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慢性腎不全の高齢猫(往診専門/病院/腎不全/高齢/猫)

こんにちは!!

 

先日は東京台東区浅草で、隅田川花火大会が無事に開催されましたね!台風が来そうでしたが、無事に開催出来て良かったです。

皆様行かれましたか??

高齢犬や高齢猫では少ないかもしれませんが、中には花火の音に怖がってしまい、食べなくなってしまったり、元気がなくなってしまう、下痢をしてしまう子もいるかと思います。花火恐怖症といって、ひどいときには心を安定させるようなお薬を処方することもありますが、ひどくない場合は、できるだけ音が聞こえないような部屋に連れて行ったり、あらかじめ遠出しておくというのも一つかと思います。

 

花火恐怖症の犬や猫のご家族様はすでに感じていらっしゃる方も多いかと思いますが、実は犬や猫はとてもストレスに敏感です。しかし、体調が悪いな、と少しでも感じたらすぐに獣医師の診察を受けることをお勧めいたします。

それでも、動物病院に行ったら吠えてしまう、すごくストレスがかかってしまい食べなくなってしまう、という方はなかなか動物病院に行くのをためらってしまうことも多いかと思いますが、そのようなときは、往診専門動物病院わんにゃん保健室にご連絡ください。

往診専門動物病院わんにゃん保健室では、お家に往診専門獣医師が訪問しての診察・検査・治療になりますので、動物病院での待ち時間のストレスもなくなり、ご家族様も連れて行かないと!と、気負わなくて大丈夫です!!

いつでもお気軽にご連絡ください。

 

猫 しんどい.jpg

 

 

それでは、今回は、先日ブログに書かせて頂きました、慢性腎不全の、実際の患者さんをご紹介させていただきたいと思います。

 

15歳の高齢猫ちゃん・慢性腎不全(ステージ4)(江東区・豊洲)(仮名:クロちゃん)

 

こちらの猫ちゃんは、かかりつけの動物病院にて慢性腎不全を指摘されていましたが、数日前まで元気に過ごしていたのに、急に元気食欲が無くなってしまい、かかりつけの動物病院からはあまり長くないと言われ、往診によるご自宅での緩和治療をご希望でご相談をいただきました。

 

皆様、ペットの緩和治療という言葉はご存じですか?最近では、人の医療でも緩和ケアという言葉がよく言われています。

緩和ケアとは、患者様の痛みや吐き気を取り除き、最後の時間をより快適に過ごさせてあげるというものです。

最後の時間をより快適に過ごすことができるように、我々医療スタッフとご家族様が協力して、介護を行っていく必要がありますが、きっと動物たちにその愛情は伝わっているでしょう。

 

さてさて、今回の高齢猫ちゃんの病気、慢性腎不全とは、以前ブログにてお話させていただきましたように、腎臓の機能が落ちてしまう病気です。

初期の症状としては

・お水をよく飲むようになった

・薄いおしっこの量が増えた

といった症状が最も気付きやすい症状です。

進行すると

・口内炎や歯肉炎がたくさんできていて口が痛そう

・よく吐くようになった

・よだれが多い

・元気がない

といった症状がよく見られます。

 

ではそもそもなぜ高齢猫ちゃんは腎不全になってしまうのでしょうか?

明確な答えはまだ議論されているところですが、一つには、若いころに尿石症があったり、急性腎不全になっていたり、腎盂腎炎になっていたりした既往歴がある子は、若いころから腎臓に負担がかかっているので、腎不全になりやすいと言われています。

もし、まだ若い猫ちゃんで、尿石症の既往歴がある猫ちゃんを飼っていらっしゃる方は、高齢になったときに気を付けてあげて下さい。

 

話は逸れてしまいましたが、今回往診させていただきました高齢猫ちゃんは、血液検査の結果から、慢性腎不全のステージ4と診断されました。

かかりつけの動物病院では、ご自宅での皮下点滴の実施を提案されてましたが、投薬は誤嚥性肺炎予防のために実施しないことを勧められたとのことで、すこしでも楽にしてあげるための薬や注射をご希望して今回往診をご依頼していただきました。

 

初めて会ったときは、手足に力を入れることは出来ていませんでしたが、名前を呼ぶと顔を上げてくれ、なんとかもう少し頑張ってほしい、楽にしてあげたい、という思いで治療に入らせて頂きました。

 

まずは、かなり脱水をしていましたが、身体が少し浮腫んでおり、皮下点滴をうまく吸収できていないと考えられました。慢性腎不全の悪化時にはよく認められることです。

身体のむくみを軽減するために、多少腎臓には負荷をかけますが、利尿剤を使用し、身体の水分の代謝を促進させました。また、食欲が少しでも回復してくれることを期待して、ステロイドや消化管を動かす薬を使用しました。体力の低下にともなう感染症の予防として抗生剤も使用しました。

そして、やはりおなかに何かを入れてあげることが最も重要なので、粉ミルクタイプのご飯をお渡ししました。強制給餌といって、口に入れて食べさせてあげる方法で、慣れると簡単とおっしゃられる飼い主様が多くいらっしゃいます。こちらも、最初は難しいので、丁寧にやり方をお伝えさせていただきます!

猫ちゃんは、摂取カロリーが長期的に不足してしまうと、脂肪肝になってしまい、肝臓に負担がかかってしまいます。そうならないためにも、強制給餌にてカロリーを摂取してもらいました。

こちらのご家庭では、皮下点滴と、注射をお渡しして、ご家庭にて治療を行っていただき、数日間隔で往診を行って様子を見させていただくことになりました。

皮下点滴に注射液を混ぜることで、お家で毎日お薬を使用することが可能となります。

クロちゃんは数日後、前足で立ち上がって、お水を飲めるようになるまで回復しました。

 

しかし、その1週間ほど経った頃、尿量が減ってきて、その数日後突然食べなくなってしまったとのことでした。

これはおそらく、慢性腎不全の末期と考えられました。腎臓は本来尿を作る臓器で、慢性腎不全の初期~中期は尿量は増えますが、末期になったり、血圧が下がってきたりすると尿を作れず、尿量が減ってしまいます。その結果、体の中に老廃物がたまってしまうのです。

 

水分の代謝は落ちてしまいますが、腎臓の負荷を少し下げるために、利尿剤を減らし、腎臓を保護するようなお薬を追加しました。

 

その後は、体の中のカルシウム量が足りなくなってしまい、その結果心臓の筋肉の働きも落ち、ご家族様に見守られながら、いつもの場所でゆっくりと虹の橋を渡っていきました。

クロちゃんの緩和ケアが始まってから、ご家族様が集まる時間が増え、クロちゃんと過ごす時間も増えました。これはクロちゃんがご家族様のつながりの一つで、みんながクロちゃんを大切に思っていた証でもあります。みんながしっかりとお別れできるようにクロちゃんが呼んでくれたのかもしれませんね。

 

みんなお別れが来るのは仕方のないことですが、最後の時間をどう過ごすか、どれだけ穏やかに過ごすかはとても大切です。私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室では、その時間を大切にしながら治療に携わっています。

 

高齢犬、高齢猫の緩和ケアでお悩みのご家族様、病院に連れていけないと諦めずに、一度往診専門動物病院わんにゃん保健室にご相談下さい。

 

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