8月に入り、夏休みで町中にお子さんたちや学生さんたちが、暑さに負けず元気にお出かけしている姿を、とても眩しく感じる今日この頃です。
わんにゃん保健室は台東区浅草/上野エリア、中央区銀座/勝どきエリアに往診獣医療拠点を構え、定期訪問によるわんちゃん、猫ちゃんの健康管理や処置はもちろんのこと、緊急にもできる限り柔軟に対応できるように体制をどんどん整えています。
わんちゃん、猫ちゃんで往診をご検討の飼い主様は、まずはお電話にてペットの健康状態をお伝えください。また、現在通院している動物病院がどこなのかなどをお伝えいただき、可能な限りかかりつけの動物病院との連携を図っていくこともできますので、お気軽にご相談ください。
今日は、往診Q&Aコーナー(前半)です!
往診では、往診獣医師がご自宅まで訪問し診察・治療を行います。往診にて、飼い主様からいろいろな質問をいただきますので、ここでその一部を掲載していきます。
ペットの往診をご検討のご家族様にとって、有意義な内容であると思いますので、是非お読みください^^
Q. 処置中は誰がペットを抑えてくれるのでしょうか?
基本的に獣医師が一人でお伺いさせていただきます。診療内容によっては保定(押さえること)を飼い主様にお願いする場合がありますが、その時は担当獣医師が細かく丁寧にやり方をお伝えし、実際に保定の仕方を見せてご指導させていただきますので、ご安心ください。
Q. 家のどこで診察してもらえばいいのでしょうか?
性格や犬か猫かによって異なってきます。わんちゃんの場合はリビングなどの広いスペースが最適かと思います。逆に、猫ちゃんの場合はできるだけ隠れるような隙間(ソファーの下、タンスの上、冷蔵庫の裏、ベッドの下など)がない場所をおすすめしており、中でも繊細な子はお風呂場で診察を行なっています。その場合には、診察時間の直前にお風呂場に待機してもらっています。また、診察のときにバスタオルを2~3枚ご用意していただく
Q. 周りの人に往診を呼んでいるのを気づかれたくないのですが、ご配慮はありますか?
事前にお伝えしていただければ、対応することは可能です。往診獣医師は、医療着などではない格好で訪問させていただきます。また、往診車にステッカーが貼ってありますが、こちらも事前の打ち合わせがあれば、剥がして訪問させていただきます。
Q. 往診では何ができるのでしょうか
往診では、予防医療としてワクチン接種やフィラリア予防、ノミダニ予防から駆虫処置などを行うことができます。また、通常の診察では、各種検査(身体検査や尿・便検査、血液検査や腹部超音波検査など)、処置(全身麻酔も止むを得ず行うこともあります)など、持ち込める機材によってではございますが、幅広く対応することができます。
残念ながら、麻酔をかけた大掛かりな手術やX線検査は、大型機器を使用するため、往診では対応できません。その場合に、必要に応じて信頼できる動物病院をご紹介させていただきますので、詳しくは診察の時にお伺いください。
Q. 症状がひどいのかわからないときは、通院する前に往診を呼んで見てもらうことはできますか?
はい、対応可能です。その場合に、まずは状況を把握するため、下記の情報を整理してお伝えください。
・ペットの動物種、品種、性別、避妊去勢の有無、年齢
・どんな症状がいつ始まって、今どんな状態か
まずは上記の内容を電話でお伝えください。状況に応じて、まず往診で行くべきか、それとも緊急性が高いので受け入れ態勢のある動物病院に行ってもらうべきかを判断させていただきます。
Q. 家までは何で来るのでしょうか?
基本的には往診車で訪問させていただきます。
Q. ゲスト用駐車場がありません。どうしたらいいでしょうか?
ゲスト用の駐車場がない場合には、近隣の公共パーキングを使用させていただきます。その場合には、かかった駐車代が別途発生しますので、ご了承ください。
Q. あまり家の中に入ってもらいたくないのですが、どうしたらいいでしょうか?
それぞれのご家族様に事情がありますので、必要に応じて玄関先などで診察することがあります。ペットの生活環境を把握する上では、できる限り家の中で診察を行うことを勧めていますが、絶対ではございませんので、お気軽に担当獣医師にお伝えください。
Q. 外飼いの猫なんですが、往診でみてもらえますか?
はい、可能です。ただ、基本的には外飼いをすること自体が東京都の条例で禁止されているので、できる限り気をつけるようにしてください。
次回も続々と挙げていきますので、乞うご期待^^
では、また明日!
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