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犬の咳(咳/心臓病/東京中央区)

こんにちは!

往診専門動物病院わんにゃん保健室 往診専門獣医師の江本宏平です。

寒さ増す中、往診専門動物病院わんにゃん保健室では、スタッフ一同雨にも風邪にも負けず、日々動物病院に通院できない犬猫の元へ、獣医師と動物看護師でご訪問して獣医療を提供しています。

現在は、メインとして東京中央区のオフィスから犬猫のご自宅へご訪問していますが、診察時間のスケジューリングには、前後の診察場所や診察内容が重要ですので、往診専門動物病院をご利用予定の場合には、候補となる往診予約希望日および時間帯を複数枠ご準備しておくと、おそらくその中や付近で調整可能かと思われます。

留守番電話にメッセージを残される場合には、ご住所を一緒にお伝えいただくと、大まかな往診可能枠を想定しながら折り返しでご連絡ができます。

高齢ペット、通院が難しい犬猫など、状態が悪化および急変する前に、まずは往診専門動物病院わんにゃん保健室までご連絡ください。ご自宅に安心の獣医療をお届けします。

 

今回は、心臓病のわんちゃんのお話です。

わんちゃんの心臓病というと、有名なのが僧帽弁閉鎖不全症という病気が有名ですが、他にも三尖弁閉鎖不全症、拡張型心筋症などなどたくさんあります。

その中でも今回はもっとも有名な僧帽弁閉鎖不全症のわんちゃんのお話をさせて頂きます!

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耳の臭いと咳(犬/心臓病/僧帽弁閉鎖不全症/東京中央区)

紹介するのは、東京中央区在住のポメラニアン×マルチーズの9歳のメンちゃんです。メンちゃんは普段はすごく元気でトリミングのために、病院に併設しているトリミングに行って少し検診をしてもらう程度で病気という病気はしたことありませんでした。ところが、最近外に出ると興奮し過ぎで咳が出てしまい、外に連れ出すのがかわいそうになってきたが、耳が痒そうで見ていられない、とのことで、往診専門動物病院わんにゃん保健室までペット往診のご依頼をされました。

お家に訪問すると、メンちゃんは部屋の隅で寝ていたので、まずはお話を聞かせて頂きました。耳はここ1週間ぐらいですごく痒みが増し、黄色の耳垢が出てきているそうなのですが、触ると痛いのか嫌がって綺麗にしようとしても、触れない、とのことでした。また、元気食欲は問題がないとのことでしたので、一般状態は良好なようでした。

それではいよいよ、メンちゃんに起きてもらい、身体検査を始めていきます。メンちゃんは起きた途端すごくテンションが上がってガアガアと咳き込んでしまいました。咳の仕方からするとおそらく気管虚脱が考えられました。次に全身の身体検査です。聴診では、呼吸の音は問題ありませんでしたが、心臓では6段階中4番目の雑音が聞こえました。また、もっとも嫌がる耳は、かろうじて触ることは出来ましたが、真っ赤に腫れてしまっていて、黄色のドロっとした耳垢が出ていましたので、それを採取し、検査用としました。

身体検査で、メンちゃんは心臓病があること、気管虚脱の疑い、外耳炎あるいは中耳炎が疑われました。

そこで、心臓病がどの程度進行しているのかを見るために、また、心臓は全身に血液を送る大切な臓器なのでほかの臓器とも密接に関わっています。そのため、他の臓器にも問題がないかどうかチェックするために、全身の血液検査を行うかどうかをご提案したところ、しばらく血液検査はやっていないので、とのことでご同意が得られたので、血液検査を行いました。

余談になりますが、わんちゃんの高齢期またはシニア期はいつからかご存知でしょうか?

