました。また、わずかに皮膚が黄色くなっていて、黄疸の所見も認められました。食べても太らない、という経歴があったので甲状腺の疾患も疑われましたが、まずは血液検査で全身状態を見て、治療方針を決めていく必要があるので、血液検査をご提案させて頂きました。ペット往診では、ご自宅で動物看護師がタオルなどで愛猫・愛犬を覆うようにして確保し、安心して採血を行うことが出来ます。状況に応じて、チュールやおやつなどをあげながら行うこともありますので、その場合には飼い主様にあやしてもらっています。

 

通常のちょっとした下痢や嘔吐、若齢の犬猫での体調不良であれば内服薬でまず様子を見てみる、ということもありますが、今回のウニちゃんのように高齢で激しい脱水が認められる場合には内服薬で、というわけにはいかず、まず何が原因で体調が落ちてしまっているのかを見る必要があります。

ウニちゃんには少し頑張ってもらい、採血を行って、この日は脱水があって食欲も落ちてしまっていたことから、吐き気止めや胃薬が入っている皮下点滴も行いました。

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、獣医師と動物看護師が一緒にご自宅まで訪問し、動物看護師による保定のもと、往診獣医師が検査・治療を行います。そのため、飼い主様の負担は特別なく、検査・処置が終了するまでの間は近く、または別の部屋で待機してもらえます。

 

治療後ウニちゃんをかまくらに戻してあげると、再び丸まっていましたが、しっぽがかなり膨らんでいたのでおそらく少し不機嫌なようでしたが、すぐに隠れることができたので落ち着いていました。

この日はそれで診察終了としましたが、全く食べられておらず脱水も進んでいたのでまずは皮下点滴が数日間必要になるだろうということで、予定を組ませて頂きました。

血液検査の結果は心臓、肝臓、腎臓、甲状腺、炎症反応、すべての数値が上昇しており、甲状腺機能亢進症、慢性腎臓病の急性悪化が疑われました。炎症反応の数値は、甲状腺機能亢進症や慢性腎臓病でも数値の上昇が認められることがあるため、肝臓などで炎症が起こっているのか、あるいは慢性疾患によって上昇しているのかはこの時点で判断はつきませんでしたが、まずは脱水を補正して食欲の回復を期待し、甲状腺の疾患も内服が可能になれば行っていくこととなりました。

ここで、甲状腺機能亢進症について少し触れていこうと思います。

そもそも甲状腺って何をしている臓器なの?という方も多いかと思います。

甲状腺とは、身体の代謝をつかさどっている臓器で、脳からの刺激を受けて、甲状腺からホルモンが出されます。それが甲状腺ホルモンです。甲状腺ホルモンは血液にのって体のいろいろなところに作用して、活動を行わせる役割をしています。

甲状腺ホルモンが十分に出ると、今度は、もう甲状腺ホルモンは出さなくて良い、という指令が脳に行って、脳からの刺激がストップします。このようにして、体内の甲状腺ホルモンの濃度は調節されているのですが、甲状腺機能亢進症では甲状腺が過形成などで大きくなってしまい、脳からの刺激が無くとも、甲状腺ホルモンが出続けてしまう疾患です。そして甲状腺ホルモンは代謝を調節しているので、甲状腺ホルモンが増えると代謝がすごく上がってしまいます。

一見、代謝が上がるのだから良いのでは?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、身体にとってはとても負担がかかります。

心臓では、心拍数が上がり、血圧も上がるので、かなりの負荷がかかります。また、消化管の動きも活発になるので、嘔吐や下痢が出ることもあります。そして嘔吐が出てくると気持ち悪くて食べなくなってしまう場合があったり、逆に嘔吐がない猫ちゃんでは、代謝が上がって食欲がすごく出てくる猫ちゃんもいます。もちろん活動性も上がるので、本当に一見元気に見えてしまうのですが、実は体の中では、すべての臓器が頑張りすぎている、という状態です。

また、血流が上がるので、腎臓にとっては有益で、どんどん血液がくるので、おしっこをどんどん作って老廃物を排出していきます。そのため、多尿になっていきます。

 

ではどうやって治療するのでしょうか?

 

治療法は、甲状腺ホルモンを減らす内服薬を飲ませることで治療していきます。

そうすると、代謝が元の状態に戻るので、全身の負担を減らすことができますが、腎臓にとっては血流が減ってしまうので、今まで隠されていた腎臓病が出てきてしまうことがあります。なので、甲状腺を治療する際は腎臓の数値にも必ず気を付けなければなりません。

 

このように甲状腺疾患は、ご家族からすると良い兆候に見えてしまうのですが、高齢でいつも寝ていた猫ちゃんが、よく動くようになったり、よく食べるようになったときは注意が必要です。

 

ウニちゃんも例外ではなく、甲状腺によって、おそらくそれまで元気に見えていたのだと考えられました。しかし、腎臓病によって脱水が進み、体調が悪くなって食べなくなり、それによってさらに脱水が進んで、腎臓病がより悪化してしまった可能性が高いです。

ウニちゃんは点滴を1週間続けてようやく少し食べれるようにはなってきたので、これから甲状腺の内服をご家族様に頑張ってもらう予定をしています。

ウニちゃんのように急に体調が悪くなったように見えても、実は慢性疾患を抱えていて、症状が急に現れるということも珍しくありません。

特に猫ちゃんの場合、本能的に体調不良を隠してしまうことも多いので、少しでも様子の変化があれば、早めに往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡下さい。

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、動物病院が苦手な猫ちゃんでもお家で診察させて頂きますので、処置が終わればすぐにお家の隠れる場所に戻ることが出来ます。

動物病院にずっと行けていない、という方でもお気軽にお電話ください。

 

 

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こんにちは!

