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甲状腺機能亢進症を治療中の猫ちゃん(老齢猫/シニア猫/高齢期/ホルモン疾患/脱毛/よく鳴く/落ち着かない/多飲/多尿/よく食べる/体重減少/往診/通院できない)

こんにちは!

往診専門動物病院わんにゃん保健室の往診獣医師です。

 

台風が近づいてきている今日この頃、往診専門動物病院わんにゃん保健室では、雨の中でも変わらず往診による診察が続いております!

病院が苦手なわんちゃん・猫ちゃん、持病があり負担をかけたくないわんちゃん・猫ちゃん、高齢になり今後の通院に不安のあるシニア犬・シニア猫さん、ペットの診療には通院以外にも往診という形もあります。

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(※こちらは千代田区のギンタカちゃん。甲状腺機能亢進症を内服でコントロール中!)

 

当院は、ご自宅を訪問し、ご自宅を診察室にさせていただき、安心できるお家の中で出来る限りの医療を提供させていただく往診を専門とする動物病院です。

東京23区内を中心に、周辺地域まで対象範囲としております。不定休のため、診療スケジュールに関しましては、HPにてご確認をお願いいたします。継続治療中の患者様に関しては、必要に応じて休診日の診察も行っておりますのでご安心ください。

 

それでは、どんな犬猫さん達が当院の往診をご利用されているか、ご紹介させていただきます。

本日ご紹介させていただくのは、甲状腺機能亢進症という高齢期の猫ちゃんに比較的発症の多い疾患を治療中のみーちゃんです!

 

甲状腺機能亢進症を治療中の猫ちゃん(15歳、仮名:みーちゃん)との出会い

 

東京中央区に在住のみーちゃん(高齢猫、シニア猫)との出会いは、今年の3月でした。

 

ご家族様からいただいた最初のお電話では、「元々は中央区勝どき付近にある動物病院に通院していたのですが、みーちゃんがどうしても動物病院への通院が苦手で、検査のために鎮静薬を使わなければいけないこともある」とのお話でした。

 

実際に初めてみーちゃん(中央区)に会いに行くと、ひとまず顔を出してあいさつはしてもらえました!

しかし、手の匂いをくんくんしてから、「シャー!!」を浴びせられました(^-^;

まぁ、こんなことはいつものことです。あいさつしてくれるところを見ると、やはり動物病院への通院は難しくても往診専門動物病院ならば、動物病院への通院が苦手なみーちゃんでも大丈夫かもしれないという印象を受けました。

 

ご家族様は、年に1度はなんとか通院を試みてくださっており、その度に、興奮、嘔吐、排尿、排便の大騒ぎで、動物病院への通院の他に方法はないかということで往診専門動物病院わんにゃん保健室に往診による訪問獣医療についての相談で連絡をくださったとのことでした。

最後に動物病院へ通院した際、血液検査ですでに甲状腺機能亢進症を指摘されてはいたのですが、この病気の治療はずっと継続しなければいけないことや1年に1回よりも短いスパンでの血液検査(動物病院への通院必須)が必要なことから、なかなか本格的な治療に踏み込めないでいたそうです。

 

初日はまず、ご家族様から今までの経過をじっくりと聞くことと、今後の方針についてのご相談をすること、ご高齢な猫ちゃんであるみーちゃんにあまり興奮・警戒してもらわないことを第一に考え、採血などの詳しい検査はせず、聴診や身体検査のみをさせていただくこととしました。

 

中央区に在住で、動物病院への通院時には気が動転してしまうみーちゃんは、訪問によるご自宅での往診獣医療では、ご家族様のひざの上で、シャーとは言いつつも聴診をさせてくれました。

 

過去の検査結果データでも確かに甲状腺の数値が高いこと、性格が変化し、落ち着きがなくなっていること、体重が減少していること、多飲多尿があること、しつこくグルーミングをしていること、毛艶が良くないことなど、確かに猫の甲状腺機能亢進症を疑うポイントが多く認められました。

 

ご家族様はやはり、動物病院でのみーちゃんの姿をトラウマに思っていたため、訪問による往診獣医療で採血が出来るのかを心配なさっていましたが、2回目の往診時に血液検査を試みることとしました。

