年末年始の休診情報
●往診受付最終:2024年12月27日
●往診休診:2024年12月28日〜2025年1月3日
●往診受付開始:2025年1月4日
初診の方へ
最後の時間を見据え、早期から在宅緩和ケアに切り替えるご家族様からのご相談を多くいただいております。
緩和ケアに入るためには、まずは生活環境や家族環境の把握、そしてどこまで何をしてあげたいのかなどのヒヤリングによる方針決定が必要となってきます。
決められた方針に沿って進めて行きますが、途中でご家族様に心境の変化があった場合には、その都度ヒヤリングさせていただき、方針変更を行い、最後の日まで一緒に向き合って行きます。
例えば、がん(腫瘍)の症例では、腫瘍外科や化学療法(抗がん剤など)は使いたくないが、苦痛を少しでも減らす方法はないかとの相談をいただく機会が多いです。
腎臓病(腎不全など)の症例であれば、皮下点滴のために通院する必要がなくなることを目的に、在宅での皮下点滴トレーニングを希望される方が多い印象です。
検査は通院で行うか、もう検査から在宅で実施できるように、訪問医療への切り替えを行うかの2択から選択できます。
血液検査や超音波検査、尿検査などを定期的に行なっている場合には、それらの検査は家の中で実施することかが可能であり、X線検査が必要な場合には通院ができるかどうかにもよりますが、都度ご相談しながら方針決定の補助をさせていただいております。
なお、すでに持病を抱えていたり、通院は性格的、環境的に難しい場合、最終的には往診への切り替えを検討している場合には、体調が著しく低下し、もう何も食べない、動けないなど、ぐったりしてしまう前に、まずはご連絡ください。
事前に状況を把握させていただくことで、「急変時にどうしたらいいのか」をお手伝いさせていただきます。
もし年末年始の休診期間に入ってしまったとしても、そのタイミングぐったりしてしまいましたら、慌てずにまずはご連絡ください。
当院での処方管理期間中のご家族様
休診期間中にぐったりした場合には、まずはご連絡ください。
スタッフが待機しておりますので、お電話にて状況を詳しくお伺いさせていただきます。
なお、緩和ケア、終末期ケアに向けて、在宅での皮下点滴トレーニングがお済みの場合には、内服ができない状況でも、注射薬の処方にてご自宅で対応していただくことが可能です。
生活環境を踏まえた診療プランを組ませていただいておりますので、安心して年末年始をお過ごしいただければと思います。
2024年も残すところあと僅か。
今年も心穏やかに過ごせることを祈りましょう。
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