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診獣医師の江本宏平です。

ここ2週間で、東京中央区勝どき8症例(24回往診)、東京中央区築地4症例(8回往診)、東京中央区晴海4症例(24回往診)と、ほとんどが東京中央区に集中していました。

東京都内における往診専門動物病院の数は日々増えています。しかし、まだまだ犬猫の飼っているご家族様への往診専門動物病院の存在は周知されていません。

 

ペットを飼っている方同士のコミュニティやご友人同士での会話の中で、往診専門動物病院があることを教えてあげてください!

そして、病末期や酸素室管理状態のペット、そして動物病院に通院できないことで諦めていたと言うご家族様が少しでも減り、最後にできることのご提案が少しでも早くお届けできるような社会が来ることを期待しています。

 

さて今回は、食欲が安定しない猫ちゃんのお話です。

猫ちゃんの飼い主様であれば、多くの方が猫ちゃんは腎不全になりやすい、というのを聞いたことがある方が多いかと思います。

そんな慢性腎不全の猫ちゃんの頑張りとご家族様の頑張りをお話しさせて頂こうと思います。

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食欲不振でぐったり(慢性腎不全/心筋症/高齢猫/東京中央区)

東京中央区在住の18歳の高齢猫さんのさくらちゃんです。

さくらちゃんとの出会いは、3ヶ月ほど前の夜にかかってきた電話でした。最近調子が良くないとのことでしたが、夜になってやはり全く食べずにぐったりしているとのお電話で訪問することとなりました。

ご自宅に訪問すると、普段はご家族様も抱っこが出来ないほど敏感なさくらちゃんですが、この日は飼い主様が撫でても全く怒らず、かなり苦しそうな様子でした。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、完全予約制でのペットも飼い主様も安心ができるご自宅というプライベート空間で診察を行えるため、十分な時間を取り、詳しくお話をお伺いすることができます。

お伺いすると、調子が悪くなってきたのは数日前からとのことでしたが、それ以前から何となくいつもと様子が違うかな?という様子で、ここ数年は何となく運動量が減っていたり、おしっこが多飼ったりと感じられていたそうです。

 

このお話から、まず心臓病と腎臓病が疑われましたが、他の疾患でもこのような様子になることもあるので、本日は血液検査が必要になると思われ、ご家族様とご相談したところ、実施することとなりました。

往診では獣医師と動物看護師が一緒に訪問しますので、ご家族様もペットのワンちゃん・猫ちゃんも安心して診察を受けることができます。

いつもは全く触れないさくらちゃんですが、その日はタオルで包んであげると、身体検査は怒ることなく実施させてくれました。しかし、採血となると話は別のようで、採血をするために保定した途端すごく怒っていて、少しだけ、いつものさくらちゃんが垣間見えてご家族様もほんの少し安心されていました。

身体検査では顕著な脱水が見られ、口の粘膜の色がやや薄くなっていたことから貧血の所見もありました。

そのため、この日は皮下点滴を行い、そこに胃薬や吐き気止めといった対症療法のためのお薬を入れてました。皮下点滴は、タオルに包んで実施してあげるとすんなりと受け入れてくれて、ほとんど嫌がることなくさせてくれました。

在宅での皮下点滴は、家にあるものや設備、ドアだったりの建具を含めた環境を考慮して実施場所と実施方法を変えていきます。最初のうちは往診による獣医師と動物看護師で皮下点滴を行い、タイミングを見てご家族様に皮下点滴のやり方を指導させていただきます。ご家族様だけで皮下点滴をできるところまでご指導させていただきますので、皮下点滴に協力してくれる方が2人いれば、まずご自宅でできないことはありません。皮下点滴で一番重要なことは、ペット(犬・猫)をどうやって保定(押さえる)するかです。保定の方法は、保定のスペシャリストである動物看護師からご説明させていただきますので、ご安心ください。

 

この日は皮下点滴で治療終了とし、脱水がひどいので皮下点滴を数日間続けることとしました。

血液検査の結果は、腎臓の数値が高く、また、心臓の数値も高値を示しており、慢性腎臓病と心臓病が疑われました。

ここで、猫ちゃんに多い、心臓病と慢性腎臓病、ふたつの関係について少しお話していきます。

猫ちゃんに多い心臓病は肥大型心筋症といって、心臓の内側に向かって筋肉が大きくなり、心臓のお部屋が小さくなってしまう病気です。

心臓のお部屋が小さくなってしまうと、心臓に入る血液量が減ってしまい、1回の拍動で出て行く血液量が少なくなってしまうので、送り出す血液量を増やすために心臓は心拍数を増やして、部屋が小さくなってしまった分をカバーします。しかし、心臓にとっては負担がかかっているため、いつしか限界が来てしまうだけでなく、心拍数は上がりますが、一気に血液を送るための力が不足してしまうために心臓に残ってしまう血液も出てきて、それが固まってしまい血栓になってしまうこともあります。これが肥大型心筋症の合併症です。

 

ではどうやって治療すれば良いのでしょう?