 

みーちゃん(東京中央区、高齢猫)、家での採血に挑戦

 

2回目の往診(訪問)で東京中央区のご自宅に訪問すると、やはりお顔は見せてくれるみーちゃんでしたが、何か感じ取ったのか、テレビと窓の間に逃げ込んでしまいました。

ご家族様とお話しし、少し抑えての検査にはなるけれども、採血を試みることにしました。

 

聞いていた通り、興奮し、排便もしてしまうみーちゃん(東京中央区、シニア猫)でしたが、きちんとした保定をしてあげることで、文句は言いつつも、採血はスムーズにさせてくれました。

身体検査や爪切り(爪切りは月一回を基本とし、猫の巻き爪を予防しよう!)なども実施し、みーちゃんを開放!

 

もちろん検査後はとても不機嫌そうでしたが、後日話を聞いたところ、翌日あたりからいつもの様子であったとのことで安心しました。

 

気になる検査結果は、甲状腺ホルモンの数値が高く、症状も併せて考えやはり甲状腺機能亢進症であると診断されました。

甲状腺機能亢進症は、高齢の猫ちゃんでは比較的多い病気です。甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが大量に作られてしまうことにより、代謝の亢進が起きてしまう疾患です。そのことにより、毛質が悪くなり脱毛が見られたり、ご飯を食べていても体重が減ってしまったり、血流が増すことにより心臓やその他の臓器にも負荷がかかってしまいます。

ご高齢なみーちゃん(東京中央区在住のシニア猫)の場合も、甲状腺ホルモンの数値の上昇以外に、肝臓に関する数値の上昇、心臓に関する数値の上昇、聴診時の雑音が認められていました。

 

検査結果を確認し、すぐに治療を開始しました。

幸いにも東京中央区在住のみーちゃんは、薬の内服は出来るとのことでしたので、甲状腺機能亢進症と心臓に対するお薬の2種類の内服薬を開始することにしました。

 

みーちゃんのその後の経過(中央区、高齢猫/猫の甲状腺機能亢進症)

 

内服薬を始めて2週間後の再診で、ご家族様から、「内服薬を始めてから、以前のような落ち着きが戻ってきた」とのお話をお聞きできました。

2度目の採血では、さらにスムーズに検査を進めることが出来、血液検査結果上も経過は良好でした。

 

さらに1か月後の往診(訪問)で、やや甲状腺ホルモンの上昇が見られたため、再度内服薬の量を検討しなおし、先日行った血液検査では、甲状腺ホルモンの数値も正常値になり、肝臓の数値も順調に低下してきました。

 

動物病院への通院では、血液検査に鎮静薬が必要だった人見知りな猫ちゃんも、往診専門動物病院によるご自宅での訪問医療に切り替えてから4度の採血を難なくこなしてくれました。

人見知りで外出が苦手なみーちゃん(東京中央区、通院できない猫ちゃん)の負担も考慮し、今後は1か月に1回の再診と3か月に1回の血液検査を予定しています。

 

昔のような落ち着きが戻り、グルーミングも減り毛艶もよくなった高齢猫のみーちゃん。

甲状腺機能亢進症は、見えないところで心臓など臓器への負担もかけつづけてしまう疾患ですので、ご家族様が訪問による往診獣医療を選択してくださり治療を始められて良かったです。

 

猫ちゃんの通院にお悩みの方へ

 

往診専門動物病院わんにゃん保健室での訪問による往診獣医療では、わんちゃんに比べ猫ちゃんが圧倒的に多いです。猫ちゃんの性格上、動物病院への通院が苦手であることから訪問による往診獣医療を選択される方が多いように感じます。

猫ちゃんの動物病院への通院でお悩みのご家族様、ぜひお気軽に当院までご相談ください。定期的な健康診断やワクチン接種から、猫ちゃんでは多い腎不全に対する緩和ケアとしての在宅療法、高齢猫さんの在宅介護や緩和ケアなど、幅広くご相談をお受けすることが可能です。

十分な時間を確保するために完全予約制で診察に伺いますので、まずはこちらからお問い合わせください。

 

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