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トイレによく行く(頻尿/血尿/猫/往診/東京葛飾区)

東京の東側である東京中央区、東京江東区などを初め、東京足立区などの北側にもお伺いします。

 

診察のたびに消毒すること、マスク装着、診察後に洗面所での手洗いのお願いなど、コロナウイルス感染症の蔓延を可能な限り防止できるようスタッフ一同尽力しています。

 

暑い日が続きますが、お家のわんちゃん猫ちゃんのご様子はいかがですか?

今日は膀胱炎の猫ちゃんのお話です。

 

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膀胱炎のイメージというと、頻尿、血尿、排尿痛が一般的なイメージかと思いますが、猫ちゃんによってはその不快さから、元気が無くなってしまったり、ご飯を食べなくなってしまう、ということがよく起こります。

今回ご紹介する猫ちゃんも、当初は元気食欲の低下、とのことでご連絡をいただきました。

 

今回は、東京葛飾区在住の若齢猫のみーちゃんのお話です。

 

みーちゃんは普段すごく元気で、ご飯も出した途端によく食べる子でした。

しかし、今朝はトイレから出てこず、トイレに篭ったまましょんぼりしている、とのことでお電話を頂きました。

おしっこが出ているか分からないとのことで、おしっこが出ていない場合は緊急処置が必要になるため、すぐにお伺いさせて頂きました。

 

みーちゃんは赤い首輪がよく似合う黒猫さんで、私たちがお家に入るとトイレから出てきてソファの裏側に隠れてしまいました。

すごく怖がりさんのようだったので、先にトイレの中を確認しておしっこが出ているかどうかを見てみたところ、少量赤く濡れている箇所があったので、おそらくおしっこは出ているようでした。ひとまず安心です。

その後、ご家族様にお話をお伺いしたところ、みーちゃんはよくお水を飲んでいたとのことでした。お水を飲む量も、冬よりも夏の方が多いとのことでした。

前日までは元気も食欲も変わりなくあったので、急に変化が起こってしまい、もちろん心配な状況です。

 

まずは身体検査、その後膀胱におしっこが溜まっているかどうかを超音波検査にて確認し、腎臓など他の内臓に影響が出ていないかをチェックするために血液検査、膀胱炎の原因を知るために尿検査を行うことをご提案させて頂き、ご同意頂けましたので、みーちゃんには出てきてもらわないといけません。

 

みーちゃんはソファの裏側に隠れてしまいましたが、お母さんに抱っこで出してもらい、バスタオルに巻いて身体検査を行なっていきました。

 

猫ちゃんは基本的に隠れて、見えていない方が安心するので、基本的にはバスタオルに巻いて見えないようにして処置をさせて頂いています。

 

体を触る限りでは膀胱は大きくなっていないようでしたが、念のために超音波検査にて確認すると、身体検査通り、膀胱はすごく小さくなっていて、おしっこはほとんど溜まっていませんでした。そのため、尿検査は延期になりました。

 

タオルにくるまったまま、採血にうつります。

 

採血をするためには足を伸ばさないといけませんが、なかなか力強く抵抗していましたが、私たち往診専門動物病院わんにゃん保健室のスタッフもこういう猫ちゃんには慣れているので、極力早く採血を行い、その後、食べれていないので、点滴と消炎鎮痛剤、膀胱炎の原因は分からないままですが念のために抗生剤を注射して、この日は終了となりました。

 

ここで、少し膀胱炎についてお話していきたいと思います。

 

猫ちゃんの膀胱炎には、大きく3つの種類があり、

 

・細菌性膀胱炎

 

・結石による膀胱炎

 

・特発性膀胱炎

 

に分かれます。

 

細菌性膀胱炎とは、名前の通り、細菌感染による膀胱炎です。

多くは尿道からの逆行性の感染で、抗生物質を使って治療していきます。ステロイドや免疫抑制剤を長期使用している子たちはかかりやすいので要注意です。

ただし短期的な使用であればあまり気にする必要はありません。

細菌性膀胱炎で最も注意しなければならないのが、そのまま腎臓に感染がいってしまう、腎盂腎炎です。

腎盂腎炎になると身体で激しい炎症が起こるだけでなく、腎機能が低下し、しっかりと治療しなければそのまま慢性腎不全に移行してしまうこともありますので、なってしまったらしっかりと治療しましょう。

 

次に結石による膀胱炎です。

こちらは膀胱内に結晶や結石ができることで、膀胱粘膜に炎症が起こってしまうことが原因です。

治療法としては、摂取する水分量を増やしてたくさんおしっこを出して膀胱の中を洗い流すイメージの治療や、おしっこの性状によって溶ける石もあるので、フードを変更して溶かす治療を行っていきます。

基本的にはドライフードとウェットフード両方を食べることになります。

 

最後に特発性膀胱炎ですが、特発性=原因不明、という意味で、原因が分からない膀胱炎の場合にこの診断を使います。猫ちゃんの場合多くはストレスが原因ではないかと言われているので、例えば静かな部屋に変えたり、トイレの数を増やしたり、同居猫と仲が悪いなどがあれば引き離したり、と少し環境を変えていくのが治療法になってきます。

症状はすべての膀胱炎で同じような、頻尿、血尿、排尿痛(おしっこする時に鳴く)といった症状を示すため、検査をしてみないと原因は分からないです。

 

話が逸れましたが、みーちゃんは後日尿検査を行ったところ、結晶が見られたので、現在フードを切り替えて頑張って治療中です。

1ヶ月ほどでもう一度尿検査を行い、結晶がなくなっているのを祈るばかりです。

 

このように、猫ちゃんの膀胱炎は症状が様々でありますが、早期に対応することが何より大切な場合がほとんどです。

お家の猫ちゃんのおしっこは健康のバロメーターでもあるので、しっかり色や匂いをチェックする習慣をつけましょう。

 

もし何かいつもと違う匂いがする、色が濃い日が続いている、などトイレに関するお悩みがあれば、いつでも往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。

 

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