 

根本的な治療法はありませんが、心臓への負荷を下げるために、強心薬や血管拡張剤、利尿剤を併用することで、1回の心拍で出せる血液量を増やし、利尿剤で体の体液量を減らすことで心臓への負担が減って、楽になります。また、血栓予防のお薬を使うこともあります。

しかし、この疾患は慢性腎臓病とも深く関係しています。

猫ちゃんの慢性腎臓病は、多くの場合は数年かけて少しずつ進行していき、症状が出てくるタイミングはその子によりますが、血液検査で腎臓の数値が上がってくると悪心や食欲不振が出てくることが多いです。慢性腎臓病は、少しずつ腎臓の毛細血管が減っていき、腎機能が落ちていく疾患で、脱水しやすくなってきます。そのため、腎臓にとっては、少ない血管でたくさんの血液をろ過して尿を作ろうとするので、身体の体液量は多い方が良いのです。

ここで、さくらちゃんのお話に戻りますと、さくらちゃんはかなり脱水しているので、できれば点滴をたくさん入れてあげたいところなのですが、心臓の数値が高い以上、点滴をし過ぎると心臓への負担が心配、という状況でした。

こういう時は点滴を少なくして、出来るだけ口からの水分摂取を増やしてもらいますが、さくらちゃんは数日間点滴を続けることで優位に回復してくれました。その後は点滴回数と注射を減らしていくために、お薬を飲んでもらうことにしましたが、飼い主様がこれなら食べてくれると思う、とチーズを出してきて下さり、チーズに包んでお薬をあげたところ難なくクリア出来ました!!!さすがペットの1番の看護師さんは飼い主さんですね。

そうして、3ヶ月ほど定期検診とお薬を続けて、安定していたのですが、最近数日で再び状態が落ちてしまい、ご飯を食べなくなってしまいました。

点滴にお伺いすると、やはりぐったりしていて前回同様点滴をスッとさせてくれるほどにしんどい状態でした。

しかし、点滴を3日間続けて行いましたが今回は状態が上がって来ず、腎臓、心臓の数値も前回よりかなり上がってしまっていることから、かなり厳しい状況というお話をさせて頂きました。

しかし、何かあっても救急病院に行くより、最期までお家の好きな場所で、さくらちゃんらしく過ごさせてあげたい、という飼い主様のご希望もあり、お家でゆっくり過ごしてもらうことにしました。その次の日にさくらちゃんは残念ながら息を引き取りました。いつものお家の、いつもの大好きだった場所で、家族に見守られながら迎えることができました。

 

ご家族様の涙には、最後まで最愛のさくらちゃんと向き合うことを決めた覚悟と、走り抜けたことに対する達成感を兼ね揃えていたように思いました。

 

さくらちゃんのご冥福、心からお祈り申し上げます。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、ペットが最後の時間を家族と迎えられるよう 最大限寄り添った最良の往診獣医療を最後まで提供していくことを診療理念とし、日々診療と向き合っています。

緩和ケア、ターミナルケアをご自宅で、とお考えの方は一度往診専門動物病院わんにゃん保健室までご相談ください。

 

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犬の咳(咳/心臓病/東京中央区)

こんにちは!

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診専門獣医師の江本宏平です。

寒さ増す中、往診専門動物病院わんにゃん保健室では、スタッフ一同雨にも風邪にも負けず、日々動物病院に通院できない犬猫の元へ、獣医師と動物看護師でご訪問して獣医療を提供しています。

現在は、メインとして東京中央区のオフィスから犬猫のご自宅へご訪問していますが、診察時間のスケジューリングには、前後の診察場所や診察内容が重要ですので、往診専門動物病院をご利用予定の場合には、候補となる往診予約希望日および時間帯を複数枠ご準備しておくと、おそらくその中や付近で調整可能かと思われます。

留守番電話にメッセージを残される場合には、ご住所を一緒にお伝えいただくと、大まかな往診可能枠を想定しながら折り返しでご連絡ができます。

高齢ペット、通院が難しい犬猫など、状態が悪化および急変する前に、まずは往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。ご自宅に安心の獣医療をお届けします。

 

今回は、心臓病のわんちゃんのお話です。

わんちゃんの心臓病というと、有名なのが僧帽弁閉鎖不全症という病気が有名ですが、他にも三尖弁閉鎖不全症、拡張型心筋症などなどたくさんあります。

その中でも今回はもっとも有名な僧帽弁閉鎖不全症のわんちゃんのお話をさせて頂きます!

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耳の臭いと咳(犬/心臓病/僧帽弁閉鎖不全症/東京中央区)

紹介するのは、東京中央区在住のポメラニアン×マルチーズの9歳のメンちゃんです。メンちゃんは普段はすごく元気でトリミングのために、病院に併設しているトリミングに行って少し検診をしてもらう程度で病気という病気はしたことありませんでした。ところが、最近外に出ると興奮し過ぎで咳が出てしまい、外に連れ出すのがかわいそうになってきたが、耳が痒そうで見ていられない、とのことで、往診専門動物病院わんにゃん保健室までペット往診のご依頼をされました。

お家に訪問すると、メンちゃんは部屋の隅で寝ていたので、まずはお話を聞かせて頂きました。耳はここ1週間ぐらいですごく痒みが増し、黄色の耳垢が出てきているそうなのですが、触ると痛いのか嫌がって綺麗にしようとしても、触れない、とのことでした。また、元気食欲は問題がないとのことでしたので、一般状態は良好なようでした。

