わんにゃん保健室

診察をご希望の場合には、必ず留守番電話にメッセージをお残しください。(お名前、ご住所、電話番号、動物種、年齢、体重、性別、症状)

東京23区へ往診エリア拡大!お気軽にご相談ください。

03-4500-8701 往診WEB予約はこちら
わんにゃん保健室 03-4500-8701 往診WEB予約はこちら

診察をご希望の場合には、必ず留守番電話にメッセージをお残しください。(お名前、ご住所、電話番号、動物種、年齢、体重、性別、症状)

東京23区へ往診エリア拡大!お気軽にご相談ください。

犬の椎間板ヘルニア

こんにちわ!

往診専門の動物病院 あさくさワンニャン保健室の江本です。

本日は『ワンちゃんの椎間板ヘルニア』について書いていきます。

抱き上げた時やソファーの上り下り、ジャンプなどのタイミングで『キャン!』と大きな声を出したのを聞いたことはありませんか?もしかしたら、椎間板ヘルニアかもしれません

 

犬の椎間板ヘルニアって?

椎間板ヘルニアは、どんな子でもかかる神経の病気です。

椎間板は、中心部に『髄核』という物質があり、その周りは線維輪と言われるもので囲まれています。椎間板は背骨(脊椎)と背骨の間に位置し、何らかの原因によってそれが脊柱内に飛び出し、脊椎の中を走っている脊髄と言われる太い神経を圧迫して痛みと麻痺が生じます。抱き上げた時、ソファーやローテーブルで上り下りをしている時、ジャンプをした時などのタイミングで『キャン!』と大きな声を出した場合には、すぐに獣医師にしましょう。

 

好発犬種と時期

ダックスフンド、シーズー、ウェルシュコーギー、ビーグル、コッカースパニエル、ペキニーズなどで、椎間板ヘルニアには若齢(3〜6才)で急性に発症するものと、高齢でゆっくりと発症するものがあります。

 

椎間板ヘルニアの重症度

重症度は、痛みと麻痺の程度でグレード分類します。足先の骨などをぐっと鉗子で掴んでも痛みを感じない場合には深刻な状態だと判断します。また、症状が進行すればするほど回復の可能性が低くなりますので、

 

椎間板ヘルニアの治療

内科療法と外科療法があります。

内科療法は、症状が軽度(脊髄圧迫が軽度)な場合に行われます。しかし、内科療法を行っているにもかかわらず症状が進行したり、急に歩けなくなったりする場合には、外科手術をおすすめします。内科療法はケージレスト(出来る限り安静にする)と痛み止め、そして最近ではレーザーや針などを使用する獣医師も増えてきています。治療期間は状態によりますので、担当獣医師にお尋ねください。

外科療法では、原因となっている椎間板物質の摘出を行います。手術部位を特定するためには、脊髄造影、CT、MRIなどの検査をおこないます。また、これらの検査には麻酔処置が必要ですので、個人的には検査から手術までを対応できる動物病院をおすすめしています。

術後は、痛み止めの投与うやリハビリなどを行っていきます。

 

最後に・・・

往診では、高齢犬(シニア犬)の慢性的な痛みなどの緩和治療を希望される症例が多いです。急な症状または慢性の症状を認めた場合に、まずはどの程度の症状なのかを判断します。内科療法での回復が見込めるのならば、在宅にて痛み止めとケージレストで内服薬が飲めない状態ならば注射薬を使用していきます。また、深刻な場合には状況に応じた動物病院をご紹介させていただきます。

シニア期(7歳以降)に入ってきたら、かかりつけの動物病院ともう一つを持つようにして、休診だったから連絡できなかったということがなくなるようにしましょう。状況によっては急を要する場合もあります。夜間でも、かならず獣医師に相談しましょう。

 

 

次回は、今話題の『ヒアリ』について書いていく予定です^^

 

◆-----------------------------------◆

東京台東区エリアのペット往診 動物病院
あさくさワンニャン保健室
 
ペット相談・往診ならお気軽にご相談ください!
電話番号:03-4500-8701
 
 
 
受付時間:9:00〜23:00
休診日:不定休診療カレンダー
 
〒111-0036
東京都台東区松が谷3-12-4 マスヤビル5F
 
 
◆-----------------------------------◆

――――――――――――
【執筆・監修】
江本宏平(在宅緩和ケア専門獣医師)
【病院名】
往診専門動物病院 わんにゃん保健室
【診療受付】
10:00~19:00(不定休)
【住所】
東京都台東区松が谷3-12-4 マスヤビル
【連絡先】
03-4500-8701(留守電対応)
Mail:house.call@asakusa12.com
※診療中につき電話をとることができないことが多いです。
往診をご希望の際には、問合せフォームからご連絡をいただくか、留守番電話にメッセージをお残しください。

【SNS】
Instagram:
@wannyan_hokenshitsu(診療紹介)
@koheiemoto(家族に向けた心のケア)
note:
https://note.com/koheiemoto

【ご挨拶】
末期がん、腎不全、心疾患など、 高齢の犬や猫に対する在宅緩和ケア・ターミナルケアを専門としています。
ご自宅でのケアに限界を感じたとき、 病院への通院が難しくなってきたとき、
「最後まで苦しませたくない」という気持ちに寄り添った診療を行っています。

【診療対応地域(往診対応エリア)】
東京都:
23区全域、国立市、府中市、三鷹市、稲城市、調布市、狛江市、武蔵野市

神奈川県:
川崎市(高津区・宮前区・川崎区)、横浜市(青葉区・港北区・神奈川区・鶴見区)

埼玉県:
戸田市、川口市、草加市、蕨市、八潮市、三郷市

千葉県:
松戸市、市川市、浦安市、習志野市

ブログ
非常事態宣言について
ドクターズインタビューに当院のドクターが掲載されました

所在地

本拠点:
〒111-0036
東京都台東区松が谷3-12-4
マスヤビル5F

東京23区へ往診エリア拡大!
お気軽にご相談ください。

診療日・受付時間

診療時間 10:00~19:00
休診:不定休

>診療カレンダー

電話番号

03-4500-8701
診察をご希望の場合には、必ず留守番電話に
メッセージをお残しください
(お名前、ご住所、電話番号、動物種、年齢、体重、性別、症状)

お問い合わせ

お問い合わせはコチラ

リンク集

ご自宅での緩和ケアを
ご検討される方へ