参考とする教科書やデータによって変わってきますが、小型犬で言うならば6歳を超えるとシニアと言われているので、できれば元気そうに見えても6歳を超えると年に1回の健康診断をお勧めします。ちなみに、当院では、体調に異変が生じた場合に、それは高齢期のサインであると、ペットの飼い主様には伝えています。

 

健康診断上、異常所見が見つからなければ安心ですし、問題があればそれを早期から追いかけることで、疾患悪化の予防にもなるので、もしお外に出られない場合でも往診専門動物病院わんにゃん保健室ではお家にご訪問して動物看護師による保定のもと、採血や超音波検査をさせて頂くことができるので、一度ご相談下さい。

 

メンちゃんのお話に戻りますが、耳に関しては、今の腫れている状態では洗浄をするにも痛くておそらく出来ないと考えられましたので、まずは耳の炎症を抑えることを目的にステロイド剤と抗生物質の内服をお渡しして、1週間後の再診としました。

外耳炎は本来、洗浄して綺麗に洗い流すことが1番の治療ですが、今回のように痛みが強すぎる場合は洗うことの負担が大きすぎるため、まずは内服で炎症を抑えてから洗浄+点耳薬を行なっていきます。

ということで、メンちゃんは今回の往診では採血のみを頑張ってもらいました。抱っこして保定するとすごく大人しくなってくれて、採血もすごくスムーズに終わることが出来ました。

メンちゃんは何でも食べてくれるので、その場で内服薬をご飯に混ぜてあげてもらいましたが、ぺろっと完食してくれました。

また、心臓の雑音がかなり大きく聞こえていたので、心臓のお薬をお渡ししました。本来であれば、レントゲン検査や超音波検査を行い、心臓の大きさを評価してお薬を増やしたり、といったことをしていきますが、メンちゃんはお外に出ると興奮で咳が止まらないほどになってしまうことから、動物病院に連れて行くことは難しいと飼い主様とご相談の上で、お薬を使って行くことになりました。

耳のお話はまた別のブログにてお話させて頂こうと思いますので、今回はメンちゃんで偶然見つかった心臓病のお話を少しさせて頂こうと思います。

心臓は4つの部屋に分かれていて、左心房、左心室、右心房、右心室とあります。そのうち左心房と左心室の間にある「僧帽弁」という弁の病気が、わんちゃん、とくに小型犬で最もよく見られます。最も多いのが、冒頭でも少し挟みましたが、僧帽弁閉鎖不全症という疾患で、この僧帽弁に何らかの原因で異常が生じてしまい、完全に閉まらなくなってしまって、心臓の中で血液の逆流が起こってしまう病気です。ひどくなると、肺に水がたまってしまう肺水腫、という状態になってしまったり、右の心臓にも負担がかかってしまい腹水が溜まってしまったり、という状態になってしまうこともあります。

 

腹水が溜まってもすぐには致命的にはなりませんが、肺に水が溜まってしまうと、呼吸が出来ないので、すぐに致命的な結果になってしまいます。そうならないように、心臓病は早期発見早期治療が大切となってきます。もちろん、適切な治療をしていれば、みんながみんな肺水腫になるとは限りませんが、やはり肺水腫になってしまう犬猫も少なくありません。

では早期発見するためにどういった症状に注意すれば良いのでしょう?

例えば、今まで玄関までお出迎えしてくれていたのにしてくれなくなった、散歩中に疲れてしまい散歩の距離が短くなった、咳をするようになった、など最初は疲れやすさや咳が出るようになった、などという変化を見て頂くのが大切だと思います。

では早期発見したら、どういった治療ができるのでしょう?

まずはメンちゃんにも飲んでもらっていた心臓の薬を始めていきます。例えば、そのお薬を始めるだけで疲れにくくなる、というペットも多くいます。それだけではなかなか症状の改善が見られない場合には別の心臓の薬の併用や、腎臓に負担がかかってしまいますが利尿薬を使用していきます。また肺水腫になってしまった場合も積極的に利尿薬を使って、体の水分をおしっことして出していきます。

あるいは、もっと積極的にいくのであれば外科手術をすることもできます。ただ、手術をするには麻酔のリスクもあり、簡単な手術ではないので、この場合はその子の状態との相談になってきます。

 

このように心臓病は早期発見することで、うまくコントロールできることも多いので、定期的な健診をお勧めします。

 

今回のメンちゃんは、心臓の数値に高値を認めましたが、それ以外は特に大きな異常はなく、心臓と耳の治療を現在も行なっています。

メンちゃんの場合は強心薬を始めて1週間ほどで、明らかに疲れにくくなって元気なったとのことでしたので、メンちゃんのようにお外に出られない場合でも、お家で出来ることはたくさんあります。

健診もできない、と諦めずに、一度往診専門動物病院わんにゃん保健室までご相談下さい。

 

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