それではいよいよ、メンちゃんに起きてもらい、身体検査を始めていきます。メンちゃんは起きた途端すごくテンションが上がってガアガアと咳き込んでしまいました。咳の仕方からするとおそらく気管虚脱が考えられました。次に全身の身体検査です。聴診では、呼吸の音は問題ありませんでしたが、心臓では6段階中4番目の雑音が聞こえました。また、もっとも嫌がる耳は、かろうじて触ることは出来ましたが、真っ赤に腫れてしまっていて、黄色のドロっとした耳垢が出ていましたので、それを採取し、検査用としました。

身体検査で、メンちゃんは心臓病があること、気管虚脱の疑い、外耳炎あるいは中耳炎が疑われました。

そこで、心臓病がどの程度進行しているのかを見るために、また、心臓は全身に血液を送る大切な臓器なのでほかの臓器とも密接に関わっています。そのため、他の臓器にも問題がないかどうかチェックするために、全身の血液検査を行うかどうかをご提案したところ、しばらく血液検査はやっていないので、とのことでご同意が得られたので、血液検査を行いました。

余談になりますが、わんちゃんの高齢期またはシニア期はいつからかご存知でしょうか?

参考とする教科書やデータによって変わってきますが、小型犬で言うならば6歳を超えるとシニアと言われているので、できれば元気そうに見えても6歳を超えると年に1回の健康診断をお勧めします。ちなみに、当院では、体調に異変が生じた場合に、それは高齢期のサインであると、ペットの飼い主様には伝えています。

 

健康診断上、異常所見が見つからなければ安心ですし、問題があればそれを早期から追いかけることで、疾患悪化の予防にもなるので、もしお外に出られない場合でも往診専門動物病院わんにゃん保健室ではお家にご訪問して動物看護師による保定のもと、採血や超音波検査をさせて頂くことができるので、一度ご相談下さい。

 

メンちゃんのお話に戻りますが、耳に関しては、今の腫れている状態では洗浄をするにも痛くておそらく出来ないと考えられましたので、まずは耳の炎症を抑えることを目的にステロイド剤と抗生物質の内服をお渡しして、1週間後の再診としました。

外耳炎は本来、洗浄して綺麗に洗い流すことが1番の治療ですが、今回のように痛みが強すぎる場合は洗うことの負担が大きすぎるため、まずは内服で炎症を抑えてから洗浄+点耳薬を行なっていきます。

ということで、メンちゃんは今回の往診では採血のみを頑張ってもらいました。抱っこして保定するとすごく大人しくなってくれて、採血もすごくスムーズに終わることが出来ました。

メンちゃんは何でも食べてくれるので、その場で内服薬をご飯に混ぜてあげてもらいましたが、ぺろっと完食してくれました。

また、心臓の雑音がかなり大きく聞こえていたので、心臓のお薬をお渡ししました。本来であれば、レントゲン検査や超音波検査を行い、心臓の大きさを評価してお薬を増やしたり、といったことをしていきますが、メンちゃんはお外に出ると興奮で咳が止まらないほどになってしまうことから、動物病院に連れて行くことは難しいと飼い主様とご相談の上で、お薬を使って行くことになりました。

耳のお話はまた別のブログにてお話させて頂こうと思いますので、今回はメンちゃんで偶然見つかった心臓病のお話を少しさせて頂こうと思います。

心臓は4つの部屋に分かれていて、左心房、左心室、右心房、右心室とあります。そのうち左心房と左心室の間にある「僧帽弁」という弁の病気が、わんちゃん、とくに小型犬で最もよく見られます。最も多いのが、冒頭でも少し挟みましたが、僧帽弁閉鎖不全症という疾患で、この僧帽弁に何らかの原因で異常が生じてしまい、完全に閉まらなくなってしまって、心臓の中で血液の逆流が起こってしまう病気です。ひどくなると、肺に水がたまってしまう肺水腫、という状態になってしまったり、右の心臓にも負担がかかってしまい腹水が溜まってしまったり、という状態になってしまうこともあります。

 

腹水が溜まってもすぐには致命的にはなりませんが、肺に水が溜まってしまうと、呼吸が出来ないので、すぐに致命的な結果になってしまいます。そうならないように、心臓病は早期発見早期治療が大切となってきます。もちろん、適切な治療をしていれば、みんながみんな肺水腫になるとは限りませんが、やはり肺水腫になってしまう犬猫も少なくありません。

では早期発見するためにどういった症状に注意すれば良いのでしょう?

例えば、今まで玄関までお出迎えしてくれていたのにしてくれなくなった、散歩中に疲れてしまい散歩の距離が短くなった、咳をするようになった、など最初は疲れやすさや咳が出るようになった、などという変化を見て頂くのが大切だと思います。

では早期発見したら、どういった治療ができるのでしょう?

まずはメンちゃんにも飲んでもらっていた心臓の薬を始めていきます。例えば、そのお薬を始めるだけで疲れにくくなる、というペットも多くいます。それだけではなかなか症状の改善が見られない場合には別の心臓の薬の併用や、腎臓に負担がかかってしまいますが利尿薬を使用していきます。また肺水腫になってしまった場合も積極的に利尿薬を使って、体の水分をおしっことして出していきます。

あるいは、もっと積極的にいくのであれば外科手術をすることもできます。ただ、手術をするには麻酔のリスクもあり、簡単な手術ではないので、この場合はその子の状態との相談になってきます。

 

このように心臓病は早期発見することで、うまくコントロールできることも多いので、定期的な健診をお勧めします。

 

