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頭に傷がある猫、でも実は...(高齢猫/外に出る/甲状腺機能亢進症/東京葛飾区)

こんにちは!

 

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

私たちは日々東京中央区や東京港区、東京江東区、東京足立区など様々なところで訪問による往診獣医療をしていますが、往診専門動物病院わんにゃん保健室の往診車が日中でもすこし涼しくなってきて、夏の終わりを感じています。

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しかし、先日外に出てしまう猫ちゃんのブログを書かせて頂きましたが、まだこの気温でも外は暑く、猫ちゃんたちも熱中症になってしまう可能性があるので、お散歩に出る猫ちゃんは注意が必要です。

また、わんちゃんのご家族様も、お散歩のお時間帯はまだ涼しい早朝や夕方が良いかと思います。帰宅後、息が荒い、ぐったりしているなどございましたら、まずはお部屋を涼しくして、保冷材などで身体を冷やしてあげて下さい。それでも落ち着かない場合、お気軽に、往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡いただければと思います。

 

それでは、本日は、頭に外傷がある猫ちゃんでしたが、実は別の疾患があった猫ちゃんだったというお話です。

猫ちゃんのお名前は、ポンちゃん、15歳とご高齢な猫ちゃんで、東京葛飾区在住です。

 

ポンちゃん(高齢猫/東京葛飾区)

高齢猫のポンちゃんとの初めての出会いは、2年ほど前に外傷かもしれないということで診察を行いましたが、大きなケガはなく、今回は久しぶりの診察でした。

今回は、右目の瞼が腫れているということでお電話を頂き、ご自宅まで獣医師と動物看護師で訪問させていただきました。

ポンちゃん(高齢猫、東京葛飾区)は人懐っこく、お家に入るとゴロゴロと横になってお腹を見せてくれました。しかし、触った感じが2年前よりも痩せており、よくよくお話をお伺いすると、最近お水をたくさん飲み、おしっこの量も増えていて、嘔吐の回数も多い(3~4回/日)とのことでした。

 

そこで、まずは今回の本題の右目を触診したところ、瞼が切れており、腫れていました。おそらく右目の腫れに関しては、外傷によるもので、治療としては、抗生剤を使用するというのがスタンダードになってきます。

 

一方、削痩、嘔吐、多飲多尿に関しては、今回往診獣医療を呼んでいただいた主訴ではありませんが、軽度の脱水も見られたため、血液検査、超音波検査による精査をお勧めいたしました。

高齢の猫ちゃんで、痩せてきた、嘔吐の回数が多い、おしっこの量が多い場合に考えていかないといけないのは、

・甲状腺機能亢進症

・慢性腎不全

です。そしてこの2つの疾患に関しては、血液検査で診断することが出来るので、血液検査を実施いたしました。もちろん、腫瘍によってそのような状態になることもありますので、おなかの中の臓器をしっかりとみるために超音波検査も行いました。

この2つが実施できたのは、ポンちゃん(高齢猫、東京葛飾区)の協力的な性格あってのことです。とても敏感な子で怖がりな子では決して無理をせず、どこまでやるべきか、その後どんなことが考えられるのでどうしていくべきか、などについて、飼い主様とご相談させて頂きます。

 

検査が終わった後、治療に入りました。治療としては、まず軽度の脱水が見られましたので皮下点滴、瞼の傷に対して抗生剤、吐き気がありましたので、吐き気止めや胃薬を使用して、その日は終了となりました。

ポンちゃん(高齢猫、東京葛飾区)は皮下点滴の時に少しもぞもぞしていましたが、それぐらいは猫ちゃんみんなそのような感じです。当院の獣医師、動物看護師はみんな慣れていますので、お任せください。

治療が終わった後も、動物医療スタッフを怖がることなく、ゴロゴロ。本当に人懐っこい猫ちゃんだなあと癒されました。

余談ですが、猫ちゃんののどを鳴らす音は、人にも癒しの効果があるそうですね。どうやってゴロゴロ音を出しているかは最近研究が進んでいて、ようやく少し解明されてきましたが、2年ほど前までは、どうやってのどの音を鳴らしているのか、獣医界でも不明な点でした。猫ちゃんを飼っているご家族様、猫ちゃんがゴロゴロ鳴らしていたら、近くによってみて下さい。きっとさらに癒しがもらえると思います。

 

話が逸れてしまいましたが、ポンちゃんの血液検査の結果ですが、考えていた通り、甲状腺機能亢進症、慢性腎不全ステージ2と診断されました。

この2つの疾患には実はすごく関連があります。甲状腺機能亢進症は、身体の代謝が上がり、心拍数・血圧ともにすごく上昇します。また、消化管の運動も活発になって、嘔吐・下痢を引き起こすこともよくあります。血圧が上昇すると、腎臓の血管も血圧があがり、腎臓にたくさんおしっこを作らせます。それによって多飲多尿が引き起こされ老廃物もたくさんでていきますが、それは腎臓にとっては負荷がかかっている状態でもあります。老廃物も出ていくので、甲状腺機能亢進症がある猫ちゃんでは一見腎臓の数値が上がっていないことがよくあるのですが、治療すると腎臓の数値が上がってくる、というパターンはすごく多いです。

なので、往診専門動物病院わんにゃん保健室では、この関連性をご説明して、できる限り一緒に数値を測定させていただくことをお勧めしています。

 

ポンちゃん(高齢猫、東京葛飾区)の場合は、甲状腺の治療前から腎臓の数値が高かったので、治療を始めるとおそらくもう少し上がってくると考えられます。そのあたりは症状と定期的な検査結果と合わせてご家族様と治療方針を考えていきます。

 

次の診察で、ポンちゃん(高齢猫、東京葛飾区)は目の傷は治っていたので、甲状腺機能亢進症と慢性腎不全の治療を開始致しました。脱水もすごくしているわけではないので、お家での皮下点滴はまだ不要と判断し、内服薬のみお渡ししましたが、脱水が激しい場合は、ご家族様に皮下点滴の方法を丁寧にお伝えさせて頂き、お家で皮下点滴を行っていただいているご家族様も往診専門動物病院わんにゃん保健室ではたくさんいらっしゃいます。

皮下点滴のことでご不明な点やお悩みがございましたら、お気軽に往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

次回の診察で、元気にゴロゴロしているポンちゃん(高齢猫、東京葛飾区)にまた会えることを願っています。

 

今回のポンちゃんのように、主訴は外傷でも、高齢猫では実は疾患が隠れていることもあります。症状として、嘔吐や下痢、多飲多尿がある場合は特にその可能性は高いかと思います。

もし、最近気になっている症状がある、しかし動物病院に通院するのはストレスになるし、連れていくほどでもないかなあ、という場合には、お気軽に往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

お家でお話をお伺いし、検査のご提案、処置を行いますので、敏感な猫ちゃんもすぐに自分の居場所に帰ることが出来ます。往診専門動物病院わんにゃん保健室では、できる限りストレスをかけないように診察を進めて、検査内容や処置内容も飼い主様とご相談して進めて、その子その子にあったオーダーメイドの獣医療をご提案させて頂きます。

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