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口を開けた猫(往診専門/高齢/猫/呼吸/甲状腺/心臓)

こんにちは!!

 

中央区晴海と江東区豊洲では週末にお祭りがあったようで、浴衣を着た人がたくさんいました!夏が来たなという気持ちになった風景でした!

最近は中央区晴海や江東区豊洲といった臨海地区からの往診依頼が増えています。ご自宅まで訪問すると、結構このあたりはおっきなマンションが立ち並んでるなと圧巻にとらわれてしまいます。勝どき、豊洲、晴海エリアはオリンピック村建設予定地が近いためか、どんどん開拓されていて、文明の力を感じています。

 

夏も本番となり、どんどん暑くなってきましたね。私はついに家のクーラーを解禁してしまいました。

犬猫、特に高齢犬・猫(シニア犬・シニア猫)とお家で一緒に暮らしている方は、すでに夏の暑さ対策を始められているかと思いますが、もしまだ夏の暑さ対策をしていない方がいらっしゃれば、ぜひ室温を下げる、湿度を下げるなどして、暑さ対策をしてあげてください!

繰り返しますが、特に、高齢犬、高齢猫を飼っていらっしゃる方は、動物も高齢になると体温調節が苦手になっていくので、冷房で調節して、湿度も低めにすることをお勧めします。

もし、帰宅後、冷房をつけ忘れていたことに気づき、わんちゃん、猫ちゃんがぐったりしている場合は熱中症の可能性が高いです。どうぞお気を付けください。

 

最近気温が上がってきて、何か元気がない、いつもと違う感じがする、という場合には、いつでも往診専門動物病院わんにゃん保健室までご相談ください。動物病院への通院が大変、動物病院に通院すること自体がストレスになってしまい行く勇気がない、という方も、往診専門動物病院わんにゃん保健室ではご自宅まで往診専門獣医師が訪問しますので、お家で待ち時間なく、安心して診察させていただけます!

 

それでは、今回は猫ちゃんが口を開けている時のお話をさせていただこうと思います。

 

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早速ですが、みなさん、猫ちゃんの口が開いているのはあまりイメージがないかと思いますが、どうでしょう??

 

猫ちゃんが口を開けているときに考えなければならない病気がいくつかありますが、今回は代表的な病気をご紹介させていただこうと思います。

 

・心臓病

・甲状腺機能亢進症

・呼吸器疾患

の3つはまず考えていかなければいけません。

 

犬は暑いときや興奮したときに、口から熱を逃がすために、パンティングといって、口を開けて呼吸することがよく見られますが、猫ちゃんは通常口を開けて呼吸することはありません。

ではどういう時に口を開けて呼吸するのかというと、呼吸が苦しいときや、鼻が詰まっていて鼻呼吸出来ないときに口呼吸をしてしまいます。

それでは、上に書いた3つの疾患についてお話させていただこうと思います。

 

猫の心臓病

どんな病気??

高齢の猫で多い心臓病は、肥大型心筋症といって、心臓の筋肉がどんどん内側に分厚くなっていき、心臓がうまく拡張できないという疾患です。心臓は通常、拡張して、肺から血液を受け取り、その血液を、心臓が収縮することで全身に送り出す働きをします。

ところが、心臓がうまく拡張できないと、肺からの血液をうまく受け取ることが出来ず、全身に血液を送り出すことができません。

 

そうなると、身体は酸素不足になってしまい、息が苦しくなってしまうので、

症状としては

・口を開けて呼吸する

・舌の色がきれいなピンク色でなく、紫っぽい

・運動量が減ってじっとしている

などの症状が出ますが、初めはなんとなく元気がないかな?という感じで気付きにくいです。

では、どうように診断をするのかというと、本来心臓の超音波検査を行い、診断することが多いですが、それでも心臓に明らかな変化が起こっていなければ、はっきりと診断することは難しいといわれています、

そこで、往診専門動物病院わんにゃん保健室では、ご自宅に訪問し血液を採取(採血)し、血液検査で心臓に変化が起こっているかを見ていきます。

 

甲状腺機能亢進症

どんな病気???

甲状腺とは、のどにあるすごく小さな臓器で、身体の代謝をつかさどっています。甲状腺機能が亢進すると、体内の代謝がすごく上がってしまい、

症状としては、

・よく食べているのに痩せてきた

・毛艶が悪くなってきた

・痒みはなさそうなのに毛が抜ける

・多飲多尿

・よく鳴くようになった

・よく嘔吐するようになった

など様々です。中には、嘔吐が多くて食欲がなくなる猫もいます。

診断は、血液検査で甲状腺ホルモンを測定することで診断できます。また、すごく興奮しやすくなったり、心拍数や血圧が上がるので、心臓にも負担がかかり、その影響で元から心臓が悪い子や、心臓に負担がかかりすぎてしまった子は呼吸が苦しくなることもあります。また、心臓に負荷がかかりすぎてしまった結果、血栓ができて、それが肺に詰まってしまうと急激に呼吸が悪くなってしまいます。

 

呼吸器疾患

呼吸器とは、口・鼻~肺までの疾患のことです。肺炎や肺腫瘍、肺血栓症、鼻の腫瘍など、呼吸器に疾患が起こった場合には呼吸が苦しくなります。

その結果、口呼吸になってしまうことがよくあります。

これらの多くはレントゲン検査での診断となります。

 

口を開けて呼吸をしている高齢猫では、主に以上のような疾患を考えて、原因特定のために検査を行い、治療を考えていく必要があります。

しかし、こうした猫ちゃんたちにはもちろん検査や病気に合ったお薬が必要ですが、最も必要なのは『酸素』です。

空気中には、実は、酸素は20%程度しかありません。

そこで、もっと高い濃度で酸素をかがせてあげることで、呼吸が楽になり、口呼吸を止めてあげることができます。

お家で酸素をかがせてあげるために、酸素室というものをレンタルで設置されることをおすすめします。

呼吸が楽になることで、根本的に治っているわけではないですが、元気になったり、食欲が出たりします。また、最初は酸素室を嫌がっていても、その中に入ると楽になることが分かると嫌がらなくなることも多いです。

 

そのように呼吸が悪くなってしまっている猫ちゃんは、外に出したり、ストレスをかけると余計に呼吸状態が悪くなってしまうことが多いので、動物病院に連れていけない、逆に興奮してしまって心配、というご家族の方も多いかと思います。

たしかにそのように、呼吸が悪い子は、興奮させないようにしなければなりません。

 

そこで、往診専門動物病院わんにゃん保健室では、お家に獣医師が訪問し、検査・処置をさせていただくので、終わればすぐに自分のいつもの居場所にもどることが出来ます。

また、往診なので、猫ちゃんを連れて外に出る必要がなく、興奮も少なく処置をすることが出来ます。

 

最近口を開けて息をしているけど、どうしよう、という場合には、諦めず、一度往診専門動物病院わんにゃん保健室にお気軽にご相談ください。

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、ご家族様、動物たち、それぞれの性格、生活環境に合ったオーダーメイドで無理のない治療を提案させていただきます。

 

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