今回のメンちゃんは、心臓の数値に高値を認めましたが、それ以外は特に大きな異常はなく、心臓と耳の治療を現在も行なっています。

メンちゃんの場合は強心薬を始めて1週間ほどで、明らかに疲れにくくなって元気なったとのことでしたので、メンちゃんのようにお外に出られない場合でも、お家で出来ることはたくさんあります。

健診もできない、と諦めずに、一度往診専門動物病院わんにゃん保健室までご相談下さい。

 

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こんにちは。

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診専門獣医師の江本宏平です。

多くの方が本年は1月6日からの動き出しだったようで、1件目:東京中央区晴海→2件目:東京中央区勝どき→3件目:東京江東区東雲→4件目:東京中央区月島→5件目:東京中央区築地までは良かったのですが、そこから東京足立区に向かう道がとてつもなく混んでいて、通常30分程度の道で2時間かかるという出来事がありました。これは、2020年のオリンピック期間中とその前後は、訪問数を制限しなければいけないのかなと、ふと考えさせられる1日でした。

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、東京中央区と東京台東区を中心に、東京23区とその近隣地区まで往診専門獣医療チームが、獣医師と動物看護師が訪問させていただきます。往診では、動物病院に通院できないペットへ獣医療提供を行うことができます。そして、残された時間をゆっくりストレスなく家で過ごさせてあげたいとお考えの場合に行う緩和ケア及びターミナルケアは、往診専門動物病院が特化している分野です。いわば、ペットに届ける「最後の獣医療」です。状態が下がってきた犬猫とくらいしている、または高齢犬・高齢猫と暮らしいるご家族様は、体調がグッと下がる前にご連絡ください。事前にカルテを作成し状態を確認することで、初動が早くなり、ペットに少しでも早い緩和処置を行うことができます。

 

本日は、東京足立区にお住いのミニチュアシュナウザーの女の子、ウメちゃんについてです。これから酸素室で戦うウメちゃんの姿をリアルでお伝えしていきます。

ウメちゃん3.jpg

 

犬の嘔吐(胸水/胸腔内腫瘍/酸素室)

 

ウメちゃんは、東京足立区にお住いの10歳6ヶ月、ミニチュアシュナウザーの女の子(避妊済み)です。2019年12月26日に嘔吐があり、東京足立区のお住まいからお近くにある動物病院を受診したところ、吐き気止めを打ってもらったとのことでした。そこで、もしこれで止まらなければ腫瘍の可能性があると言われたとのことでした。その時は、この注射処置で容態が安定し、元気食欲も戻ってきたとのことでした。年末ということもあり、ご実家へウメちゃんを連れて規制していた2020年1月3日、再度体調が悪くなり、ご実家から近い動物病院を受診し検査したところ胸水が溜まっていて、胸水を少し抜き細胞をみたところ、腫瘍性疾患を示唆されたとのことでした。また、ウメちゃんに残された時間は長くないことを同時に伝えられました。1月4日に往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡をいただき、在宅でのペット緩和ケアを実施するため、1月6日に予定を組みました。しかし、1月5日に再度嘔吐が始まってしまい、同日は往診予約で追い伺いすることが難しかったため、東京足立区のお住まい近くにある動物病院に行き注射処置をしてもらいました。この日からご飯は食べれなくなってしまいましたが、まだまだ自分で起き上がって水は飲めているとのことでした。診察に入ると、ちょうど酸素室を準備する業者の方が来てお理、酸素室の使い方について詳しくご説明をしていただけていました。

酸素室.jpg

 

酸素室の準備ができてから、診察を開始しました。お母さんとこれまでのウメちゃんとの経緯や状態についてゆっくりお話しをお伺いし、ウメちゃんにとって一番いい方法を一緒に考えていきました。お母さんは元々転勤が多い方だったようで、東京足立区の今の家が一番長いのですが、今までに何度か転居し、その都度一緒にウメちゃんと歩んできたとのお話でした。できる限りご自宅でケアをしてあげたいとのお母さんのご希望を尊重し、その上で最良と考えられる診療方針で進めていくことにしました。

ウメちゃん2.jpg

ウメちゃんは終始お利口さんで、採血時、超音波検査時、皮下点滴時もほとんど抵抗なく処置を受け入れてくれました。1月3日にご実家の近くの動物病院で実施した血液検査結果もあることから、その数値を参考に追加項目だけの検査を実施しました。超音波検査では、通常お腹を上にして万歳の姿勢で検査を行っていくのですが、胸水が溜まっているということもあり、伏せの状態でエコー(超音波)を当てていきました。すると、確かに胸水が貯留しており、胸腔内がボコボコしている状態でした。皮下点滴には、吐き気止めやステロイドなど計8種類の薬を混ぜて投与しました。検査から処置まで、終始お母さんにご協力いただき酸素を嗅がせてあげながら実施することができました。今回は、お母さんの方で内服薬を投与できることから、内服薬6種類を処方しました。次は、1月9日に再診でお伺いします。

ウメちゃん1.jpg

 

呼吸状態が悪い犬猫には酸素室準備が大切

呼吸状態が良くない犬猫に対して検査・処置などの負担をかける場合には、酸素を嗅がせてあげることがとても大切です。酸素を嗅がせることで、チアノーゼ(舌の色が紫になるのが特徴)を呈していた犬猫でも、比較的早く通常のピンク色に戻ってきます。また、心臓疾患の犬猫でも、病態が悪くなってきた時には呼吸状態が明らかに悪くなることから、早めに酸素室を手配してあげることをお勧めします。酸素室はレンタルすることができます。

 

