年末年始はほとんどの動物病院が休診です。
東京中央区晴海、東京中央区日本橋付近でも休診になっている動物病院が多いので、かかりつけの診療状況をまずはチェックしましょう!もし休診であれば、近隣で年末年始も診療を行っている動物病院をピックアップしておきましょう。
年末年始の診療に関するお知らせ
年末年始は、通常診療はお休みであり、緊急のみに対応できる特別診療となっています。また、年末年始特別診療費として、別途で30,000円がかかります。ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
・年末年始特別診療 12月30日〜1月2日(特別診療費 30,000円加算)
・通常診療開始日 1月3日
ペットの体調に異変を感じた場合には、決して待たずに、緊急の動物病院に連れていくか、当院までご連絡ください。例年、年末年始は高齢犬・高齢猫の体調急変による緊急往診で混雑していることが予想されますが、時間調整の上、必ずご訪問させていただきます。
いつ緊急になってもおかしくない(心臓病の犬/高齢猫/腎不全/犬猫往診)
持病を抱えていて、以下に当てはまる場合には、次の事柄を常にまとめておくことをおすすめします。ペット往診でお伺いした際に、治療に入るまでの時間を短縮できます。
・ペットの名前、品種、生年月日、性別(雄、雌、避妊去勢の有無)
・検査結果
・かかりつけの動物病院での診断名
・飲んでいる薬
10歳をすぎた高齢犬・高齢猫と暮らしている飼い主様で、ご自宅での緩和ケアおよびターミナルケアをご希望予定の場合には、当院の電話番号をメモしておくことをお勧めします。(03-4500-8701)また、状態が下がりきる前に診察をしておくことをお勧めします。
ペットの緊急事態には、何よりも飼い主様の気づきが必要です。普段から愛犬・愛猫と一緒に暮らしているからこそ気づけることや、決断できることがあります。自信を持って、獣医師にペットの状況と飼い主様の意向を伝え、動物病院スタッフと一緒に診療プランを決めていきましょう。
年末年始のご挨拶
往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診獣医師の江本宏平です。
2019年も終わりを迎えています。
街は年末に向け、そして年始に向けて色々なところで門松を見かけるようになりました。
毎年12月は、命の入れ替わりの時期なのか、たくさんのわんちゃん・猫ちゃんを見送っています。往診で出会う犬猫は、病末期であったり、酸素室から出られない状態だったりと、通常の動物病院のように、元気になってまたね!、となれるペットは決して多くはありません。
旅立ちの日をそう遠くない未来に控えている犬猫たちが、ご家族様のもとでゆっくり余生を過ごせるように、スタッフ一同全力で取り組んでいます。
当院の診療理念である「ペットが最後の時間を家族と迎えられるよう 最大限寄り添った最良の往診獣医療を 最後まで提供していく」をそれぞれが胸に刻み、日々の診療と向き合っています。
往診でのペットの在宅医療は、現状まだまだメジャーではありません。しかし、攻めるだけが医療ではなく、静かに受け止め、愛犬・愛猫とゆっくりと過ごせる時間を作ることもまた医療であると考えています。
緩和ケアとターミナルケアの末、2018年は47頭、2019年は51頭のペットたちの最後に立ち会いました。ペットの最後の一呼吸を見てあげることができたご家族様もたくさんいます。旅立つ我が子を前に、自分たちができる最大限を尽くしてあげられたというご家族様の姿を、いつも凛々しく思っています。
2019年に出会った全ての命に敬意を表し、2020年も新たな気持ちで、往診専門動物病院わんにゃん保健室として邁進していきます。
2019年12月29日
往診専門動物病院わんにゃん保健室
江本 宏平
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