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在宅でリンパ腫と向き合う③

高齢猫のみゆちゃんのブログの続きが書けましたので、是非読んでください^^

 

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リンパ腫を抱え、余命半月と言われて在宅切替を行なった2022年11月中旬。

 

本日は2023年3月3日のブログです。

 

不思議と、在宅医療に切り替えると、ストレスも少なくなるためなのか、みんな表情が穏やかになるような気がします。

 

みゆちゃんは、出会った昨年の11月から、ずっとおっとりした性格でしたが^^

 

前回までの続きは、ブログの最後にリンクを貼っておきますね^^

 

リンパ腫は、猫ちゃんが抱える病気としては比較的多いものであり、その病気から見られる症状の経過も、ある程度の道筋が決まっています。

 

もちろん、どの道を行くのかは、誰にもわかりません。

 

しかし、どんな道に進んだとしても、その時にどう対応して行くのかを事前に準備しておくことで、少しでも何かできる未来を目指すことが大切です。

 

もっというのであれば、知るだけでできなくてもいいです。

 

覚悟しておくことで、もし本当の最後の瞬間に立ち会えた瞬間、取り乱すだけでなく、少しでも心温かく過ごせればと、いつも願っています。

 

高齢猫のみゆちゃんのお話の続きが書けましたので、是非読んでください^^

 

本ブログの続きとなる再診は、おそらく2023年3月17日になると思います。

 

本日2023年3月10日、これから診察に向かうのですが、その前にあげさせていただきます。

 

 

再診96日目

この日はサラダチキン、カツオと一緒に、ご飯を少し食べているようだとのことでした。

 

便は相変わらず緩いが、体重も2.9kgから3.05kgまで増えたとのことでした。お水はお風呂場の洗面器から飲んでいます。

 

ただトイレに関しては、トイレには行くのですが、なぜかトイレの外にしてしまうという状況とのことでしたが、排泄できているということをとてもポジティブな視点で捉えてあげることしているとのことでした。

 

少しだけ嘔吐がありましたが、その後も大きく体調を崩すことなく、この日を迎えられたとのこと。

 

本日も血液検査と超音波検査を実施し、血液液検査結果、超音波検査結果通しても、大きな変化は認めませんでした。

 

病気が進行して苦しそうにしているというよりは、お迎えが来るその日を、ただマイペースに家の中で過ごしているという印象でした。

 

検査を終えると、いつも寝室に行き、玄関を眺めています。

 

また来週、その日が来ることを祈って、診察を終了としました。

 

 

再診106日目

状況は一進一退。

 

寝ている時間もさらに長くなり、ご飯もなかなか食べられなくなってきました。

 

数日前には複数回の水下痢、嘔吐もあり、もう覚悟したとのことでした。

 

しかし、たまたまあったカニを少し上げてみたところ、パクパク食べてくれ、それを切り目に鰹節のスープをのんでくれました。新しいものであれば、まだまだ食欲を出してくれるようです^^

 

高齢期、感覚的には慢性疾患の後半、特に15歳以上では、もう体重が増えることは少ないように感じています。

 

人間もそうですが、徐々に痩せていくものなんだなと、自然の摂理を感じつつも、文明の力である知識を用いて、吸収率の高いもの、栄養価が高いものを中心に上げるようにお伝えしています。

 

ただ、緩和ケアの後半からは、もうそんな話ではなく、なんでもいいので食べたいものを探してあげるようお伝えします。

 

ステーキが好きなら焼いてあげてください。

 

お刺身が好きなら最高のお刺身を準備してあげてください。

 

生クリームが好きなら舐めさせてあげてください。

 

何も悪いことはないです。

 

この子たちは、私たち人間が選んだものの中からしか、晩餐を選ぶことができません。

 

ご家族様側で療法食しかダメだと規制してしまっては、選びたくても選べないという状況を作ってしまいます。

 

お別れを覚悟したのであれば、個人としては、是非好きなものを探してあげ、一口でも食べてくれることを祈っています。

 

この日は超音波検査のみを実施し、胸水や腹水が溜まってくる頃かと嫌な気持ちも抱えつつ評価したのですが、この日も特別な変化を認めず、データ上は良好となりました。

 

また来週。

 

会えることを信じてるよ^^

 

前回までの経過は、以下から読めますので、どうぞ!

・在宅でリンパ腫と向き合う①(初診〜暫定方針決定まで)

・在宅でリンパ腫と向き合う②(再診からの経過変化とプラン変動)

 

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江本宏平(在宅緩和ケア専門獣医師)
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