以下が酸素レンタル業者です。東京都内以外では、もしかしたら別の会社があるかもしれませんので、お近くの動物病院などにお問い合わせください。

・日本医療

http://www.nihoniryo.co.jp/ni-vetpox.html

 

・テルコム

https://www.terucom.co.jp

 

・ユニコム

https://www.unicom-co.jp/shop/otherpages/view/8?gclid=Cj0KCQiA9dDwBRC9ARIsABbedBNz3vM_Kdut7YkvA4uNww8ahNlQfhqdt6zg15VUKZzVs0UIIGC_8ecaApO8EALw_wcB

 

酸素室は決して安くないですが、呼吸状態が悪いペットにとってはライフラインであったり、そこまでいかないとしても生活の質を向上させるためのツールになり得るものです。しかし、むやみに酸素室を使用することで、酸素中毒など逆に体調に害を及ぼしてしまうこともありますので、酸素室のレンタルについては、現在のかかりつけの動物病院の担当獣医師と相談してから手配するようにしましょう。

 

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、酸素室が必要な状態である犬猫に対しても、酸素室から長時間離脱させずに獣医療提供をすることができます。通常の動物病院では、通院できないペットの場合にはなかなか動物医療を提供することが難しいです。だとしても、酸素室から長時間出して連れていくには、ポータブルの酸素ボンベはあるとしても、できる限りペットに負担をかけたくないと考えたときに、動物病院に連れていくことを躊躇してしまうと思います。状態の悪いペットとの生活では、1分1秒でも長く一緒にいたいけど、苦しませて長く生きさせることは延命ではないのか、などの矛盾した感情で常に苦しめられる方がほとんどです。往診では、毎症例と言っていいほどに、同じ質問をいただきます。そして、この問いに関しては、答えはないと思っています。ただ、唯一言えることは、飼い主様の意思一つでペットの命に対して取捨選択を行うことができるということと、できる全てで向き合うことができたご家族様は、ペットが旅立った時、できることは全てやってあげられたという事実を胸に、明るい気持ちで最愛のペットを送り出せているということです。

愛犬・愛猫が病気であったり、もう動物病院に連れて行きたくないと考え、残された時間をご自宅心で一緒に過ごさせてあげたいとお考えのご家族様、まずは往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診獣医師の江本宏平です。

東京中央区、東京台東区、東京江東区に拠点を構え、最近はなぜか東京中央区勝どき、東京中央区晴海、東京中央区築地、東京中央区月島あたりでの診察が急激に増えました。年末を年始は都市の変わり目でもありますが、もしかしたら、同時に命の入れ替わりの時期なのかなと、往診専門動物病院を運営しながら日々感じています。

 

動物病院に通院できないケースを大きく2つに分けると、1. ペットの事情、2.ご家族様の事情に分かれます。

ペットの事情では、ペットの性格や性質、または病状により、余生をなるべくストレスなくご自宅で過ごさせてあげたいということが含まれます。猫ちゃんが動物病院に通院できないくなる理由の多くが、このケースにカテゴリされます。猫はキャリーに入れて動物病院に通院させるだけで、そのストレスによって体調を崩してしまうことがしばし見受けられます。特に高齢猫になると動物病院への通院頻度が高くなってしまうため、受けたストレスを消化する前に、また次のストレスがのしかかってきてしまうというのを繰り返してしまい、最初の頃は無理なく動物病院に連れて行けたが、急に起こるようになったり暴れるようになったりし、キャリーに入れることすら難しくなってしまいます。

本来であれば、X線検査を含めた検査を行ってあげたいのですが、猫があまりにも嫌がってしまったり、それだけで体調を崩してしまったりがある場合には、無理に動物病院に通院させるのではなく、往診専門動物病院にご連絡ください。ご自宅に獣医師と動物看護師がペット往診車で訪問し、愛犬・愛猫の診察・検査・治療を行っていきます。往診専門動物病院わんにゃん保健室では、犬猫の血液検査(アンモニア検査も対応可能)、糞便検査、尿検査、腹部超音波検査などを含めた各種検査が行えます。動物病院に無理に連れて行くよりは、動物病院への通院が苦手なペット(特に猫)は、まずは往診専門動物病院で診察を行い、動物病院への通院が必須であるかどうかを確かめることをお勧めします。

 

今回ここでお話しする症例は、近医にて消化管腫瘍と診断された猫13歳、アメリカンショートヘアのミーちゃんです。

 

IMG_1131.JPG

消化器腫瘍の猫(高齢猫/嘔吐/後肢起立不能/東京足立区)

高齢猫のミーちゃんは、2019年12月4日に嘔吐し体調不良を訴えたため、近くの動物病院に通院させ検査をしたとのことでした。血液検査上で異常所見はなかったのですが、腹部超音波検査を行なった結果、十二指腸のところに腫瘍病変が見つかり、おそらくその腫瘍病変が十二指腸を飲み込んでいると伝えられたとのことでした。腫瘍部の細胞診を行なったところ、リンパ腫を疑う所見は認めなかったと言われたとのことでしたが、あくまで細胞診のため、診断をつけるには試験開腹による病変部の切除、および病理検査が必要であると伝えられたとのことでした。ご家族様は、試験開腹を望まずに、できる限りの緩和ケアをご希望されたとのことでした。12月4日から12月23日まではなんとか動物病院に通院させて皮下点滴を行うことができていたのですが、12月24日に大きく暴れてしまった姿を見て、動物病院に通院することを断念してしまったとのことでした。それからは、在宅で水を飲ませたり、液体の栄養価の高いご飯を上げていたりとしていたのですが、お水は飲めるもののご飯をあげると吐き戻してしまうというのを繰り返し、1月3日に発作が出てしまったため、当院までご連絡をいただき、往診を行いました。

