東京台東区 ペット往診専門の動物病院【あさくさワンニャン保健室】です。
本日はペットの巻き爪についてご紹介をいたします。
伸びてしまった爪を放置するデメリットと、実際の往診の様子について掲載させていただきます。
あさくさワンニャン保健室では、動物病院を怖がるワンちゃんやネコちゃんへ安心して治療を受けていただけるよう配慮を行っております。
高齢期の巻きづめ
高齢期に増える事例として、巻き爪があります。
これは、加齢に伴って活動量が下がったり、関節痛などの影響で上手に爪が削れなくなってしまうことによって発症することが多いです。
しかし、爪は自然と伸びてくるため、放っておくと巻きづめのように肉球に刺さってしまったり、または伸びた爪がどこかに引っ掛かって折れてしまうことがあります。
今回は巻き爪の症例をご紹介します。
東京台東区清川在住、猫、20歳
猫がケージに入ることも嫌がってしまい、また動物病院に連れて行ったとしても極度に怖がってしまうとのことで、なかなか獣医師の判断を仰ぐことが難しかったそうです。
今回は爪が食い込んでしまって血が出ているとのことで、往診でどうにか対応することができないかのご相談を受け、診察にお伺いさせていただきました。
治療
右前肢の親指(第一指)が巻きづめになっており、推定1〜3ヶ月以上は刺さったままだったと考えます。
(巻き爪の解除後)
基本的には、爪研ぎが苦手な子ならば1ヶ月に1回は爪のお手入れをしましょう。
爪が刺さってから時間が経過しているため、傷の修復に2週間ほどかかりました。
猫の場合、怖がってしまうからという理由で動物病院離れをしてしまっていることが多く見られます。
そのため、『いつも通り、普通』という飼い主様の解釈で、実は病気を進行させてしまっている可能性があります。
まずは、些細なことでも構いませんのでご相談ください。
今回の初回診療費
往診料: 0円(台東区初回往診料無料キャンペーン)
初診料: 2000円
処置料: 2000円
注射料: 1200円
カラー: 2000円
合計: 7776円
費用感に関しては、お電話にて事前にご相談していただくことも可能です。
まぁ大丈夫だろう、ではなく、ペットのためにも大丈夫かどうかを獣医師に相談してください。
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