中央区銀座の往診専門動物病院『わんにゃん保健室 銀座』のスタッフです。
当院に寄せられる質問に、『夜は何時までやっていますか?』『中央区なのですが、仕事終わりが終電くらいになってしまうのですが診察をしてもらえますか?』などがあり、港区や渋谷区、中央区、江東区にお住まいのわんちゃん・猫ちゃんのご家族様から多くご連絡をいただいております。当院は、朝9時から夜11時までが基本的に往診予約を受け付けております。夜7時から夜11時までが夜間診療、それ以降は深夜診療として受け付けております。往診獣医療の予約状況により、往診予約がとれない場合がありますが、可能な限りペット(犬、猫)に往診獣医療を届けさせていただきます。
東京都内でわんちゃん、猫ちゃんの往診をご検討中の飼い主様は、まずはメール(house.call@asakusa12.com)または電話(03-4500-8701)にて、お気軽にご相談ください。
さて、本日は往診獣医療での症例をご紹介させていただきます。
1. 家に帰ると、目が・・・(猫ちゃんの結膜浮腫、東京台東区、若齢)
ご家族様が帰宅後に、愛猫の異変に気付き往診の依頼を受けました。左眼は結膜炎や眼瞼痙攣(目をシパシパするなど)などの特別な症状はありませんでした。鼻水やくしゃみもなく、症状としては右眼をシパシパしているとのことだけでした。
下記写真で見るように、猫ちゃんの右眼は涙目となり、目をシパシパさせ、腫れぼったいように見えます。猫ちゃんの右眼の結膜は腫れていて、飼い主様はかなり動揺されていたとのことでした。
この猫ちゃんは、珍しく内服薬が飲める性格でしたので内服薬を処方し、内服薬に併せて点眼薬の頻回投与(1日6〜8回)をお願いしました。
また、今回は点眼の仕方もゆっくりとお伝えし、デモンストレーションを行い、飼い主様だけでも挑戦できるようになりました。
この病気は、もしかすると目がまぶたとくっついてしまう可能性もありますので、なんか変だなとペット(犬、猫)に異変を感じましたら、仕事帰りなどの夜でも翌朝まで待たず、獣医師に相談しましょう。
2. 胆泥症でも食欲旺盛、元気満々!(犬、ダックスフンド、東京足立区、高齢)
胆泥症は、最初は内科療法を行っていき、進行してしまった場合には、早期に胆のう摘出術を施すことが多い病気です。
近医にて超音波検査をおこなったところ、すでに胆のう内は白く濁っており(おそらく胆泥で充満状態)、外科手術を勧められたとのことでした。
・・・ちなみに、胆汁は脂肪などの消化に重要な役割を果たしており、肝臓で生成され、胆のう(胆嚢)内に貯留されます。食事をとると、胆嚢が収縮されて十二指腸内に胆汁を放出します。この胆汁が、なんらかの原因によってうまく排出されなくなってしまい、胆汁内で濃縮し泥状になってしまう病気を胆泥症といいます。(胆汁が結石化してしまった場合には胆石症です。)
この子の場合には、肝臓の数値が高いことや年齢、過去に乳腺腫瘍やヘルニアなどで何度も麻酔下での手術を行ってきたため、もうこれ以上は負担をかけたくないというご家族様の意向を大切にし、往診による在宅での内科診療を行っています。
現在も、できる限りペットにも飼い主様にも負担をかけないような診療プランを十分な時間をとって飼い主様と話し合い、適切な診療プランを考案し一緒に頑張っています。
内服薬の数が3種類。食欲旺盛なのに、薬が入ってくるとわかるようで、あの手この手と変えながら、飼い主様に日々頑張ってもらっています。
検査には採血による血液検査と、腹部超音波検査による病変部の経過観察を用いています。
獣医師からすれば、外科手術を勧めたい症例です。しかし、ペットに対する愛情のかけ方や考え方はご家族様ごとに異なります。
当院の往診獣医療では、獣医師としてのアドバイスは行いますが、決して押しけずに、ご家族様の意向を尊重させていただきます。
だからといって、一度決めたら絶対その診療方針というわけではなく、意見が変わるようであれば、その意向を汲んだ診療方針に随時切り替えていきます。
ということで、まずは、内服薬を頑張っていきましょう!
(写真がぶれてしまいました...)
往診専門の動物病院「わんにゃん保健室」では、ご家族様の生活環境に合わせた診療内容をご提案させていただきます。
在宅ワークをされていて家から出づらい方、お仕事が忙しい方、諸事情により動物病院に通院することが難しい方など、そして、動物病院での待ち時間を無くしたいといったご家族様に、ペットの往診獣医療は多くご依頼されています。一緒に生活されているペット(犬、猫)の往診についてご質問がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
動物病院「わんにゃん保健室」では、東京台東区・中央区にそれぞれ分院があることから、東京都内であれば比較的広く往診にすることができます。台東区浅草周辺や、中央区晴海・中央区銀座近辺でペット(犬、猫)の往診獣医療をご希望の方は、是非お問い合わせください。
ペット(犬、猫)と暮らしているご家族様にとって、わんちゃん・猫ちゃんはかけがえのない大切な存在であると思います。
大切なペット(犬・猫)の命を守る手段の一つとして、往診獣医療のご相談、お待ちしております。
◆-----------------------------------◆
――――――――――――
【執筆・監修】
江本宏平(在宅緩和ケア専門獣医師)
【病院名】
往診専門動物病院 わんにゃん保健室
【診療受付】
10:00~19:00(不定休)
【住所】
東京都台東区松が谷3-12-4 マスヤビル
【連絡先】
03-4500-8701(留守電対応)
Mail:house.call@asakusa12.com
※診療中につき電話をとることができないことが多いです。
往診をご希望の際には、問合せフォームからご連絡をいただくか、留守番電話にメッセージをお残しください。
【SNS】
Instagram:
@wannyan_hokenshitsu(診療紹介)
@koheiemoto(家族に向けた心のケア)
note:
https://note.com/koheiemoto
【ご挨拶】
末期がん、腎不全、心疾患など、 高齢の犬や猫に対する在宅緩和ケア・ターミナルケアを専門としています。
ご自宅でのケアに限界を感じたとき、 病院への通院が難しくなってきたとき、
「最後まで苦しませたくない」という気持ちに寄り添った診療を行っています。
【診療対応地域(往診対応エリア)】
東京都:
23区全域、国立市、府中市、三鷹市、稲城市、調布市、狛江市、武蔵野市
神奈川県:
川崎市(高津区・宮前区・川崎区)、横浜市(青葉区・港北区・神奈川区・鶴見区)
埼玉県:
戸田市、川口市、草加市、蕨市、八潮市、三郷市
千葉県:
松戸市、市川市、浦安市、習志野市