 

ご自宅をご訪問すると、ミーちゃんはまだまだ力強い目をしていました。頭は好きだけど抱き上げようとすると怒るタイプの猫ちゃんです。

心臓に雑音が少しだけあり、背中を圧迫すると疼痛感を示しました。また、両後肢に冷感と、左後肢の深部痛覚の消失を認めました。急に立てなくなった原因は、栄養不足によるふらつきではなく、神経障害であることを伝えました。

 

ご家族様とゆっくりとミーちゃんを観察し、状況を整理し、今後の診療プランのご相談を行いました。診療プランの決定には、まずはミーちゃんに必要な投薬内容のご説明、ご家族様自身でできる処置内容の説明・指導、ご家族様のスケジュールの確認を行なった上で、次に重要なことが、どこまでの医療を提供して行くかの決定です。

 

獣医療の選択(ペット緩和ケアの意義)

獣医療は日々進歩し、2次医療施設などに通院すれば、最先端の医療技術を提供することができます。それは、人のものとさほど変わらないくらいまで進化を遂げています。しかし、人と違う点は、検査を行うだけでも中には麻酔が必須のものが存在します。ペットはいくら賢くても人の言葉をちゃんとは理解できず、知らない環境でこれから何をされるのだろうという不安と恐怖で胸を締め付けられていることでしょう。いざ手術を行って無事成功したとしても、その後ご飯が食べれなくなったり、血栓が飛んでしまい急な経過を遂げることだって否定できません。だからこそ、何もしないという選択肢もあります。しかし、何もしないという選択肢を選ぶのにも、とても勇気と覚悟がいります。何もしなければ、病状は明らかなまま徐々に進行して行くのを見ているしか方法がありません。この真ん中に位置するのが、緩和ケアです。

 

ペットに残された時間を、いかにその子らしく過ごさせてあげられるかを追求に、痛みや吐き気など、ペットの生活の質を下げてしまうような症状を可能な限り取り除いてあげます。

それには皮下点滴が必要であったり、鎮痛薬の投与が必要であったり、ご飯が必要だったりと、病状やその子の性格、生活環境に応じて複数あります。ペットと長年一緒に暮らしてきたご家族様だからこそ決断ができるのです。

 

現在の診療プラン

今回は、週1回の注射と、ご自宅での鎮痛薬の投与、排便時に力むことですごく痛そうにするということを軽減するために便を柔らかくするシロップを飲ませてもらうという診療プランです。

まずは週1回の往診で様子を見ていき、状態の変化に備えていきます。

 

往診専門動物病院は、都内におおよそ20ほど存在していますが、まだまだペット社会に浸透できていないのが現状です。そのため、最後の最後でネット上で調べ上げた結果、当院まで行き着いたというご家族様がほとんどです。

往診専門動物病院わんにゃん保健室の往診は、在宅での緩和ケアおよびターミナルケアに特化しています。

往診の費用は、通常の動物病院への通院と比較して高いです。しかし、動物病院では相談できなかった些細なことも、ゆっくりと診察を進めていきますので、そこでしっかりとご相談してください。どんな出会いでこの子を迎え、現在どんな状況で、治療に協力できる大人が何人いて、どこまでの診療を希望したいのか。そして費用面です。診療プランを決定する前に、緊急事態でなければ、最初に診療プランをご提案した上で診療見積もりをお伝えさせていただいています。高齢期での緩和ケアおよびターミナルケアで一番厳しいのは、診療を断念してしまうことです。最後の日まで続けられる診療プランを一緒に考え、状況に応じて再度ご相談を行なって診療プランを変更していき、今この瞬間のペットとご家族様に最適な診療プランをご提案させていただきます。

 

高齢猫・高齢犬、通院が苦手な猫ちゃん・わんちゃんと暮らしているご家族様は、まずは当院の電話番号(03-4500-8701)をメモしておいてください。また、すでに往診を検討されえいるのであれば、できる限り早めの診察日程を組むことをお勧めします。

 

 

動物病院に通院できない犬猫たちに安心できる獣医療を届けられる動物病院として、東京中央区のオフィスに医療機器を設備し、そこから往診車で東京23区と近隣地区までペット往診を行います。まずはお気軽にご相談ください。

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新年のご挨拶

往診専門動物病院わんにゃん保健室の往診獣医師の江本です。

 

プレゼンテーション1.jpg

2017年に往診専門動物病院を東京台東区に開設してから、動物病院に通院できない500近い犬猫を診察してきました。

現在では、東京中央区に事務所を構え、東京台東区と東京中央区を中心に、往診専門獣医療をお届けしています。往診専門動物病院という特徴から、出会う犬猫たちの多くは命の瀬戸際のことが多く、通常の動物病院と比べてもペットの旅立ちに関わることは比にならないほどに多いです。

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、まずはお電話(03-4500-8701/10:00 – 19:00/不定休)、または「ホームページのお問い合わせ」からご連絡をいただき、日程を調整して獣医師と動物看護師が一緒に、ペット往診車で訪問します。

 

