東京台東区の動物病院 あさくさワンニャン保健室です。
あさくさワンニャン保健室では、ワンちゃんやネコちゃんの往診を専門に診察を行っております。
本日のブログでは、ペット往診のメリットやデメリットについてご紹介いたします。
ー 往診を依頼したことはありますか? ー
往診はご自宅に医療機材を持ち込み診察できるという利点の反面として、持ち運べる機材に限りがあるため、全身麻酔や手術、X線検査などは対応しかねます。大きな機材を必要としない血液検査や予防医療(狂犬病ワクチン接種、混合ワクチン接種、フィラリア予防、ノミダニ予防、歯科予防、肥満予防など)や緩和ケアは、往診で対応することができます。移動や診察の関係で電話を取れないことが多くあり、緊急事態にすぐに駆けつけることは難しいですが、定期的な診察が必要な犬・猫にとって、往診は選択肢の一つになります。
往診では、通院と違ってどんな利点があるのかについて質問をいただきましたので、それらについてお話しさせていただきます。
生活環境を含んだ診察が可能
動物病院では、飼い主様との話の中から想像してアドバイスをすることしかないできません。そのため、飼い主様と獣医師の間で、認識の不一致が大きくなることがあります。しかし、往診ではリアルな目で家庭環境を観察することができるので、ご飯皿の形や大きさ、トイレや寝る場所についての環境アドバイスなど、ご家族ごとの生活に合わせた診療プランを一緒に考え、ご提案させていただきます。
何と言っても在宅医療
犬・猫を連れて動物病院に行くと、最初に向き合わなければいけないハードルに『待合室での待ち時間』があります。ここで大変な思いをしたことがトラウマのようになってしまい、動物病院から遠ざかってしまったというご経験をよくお聞きします。多頭飼いで『待合室では周りにご迷惑をかけてしまうので、病院の外で待つしかなかった。』というのも、これの一つです。動物病院では、診察の関係上、飼い主様とペットにお待ちいただく必要があります。しかし往診では完全予約制のため、待ち時間を気にすることなく、ご自宅で診察時間までを普段通りお過ごしいただけます。
高齢ペット(犬・猫)のケアは往診による診療が最適です。犬・猫に可能な限りストレスをかけない診療を行い、ペットの痛みや吐き気などの苦痛を軽減し、大切な家族がより快適な時間を過ごせるように全力でサポートさせていただきます。
ゆっくりご相談
往診では、基本的に初診が1時間〜1時間半、再診が30分〜1時間程度と長い時間をとって診察に臨みます。そのため、飼い主様のペットに関する悩みや、実は問題となり得るペット飼育習慣に対する改善アドバイスなどもさせていただきます。
犬・猫との生活は楽しいだけではありません。本当の意味でのホームドクターとして、飼い主様とペット(犬・猫)の生活をサポートさせていただきます。
まずはお気軽に電話(03-4500-8701)やメールフォームを活用し、ご連絡ください。
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【執筆・監修】
江本宏平(在宅緩和ケア専門獣医師)
【病院名】
往診専門動物病院 わんにゃん保健室
【診療受付】
10:00~19:00(不定休)
【住所】
東京都台東区松が谷3-12-4 マスヤビル
【連絡先】
03-4500-8701(留守電対応)
Mail:house.call@asakusa12.com
※診療中につき電話をとることができないことが多いです。
往診をご希望の際には、問合せフォームからご連絡をいただくか、留守番電話にメッセージをお残しください。
【SNS】
Instagram:
@wannyan_hokenshitsu(診療紹介)
@koheiemoto(家族に向けた心のケア)
note:
https://note.com/koheiemoto
【ご挨拶】
末期がん、腎不全、心疾患など、 高齢の犬や猫に対する在宅緩和ケア・ターミナルケアを専門としています。
ご自宅でのケアに限界を感じたとき、 病院への通院が難しくなってきたとき、
「最後まで苦しませたくない」という気持ちに寄り添った診療を行っています。
【診療対応地域(往診対応エリア)】
東京都:
23区全域、国立市、府中市、三鷹市、稲城市、調布市、狛江市、武蔵野市
神奈川県:
川崎市(高津区・宮前区・川崎区)、横浜市(青葉区・港北区・神奈川区・鶴見区)
埼玉県:
戸田市、川口市、草加市、蕨市、八潮市、三郷市
千葉県:
松戸市、市川市、浦安市、習志野市