初診では、ペットの状態以外にペットの生活環境、そして飼い主様の希望される診療プランや内容、治療計画に協力してくれるご家族様の有無など、多岐にわたる内容を一つずつ確認し整理していくため、1時間半程度はかかります。動物病院ではなかなか時間を取ることができないため、飼い主様のお話を聞ける時間に耳を傾けることは難しいです。動物病院では、最短ルートで情報を整理し、的確な鑑別診断と検査プランを立てなければいけないので、飼い主様が聞くべきかどうかと悩んでいるうちに診察が終わってしまうこともあるかと思います。往診専門動物病院では、完全予約制なので1件1件に十分な時間を取ることができ、プライベート空間でゆっくりと本当に聞きたいことをお話しいただけます。

 

飼い主様にとって聞きづらいことだったり、そういえば!というような出来事だったりに、ペットの病態の真相を掴む鍵が隠れていることもあります。そして、何より、飼い主様から質問をいただくことで、飼い主様が抱えている疑問や悩みを共有することができ、もしかしたら的確な解決策を獣医師や動物看護師などの動物病院スタッフ側から提案できるかもしれません。

ペットにとって最大の理解者は飼い主様であり、それと同時に、絶対的な存在は飼い主様です。飼い主様が目を瞑ることを選択した場合には、動物病院にいる獣医師や獣医療スタッフからはサポートすることができません。

 

獣医療は日々進歩し、今までは治らない病気や知り得なかった事などがどんどん解明されて、今や犬猫の平均寿命は15年以上(個体差あり)になるまでになり、まさにペット長寿社会がやってきたと言っても過言ではありません。

愛犬・愛猫と長く一緒にいれることは、飼い主様にとって何より幸せなことだと思っています。人間と同じように徐々に歳をとり、人間と同じように運動機能や消化機能は徐々に低下していき、トイレも今までできたのに、急に粗相をしてしまうようになってしまった、ということが起こり得ます。

もしかしたら、高齢犬・高齢猫に基礎疾患があり、それによってできなくなっているのかもしれませんが、ただ単に運動機能の低下によってトイレまで間に合わなかった、または認知症のような症状で間違ってしまったのかもしれません。

一概に、ペットが長生きできることでみんながみんな幸せではなく、高齢犬・高齢猫の介護生活で滅入ってしまっている飼い主様は少なくありません。

 

ペットへの獣医療の選択には大きく3つあり、1.動物病院への通院治療、2. 動物病院での入院治療、3. 往診専門動物病院での在宅獣医療です。

具合の悪いペットを高頻度で動物病院に通院させることはなかなか過酷な場合もあり、それならば動物病院で入院させようかと選択肢が2番にいきます。しかし、入院中に体調が急変し、ペットの最後の瞬間が、動物病院のケージの中である可能性も否定できません。

ほとんどの動物病院で犬猫用の入院ケージが完備されています。しかし、24時間交代制で動物病院スタッフの誰かしらが必ず常駐している動物病院は、かなり稀少です。そのため、重症な犬猫の場合には、動物病院では預からずに、ご自宅で余生をお過ごしくださいとお返しになる場合も少なくありません。

 

動物病院での入院治療の最大の目的は、ご自宅にお返しできる状態まで回復させ、ご家族様のもとにお返しすることです。動物病院で働く獣医師を含めた全スタッフが、みんなペットのことを想っています。

 

入院が一概に良いとは限りません。もしかしたら、飼い主様の元で過ごしている方が、ペット(特に猫の場合)にとってストレスフリーになり、長く効果が出る注射でサポートしてあげる程度の方が復活するかもしれませんし、もうすでに旅立つ準備に入っているならば、無理に入院させて知らないところで過ごさせるくらいならば、ご自宅で残された時間を過ごさせてあげた方が、ペットにとっても、そして飼い主様にとっても幸せなのかもしれません。

 

いままでは、動物病院への通院治療を断念した場合には、他に選択肢がなかったため、ただペットが弱っていくのを見守るしかできなかったのですが、今は往診専門動物病院があります。

往診専門動物病院は、ペットが余生をご自宅でゆっくり過ごせるようサポートすることに長けており、ペットの緩和ケア、そしてターミナルケアに特化しています。ご自宅での皮下点滴を始め各種検査・治療、ペット用のレンタル酸素室の手配など、現在は在宅ケアのコンテンツが豊富になっています。最後の時間を、その子らしく一緒に過ごさせてあげたいという思いをサポートできる方法の一つが、往診専門動物病院です。

 

往診専門動物病院の診療費は、通常の動物病院での診療と比べると診療費は高いです。そのため、費用面を考えてなかなか往診専門動物病院に連絡ができないという飼い主様が多くいることもまた事実です。往診専門動物病院での診療も、ペット保険でまかなえます。(往診料などの加算分は除かれる場合が多いです)

費用面を考えるならば、早めからペット保険に加入し、動物病院に通院できるうちは通院治療を選択し、攻めた治療ではなく余生をゆっくり過ごさせてあげたいと考えたのちに、往診専門動物病院を検討することをお勧めします。

 

ペットにとって、そして飼い主様にとっての最良の選択ができるよう、まずは心のうちや些細なことを、かかりつけの動物病院にいる獣医師に相談することから始めましょう!

 

在宅での緩和ケアおよびターミナルケア、通院できないで困っている猫ちゃんと暮らしているなど、往診をご検討されている場合には、お気軽にご連絡ください。

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、犬猫だけではなく飼い主様や生活環境を考えた上で、最良となる診療プランをご提案させていただきます。

 

2020年の幕開けです。

本年が皆様にとって素敵なとしになるよう、心からお祈り申し上げます。

 

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